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1~2話感想3~4話感想第5話「なぜだ?!闘わぬザビタン」(脚本:長坂秀佳 監督:田口勝彦)サイレーン「ザビタン!よくも俺の邪魔を!」ザビタン「撃たせないでくれ、サイレーン!」ザビタン「サイレーン、俺はお前と話がしたい!」町中に現れたアクマ族・サイレーンとの戦いを躊躇うザビタン あくまで戦いを眺めるだけというスタンスのダルニアが正面から助けざるを得ない程の苦戦…ザビタンとサイレーンが幼馴染と知って寄り添うガブラと現実を伝えるイビルの差が面白い 生真面目なんだよなイビル…ザビタンが地上人類に味方してくれた切っ掛けはサイレーンの思想だったが、そんな彼がアクマ族として地上侵攻に動くのが悲しい 直接的な理由が描かれた訳じゃないんだけどアクマ族に蔓延した弱肉強食の思想には勝てなかったんだろうなダルニアの横槍も拒絶してしまうザビタン…ザビタンはサイレーンの救出に向かうも幹部メザロードの罠に嵌ってしまう しかし正念場で同族を裏切ったサイレーンの意思とダルニアの助力で形勢逆転、亡き友の剣を手にメザロードと戦う時代柄仕方ないんだけどザビタンノバではなくサイレーンの剣で勝ってほしかったな…友を悼む夕日のザビタンのカットが美しいサイレーンがアクマイザー3と同様にフェシングを持つのが後半の戦闘で回収されたのが納得 ゲスト怪人枠のキャラクターをドラマの中で死なせても復活能力を持つ幹部メザロードがやられ役を担ってくれるのが便利だな…第6話「なぜだ?!ガブラの大逆転」(脚本:長坂秀佳 監督:田口勝彦)ガブラ「カッパード…お前も水が切れると…」ガブラ「わいと同じ身体やったんか」 ガブラ「それでわいをあない憎んでたんか 自分と同じ身体を持ってるわいを 辛いよなカッパード」ガブラ「分かるで、わいもな憎いんや、こないな身体わいも憎いんやで」今日もアクマ族から地上を守るアクマイザー3 巨大戦車から現れるアクマ兵を華麗に退ける…だがガブラは水分補給中にカッパードの襲撃を受けてしまうイビルが自身の銃に放水機能を付けているのが優しい…人々を底なし沼に沈める東京洪水計画を阻むアクマイザー3だったが前回登場の女性科学者・有沢美子さんまさかのレギュラー化 あの人目立つモブじゃなかったの!? ウィキペディア見たら12話まで活動していた様子戦いの中でカッパードが自身と同じ水を過度に必要とする体質と知って同情するガブラだったがカッパードは恩を仇で返してしまう 自己嫌悪が行き過ぎて他人まで嫌うカッパードの神経が怖いそして丸腰でカッパードの説得に挑むも…カッパードは投降を演じて美子さんを攫う暴挙に出てしまう本拠地で泣く泣くカッパードを倒してしまうガブラと当たり前のようにザビタンノバに倒れるメザロードガブラ「カッパードはアホや…お前アホやでわいはな、お前と友達になれると思ってたのになんでや、なんでやカッパード」ガブラの優しさが裏目に出てしまう回だったがその性根が好きだ 優しい男っていいよね…にほんブログ村特撮ランキング
2024.05.13
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第3話「なぜだ?! ガブラが消えた」脚本:長坂秀佳 監督:田口勝彦ガブラ「よい子の味方、ガブラちゃん 心優しいガブラちゃん 俺は化け物とちゃうで、ガブラやで」守っている人間に拒絶され続けるガブラの悲しみに向き合い、敢えて2人で戦いに挑むザビタンとイビルの優しさが素晴らしいエピソード 耳慣れたガブラの歌が悲しい…初見では愛嬌の有る姿のガブラが拒絶される様子が飲み込めなかったけど、人々からしたら同じ異形の存在なんだよな 見返りを求めてなくても拒絶されたら流石に折れるよ助けた子ども達をザイダベック号に招待するのが良い昭和 ちょっと羨ましい1話で2体も怪人を出すのに驚いたが、片方が次回も出続けるのに納得した第4話「なぜだ?! イビルの裏切り」脚本:長坂秀佳 監督:田口勝彦ザビタン「奴らは俺とガブラでやる、お前はユリさんとケンイチくんを守っていてくれ」イビル「お主、やはり拙者を疑っておるな!?」