瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

May 14, 2005
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カテゴリ: カヤック

浜に打ち寄せる波の音は、少し小さくなっているようだ。 昨日はほとんど漕げなかったので、今日こそは海に出たい。

テントを出ると、少し風はあるが、東の風。 オフショアの微風。
浜に打ち寄せるサーフも、昨日とは打って変わってかわいいサイズになっている。
長袖の薄いフリースを着ているのだが、日が出る前のこの時間は、まだ少し肌寒い。

朝食は、カップそば。 お湯を沸かし、暖かいそばを食べていると、おじさん2人組が、ボートを車の上に乗せて釣りにやってきた。
2人がかりでボートを降ろし、船外機を付け、クーラーや竿など大量の荷物を積み込み、コロを付けて浜に引っ張って行き、沖に出て行った。

それを見届けてから、こちらも準備開始。
一人でフネを降ろし、担いで浜に。 ショートツーリングなので、荷物は、パドルフロートやビルジポンプ、スポンジ、携帯、発煙筒などの安全装備だけ。


今日の海は穏やか。 日も昇ってきた。 天気も良さそうだ。

港を出て、まずは、西側にバウを向ける。
左手すぐ先には、大きな岩が点在する面白そうな場所がある。 この岬を回ると、岩、巌、イワ。
まさに日本海らしいロックガーデンが続く。

昨日のように荒れていたら泣きそうだが、今日は波も低く、岩と巌との間をくぐり抜けながら、のんびりとパドリング。 岩と岩との間にはロープが渡してある場所も多く、岩の上には釣り人も多い。

穏やかとは言え、やはり日本海。 崖に近いところでは、寄せる波と返す波で複雑な波が左右から押し寄せてくる。
瀬戸内とは違い、慣れるまでは少し緊張気味になる。 外房や伊豆などでもそうだったが、日本海でも、海のエネルギー/パワーを体で感じる。 やはり今年は、山陰で漕ぐ機会を増やそうと思った。

魚待ノ鼻まで行き、Uターン。
まさにカヤックでしか通れない、ロックガーデンの奥深くを探りながら、港の方向に引き返す。

港の出入り口を、注意しながら横切り、今度は東側へと向かう。
少し先には、洞ノ鼻があり、それを回り込むと、昨日散歩に着た北浜海岸だ。


この浜にある立て看板を読んでみて初めて知ったのだが、ここは、『日本海海戦』、『バルチック艦隊』にゆかりのある浜なのだそうだ。
明治38年5月の日本海海戦で撃沈された、ロシア/バルチック艦隊のウラル号乗組員が、カッターボートで流れ着いたのが、この北浜海岸。
後で調べてみたら、言葉が通じない無抵抗のロシア兵の人々に対して、この付近の人々は、生活習慣の違いに戸惑いながらも、益田市内に護送されるまでの間、世話をしていたのだとか。

海岸線ギリギリの丘の上を走る山陰本線の列車を見ながら、観音崎まで行った。
舳先を港に向けようとした瞬間に、横でバシャッという音が。


飛魚かー! やはり、日本海。

浜に戻ると8時過ぎ。 1時間半ほどの短いツーリングだったが、満足満足。
この土田海水浴場は設備も整い、近くに荒磯温泉もあり(日帰り入浴が11時~14時までと短いのが難点だが)、何人かで来る一泊ショートツーリングのベースとしては最高の場所。 ロケハンに来た甲斐があった。

帰りには、浜田市の南、186号線沿いにある『湯屋温泉』に寄り、子安華湯館で潮抜き。
ここは初めてだが、丘の上にある静かなラドン温泉で、土曜日の朝一番だったので、貸し切り状態。 露天風呂ではないが、のどかな景色を眺めながら、ゆっくりとお湯につかることができた。

今年は日本海も漕ぐぞ!





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Last updated  May 15, 2005 05:13:12 PM コメントを書く


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