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Jun 28, 2012
3月から中2の数学の授業で試験的に電子黒板を取り入れている。まだ電子黒板の使い方に慣れてはいないが、何回か使ってみて、電子黒板で出来ることと出来ないことがなんとなく分かってきた。電子黒板で授業をやるためには、普通のホワイトボードを使った授業をやるよりも準備時間が3倍以上かかる(操作に慣れていない今はもっとかかっている)。授業コンテンツをパソコンで事前に作っておく必要があるのだが、事前に生徒の理解のしやすさをアレコレと考えながらコンテンツを作る分、授業のクオリティーは通常よりも高くなっていると思う。あと、圧倒的に電子黒板の方が生徒の喰い付きが良い。今は物珍しさもあるのだろうが、「静」のホワイトボードでは出来ない「動」が電子黒板ではできるので、生徒の目は電子黒板に釘付けになる。もちろん電子黒板でもまだ出来ないことや、通常のホワイトボードの方がやりやすいこともあるのだが、多分それらは僕自身の知識が足らないことに所以するものだろう。もっともっと研究していく必要がありそうだ。昨日読んでいた本の中で、マサチューセッツ工科大学の教授の言葉で印象的なものがあった。うろ覚えだが、確かこんな内容だったと思う。「19世紀から今の世界に医者がタイムスリップしてきたら、19世紀から来た医者は手術台の前でも何もできずに立ち尽くすしかないだろう。しかし、19世紀の教師がタイムスリップしてきても、何も困ることなく教室で授業ができるだろう。教育の方法は19世紀の頃と何も変わっていないのだから」確かにそうだ。時代はこれだけ進歩しているにも関わらず、教育現場だけはずっと進化から取り残されている。今ある技術を余すことなく教育現場で取り入れることができたら、間違いなく教育は変わる。生徒にとってもっと分かりやすく、もっと面白く、先生にとってももっとやりやすい授業ができる。僕は、教育はデジタルであるべきとかアナログであるべきと言った議論には興味がない。僕が興味があることは、こんなに発展している今の技術の何を取り入れたらもっと子どもが理解しやすくなるのか、もっと勉強に興味関心を持てるのか、もっと学力が上がるのかということだ。過去の教育手法だけに囚われるのではなく、思いつくことを全て実践していこうと思っている。渋谷でもなく新宿でもないここ小田原の片田舎でも、最先端の教育を受けられる環境を少しずつ整えていきたい。
Mar 6, 2012

今日は4期生の卒塾式。今年で卒塾式をするのも4回目になるが、何度繰り返してもこの日だけはやけに感慨深く、また涙もろくなる。全員合格を果たした4期生。合格以上のものを、ここで学ぶことができただろうか。僕は、彼らの心に何を残してやれただろうか。卒塾式の度に自問自答をする。15歳は区切りの歳であると思う。義務教育の終わりという区切り、それぞれの進路に向かって歩み出すという区切り。この区切りの時期は「感謝の心」で迎えてほしいと願う。義務教育終了までたどり着けたことに対する感謝。今までも、そしてこれからも自分を支えてくれる人々に対する感謝。自分自身が置かれている環境に対する感謝。だから卒塾式のテーマは毎年「感謝」で統一している。今年も笑ったり泣いたり、それぞれの感謝で溢れた良い式になった。(来年以降のネタバレになってしまうので卒塾式の内容は書きません)今日で解散した慧真館4期生たち。感謝の心を忘れずに、これからしっかり歩いていって欲しい。卒塾、おめでとう。そしてたくさんの感動をありがとう。
Mar 4, 2012

なんでも今日は今年一番の最高気温をマークし、3月下旬並みだったらしい。春がすぐそこまで来ていることを感じられるポカポカ陽気だった。うちの塾では一足先に桜が満開に咲いた。そう、今日は公立高校後期入試の合格発表の日。去年に引き続き、今年も全員合格っっっ!!やった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!↑関係ないけどヤッターマン来年の入試制度改定への布石だと考えられるが、去年と問題傾向が変わり、確実に難化した入試だったので、自己採点の結果は皆目標よりも低めだった。みじめなほど小心者の僕は、この一週間散々ハラハラし、お腹もだいぶ壊してトイレとお友達になりましたが、結果的に全員合格というこれ以上ない程の素晴らしい結果で2012年度入試も幕を閉じました。振り返れば今年の受験生である4期生も、とても面白い学年だった。中学校内で「あそこの塾は超厳しい塾だ」と一番噂が広まった学年だったため、最初からほとんど生徒は集まらなかった。生徒が入っては辞めていく。2年くらいはそれの繰り返し。周りの友達が途中で挫折して辞めていく中で、根性のある生徒たちだけが残った。部活との両立やクラブチームとの両立にヒーヒー言いながらも、一生懸命頑張った。3年生になり、そんな骨太な生徒達が残った環境が、「志望校に向けて厳しい環境で頑張りたい」という新しい骨太な仲間たちを呼んだ。こうして、人数こそ少ない学年になったものの、結果的に骨太で頑張りやの多い強い学年になり、全員合格を成し遂げることができた。今日は祝い酒。合格した3年生の保護者の方から頂いた越の寒中梅で帰ったら一杯やりたいと思います。
Feb 24, 2012
神奈川県の公立後期入試が終わりました。15歳の受験生たちは、まだまだ成長途中である背中に大きな不安とプレッシャーをたくさん背負いながら、たった1人で試験会場に行き、たった1人で250分の入試を闘い抜きました。受験生は最後の最後には1人になります。最終的には、親も教師も、周りの大人はみな無力です。代わりに受験してあげることも、「そこは間違っているよ」と助言してあげることもできません。ただただ手を合わせて、静かに祈ることしかできないのです。この仕事をしていて、毎年思います。自分の力だけで、自分の未来のために、自分と闘う高校受験生の姿こそが、自立の象徴であると。そして、だからこそ受験はとても尊いのだと。保護者の方にお願いがあります。1人で闘い抜いた受験生が、家に帰宅したと思います。試験の出来云々よりも、立派に受験をやり遂げて、立派に自立を果たしたことを、まずは褒めてやってください。合格不合格よりも、受験を通して、15歳の子どもが懸命に自立しようとしたことにこそ、本当の価値があると思えてなりません。試験の出来は、2の次3の次だと思うのです。初めての受験を1人で闘い抜き、疲れ果てている子どもに対してお母さんの第一声が、「どうだったの?何点だったの?」では悲しすぎます。何点点数が取れたのか。周りの子は何点くらい取れているのか。ボーダーは何点なのか。平均点は何点なのか。受験生はもちろん、保護者の方もとても気になることだと思います。しかし、そんなことをいくら思案し、躍起になって情報を集めてみたところで、結果は合格発表までわかりませんし、また覆ることもありません。そのような思案をするのは、我々塾講師だけで十分です。保護者の方のお仕事ではありません。そんなことよりも、わが子の成長を、誰よりも何よりも褒めてやってください。そして最大の愛情を込めて、「よくがんばったね」という言葉を掛けてやってください。子どもの一番好きな料理を作ってやってください。それが、保護者の方のお仕事です。子どもは、それだけで十分なのです。そしてそっと、子どもに気付かれないようにそっと、蔭で合格を祈ってやって下さい。祈ってみたところでどう結果が覆ることもないけれども、それでも、子どものために、祈ってやってください。心から、お願いします。2012年2月16日慧真館塾長 岸本崇
Feb 16, 2012
明日はいよいよ公立後期入試の日。自分が受験する訳ではないのだけれど、今朝から心臓がバクバク鳴りっぱなし。緊張するとすぐに腹痛を伴う下痢と吐き気を催す、稀に見ぬほどの虚弱体質の持ち主である私。朝から何度トイレを往復したか分からない。他の仕事も山ほど溜まっているのに、明日のことで頭がいっぱいでほとんど仕事が手に付かない日だった。ということで今日は最後の授業の日。授業と言っても明日が試験なので、自習がメイン。もう何度解いたか分からないテキストやプリントを、大切そうに解いていた。一度解いたページをまた解くために、修正液で過去に解いた答えを隠してあった。大切なところにアンダーラインを引いた結果だろうか、アンダーラインだらけでもうどこが大切なのかも分からない。自分が今までやってきたことや、今日までの歩みを一つ一つ確かめているように見えた。最後のチャイムが鳴ってからは、前期合格者を交えての壮行会。去年は涙涙の壮行会だったが、今年は笑顔で溢れた壮行会になった。土壇場でも明るく笑っていられる。これが、今年の中3生の一番の強みだと思う。毎日の通塾でどんなに疲れていたって、合宿でどんなにきついメニューを課したって、辛い顔や嫌な顔一つせずに、いつも笑っていた。みんなで冗談言い合って、ケタケタと笑っていた。こんな風に笑える生徒たちは、下痢をして腹痛に顔を歪めている私なんかよりもずっと強い。改めてそう思った。やはり4期生は笑顔が似合う。明日もその笑顔で乗り切って欲しい。そして1週間後の合格発表の日、最後に最高の笑顔が見たい。4期生。頑張ってこい!
