瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

April 7, 2005
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カテゴリ: 日記
今日は息子二人の入学式でした。
高校と中学。基本的に学校の行事にはできるだけ出たくないのだが、今回は、高校と中学の式の日が重なってしまい、休みを取って妻と分担して出席する事に。

私は中学校の方を担当。
久し振りに、自分の母校でもある、丘の上にある学校に向かう。
ここは、うちの親父、私、息子と3代にわたってお世話になっている学校だ。彼が先日卒業した小学校も、やはり3代そろってお世話になっており、しかもオヤジは、その小学校の第一回卒業生。

(余談:この中学校には、周辺の3つの小学校から生徒が集まる。 悪ガキだったオヤジによれば、中学校に入ってまずやったことは、他の小学校から入ってきた中で悪そうなやつを呼び出してボコボコにしたことだそうだ。 彼が言うには、最初が肝心。 まずは自分たちが強いという事を分からせることが大事なんだとか。 無茶苦茶や! ほんと、仁義なき闘い世代の事はよくわからん。)

懐かしい坂を上り、体育館に入る。
一番後ろの隅の椅子にひっそりと座る。

卒業式開始。

ようやく式が終了。

生徒が退場した後、校長と生徒指導の先生から、父兄に向けて話があった。
通り一遍の内容ではあったが、その中で、強くこころに残った言葉があった。

** 「思春期は『疾風怒濤の時代』とも言われています。 心の中を、まさに嵐が通り過ぎる時期なのです。」 **

自分が通った学校の体育館でこの言葉を聞いたとき、ふいに昔の自分を思い出した。 そう、もう30年も前だ。。。

何もできない無力な自分に嫌気がさしながら、中学生なりに一生懸命、生きる事とはどういうことなのかについて考えていた。 真剣だった。 本をたくさん読んだ。夏目漱石が好きだった。 よくため息をついて、むなしい、とつぶやいていた。 どうにもしようのないマグマが溜まって、いまにも噴き出しそうだった。

あの頃に比べて、自分は本当に成長したのだろうか? 物事を真剣に考え、妥協しないで一所懸命生きているだろうか?

『思春期は疾風怒濤の時代』 母校の体育館で聞いたこの言葉が、今、自分の中に静かな嵐を巻き起こしている。





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Last updated  April 7, 2005 02:41:56 PM
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