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その福山遠征で、偉業を達成したのが松木啓助厩舎。今月14日に行われた福山金杯をマルハチゲティで制し、一昨年のセトノヒット、昨年のホーマンクラフトに続く3連覇を成し遂げた。これだけ毎年、有力馬が揃っているのは見事だが、狙いを決めてきっちり結果を出している点には脱帽するばかり。高知リーディングトレーナー部門では2位、全国でも3位と今年は存在感が際立っているが、果たして今年はいくつ勝ち星を積み重ねるのか。全国1位を独走中の雑賀正光厩舎共々、興味は増すばかりである。
それにしても、福山金杯のマルハチゲティは素晴らしかったと思う。完全アウェーの中、道中はかなりの距離ロスを強いられていたが、ゴール前でグイとひと伸び。元々、大きく引き離して勝つタイプではないため、見た目のインパクトはいつも平凡に映るが、持ち味の機動力と根性を存分に発揮した一戦だった。今後も、高知競馬を大いに盛り上げてくれるだろう。
さて今開催のハイライトは、今週金曜9レースの「第34回建依別賞」。マルハチゲティの参戦はないが、地元久々の雑賀正光厩舎勢の参戦もあり、なかなか楽しめそうだ。
ナリタブラック...高知では1戦1勝。その後は県外遠征を続けており、久々の地元顔見せである。夏に弱く、もう少し距離が欲しいのが本音だろうが、長くいい脚を使える点は心強い。鞍上は、福山在籍時のコンビ、岡田騎手。高知の馬場も手慣れたものだし、一発を狙ってくるだろう。
アプローチアゲン、リワードブライトン...実績では春の二十四万石賞を勝っているアプローチが上だが、仕上がりはブライトン。馬体をスッキリ見せ、フットワークも力強い。いつ重賞を勝っても不思議ない能力の持ち主であり、鞍上は福山の三村騎手。本気モードだ。
プラネットワールド...今夏は絶好調。前々走の牝馬限定戦を圧勝し、前走は牡馬を寄せつけない圧勝劇。得意の季節にデキの良さが加わり、強さが際立っている。心配なのは枠順。フルゲートの最内枠だけに、赤岡騎手がどう導くか。ちなみに、昨年の覇者サウロビスティーは、プラネットと同厩舎で同性。続きたいところだろう。
その他では、福永洋一記念馬イーグルビスティーなど。近走は斤量や枠順に泣かされ、満足に競馬ができてない印象が強い。今回は定量戦で、枠も外。気配も最近では一番いい。人気落ちなら、狙う価値があるのでは?
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