Feb 15, 2012

先日、都内で開催されたとあるビジネスセミナーに参加してきた。起業を志している人や既に起業をしている人が、それぞれのビジネスプランをプレゼンして、それについて参加者で意見を交し合いブラッシュアップするという趣旨の会だ。恥ずかしながら僕もビジネスプランをプレゼンする側だったのだが、他のプレゼン者の内容と僕の内容は天と地、人類とアウストラロピテクスほどの差。穴があったら入りたい気分とはまさにこういうことだと、人生初めて感じた瞬間だった。↑アウストラロピテクス(=僕)↑人間(=他の参加者 ※あくまでもイメージ図です)まぁ随分と身分不相応な会に参加してきたわけだが、ここで感じたことを2つほど書きたい。まず一つ。自分よりレベルが遥か上の人間と交われば、自分のレベルも自然と高くなるということ。何よりもこれを痛感。たった5時間程度のセミナーだったが、何だか自分の思考レベルも参加する前と比べると2ランクぐらい上がったような気がする(気持ちの問題かもしれないが)。朱に交われば赤くなるとはまさにこのこと。人が手っ取り早く成長するためは、とにかく自分よりもレベルの高い人の集団で揉まれること。これに尽きる。↑セミナー参加後の成長した僕のイメージもう一つ。世の中にはビックリするくらい優秀な人がたくさんいる。ビジネスの世界で優秀な人は、学歴においても優秀だということ。この会の参加者は、僕を除いて皆ビックリするほど素晴らしいビジネス感覚を持たれた優秀な方たちばかりだった。出身大学も、慶應、早稲田、京都大学、筑波大学、カリフォルニア州立何たら大学(すいません、忘れました)などなど、把握している数人だけでもそれはそれは錚々たる高学歴。やはり、社会人になっても優秀な人というのは、学生の頃から優秀な人ということだ。よく、頭の悪そうな人が、「勉強が出来るからって社会に出て仕事が出来るとは限りません!」とか言っているのを聞くが、それは違う。もちろん、優秀な大学を出ている人が全員社会で仕事が出来る人ということではない。でも、正解のない社会で驚くような偉業を成し遂げるほど優秀な人は、正解が一つと決まっている勉強くらい余裕で出来る。だから、社会で活躍している人は、優秀な大学を出ている人が多いのだろう。もしも自分の生徒が「先生、こんな勉強をして将来何の役に立つんですか」と聞いてきたら、僕は「こんなこともできない奴が将来何の役に立つんですか」と聞き返すことにしているのだが、自分は間違っていなかったと改めて実感!僕の生徒には、やはり少しでもレベルの高い環境に身を置かせたいと思う。毎日をのうのうと暮らしていられない環境。僕が体験したように、周りの友達のレベルが高すぎて、「穴があったら入りたい」と思わずにはいられないような環境。そういう環境が反骨心を育てる。「何クソ!負けてたまるか!」という気概を生み、それが本人の成長に繋がる。そうして、偏差値の高い大学に進学して欲しい。そこでまた優秀な人たちの中で揉まれることで、社会の第一線で活躍できる可能性が広がるのだ。
Feb 8, 2012
後期の倍率が発表されたようだ。http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p418860.html今年も上位校は激戦の様子。湘南 2.25倍(去年1.78倍)横浜翠嵐 2.28倍(去年2.43倍)柏陽 1.92倍(去年1.73倍)と、神奈川の公立『御三家』は軒並み2倍近くかそれ以上の高倍率になっている。一昔前の神奈川県民の常識では、公立高校入試で落ちる人はほとんどいないとされていた。中学生の保護者の方の中でも、「公立高校なんてそうそう落ちないでしょ?」と豪語される方がまだまだいらっしゃる。そりゃお母さんの時はそうだったかもしれないけれど、今は違うんですよ。倍率が2倍を超えているということは、半分以上の受験生が落ちるということになる。つまり、神奈川県公立の上位3校を受験する生徒の半分以上は不合格になる時代だ。「公立の高校入試は落ちない」神話など、とっくの昔に崩れ去っているばかりか、今は公立上位校は合格する生徒の方が少ないくらいの激戦になっている。御三家以外はどうか。御三家以外の旧トップ校も2倍以上は越えないものの、激戦になると予想される学校が多い。川和 1.97倍(去年1.69倍)希望ヶ丘 1.47倍(去年1.59倍)光陵 1.52倍(去年1.87倍)緑ヶ丘 1.25倍(去年1.64倍)横須賀 1.40倍(去年1.73倍)多摩 1.78倍(去年1.82倍)小田原 1.29倍(去年1.15倍)厚木 1.08倍(去年1.37倍)平塚江南 1.34倍(去年1.41倍)と、1.5倍を超える高校が多い。1.5倍を超えると、3人に1人は不合格ということになる。これも結構な激戦だ。それにしても厚木高校の1.08倍にはビックリ。今年の穴場になるかもしれない。ちなみにここ小田原周辺の中学生がよく受験する高校を見てみよう。小田原 1.29倍(去年1.15倍)秦野 1.20倍(去年1.44倍)西湘 1.45倍(去年1.36倍)大磯 1.58倍(去年1.14倍)伊志田 1.61倍(去年1.14倍)足柄 1.15倍(去年1.10倍)山北 1.18倍(去年1.18倍)大井 1.61倍(去年1.78倍)この辺では近年偏差値55~59程度の2番手校に人気が集中しているが、今年も近年と同じような傾向になった。近年人気校だった秦野は、後期の募集人数の増加により、今年はいつもよりやや倍率が低い。大磯や伊志田は去年の低倍率からの反動だろう。今年はかなりの激戦区になっている。それにしても西湘は通学の便が良いからか、ちょうどトップ校に手が届かない層の受け皿になっているのか、人気校が板についてきたようだ。足柄・山北はここ最近低迷気味。そりゃそうだ。通学の便が悪すぎる。近所の子しか行かない。この地域の公立志向の中学生の受け皿になっている大井の人気は相変わらず。他学区は旧トップ校が圧倒的な倍率を誇っているが、小田原近辺は違う。トップ校である小田原高校は、毎年そこまで倍率が高くならない。安全志向が多い地域柄なのだろう。あと、なかなかトップ層を受け入れる強い私立もないということも一つの原因だと思う。「私立に行くくらいなら、一つ下げて安全な公立を」という考え方が圧倒的だ。田舎だから仕方がないが、ちょっと寂しい気がする。小田原の中学生よ!もっと大志を抱け!!
Feb 7, 2012
今日は前期合格発表の日。アンチ前期選抜の僕でも、やはり合格の便りは嬉しい。生徒が志望校に合格する日。この日のために、この仕事をしていると言っても過言ではない。これまでに見たことのない満面の笑顔で合格の報告をしてくれる生徒と、「ありがとうございました」と、こちらが恐縮するくらいに何度も何度もお礼を言って頂ける保護者の方の安堵の表情を見ると、本当にこの仕事をやってきて良かったと心から思える。前期で合格した生徒は、事実上今日で塾を卒業することになる。うちの塾は、たとえ本人が望んだとしても、前期合格者と後期受験者を一緒の空間で勉強させないことにしている。そういう塾も中にはあるだるが、水と油が混ざり合うことのないように、晴れて前期に合格した生徒と、残されたあと1回のチャンスに全てをかける生徒の雰囲気が混ざり合うことはあり得ないからだ。正式な卒塾式は後日きちんとやるが、前期合格者に僕が何かを教えるということはもうできない。高校受験を終えた生徒が、塾を卒業するときにいつも思うことがある。この子たちは、この塾で、何を得ることができたのだろうか。この子たちは、この受験で、何を学ぶことができたのだろうか。合格はもちろん嬉しいことだが、あくまでも受験の副産物に過ぎない。合格よりももっと価値のある「何か」を体感し、学ぶのが受験である。「何か」とはなんだろうか。それは人それぞれ違うだろう。それでも、生徒が高校受験を通して、「何か」を掴み取ることができるような塾であり続けたい。前期合格の余韻に浸る暇もなく、後期受験者の指導が続く。ここからいよいよ受験のクライマックス。駅伝でいうと最終区。マラソンでいうとゴールまで残り数km。ここからが一番面白くなる。
Feb 1, 2012
高3の卒塾生が自習室を占領して勉強している。大学受験の最後の追い込みをかけるためだ。当然彼は大学受験の予備校にも通っている。それでも、ラストスパートをかけるために選んだ場所は、彼が3年前にも戦ったこの塾の自習室だった。去年卒業した高1の卒塾生も、塾に顔を出しに来た。近況報告など、たわいもない話しかしていないのだけれども、ボソッと「この塾に来たら、なんか頑張ろうって思えるんだよね。不思議だけど。」とつぶやいた。卒塾生が来るたびに思う。高校受験までしか指導していないこの塾に何をしに来るのだろうと。そして、なぜ彼らが卒塾してからも頻繁に塾を訪れるのだろうと。ここからは僕の勝手な推測。多分、卒塾生たちは僕ら講師に会いに来ているのではないと思う。高校受験の時、この塾で一生懸命勉強した思い出に、会いに来ているんだと思う。志望校目指して一生懸命勉強したこと。冬期合宿で死ぬほど勉強させられたこと。僕にめちゃくちゃ怒られたこと。再試が溜まって大変だったこと。もっと早くから頑張っておけばよかったと後悔したこと。自分に悔しくて泣いたことなどなど。この塾に一歩足を踏み入れたら、そんな思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡るのだろう。そして、頑張った頃の思い出に勇気をもらえたり、自分を奮い立たせたりしているんだろう。一生懸命頑張った自分に会える場所、そしてその頃の自分に勇気を貰ったり喝を入れられたりする場所が、卒塾生にとってのうちの塾なんだと思う。自画自賛になってしまうけれど、素敵じゃないか。そういう場所があることって。
Jan 31, 2012
