日々のあぶく?

日々のあぶく?

March 30, 2007
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仇討ちの為に用意された建物―「檻」


期限は72時間、7人の男女が衆人環視の「檻」の中で挑む「仇討ちゲーム」、
彼らに与えられる役割はそれぞれ「殺人者」「被害者」「共謀者」「傍観者」「邪魔者」「監視者」「探偵」。
一部の者を除いて、互いに自分の役割しか知らない。
誰がどの役割か気が抜けぬ中、やがて一人が死体で見つかる。

一方で売れない三流ハードボイルド作家が陥る難儀な日々が交差して展開。

どんでん返しを狙ったのだろうが、あまり驚きが残らないハードボイルド作家編はなくても面白かったような…。
何となく予測はつく「檻」の中の配役。


それにしても、小説でも漫画でも仇討ち制度や死刑制度が設定となった話が多くなったな。

~ネタバレメモ~

・西園寺牧子~「共謀者」・ヘビ・弁護士資格を有する者。
                直接手出しはしないが、ヤギの手助けをする。
                ヒステリック(を装う)。若い女性。
・矢追悟  ~「殺人者」・ヤギ・被害者の遺族で敵討ち申請者。
                サルに見破られたら世間に名前が公開されたりとデメリットあり。
                冷静な推理を展開。
・新川勝彦 ~「被害者」・トラ・死刑囚。3日間逃げ切れば減刑あり。
                50歳前後ヤル気なく酔っ払い、あえなく殺害される。
・石橋秀一 ~「探偵」 ・サル・立会い人となる一般人。

                一番疑われる位置にいるも、自分が"犯人"でないことから優位に立ち推理。
                20代後半。
・金城明徳 ~「監視役」・クマ・監視役。拘置所の刑務官が担当。
                トラが暴れたり、病人や怪我人が出た時に対処。
                50代の最年長。冷静な紳士。

                何のメリットもなく自由なだけに動きに惑わされることも。
                落ち着きのない若者。
・松田美夏 ~「監視役」・カメ・監視役。検察官が担当する。
                規則を破った者が出た時に対処。
                無口な女性。

「監視者」は「傍観者」でもある。窪寺は騒ぎ立てたが、「邪魔者」も「傍観者」になりうる。
クマ・カメはそれぞれの配役を知っている。
ヤギとヘビもお互いの役割は知っており、殺害方法は事前に申請している。
何も知らないのはトラ・サル・イヌのみ。

石橋はヤギを見破るが、いつか自分がそれをネタに小説を書きたいと嘘の推理を申告。
売れっ子ホモ作家に裏切られたり、不倫に巻き込まれたりする三流小説家はその後の石橋。
作家や編集者を殺そうと計画した時に矢追に再会。
石橋に恩のある矢追は実は出版社の社長で、彼の会社から初の小説を出そうと石橋に救いの手を述べてくれる。





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Last updated  March 30, 2007 05:25:25 PM


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