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2011年09月19日
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カテゴリ: その他
昨日のEテレで

ETV特集「シリーズ 原発事故への道程 前編 置き去りにされた慎重論」

を観ました。

日本における原発事業が,どのようにして現状に至ったのかが良く分かりました。

「原子力」という力に命を奪われ,その力に魅了され,その力に翻弄された日本人の歴史は,高度成長という物質的豊かさと引き換えに大切なものを置き去りにし,忘れ去る歴史でもあったとあらためて感じます。

世界で唯一の原爆被害を受けた国がなぜ?このような現状を招いたのか,本当に不可解です。

「原子力」について,何も分からない状態でありながら,政治主導でスタートした日本の原子力政策。

危険極まりない,そして誰も責任を取らない無責任な,国民の命という最も大切なものを置き去りにしたものであったことは明白な事実です。

科学者たちの意見を無視してまで始める必要がどこにあったのか?

危険性の指摘を振り切ってまで推進することを止められなかったのはなぜか?



その中で何よりも気持ち悪かったのが,その当時に原発事業に携わった誰もが「しょうがなかった」「オレのせいじゃない」という前提に自分をなりたたせていることです。

「予算が通ってしまったから」「会社の方針だから」「○○さんが強行に進めたから」という前提に積極的に物事を進めたということ。

もちろん,それぞれの人はそのとき自分に与えられたことを,自分の人生をかけて必死にこなしていたんだと思います。

しかし,本当に自分がやりたかったことなのか?というとおおきな疑問が残ります。

本当はやりたくなかったけど,しょうがなかった。

そんな生き方を選択し続けている人の集まりが今の日本を作っている。そう感じます。

そして,そんなエネルギーの中で,押し込められた「自分の思い通りにしたい」想いが,

 人の安全よりも,効率や経済性を優先する

 専門家の意見を無視してまでも目的を成し遂げる

 適切な警告さえ,慟哭して退ける

 大々的な安全キャンペーンによって,国民を洗脳する



そんなモンスターになってしまった人を責めるのは簡単だし,そうすることで,安心したい気持ちもよく分かります。

しかし,今必要なのは,この歴史を振り返り,同じ道を歩まないためにどうしたらいいのか?ということだと思います。

幸いにして,時代も人間も進化しています。

情報の伝達手段は,当時と比較にならないほど発達しています。

そして,その情報を得て,どんな世界をイメージするのか?という点に関して,私たち人間は飛躍的に進化しているはずです。



若者たちのほとんどは,冷静にその馬鹿げたイメージ戦略には乗らないでしょう。

歴史を繰り返さないために必要なのは,ヒーローの出現でも,もちろんモンスターの出現でもないはずです。

私たち,ひとりひとりが,「自分の人生に責任を持つ」ことなのではないでしょうか。

「○○だからしょうがない」
「社会がそうだからどうしようもない」
「○○さんが言ってるからいいんじゃない」
「自分が何とかしようとしても無理」

という世界から一歩進んで,自分の世界を変えていく勇気を持つことだと思います。

世の中には,しょうがないことや,抗うことができないことが確かにあります。

だけど,だからこそ,自分の人生を誤魔化さずに,自分の心の声に従って正直に生きることの方が気持ちイイはずです。

抗えない自然の力でさえ,それに抗うことで私たちは進化してきました。

でも,それは大切なものを守るための進化だったはずです。

今こそ自分の中の「大切なもの」を思いだし,それを守るために進化するいいチャンスなんだろうと思います。





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最終更新日  2011年09月19日 19時23分46秒
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Re:モンスター  
くみ さん
わたしは、この番組観ませんでしたが、前に、「原発事故の原因と同じものが、自分の中にある。」と思ったことがあります。
原発を作る代わりに、その地域には、お金が入ってきたとか…そのお金で発展した町や、働く場所が出来たなど恩恵をあずかった人もいる。
わたしも、お金と親しい人と過ごす時間、お金とゆっくり休む時間とを常に天秤にかけている気がします。
お金は、なくては生きていけない。生々しいエネルギー。
でも、本当のところはどうなんだろう。
色々考える日々です。
(2011年09月19日 19時44分20秒)

Re:モンスター  
あやこ さん
政治家や東電やマスコミに対する疑問が解けました。
そうなると、誰が悪いとも言えない気がします。
1人ひとりの発するエネルギーがモンスターを作り上げてしまったけれど、それが良い方に集まればモンスターは消滅するってことですよね?
久美子先生が言ってたのは、こういうことか☆
私も今日、不満が出てきて(今日始まったことじゃないけど)、自由になりたい!と思う反面、自分で責任をとることへの怖れや、お金が…環境が…と言い訳する自分を感じていました。
「自由と責任」の学びの、大きな山を越えるところなのかな~。
体の症状も出てきて、何やら向き合う必要がありそうです。
あれ?書いてるうちに治ったかな?! (2011年09月19日 23時14分29秒)

天秤  
faith-katsu  さん
>くみさん
最悪と思える出来事の中や,大嫌いな人の中に,その要素が自分の中にもあることを見つけ出すことができたら,そのエネルギーに飲まれることはないと私は思います。
そこに気づけない,気づかないようにしている方が,無意識でそのエネルギーに飲まれてしまうことが起きるのだと。
お金の恐れは誰でも持っているものだと思います。
それを見ようとするかどうかの差だよね。
お金と何かを天秤にかけてる自分を見つめることで,見えてくるものはたくさんあると思います。
そこに気付いているくみさんはステキですよ! (2011年09月20日 11時33分25秒)

一歩  
faith-katsu  さん
>あやこさん
ひとりひとりが,自分らしくいたら,自分の中にモンスターを作り出すことはない。
そうなったら,社会の中にもそんな存在は出現しないと私は信じています。
敵や悪者がいると安心するのが人間です。
そうすることで前に進む時期が必要なときだってあります。
でも,そればっかりじゃなく,その先を体験しようとするのが,自分の人生に責任を持つ,生き方なんじゃないかな。
あやこちゃんも大きな一歩を踏み出すタイミングだね。
あやこちゃんならきっと大丈夫! (2011年09月20日 11時39分49秒)

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