そういえば25日と26日は前期試験だった。なぜ「そういえば」と思ったかというと、中3生たちの誰一人として前期試験が終わった後の腑抜け感がないからです。教室全体が「前期ってナンデスカ??」と言わんばかりの雰囲気で、みんな既に20日後の後期試験に照準を置いて、それぞれの課題にそれぞれのやり方で取り組んでいます。さてさて、受験勉強の方法はそれこそ子どもの数だけある。巷では「正しい受験勉強の方法」なんてものが書いた本が売られているけれども、その通りにやったからって誰でも成績がみるみる上がるってもんじゃない。1つのやり方でも、それで成績が上がる子もいれば、なかなか上がらない子もいるのです。そりゃそうだ。同じ高校受験を受ける子でも、その子の学習環境や学習歴、苦手科目や得意科目、性格が全く違うのだから、全員が1つの方法で絶対に成績が上がるってことなんてあり得ない。うちの塾に通っている生徒でも、「プリントくれくれ魔」がいたり、「同じテキストを何回もやる派」がいたり、「暗記帳男」がいたり、同じ塾でも本当に勉強スタイルはさまざまです。受験勉強で大切なことは、生徒自身が自分にとってベストな勉強スタイルを確立すること。これに尽きます。「このやり方が自分に一番合っていて、これで成績が伸びる」という確信を持たせてやることです。自分のスタイルが確立できている子はやっぱり強いし、受験の後の学力も安定しやすい。高校受験や大学受験、資格などの試験になっても、スタイルが確立されていたら、あとは勉強する内容を変えるだけでいいのだから。受験業界に何年も身を置いてきた中で、一番手っ取り早く生徒を伸ばす方法は、その子に合った学習スタイルを一緒に模索してやることだと気づきました。大手塾に勤めていた時代は、それこそ生徒の人数が多すぎて、なかなか一人一人の学習スタイルを確立することなんてできなかったけれど、独立して今の塾を立ち上げてからは、じっくり生徒一人一人の特徴を見極めて指導ができる。その甲斐あって、今年の受験生もいい感じで伸びてきています。それにしても、今年は「プリントくれくれ魔」が多くて大変。僕の仕事のほとんどが、生徒にリクエストされたプリントを印刷することに費やされてしまっています。まぁ、それでも何枚もプリントをねだりに来るほど、一生懸命やってくれているからいいんだけれど…。
Jan 27, 2012
今日明日は神奈川県公立校の前期選抜の試験日です。うちの塾生も明日に前期選抜を控えているのですが、塾生たちは後記選抜だけを見据えてひたすら得点力を磨いている最中なので、明日の前期選抜のことは眼中にもない様子でした。前期選抜は、学校の成績と面接で合否が決まります。とは言え、学校の成績や部活動等の実績でほぼ合否が決まってしまうのが現状なので、面接はおまけ程度のものです。志望動機や高校生活での抱負などのある程度の準備が必要ですが、所詮「おまけ」なので、そこまで躍起になって対策を練る必要もありません。ちなみに私は何を隠そうアンチ前期選抜です。その理由はこれ。この記事にも書いたように、前期選抜の面接ではほとんどの受験生が同じようなことを言います。皆、模範解答のような志望動機や自分の長所、高校生活での抱負を用意しています。いくら練習したって、皆と同じようなことを同じ口調で言うだけじゃ、全く面接官の印象に残りません。では、少しでも面接で差をつけるためにはどうすれば良いのか。それは、とにかく自分の言葉で「この学校に入りたいんだ!」という熱意を、それはもう暑苦しい程一生懸命伝えることです。面接官も人間です。人間は、綺麗な言葉とか、どこかで聞いたことのあるありふれた耳障りの良い志望動機とかには感動しません。言葉は下手だけれども一生懸命自分の言葉で伝えようとしている姿勢とか、何としてでもこの学校に入りたいんだという強い情熱に触れたときに、人は初めて感動します。どうせ「おまけ」程度の面接ならば、綺麗なありふれた言葉を100並べるよりも、たった1つでもいいから、馬鹿でかい声で自分の本当の気持ちを一生懸命話した方が良いし、逆にその方が面接官の印象に残りやすいと思います。「おまけ」程度の面接で失敗したって大したことない!と開き直って、目の前の面接官に、自分の全部をぶつけてみたらいかがでしょうか。
Jan 25, 2012
先週の授業で受験生にこの話をしたら、今日の演習で早速実践していた生徒がいた。このようにすぐに行動に移す子は間違いなく伸びる。伸びない原因のほとんどは、教わったことを行動に移せないからだ。どんな話かというと、こんな話です。↓↓↓模試や過去問は非常に有効な受験勉強のツールである。しかし、絶対に知っておかなければいけない当たり前の事実がある。それは、「模試や過去問(特に過去問)で出た問題と同じ問題は、2度と入試で出題されない」ということだ。模試や過去問で問題が正解したとする。もしくは不正解だったとする。解説解答を見ればその問題の答えが分かる。しかし、その問題は入試本番でそっくりそのまま出題される確率はほぼ0に等しい。だとすれば、受験生が本当にしなければいけないことは、問題の正解を知って満足することではないはずだ。その問題を正解しようが不正解だろうが、その問題から「何を学ぶか」「どんな知識を整理し、どんな解法を得るか」ということだろう。「本当の意味で力の付く模試直しとは何か」という話をした。入試間近であるこの時期の、中堅層や上位層に最も適している教材は、何と言っても入試模試や過去問だ。しかし、ただ模試や過去問にある問題を順番に解き、間違い直しをしてミスノートに書き留めるだけで終わってしまっては、折角の素晴らしい教材をフル活用出来ない。模試や過去問は、単に問題を解くだけで終わってしまっては勿体なさすぎるほどの良問揃いだ。一通り解いて間違いを訂正した後は、その模試や過去問を教材にしてより深く勉強していくのが、この時期の一番の学習方法だと思う(英・理・社に関して)。模試や過去問を教材にして勉強するとはどういうことか。問題に書いてある一つ一つの語句や、選択肢にある語句や文を一つ一つ拾って知識を整理するのである。非常に説明しづらいので具体例を書こう。例えば社会の模試。(問題)勘合貿易が行われていた時代に応仁の乱がおこっている。応仁の乱以後100年間の説明として正しいのはどれか。(選択肢)1.武家諸法度や参勤交代の制度が定められた。2.諸国の武士が南朝側と北朝側に分かれて戦った。3.各地に戦国大名があらわれ、下剋上の風潮が広まった。4.朝廷を監視するために六波羅探題がおかれた。答えは選択肢の3である。答えが3であることなんて、言ってしまえばどうだっていい。答えは5でも6でも何だっていいのだ。必要なことは、たった1問のこの問題に書かれていること全てを教材にし、学習することだ。勘合貿易という言葉を拾う。そこに下線を引き、勘合貿易について知っていることをありったけ余白に書きなぐる。いつの時代、どこの国と行われていた貿易なのか。勘合とは何か。さらには同じ時代の世界史は何が起こっていたか。全て書きなぐり、知識があやふやなら調べ、覚え直す。応仁の乱と書かれている。またその言葉を拾う。そこに下線を引き、同様のことをする。選択肢に対してもだ。答えは3だが、1や2や4の誤った選択肢も教材にしてしまう。出てくる言葉全てに反応し、下線部を引きまくり自分の持っている知識を羅列する。あやふやなら調べて覚える。こうやってどんどん書き込んでいくと、全て終わった後の模試や過去問は、もはや原形を留めてはいない。そこら中に線が引いてあり、そこら中に自分のメモ書きが飛び交っている状態になる。それで良いのだ。大切なのは、その模試からどれだけのことを学ぶかだ。同じ問題に二度と出会うことなど無い。だったら、模試を解く過程より模試を教材にして学ぶ過程の方が重要となる。模試や過去問を後でもう一度解きたいならコピーを取っておけばよい。模試や過去問は解いただけで満足してはならない。模試や過去問ほど優良な教材はないのだから、問題に書かれている一文字一文字を大切に拾ってやらなければいけない。(過去ブログから再掲。一部加筆。)
Jan 24, 2012
今日は、神奈川県公立高校の前期選抜の倍率発表の日でした。各学校の倍率について、中3生に話をしたのはもちろんなのですが、中2生にも倍率を見ておくように話をしました。中2生が受験する来年度は入試制度がガラッと変わります。今年のように、前期後期があるわけではありませんが、自分の志望している学校がいったいどれくらいの倍率なのかを把握しておくことは意義があると思います。さてさて、中2生にそんな話をしていた時に思ったことについて書いてみたいと思います。僕は、塾の先生という職業柄、生徒たちに受験の話をたくさんします。偏差値の話、高校の選び方の話、受験制度の話など、僕はいわば受験の専門家なわけですから、受験や高校の話をたくさんします。振り返ってみると、僕が中学生の時も、通っていた塾の先生から受験や偏差値についてたくさんのことを教えられました。でも、受験の話は本当に詳しく教えてくれても、誰もその先の話をしてくれなかった。世の中はこんなに広いんだよ。こんなにたくさん職業があるんだよ。仕事の数だけ、楽しみや生きがいがあるんだよ。働くことってこんなに楽しんだよって、誰も教えてくれませんでした。学校の先生からも、「夢から逆算して志望校を選択しなさい」とは教えられたものの、高校や大学の先に待っているその「夢」というのは、どんなに素晴らしい世界なのか、どんなにワクワクする世界なのか、教えてくれた人は一人もいなかった。僕が実際に大人になってみてびっくりしたことは、世の中にはこんなに面白い職業があるのかということです。毎日冴えない顔をして働いている人ばかりではなくて、ワクワクしながら働いている魅力的な大人がたくさんいるということです。こんな世界があるということをもっと教えてもらいたかったって、何度も何度も思いました。中学生と毎日接していると、「やりたいことが分からない」「将来の夢がない」という子が本当に多いことが分かります。やりたいことが分からないというのは、何も悪いことじゃないと思いますが、今の中学生たちは、「やりたいことが分からない」という先に、働くことや実社会への閉塞感を感じてしまっているということが一番の問題だと思います。受験制度を教えるより前に、世界ってこんなに広くて、こんなにたくさんのわくわくする仕事があって、その仕事によってこんなにたくさんの人の役に立てて、大人になるって本当に楽しいってことを、子どもたちに教えてやらないと、本当の意味での「進路選択」に繋がらない。今後、その部分に一石を投じていきたいなと考えています。
Jan 21, 2012
