2016年01月26日
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カテゴリ: 奈良の古墳
 平群中央公園内に石棺が残る古墳が保存されています


平群西宮古墳 平群西宮古墳墳丘
平群西宮古墳  と  平群西宮古墳墳丘

 墳丘は土嚢で固められて復元されています
 (一辺約36mの方墳、二段のテラスを配して三段に築成されています)


 もともとは墳丘全体に葺石が施されていました
 (予算の関係で土嚢にしたのですかね






 それにしても・・・玄室を築く大きな石材は見事です
 (奥壁・側壁・天井石も一枚岩です)


平群西宮古墳奥壁 平群西宮古墳石棺
平群西宮古墳奥壁  と  平群西宮古墳石棺


 よく見ないとわかりずらいですが・・・目地には しっくい が詰められています


 石室の床面には礫石が敷かれていますが・・・


 この下には90cm角ぐらいの花崗岩切石が敷きつめているそうです


 残されている石棺は・・・なぜか?玄室と羨道の間に置かれています
 (この石棺は、今の兵庫県から運ばれてきた石で加工されているそうです)





 西宮の名前は・・・聖徳太子にかかわるものですかね



平群西宮古墳開口部
平群西宮古墳開口部


 この辺りは・・・弥生時代の集落跡も発掘されていて


 銅鐸も見つかっているそうです





 平群中央公園内の谷を隔てた所には「下垣内城」が在ったそうです
 (西宮古墳も曲輪の一つとして利用されていたらしい・・・)


 場所などはこちら  西宮古墳


 西宮2号墳は寺の西側に在ったようですが・・・消滅していますね

 一辺20mの方墳で・・・横穴式石室で組合式家形石棺が在ったようですよ





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最終更新日  2016年01月26日 19時46分25秒
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