ザビタン「疑っていたらこんな大事な役目をお前に任せると思うのか!」南極・北極に次ぐ新たなダウンワールドへの入り口を作るべく工事現場の重機と人員を奪うアクマ族アカニーダの狂言に動揺するイビルとガブラを制するザビタンが流石 詭弁と武器を奪うだけで亀裂を生み出すアカニーダが恐ろしい…一旦疑うと何をしたって疑わしく見える それが人間以外の存在なら尚更怖い だからって応援してる身としては見ていて辛い互いが生きていれば何度も蘇る兄弟怪人ってスーツ活用面でも便利だな…危うく信州がダウンワールドの入り口になり掛けたのか狡猾な手でイビルを追い詰めたアカニーダだが、兄がザビタンを憎々しい「悪魔の紋章」で苦しめている際に兄にぶつかって紋章を落とすあり得ない凡ミス 助かったけどバカだろ さっきまであんな非道な作戦立ててた野郎と思えない凡ミス人類に拒絶されるガブラとイビルそれぞれの苦悩とそれに正面から向き合うザビタンの姿が魅力的なエピソードでしたにほんブログ村特撮ランキング
2024.04.27
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アクマイザー3(1975年)の感想をゆるゆる書いてみる 中高生の頃にスカパー!のファミリー劇場で観てハマったのでTTFCで振り返り視聴!地上の人類とは異なる価値観を持ったアクマ族との対立や和解が楽しめる傑作でした第1話「なぜだ?!ザビタンの反逆!」(脚本:長坂秀佳監督:奥中惇夫)感想イビル「お主もアクマ族の1人だろう?弱い奴から死ぬんだ、殺すんだ それが当たり前ではないか」ザビタン「それがアクマ族だから嫌なのだ!」ガブラ「な〜んも何にも言うな、ワイな、お前が好きになったんや 幽霊船ぶん取ってあるで」イビル「ザビタン…何故拙者を助けたのだ」ザビタン「お前はまだ、誰も殺していない!」イビル「お主のような奴を初めて見た、拙者はお主の心意気に惚れたぞ!」弱肉強食のアクマ族の理で生きてきたイビルとガブラが高潔なアクマ族の裏切り者・ザビタンと出会いアクマイザー3を結成する第1話中高生の頃にスカパー!で観た時はベタベタな悪役の論理と思って観てたけれど、厳格な上下関係と過酷な地底世界で生きるなら冷たい価値観になってしまうよね…ゲスト怪人の代わりに後の2人の仲間との対決、そして人々を攫う幽霊船を頼れるザイダベック号 何度観ても思い切った作劇だなバーチャルプロダクションなんて想像すらされなかった昭和の名作だからザビタンやイビルの表情が変わる合成カットがどこか懐かしい第2話「なぜ死んだ?! ザビタンの母」(脚本:長坂秀佳監督:奥中惇夫)感想ザビタン達が第1話で地底世界から救い出した人々の内47人を殺す為に461人を巻き添えというメザロードとゲスト怪人・鉄面鬼の残虐さに震えが走る幼児や学生さんでもお構い無しってあり得ない…「アクマ族と戦う正義の戦士、ザビタン!」「同じくイビル!」「同じくガブラ!」さらなる犠牲者が生まれる寸前に颯爽と現れるアクマイザー3の勇姿が頼もしいし、自由に動くダルニアの姿が今後の期待を煽るザビタンの母「貴方は正しい事をしているのです、私の事など気にかけず貴方が正しいと思った道をどこまでもどこまでも進みなさい!」息子との初対面でこんな強い励ましを伝えられる母上が素晴らしい アクマ族に逆らったら殺されると分かっていて息子へのエールを口に出来るのが凄い…ミニチュア撮影での戦車との対決もザビタンノバで勝利!母を失ったザビタンが悲しみに折れる事なく悪に立ち向かうのが良い意味で昭和のヒーローだな…正しく母上様のメッセージを受け取れたのが大きいんだろうな2回続けてギャリバード(合体バイク)に乗って進む3人を称えるナレーションで締めたのが時代を感じる 俺がザビタン達3人が好きなのも大きいがこういう締め方も格好良いな…苦い結末は知ってるんだけど昭和の風景とアクション、そして誇り高いアクマイザー3の活躍をじっくり楽しみたいにほんブログ村特撮ランキング
2024.04.17
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