小学生の頃はたいして勉強していなかったのに、中学生や高校生になってから驚くほど伸びていく子がいます。逆に、小学生の頃から塾通いをして勉強していたのに、中学生や高校生になってから伸び悩む子もいます。今日は、中学以降で伸びていくために必要な、小学生の頃に習得しておきたい力について書こうと思います。小学生の頃に身に付けておきたい力は2つ。ひとつは言うまでもなく「基礎学力」。中学受験を志す生徒は別として、小学生のうちに飛び抜けて高い学力が必要だとは思いませんが、基礎的な学力は絶対的に必要です。小学生に身に付けたことが、学力の一番の土台になります。難問奇問は解ける必要はありませんが、しっかり土台を築き上げておくことが大切です。もう一つは、「没頭力」です。没頭力なんて聞いたことないと思われるかもしれませんが、私が勝手にそう呼んでいます。没頭力とは、読んで字の如く、物事に没頭できる力です。何かに取り組み始めたら、脇目もふらずに時間を忘れるくらい集中して取り組む力です。没頭する対象は、勉強ではなくて良いと思います。スポーツや、機械いじり、何かの研究など、自分の興味関心のあるモノに対して没頭できるかどうか。子どもの興味関心の対象は、年齢を増すにつれて移り変わります。小学生の頃に何かに没頭してきた子は、いざ自分の目標ややりたいことを見つけた時、それに向かって没頭するノウハウを知っています。没頭力が、夢を手にする機動力になるのだと思います。基礎学力と没頭力を身に付けておくこと。それが、中学以降で伸びる必須の力です。
Jan 20, 2012
中3全員と定期面談をしました。生徒とじっくり話していると、いろんな考え方といろんな進路の選択の仕方があります。ひとつでもレベルの高い学校を受験することに意義を感じている生徒、昔から憧れていた高校を受験することに意義を感じている生徒、無理してレベルの高い高校にチャレンジするよりも、自分のレベルに合った高校で上位にいたいと考えている生徒などなど。同じ15年間という年月を生きてきた高校受験生であっても、その考え方や価値観は実に多種多様です。僕は、中学生が進路を選択する際に、「こうでなければいけない」という価値観は今は持っていません。「今は」と言ったのは、一昔前までは一つでもレベルの高いところに入学した方が良いという価値観を持っていたからです。でも最近はこう思います。15歳が一生懸命いろんなことを考えた上で、それぞれが自分の意志で出した結論に一番意義があると。進路を選択する際に、両親の負担を考える子もいれば、小さい弟や妹のことを考える子もいます。また、自分の夢や将来のことを考える子もいれば、高校の環境を考える子もいます。どんな学校に進学するかということももちろん大切ですが、それ以上に、自分の置かれた環境や自分の将来を15歳なりに一生懸命考えた上で、その時に出来るベストの決断をすることの方が、高校受験の意義があるように思います。今年も受験生たちが一生懸命自分の進路を模索し、ようやく決断しました。僕にできることは、それぞれの生徒の夢が叶うように、全力で応援するだけです。
Jan 19, 2012
中3生の生徒が泣いた。英語ができない自分に不甲斐なさを感じたのだろう。「英語が出来なくて…」と、普段は強気な男子生徒が、授業後にしくしくと泣いていた。いよいよ受験シーズンに突入した。今日明日は前期試験の願書提出の日。神奈川の後期入試までも残り29日となり、受験生たちの焦りも日に日に強くなってくるのが分かる。普段より精神的にも不安定になっている。不安な気持ちで押しつぶされそうになりながらも、受験生たちは自分と戦っている。僕は、この涙こそ大切なのだと思う。悔し涙というのは、どんな人間でも流せる涙ではない。一生懸命頑張っている人間だからこそ流せる涙だ。悔し涙は、懸命にもがいている証なのだと思う。そういう意味で、うれし涙よりも悔し涙の方が美しいと、僕は思う。だから、生徒が悔し涙を流しているとき、僕も泣きそうになる(というより泣いてしまう)。受験にはドラマがある。どんな子にも、一人一人に、それはもう泥臭くて感動的で心温まるヒューマンドラマがある。今年も、それを1つ見たような気がした。
Jan 18, 2012
今日1月17日で、阪神淡路大震災発生から17年が経ちます。17年前の今日、私はちょうど中学2年生でした。奈良県出身なのですが、奈良でも震度5(当時は今のように5弱・5強と別れていませんでした)程度の大きな揺れだったのように記憶しています。東日本大震災では津波で大きな被害が出ましたが、阪神淡路大震災の時は火災で大きな被害が出ました。神戸の街が一面焼け野原になりました。その様子をテレビで見ていて、まるで戦争の後のようだと思ったことが今でも記憶に残っています。焼け野原になった神戸の街以上に、今でも強烈に脳裏に焼き付いている光景があります。テレビで見た、避難所の体育館の中で、毛布を被りながら懐中電灯の灯りだけを頼りに必死に勉強していた受験生の姿です。どんな状況に置かれても、前に向かって進んでいこうとする受験生の姿にとても心を強く打たれました。勉強できる環境にいるということは、実は凄く幸せなことなんです。そんな自分の恵まれた状況に、まず感謝をしなさい。どんな状況でも、ヤル気ひとつあれば、人は前に進んでいくことができるということを知りなさい。そう、塾生に話をした日でした。
Jan 17, 2012
入試まであと34日。ここからでも伸びていく受験生はたくさんいる。ここからでもというよりも、ラスト1カ月のここから、嘘みたいに伸びていくケースを何度も見てきた。去年も一昨年も3年前も、ラスト1カ月で何十点も伸ばしてきた生徒を何人も知っている。ラスト1カ月で怒涛の成長をする受験生に共通しているものがある。それは、「勢い」だ。最後に伸びていく受験生は、最後に物凄い勢いがある。眼がギラギラとし、生活の動作も機敏になり、勉強しているときはもちろん、普通の会話をしているときにも、勢いのオーラを感じる。この時期になると、塾生には必ず「自分に勢いをつけなさい」と言っている。自分を極限まで意識的に追い込んでやることで、勢いはついてくる。いつまでものんびりしている人には、どう考えても勢いは感じられない。もうこれ以上集中できないというところまで、集中して勉強する。さあ、これで勉強を終わろうと思ったところから、あと30分伸ばして勉強する。今日はこれくらい覚えたら大丈夫だと思ったところから、あと10個頑張って覚える。これくらいのページをこなしたから今日はいいかなと思ったところから、あと1ページ多くやる。こうやって、意識的に自分に勢いをつけていく。その勢いが上昇気流となり、自分のコンディションも成績も一気に上昇していくのだ。勢いをつけよう。少々無理してでも、上昇気流を起こそう!(再掲)
Jan 13, 2012
うちの塾の中3生は、11月から週5日のペースで塾に来ています。週5日の通塾のうち、授業がある日は週3日で、残りの2日は自習日に充てています。週2日の自習日にやる内容ですが、2週に1度のペースで、塾長である僕と生徒一人ひとりと面談し、これまでの進捗状況と模試の成績の推移を一緒に確認しながら、「できていること」と「課題」の棚卸を行い、次の2週間の計画を立てます。計画を立てるとき、「社会をやれ」というように漠然とした計画を立てたとしても、絶対に生徒は動きません。ヤル気がないから動かないのではなく、あまりにも漠然としていて動きようがないからです。「社会をやれ」と漠然と指示を出すのではなく、「君は社会では、歴史で大きく点を落としている。歴史で点数を落としている原因は何だと思う?」と生徒に質問します。そうすると、「歴史の年号がまだあやふやで、いつも年号が絡む問題で点数を落としています。」という答えが生徒から返ってくる。「じゃあ、次の2週間は、歴史の年号を徹底的に覚えよう。そのためにはこのテキストを使えばいいよね。」と、課題を細部まで明確にし、具体的に指示を出します。生徒は、課題が明確になり、具体的な解決法が分かれば、ちゃんとヤル気を出して動きます。これは何も生徒だけに限ったことではないと思います。我々大人でも、漠然とした計画よりも、具体的であればあるほど次の行動に繋がりますよね。受験勉強もこれと同じです。課題を明確にし、その課題に対して短期間のスパンで具体的な行動計画を立てる。そして、定期的に行動と成果を振り返り、また次の行動計画を具体的に立てる。多くの受験生と指導者が見落としがちなことですが、受験勉強において最も大切なことだと思います。
Jan 12, 2012
12月に実施した中1と中2の志望校判定模試が返ってきました。今回の中1生の団体偏差値、なんと英数国3科目で66!中2生も負けていません。中2生の団体偏差値、5教科で61!近隣高校の最高峰である小田原高校の偏差値が64程度ですから、理論上、中1生の塾生平均は小田原高校レベルを超えているということになります。うちの塾、自分でいうのもなんですが、だんだんと凄まじい団体になってきつつあります。中1生と中2生が強い秘訣は、塾生のほとんどが、小学生の頃からうちの塾に通っているメンバーだからだと思います。小学生の頃から、基礎をしっかり鍛え、正しい勉強の仕方を身に付け、勉強は中途半端ではなく一生懸命やるものだと教えられてきたメンバーが、偏差値70以上や60台後半をバンバン叩き出しているのです。高いレベルの中で、ライバル達と切磋琢磨できる環境にある塾生たち。非常に恵まれた環境で勉強していると思います。
Jan 11, 2012
2011年初ブログ投稿です。皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。さて、今日が初ブログですが、もちろん今日から仕事始めというわけではありません。1月4日・5日まで冬期講習、6日は合宿準備に追われ、7日~9日まで冬期直前合宿のために受験生と山籠もりをしていました。それはもう目が回るほどの忙しさで、ブログを書いている時間がなかったということです。毎年、慧真館では年始の3連休に2泊3日で直前合宿を行うのが恒例となっています。この合宿期間は、寝食以外は全て勉強に費やし、2泊3日でトータル勉強時間は30時間を悠に超えます。場合によっては、寝食の食の時間も惜しんで勉強する子もいます。文字通り、起きている時間は全て受験勉強に充てるのが、この勉強合宿です。勉強合宿で学んでほしいことは、各教科の内容はもちろんなんですが、本気になれば、3日間でこれだけの時間・これだけの量を勉強できるという実感です。また、自分はこれだけ大変な合宿をやり切ったという達成感です。勉強合宿最終日、30時間以上の勉強を終えた受験生たちは疲労の色を見せながらも、達成感に満ちたとても良い表情をしていました。そして一日も休むことなく、今日からまた通常授業の再開です。昨日の疲れがまだ残ってるはずなのに、「疲れた」の一言も言わず、皆黙々と自分の勉強に取り組んでいました。受験生たちは、受験を通していろいろな経験をし、努力することを覚え、耐え忍ぶことを学び、学力的にも精神的にも成長していくのだと思います。
