KAZNY オランダ日記
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全仏オープン観戦でパリから戻った翌日はオランダのヘンゲロHengeloで行われたFBKゲームズを観戦した。オランダで唯一のIAAFワールド・チャレンジ陸上競技大会だ。ミスター・ヘンゲロと呼ばれるゲブラセラシエ選手、北京オリンピックとベルリン世界陸上で5千・1万m2種目制覇のベケレ選手が毎年登場し、世界記録・好記録を出すことで有名な大会でもある。今回は残念ながら、2人は出場しなかったが、6人のオリンピックチャンピオン、4人のベルリン世界陸上チャンピオン始め、多くのトップアスリートが参加した。しかし、不運なことに雨。俺は全く今年はついていない。雨の中、競技は始まった。雨に加えて、風が強く、また寒く、選手にとって、特に跳躍種目の選手にとっては、最悪のコンデイションだった。俺の指も寒さのため、カメラのシャッターを満足に押せない状況だった。 このため、棒高跳びは途中で競技が中止となった。 女子800mでは、1分54秒01の記録を持つパメラ・ジエリモPamelaJelimo選手が復活を目指して出場したが、500m地点で棄権した。 雨が止み、コースに水溜りが残る中、俺が最も注目した女子5千mが開始した。エチオピアのデフアーMeseretDefar選手が出場したからだ。デフアー選手のベスト記録は14分12秒88で、デイババTiruneshDibaba選手が持つ世界記録14分11秒15とは、わずか1秒73の差だ。最初はペースメーカーが引っ張るが、ペースメーカーがいなくなってからは、デフアー選手がトップにたち、後半は独走になる。記録は14分38秒87だった。デフアー選手の今年度屋外初戦なので、この悪条件下では満足の行くものだろう。レース後、幸運なことにデフアー選手と話す機会が持て、ツーショットの写真のおまけまでついた。 天気は不運だったが、とってもうれしいひと時だった。女子1500mはオリンピック・チャンピオンのナンシー・ラガットNancy Lagat選手と世界陸上チャンピオンのマーヤム・ジャマルMaryam Jamal選手の対決だったが、ラガット選手が優勝した。 最後の男子100mスタート時にまた大雨が降り出し、オランダ人の大会進行役が大声で「ストップ レインStop Rain」と何度も叫んだが、むなしく雨は止まず。最悪のコンデイションでレースは行われた。 女子5千m結果 Pos AthleteNatMark1Meseret Defar ETH14:38.872Emebet Anteneh ETH14:56.883Esther Chemtai KEN14:57.164Sara Moreira POR14:59.545Sabrina Mockenhaupt GER15:06.936Florence Jebet Kiplagat KEN15:14.387Sule Utura ETH15:16.318Genet Yalew ETH15:18.299Aheza Kiros ETH15:19.9610Elena Romagnolo ITA15:23.92
Jun 1, 2010
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