日々のあぶく?

日々のあぶく?

February 6, 2013
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カテゴリ:
Re-born はじまりの一歩

なんとも伊坂氏らしい、と思う物語。


夫婦は離婚、娘・沙希は寮に入るため、家族解散する日、
父にかかってきた「友達になりませんか」メール。
無視しろという沙希に対し、友達が欲しいという父、なぜか乗り気な母。
なぜかメールの送り主・岡田と家族はドライブに行くことに・・・。



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第一章・残り全部バケーション
Re-born はじまりの一歩
毒島から勝手に独立したことをとがめられた溝口は、つい岡田のせいにしてしまう。


第二章・タキオン作戦
父に虐待されている小学生・雄大は、溝口、岡田という大人と出会う。
岡田は脅迫していた権藤に協力を頼み、雄大の父・坂本岳夫に
権藤が未来から来た岳夫と信じ込ませ、雄大への虐待防止策を決行。
(このままだと雄大から将来虐待を受ける。
暴力をエスカレートさせた未来も最悪。次は暴力を辞めてみる策しかない。)

岡田がまだ溝口と働いていた頃の話。

第三章・検問
溝口と岡田の後任の使えない相棒・太田に攫われた女。
攫って移動に使う盗難車には金が積まれていた。
議員が襲われたということで検問が敷かれていて・・・


女は気付くが、溝口らは知らず。
女は議員に恨みを持つたくさんの人らと計画に参加し、凶器を捨てる役目を請け負っていた。
金を見逃した警察官に疑問を持った溝口らは、誘拐を中止。
金を三等分して逃げることに。

溝口のあっけらかんとした適当さ、伊坂氏らしいキャラクターだなぁ。


実はスパイだという父親に担任の弓子先生に気を付けろと言われた僕。
クラスの問題児・岡田君も先生の危機に気付いているようで・・・

弓子先生はストーカーに狙われていた。
母と違い、自分自身を信じてくれているような気がし、
先生を守ろうとしていた小学生時代の岡田。
ただ一つ、屋上から双眼鏡で小学校を覗いていたのはストーカーではなく、
僕の父。出張中でもスパイでもなく、実は離婚していて、子供を見守っていた。

・・・僕はその後映画監督になっており、インタビュー相手は岡田を探す太田。

「嫌なことがあったら、バカンス(バケーション)のことを考えることにする。」
作中に出てくるゴダールの映画「小さな兵隊」の主人公のセリフらしい。

第五章・飛べても8分
太田の後、毒島から秘密裏に命じられ、溝口と組んでいる高田。
溝口が事故に遭ったきっかけになった相手は、毒島を狙っている人物らしい・・・。

自分のせいで毒島にやられてしまった岡田のことを悔い、毒島へ復讐を企てた溝口。
太田や、事情は知らないが溝口に親切にしてもらったりした人らもそれぞれ協力。

毒島は怖い男だが、溝口のことが気に入っている。
岡田のことも実はそれほど怒っておらず、部下への見せしめのために手を下したと思わせていた。
条件は二度と姿を見せないで暮らすこと。
毒島から教えてもらって溝口がチェックしていたサキの食べ歩き日記=岡田だったらしい。
真偽を確かめるためにメールを送る溝口・・・

希望のあるラスト。
サキを名乗る岡田は沙希らとまだ交流あるのだろうか?

どうやら岡田が小学校時代に出会った赤ジャージの男は毒島だったらしい?

事情は知らずとも連動して事がなる。
知っていて仕事分担。
それらしくみせて騙す。
とかも伊坂氏らしい。





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Last updated  February 6, 2013 10:04:52 PM


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