Jan 10, 2012
年末最後の授業が終了しました。年末最終日も、相も変わらず9時間以上塾にこもって勉強していた受験生たちも、先程ようやく帰宅。そのうちの何人かは、「年末年始休暇にやるプリントをください」とせがむので、大量に印刷してあげると嬉しそうに持って帰りました。改めて受験生たちを見て、変わったなって思います。やることも、発する言葉も、授業を聞く姿勢も、目の輝きも。勉強や受験は、何かと世間から「悪」の存在のように指摘される風潮が僕は嫌いです。「勉強より大切なことはたくさんある」とか、「受験戦争は子どもを疲弊させる」とか、「勉強ばかりできても、世の中のことを全く知らない」とか、「勉強ばかりで子どもがかわいそう…」とか。ホント、そんな言葉を耳にするたびにウンザリする。勉強や受験を「悪」と捉える人に、「ちょっとうちの塾に来いよ!」って言いたくなります。うちの塾に来て、一生懸命頑張っている受験生たちの背中を一度見てほしい。受験を通して、15歳が精神的に成長し、親への感謝の気持ちが芽生え、努力することを覚えていく過程を見て欲しいって思います。あれだけ弱小だったうちの塾の中3生たち(過去のブログ記事参照)が、これだけ立派になったのも、やっぱり受験に真っ向から立ち向かってきたからです。来年の春、受験を通してたくさんのことを学び、手にし、大きく成長した15歳たちが、最後に一番欲しい「合格」を手に入れられますようにと、正月にそっと実家近くの神社で手を合わせてきます。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 30, 2011
朝の9時から夜の10時まで13時間。途中の休憩を除いても11時間の塾での受験勉強。「勉強は時間じゃない、勉強は質が大切なんだ」という評論家がよくいるのだが、質だとか時間とかを真剣に議論している時点でアホかと思う。そう言っている人は、受験生が勉強している姿を見たことがあるのだろうか。受験生を目の前にしても、勉強は時間だの質だのと議論できるだろうか。勉強に必要なのは質でも時間でもない。欲求だ。合格したいという強い欲求、落ちたくないという不安からくる欲求が、人の行動を引き起こす。そういう欲求があるから、11時間にもわたる受験勉強も平然とこなせるし、勉強の質も自然に向上していく。誰よりも強く合格したいと願うこと。不合格になることを誰よりも怖がること。ライバルに勝つためには、ライバルよりも強い欲求を持つこと。強い欲求こそが、人を動かす最大のエネルギーだ。だから思う。もしかしたら、僕ら大人が本当にやらなければいけないことって、子どもの心に火を灯すことじゃないだろうかって。すでに心に火種がある子がいるとすれば、その火種に油を注いで強烈な炎に変えることなんじゃないかって。いかに子どもの欲求を焚きつけることができるか。それが最大にして最強のテーマなんだと思う。(2011年1月29日の記事より再掲・加筆)************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします教育・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 29, 2011
年末年始が差し迫ってきました。うちの塾でも、12月31日から1月3日までの4日間を年末年始休暇にしています。さて、いろいろと誘惑が多い年末年始。それまで冬期講習などで張り切って勉強していた受験生も、お正月特有の世間の緩いムードに負けてしまい、無駄にダラダラしてしまうといった状態になる子も少なくありません。年末年始で勉強のリズムや生活のリズムを崩してしまうと、お正月明けに立て直すのも大変です。折角築き上げてきたリズムを、年末年始も出来る限り維持しなければいけません。年末年始休暇に、家でダラダラしている受験生に対しての接し方について書いてみたいと思います。受験生の子どもがダラダラしているなと感じたとき、一言だけこう問いかけてみてください。「あなた、それでいいの?」受験生も、ダラダラしている場合ではないということは百も承知です。ダラダラしているように見えるときだって、頭のどこかでは必ず受験のことを考えています。頑張りたい気持ちはあるのに、世間の強烈なお祝いムードに負けてしまって行動に移せないでいるのです。そして、特にこれまで頑張ってきた受験生は、行動に移せない自分に対して多少なりともイライラを感じています。そんな時に、親御さんが頭ごなしに「何ダラダラしてるの!受験もうすぐでしょ!勉強しなさい!!」と叱ったら、余計にイライラが増し、結果バトルになるだけです。決して叱らず、感情的にならず、極めて冷静に子どもの目をじっとみながら、「それでいいの?」と問いかけてみてください。子どもはバカではありません。ダラダラしていてもよくないことに気付くはずです。子ども:「うーん。もうちょっとしたら勉強するわ。」親御さん:「そう。じゃあお母さん、後で温かい飲み物でも持っていくね。頑張ってね。」これでいいのです。年末年始は、「頑張らなければいけない」と分かっているのに行動に移せないでいる受験生に、行動に移すキッカケを与えてやってください。そして、日本全体が浮かれているこんな時期に、少しでも行動しようとしている受験生の子どもを、心から応援してあげてください。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 28, 2011
今年も残りあと5日になりました。世間ではついこの間までのクリスマスムードが一転、今度はお正月ムード一色ですが、僕がいる受験の世界では、クリスマスもお正月もありません。今日もうちの塾の高校受験生たちは、13時から18時までの講習を受けた後、15分もかけずにお弁当を食べ、その後すぐに塾の自習室に引きこもって夜の22時まで受験勉強を続けます。補足しておきますが、講師の方から「講習後も塾に居残りして勉強しなさい」という指示は一切していません。生徒たちは、自分の意志で連日この過酷なスケジュールを続けているのです。文字通り1日の大半を勉強に費やしている塾生たちですが、その表情は決して曇ったものではなく、逆にキラキラと輝いています。あまり受験勉強に本気で取り組んでいなかった1ヶ月前とその表情を比べても、今の方が断然ヤル気に満ちた良い表情をしています。「ヤル気があるから勉強するんじゃない。勉強するからヤル気が出てくるんだ。」僕が生徒によく言うことばです。よくヤル気がないから行動しないという人がいますが、それは少し違います。行動しないからヤル気が湧かないのです。ためしに、ヤル気がない時に、5分で良いから無理やりにでも何かやってみてください。たぶん実際に行動してみると5分では終わらないハズです。「もうちょっとやってみようかな」という気になるはずです。ヤル気が行動を生むのではなく、行動がヤル気が生むのです。そしてそのヤル気が、また次の行動を生む。塾生たちの表情が輝いているのも、彼らが一生懸命行動しているためでしょう。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 27, 2011
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【送料無料】人を育てる期待のかけ方冬期講習の合間を縫って読んでいる本です。「こんなに期待しているのに、この子はどうしてやってくれないんだろう?」「こういうふうに育ってほしいのに、どうしてそうならないのだろう?」「私ならこうするのに、なぜこの子は努力しようとしないの?」「もっと一生懸命勉強してほしいのに…」「この子には良い高校、良い大学へ行って欲しい」子どもに期待をかけても、親の思い通りにならない現実にイライラしている親御さんも多いと思います。かく言う僕だって、自分の思い通りに生徒が動かないことに腹を立てたことは何度もあります。期待通りに相手が動いてくれない原因は何か。どうすれば期待通りに相手が動いてくれるようになるのか。まだ全て読んだわけではありませんが「正しい期待のかけ方」について、とても考えさせられる本だと思います。「私の期待通りに動いてくれない」と悩む親御さんに、是非読んで頂きたい一冊です。
Dec 26, 2011
昨日から冬期講習が始まっています。毎年冬期講習前には一切チラシを入れないのですが、それでも口コミや紹介で体験生が集まってくれるのは本当にありがたいことです。うちの塾にやってくる体験生は、どこかの塾から『転塾』を考えてやってくる子がほとんどです。今回の冬期講習の体験生でも、半分がどこかの塾から転塾を考えてきているようです。転塾を経験された人なら分かると思いますが、初めて塾に入るよりも倍以上のエネルギーがかかり、また不安が付きまといます。実際に塾に通う子どもだけではありません。親御さんの方も、転塾にはかなりの労力を使います。今通っている塾を本当に辞めてもいいのかという不安。塾を辞める決心をした後も、その塾に退塾することを告げる心苦しさ。次の塾では失敗できないというプレッシャー。数ある塾の中から、次の塾を選ぶ大変さ。新しく選んだ塾が本当に子どもに合っているのかという不安。転塾したことで負担になる入塾金などなど。転塾に付きまとう労力を挙げればキリがありません。転塾を考えられている方の参考になればという思いから、今回は塾を選ぶ基準について書いてみたいと思います。みなさんの塾を選ぶ基準は何ですか?家から近いから。合格実績が良いから。知り合いに「ここは良い塾よ」と勧められたから…。などなど、塾選びには実に様々な基準があります。そもそも塾自体に正解・不正解はありませんが、選ぶ基準を間違ってしまうと、子どもにとっても親御さんにとっても不幸な結果を招いてしまうこともあります。大手塾を経て、現在塾を経営している僕の立場から言うと、本当は塾の理念であるとか指導方針を塾の判断基準にして欲しいのですが、どんなに素晴らしい理念を掲げていたって、子どもが通えなければ意味がないですし、実際にその理念通りに指導が行われているかどうかは分かりません。間違いの少ない塾の選び方としては、実際にいくつかの塾に足を運び、その塾の責任者や、できれば子どもを実際に指導する先生と親御さんが直接話をしてみることです。塾の責任者や指導者との話から、「この先生の元なら、子どもを安心して預けられる」という『人』を見つけることです。塾選びで大切なポイントは、『人』です。塾は商品のない、無形のサービス業です。つまり、『人』に関わる部分が非常に大きい。どんな立派な学習プログラムを有していても、どんなに素晴らしい実績を残していても、実際に指導する『人』が信頼のおける人物であるか、子どもを任せられる人物であるかというところが大切になってくるのです。大切な我が子を預けられる人かどうか、それが判断できるまでとことん塾の指導者と話をしてみてください。分からないことや不安なことがあれば、何でも質問してみてください。そして、「この人になら安心して預けられる」という親御さんの直感を大切にしてください。そうすれば、塾選びで間違うことは少ないと思います。塾選びは『人』選び。多くの人が見落としがちなポイントです。是非、参考にしてください。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 24, 2011

10年後にはきっと、10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ、今。死ぬ気でやれよ。死なないから。夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。努力しても成功するとは限らない。でも、成功したものは必ず努力をしている。努力するものは希望を語り、怠けるものは不満を語る。隣の奴が理解しているってことは、努力しだいで自分にも理解できるってことだろ。隣の奴と、同じ年数しか生きていないだろ!一回でいい。どうしようもないくらい頑張ってみろよ。そうすれば突き抜けられるから。頑張って頑張って、メチャクチャ努力して、やっと手が届く。そういう学校のこと、第一志望っていうんじゃないのか?結局、受験の最大の敵って、自分自身の中にあるんだよ。「やりたくない」「怠けたい」ってささやく弱い自分に勝てるヤツが、未来を手にするんじゃないのか。落ちた時の辛さに比べたら、今の勉強なんて屁みたいなもんだ。そんなヤル気のないお前でも、お前のお母さんは、一生懸命応援してくれているんだろ?いつまで、お母さんの応援に、お母さんの愛情に、背中ばかり向ける気だ?やるかやらないかの差なんだって。能力の差じゃないんだって。今日できることを明日まで延ばすな!明日必ずできるって保障はないんだから。明日も平和な一日だっていう保障はないんだから。お前が握っているのはただの鉛筆なんかじゃない。…お前の、人生を握ってんだよ!偏差値で友達に負けてんなら、努力で負けなければいいだけのこと。辛い時は、毎日一生懸命ごはんを作って待っていてくれるお母さんの顔を見ろ。毎日一生懸命お前のために働いてくれているお父さんの顔を見ろ。そんな顔見てたら、頑張れないわけないじゃないか。今日受験生に渡した理科のテキストの表紙に書いた言葉の抜粋です。この表紙を作っているとき、生徒たちに喝を入れるつもりだったのが、いつのまにか自分自身にも喝が入り、表紙を作り上げた後は妙にヤル気満々になりました。いつも思うことですが、受験って人生の縮図のような気がします。受験から学べることは、決して教科の勉強の内容だけじゃなく、努力することだったり、モチベーションの保ち方だったり、目標達成するための戦略の考え方だったり、人生を学んでいるのだと思います。だからこそ、受験は有意義なんだ。そう思います。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 23, 2011
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」シリーズ最終回にして、ようやく上の相談を考えていきたいと思います。今回の相談主の親子の場合、どのようにすればよいのでしょうか。今回の相談において、ポイントは2つあります。まず1つ目は、この子どもは「定期テストの成績が良い」ということです。そして2つ目は、「子どものだらしない性格のせいで、お母さんがイライラしている」ということです。相談主のお母さんは、基本的に『減点方式』で子育てをしていらっしゃいます。お子さんのだらしないところがどんどん目についてしまい、テストの点数が良いお子さんなのに、テストで「できなかったところ」を減点方式で評価されているようです。本来ならば、「定期テストの成績が良い」というところは加点するべきところです。お母さんにも学校の先生にも、加点方式で思いっきり褒められるべきところです。しかしながら、この子は「だらしがない」という性格のせいで、本来ならば思いっきり褒められなければいけないところを、誰にも褒められていないというのが問題なのです。一生懸命勉強を頑張って、テストで良い成績を残しても、それについてはスルー。そのかわり、だらしのない性格の部分については、「あれも出来ていない」「これも出来ていない」と徹底的に責められる。これで、この子のヤル気が出る方が不思議です。加点方式と減点方式で大切なのは、その「バランス」と「タイミング」です。褒めてばっかりでも、叱ってばっかりでも子どもはしっかりと育ちません。褒めるべきタイミングで褒め、叱るべきタイミングで叱る。10個のことを褒めたら、10個のことを叱る。特に、できることよりできないことの方が多い子どもは、家でも外でも必然的に減点方式で評価されることが多いわけですから、そのバランスを考え、家では意識してできることに目を向けてやる。「そんなこと言っても、この子のだらしない性格を治さないと困る」と思われるでしょうが、出来ることが多くなってきてから、出来ないことに目を向けさせる減点方式に切り替えていけばいいだけです。「褒めて育てよう」とか「厳しく育てよう」ということに囚われるのではなく、いつ、何を褒め、いつ、何を叱るのかということの方が大切なように思います。今回のシリーズはここまで。5回にわたって長々と読んでいただき、ありがとうございました。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 21, 2011
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」成績の良い子のご家庭は、『減点方式』が多いというところまで書きました。でも、減点方式で評価されても、成績が良い子はちゃんとその評価を受け止めることができます。なぜか。一言で言います。それは、その子が「成績が良いから」です。「は~?当たり前だろう!何言っているだ、この塾講師は。」という声がPC画面の向こう側から聞こえてきそうなので、もうちょっと補足します。成績が良い子は、「出来ること」が既にたくさんある。「出来ること」に対しては、当然ながら周りから「加点方式」で評価されます。お母さんお父さんがわざわざ加点方式で評価しなくても、学校の先生や塾の先生、あるいは周りの友達から、「よくできるね」「頭いいね」「よく頑張ったね」と、十分加点方式で評価されているのです。減点対象の項目もいくつか見当たるけれども、それはたくさんの「出来ること」の中のいくつかでしかない。十分評価されているものだから、成績の良い子には、十分なプライドや自負の気持ちが備わっていて、減点方式を受け入れることの出来る心の余裕も生まれる。だから、成績の良い子のご家庭は、減点方式でも上手くいくのです。一方で、現在成績の振るわない子に対して、「あれもできない」「これもできない」と「減点方式」で評価すれば、そら子どもは嫌になります。ちょっと想像してみてください。何にもできない赤ちゃんに、「減点方式」で子育てをすると、その赤ちゃんはいったいどのように育つでしょうか?出来ないことがたくさんある状態で減点方式をしてしまうと、自尊心が育つどころか、自分に×ばかりつける大人に対して攻撃するようになる。どんどん小さくなるばかりの自尊心を、必死で守るために。そういう子どもは、1つ出来たら褒めて、また1つできたら褒めて、出来ることを少しずつ増やしていく方が先です。そして、子どもに十分なプライドや自負の気持ちが備わったなら、少しずつ「減点方式」に移行していくと良い。決して、この順番を間違えてはいけません。間違えてはいけないというよりも、そうでなければおかしいのです。おっと時間が来ました。今日はこの辺で。明日、このシリーズの最終回を書き対と思います。お楽しみに♪(続く)************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 20, 2011
今日は受験生の保護者対象セミナーでした。年末の忙しい中、ご参加していただいたお母様方、ありがとうございました。和やかなムードの中、受験生の成長パターン、志望校変更を見極めるポイント、高校受験生のお母さんの役割についてを中心に、約1時間30分話をさせていただきました。塾講師なのに滑舌が悪い(苦笑)僕の話を、熱心にメモを取りながら耳を傾けて聞いてくださるお母さん方の姿を見て、「母の愛は偉大だな」と改めて感じたものです。せっかくなので、今日は『加点方式と減点方式』のお話を小休止し、セミナーでもお話した、高校受験生のお母さんの役割について書いてみたいと思います。突然ですが、高校受験の意義ってなんだと思いますか?義務教育の終了、初めての進路選択…などなど、いろいろな答えがあると思いますが、僕が考える義務教育の意義とは、『自立』です。高校受験生である15歳は、初めて自分の意志で自分の未来を選択し、その未来が現実のものとなるようにたくさん努力をし、自分の力でその未来をかなえます。もちろん物理的な自立には、まだまだ程遠いかもしれない。でも、今まで保護者に「こっちにおいで」と手をひかれながら導かれてきた人生から、保護者の方の手を離し、自分の足で、自分の意志で、歩き始める最初の瞬間が、まさに高校受験の時であると思うのです。つまり、高校受験の意義とは、「親御さんからの精神的な自立」にある。そう思います。そう考えると、受験生の親の役割も見えてきます。それは、子どもの後ろに立って、今まさに自立しようとしている我が子の背中をそっと押してやること。そして、自立に向かって一人で歩き出した我が子が、不安でいっぱいになっているとき、後ろから「大丈夫だよ。あなたならできるよ。」と、大きな愛で支えてあげること。頼りない足取りだけれども、前を向き歩き始めた我が子に、精一杯の拍手を贈ってあげること。それに尽きると思います。決して、今までと同じように、子どもの前に立ち、子どもの手を引きながら、誘導してやることが受験生の親の役割ではありません。高校受験生の親の立ち位置は、子どもの前ではなく、子どもの後ろです。そんな風に考えると、受験生の親が我が子の為に、何をするべきで、何をするべきではないのかが、明確になってくるように思います。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 17, 2011
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」の質問の続きです。ほめて伸ばす『加点方式』。出来ないところを指摘する『減点方式』。どちらが良いかという話からです。前回のブログでも書いたように、僕は『加点方式』と『減点方式』を並行していくのが良いと思っています。多くの育児書では褒めて伸ばすのが良いと書かれてあります。子育て講演会なんかに行ってみても、ほとんどの人が「子どもを思いっきり褒めましょう」と言います。僕自身も、きっとこのブログを熱心に読んでいただいているお母さん方も、子どもを褒めて伸ばす方が良いなんてことは、当然百も承知です。ここで勘違いして頂きたくないことは、「加点方式が良い」=「減点方式はダメ」ということではないということです。子どもを育てるには、やはりどちらも必要です。褒めてばっかりでも、叱ってばっかりでも子どもはちゃんと育ちません。問題なのは、その「バランス」と「タイミング」です。塾の講師という職業柄、これまでたくさんのお母さんと子どもを見てきました。その中でも、成績が良い子どものお母さんの対応を見ていると、実はそのほとんどが「減点方式」です。ビックリしました?ビックリしたでしょ(笑)?育児書や子育て講演会では「加点方式」が良いなんて言っていますが、あくまでもそれは『理想』です。理想と現実は違います。子育ては、理想論なんかでは語れません。だって日常のことだからです。講演会の檀上で、「子どもは思いっきり褒めて伸ばしましょう」と語っているカリスマママだって、家で子どもがだらしないことをすればきっとメクジラ立てて怒っています。現実はそんなもんです。ただ一つ、言えることは、成績が良い子どもの親子の会話では、お母さんがどれだけ『減点方式』で子どもを指摘していたって、子どもはそれをじっと聞いているのです。「うるせーな、このババァ!!」というバトルにはならない。実は内心では「うるせーな」と思っていたとしても、ほとんどの子どもはそれを口にしないということです。しかも、右から左に聞き流しているのでもありません。子どもの様子を見ていると、『減点方式』でチクチクとお母さんから指摘されたことを、子どもなりにじっと受け止めている。そんな感じさえ受けます。なぜ成績の良い子は『減点方式』で指摘されたことを素直に受け止められるのか。一方で、同じ『減点方式』でも、「うるせーなババァ!!」なんてバトルに発展する親子もいるのか。その違いは何なのか。それについては次回書いてみたいと思います。明日は塾生3年生保護者様対象の、受験直前保護者セミナーがあり、その準備をしなければいけません。ちなみにセミナーで話す内容は、・受験生はこう伸びる!卒塾生のデータから分析した、受験生が伸びる「3つのパターン」を徹底解剖!パターン別志望校の選択の仕方を公開!・無理しても第一志望か、安全を取り志望校変更か。「志望校再考」が必要なのはこんなとき。受験生の心理編・データ編に分けて解説。・受験生の親がしてはいけないこと、受験生の親にできること。ざっとこんな感じです。では、また明日!続く。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 16, 2011
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」という相談の続きです。加点方式は、減点方式とは真逆の評価の仕方です。よく、伸び盛りのベンチャー企業などがこの『加点方式』を取り入れているという話を聞きます。また、欧米諸国の子育ては、基本的に『加点方式』であることが多いです。アメリカのお母さんは、人前で我が子を惜しげもなく褒めますよね?あれも、アメリカは基本的に『加点方式』の文化だからです。『減点方式』は、子どもに×を付けていくイメージですが、『加点方式』は、子どもに○を付けていくイメージです。例えば子どもが100点満点のテストで98点を取ってきたとします。「98点も取れるなんてすごいじゃない」と子どもを褒めるのが、加点方式の子育てです。「あと2点で満点が取れたのに!なんでこんな間違いをしたの!」とできなかったことを咎めるのが、減点方式の子育てです。こうして両者を並べてみると、やはり『加点方式』の子育ての方が良いような気分になると思います。そして、いろんな育児書を読んでみても、カリスマと呼ばれるママの話を聞いてみても、「子どもは褒めて育てなさい」という『加点方式』を支持する内容が書かれています。確かに、お母さんの言い分はともかくとして、子どもの立場に立ってみたら、怒られるより褒められるほうが気分が良いに決まっています。では僕はどう思っているのか。僕は、いろんなお母さんと受験生を見てきた経験から、『加点方式』と『減点方式』を並行させるのが良いと思っています。では今日はこの辺で。続く。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!子育て・受験に関するご相談はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 15, 2011
「せっかく定期テストの点数はいいのに、授業をちゃんと聞いていなかったり、忘れ物が多かったりだらしない性格のせいで、学校の評価が下げられてしまっている。」という相談を塾生のお母様から受けました。お母様は深刻そうな様子でしたが、実は、こういった相談は少なくありません。少なくありませんというより、中学生の男の子を持つお母様からは特に、毎年似たような相談を必ず受けます。こういう相談を受けると、最初は学校の成績の話だったのが、最後には必ず家庭内の話になります。「家庭内でも片付けができない」「テスト前でも計画的に勉強しない」「だらしがない」「親の言うことを聞かない」などなど。お母様は、そういう子どもの『できていないこと』がどうしても目についてしまう。→目についてしまったら、説教せざるを得ない。→息子も中学生。口だけは一人前に反論。→バトルになる。→親子共々疲弊。→結果、現状は何も変わらず…。というパターン、本当にすごく多いです。それではどうすればいいのか。どこに問題があるのか。このケースは、お母様の子どもへの評価が『減点方式』のみであることが気になります。「これもできていない」「あれもできていない」「こんなこともできない!」と、気が付けばいつも子どものアラばかり探している状態になってしまっている。100点満点から、どんどん点数を引いていってしまうような評価の仕方が、『減点方式』です。『減点方式』は、精神的にタフじゃない子どもにとっては、結構辛く感じてしまうことが多いです。気持ちが辛くなると、自己防衛の意識が働くために他者に攻撃をします。または、いつも×ばかりつけられるわけですから、自尊心が弱くなり、結果ヤル気のない無気力な状態になってしまうこともあります。大人だって『減点方式』はきついです。「こんな仕事もできないのか」「またミスをしたのか」と上司から責められてばっかりで、仕事のヤル気が出るお父さんはいるでしょうか。「きちんと掃除ができていない」「こんな料理もつくれないのか」と旦那や姑から責められてばかりで、ヤル気が出るお母さんはいるでしょうか。それでも精神的にタフな大人であれば、ぐっとこらえて努力するかもしれません。でも、これに耐えられる子どもは、決して多くありません。ではどうすればいいのか。『減点方式』と対比の関係にあるのが、『加点方式』です。今日は時間がきたのでこの辺で。(ブログを書く時間を20分以内と決めました)続く。************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!塾に関するお問い合わせ、ご相談・ご要望はTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 14, 2011
え~、ごほん。読者の皆様。本当に本当にお待たせいたしました。永らくお休みしていたブログを、今日からまた復活させます!ブログをお休みしていた理由はいろいろありますが、一番大きな理由は、ちょっと背伸びしすぎてしまっていたということ。良い記事を書こうとか、格好つけて書こうとか、そんなことばかりを考えながら書いていたら、いつしか自分を見失ってしまっていました。それでも、こんなにブログを休止していたのにもかかわらず、多くの保護者の方やお知り合いの方々から、「先生、ブログの復活楽しみにしていますね」「ブログ読んでいますよ」という温かい声をかけていただきました。これからは、少々不格好でも、格好の良いことを書けなくても、時には毒を吐いてしまっても、日々教育現場にいることで感じること、思うこと、心を揺さぶられたことを、等身大の自分をさらけ出して、ことばを紡いでいけたらな。そう思っています。自分がブログを書くことで、少しでも誰かの為になるのなら、こんなに嬉しいことはないです。皆様、またよろしくお願いします!************************************神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします!!お問い合わせはTEL:0465-38-2030MAIL:info@keishinkan.jp
Dec 13, 2011
「リストを作る」その1の続き。「やることリスト」を作成し、それをベースに勉強を進めていくことがなぜ成績アップにつながるのか。「やることリスト」にはいくつものメリットがあり、それが相重なって成績アップにつながる。まず1つ目。やることリストを書くことで、まず各科目の全体図を頭に整理することができる。何の科目にどれくらいやることがあるか、これからやるテスト勉強の全体像を把握できるのだ。中学生(特に成績が芳しくない中学生)に足りないのは、この「全体像を把握する視点」である。やることがたくさんあるにも関わらず、テスト間際までのんびりしていて、直前になって慌ててワークや問題集を仕上げるので精一杯の中学生は、まさにこの視点が足りない。5教科あるいは9教科でどれだけやることがあるのかという全体像が全く把握できていないのだ。ゴールまでの道のりの全体像の把握なしでは、ペース配分も何もできない。試験前、まず最初にこれから進んでいく道のりの全体像を把握することが、最も大切なのだ。次に2つ目。「やることリスト」を書くときのルールに、優先順位の高い順番に書くというのがある。つまり、やることリストを作成している時点で、勉強の優先順位を考えているということになる。勉強や仕事において、優先順位を考えることが重要極まりないのは論を待たない。優先順位を言い換えれば、「段取りをつける」ということ。段取りが悪い人に仕事ができる人はいないのと同様、段取りの悪い中学生に成績の良い生徒もいない。全体像を見渡した後、それぞれの課題に優先順位を付けながら、冷静にゴールまでの進むべき順路を考えること。これこそがやることリストの最大のメリットだ。後は、そのリストに沿って実行していけば良い。もちろん、途中での優先順位の変更や、思いもよらない課題が舞い込んでくるときもある。そんなときは、やることリストに修正や加筆を加えながら進めていけと、生徒に指示している。やることリストという一枚の紙に、すべての情報を集約させる。そしてそれを指針にしながら、思いつきでなく計画的に、気分でやることを決めるのではなく戦略的に次の行動を考える。それが合計9割の壁を乗り越えるには欠かすことのできない勉強法であり思考法なのだ。
Jun 21, 2011
夏期講習の広告がほぼ完成。今回の広告のテーマは『原点回帰』。慧真館開校時の気持ちと募集法に立ち返り、開校チラシと同じような手法・構成で書きチラシを書き上げた。今年は開校から4年目の夏。これまで何枚もチラシを書いてきた。しかし、今まで書いてきたチラシを並べて見比べると、最初に書いた開校時のチラシの出来栄えが他のチラシに比べて飛び抜けて良い(自分で言うのもなんだが)。思えば独立したての開校時、全く知らないこの土地で、何とかして生徒を集めないとという思いで必死だった。「生徒が集まらなければ、生活していけない。」という危機感と、「自分で立ち上げたこの塾で、自分が最善だと信じるやり方で、子どもを教えてみたい。」という期待感でいっぱいだった。マーケティングに関する本を読み漁り、書いては消し書いては消し、何日もかけて1枚の開校チラシを書き上げた。そして完成した1枚の広告。今だから暴露してしまうと、問い合わせ件数30件以上の申込み件数26件で、これまでのチラシで一番良い反応率だった。もちろん、新規開校は反応が最も出やすい。だけどそれだけじゃないと思う。広告に滲み出ている、ただ純粋に「子どもを教えたいんだ!」という思いが、消費者である保護者の方に響いたのだと思っている。この夏の広告。久しぶりのカラーチラシで攻める。カラーだから、白黒だからということじゃないのは分かっている。ただ、それだけ「見てほしい」という気持ちを込めてのカラーチラシだ。久しぶりに、書き上げるのに何日もかかった。だからだろうか、出来栄えは良い。「絶対に成績を上げる自信がある!」という気持ちを全面に込めた。自分の中でも、開校時の広告と同等か、もしかするとそれを上回る出来栄えに仕上がったと思っている。さて反応はどうだろうか。7月上旬に折り込まれる予定だ。
Jun 18, 2011
それぞれの生徒にはそれぞれ自分で決めた志望校があり、志望校に向けて日々努力している。それはそれで大変素晴らしいことだと思う。確かに自分の意志で志望校を決めるのは大切だ。しかし、生徒の志望校の選び方に疑問を感じることも少なくない。それは生徒だけに限った話ではない。保護者の方の高校の選び方や判断の仕方だって、疑問に感じることが多々ある。慧真館のある小田原市の公立トップ校というと小田原高校だ。だからだろう。うちの塾生にも小田原高校を志望する生徒が多い。保護者の方と話していると、「小田原高校は良い高校だから、是非うちの子にも行って欲しい」という声もよく聞く。しかし、これまで何百人という生徒を見てきた私の感覚からすると、小田原志願者の中には明らかに小田原向きではない生徒もいたりする。小田原の校風よりもどちらかというと平塚江南の校風の方が向いていたり、性格からして公立トップ校というより私立上位校に行った方が確実に伸びるだろうと思う生徒や、この子は小田原なんかでとどまるのではなくて、もっとすごい生徒たちがいる高校でもまれてくるべきだと思う生徒でも、ただ偏差値が高いからという理由で何の疑いもなく小田原高校を目指していたりする。「うちの子には小田原高校に行ってもらいたい」と訴える保護者の方に、「なぜ小田原高校なのですか?」と聞くと、大概「この辺で一番良い学校だから」という答えが返ってくる。この辺で一番いい学校=自分の子どもにとっても一番良い学校という図式は必ずしも成り立つわけではないということを知って頂きたい。何が言いたいのかというと、生徒にも保護者の方にも、もっと広い視野を持って高校を選んで欲しいということだ。「絶対にこの学校」と決めつける前に、自分の性格のことや、校風のこと、通学時間のことや将来の進路のことをしっかりと考えて欲しい。せっかく用意されているあらゆる選択肢を、単なる「決めつけ」によって除外しないで欲しい。以上、たまに思うことでした。ちなみに私は小田原高校を否定しているわけではありません。
Jun 17, 2011
お待たせしました。反響ゼロ(笑)の考える中学生への道第3回目です。反響は何もないけれど、どこかで誰かの役にきっと立っていることと信じて、地道に更新しています。第2回目は「記録する」でした。日々の勉強を記録をするだけで、モチベーションが上がるのと同時に、勉強法は驚くほど改善されます。ただ記録するだけなので、だまされたと思って実践してください。失敗したって、紙が少し無駄になるだけですから…。さて、ここから真面目に本題。今日は「リストを作る」話だ。慧真館では、定期テスト勉強に入る前に、必ずテスト勉強計画表を生徒に書かせている。計画表と言うと何だか面倒そうな作業を想像しがちだが、決してそんなこともない。というよりも、そんな面倒な計画表なんかいらない。緻密に計画表を作ったところで、どうせ3日ももたずに計画倒れになるのは目に見えているからだ。うちの塾のテスト勉強計画表とは、「やることリスト」のことだ。各教科でやることリストを作成する。「やることリスト」はいたって簡単。優先順位が高い順番に、やらなけらばいけないことをどんどん書いていくだけで完成する。例えば英語だと、1.学校のワーク(○ページ~○ページ)2.教科書本文暗記(○ページ~○ページ)3.塾のワーク(○ページ~○ページ)4.塾のワーク間違いノートというように、「やることリスト」を作成する。そして、やることリストの優先順位に沿って勉強を実践していくだけ。終わったものから黒く塗りつぶし、今どこまで勉強が進んでいるか視覚的に分かりやすくしておく。うちの塾生は、この「やることリスト」をベースに定期テスト勉強をする。「やることリスト」を作成することでのメリットは、「記録する」と同じくらいか、それをしのぐくらいに大きい。そのメリットについては、考える中学生への道第4回で書くことにする。
Jun 16, 2011
城北中の1週間遅れで定期テストがあった泉中でも、第1回定期テストが返されている。今日結果を報告してくれた泉中1年生。中学校に上がったと同時に、この春から慧真館に通いだした生徒だ。ニコニコと嬉しそうに数学満点のテストを見せてくれた。まだまだあどけなさが残る笑顔は小学生のようだが、初めての定期テストを経験して、中学生らしくなってきたような気もする。頑張ったもんなぁ。小学校から中学校に上がりたての12歳が、これだけ勉強したのは人生初めてだと言い切るほど一生懸命勉強した。部活でヘトヘトになっても毎日自転車で20分以上かけて塾に通い、土日はお弁当持ちで塾に籠って頑張った。その結果の満点。とびきり嬉しかったに違いない。今回の定期テストは満点の枚数がかなり多い。あと1枚で、去年の『年間』満点数と並ぶ勢いだ。数でいうと、3人に1人以上の割合で満点を取っている。うちの塾生…凄すぎ。
Jun 15, 2011
考える中学生への道2回目は「記録する」ことの重要性について。長期間に渡って何かを継続して行うとき、そしてその成果がすぐに見ることができないとき、毎日の行動を記録することが、目標を達成する上で非常に重要になってくる。例えばダイエット。毎日何をどれくらい食べたのかを細かく記録するだけのダイエットというのがあるらしい。毎日記録することで、カロリー制限への意識が持続でき、成功率が高まるという。例えば筋力トレーニング。ただ漠然と腕立てを何十回やってみたところで、そのモチベーションは3日と続かない。しかし、今日は腕立て、腹筋、スクワットを何回ずつやったのか、今日の体重は何キロで体脂肪率は何%かという記録をつけることで、その継続率は半端なく上がる。定期テスト勉強もこれと同じ。うちの塾では、「定期テスト勉強日誌」というものがあり、勉強したこと、今日の勉強時間、トータルの勉強時間、反省や気づいたことを生徒に書かせている。毎日自分が取り組んだことを記録していくと、着実に目標に向かって進んでいるという実感が生まれる。この「実感」が非常に大切なのだ。ダイエットや筋トレや勉強というのは、今日一生懸命やったから明日は凄く痩せているとか、凄く強くなっている、頭がよくなっているというわけではない。人は、自分が成長する実感が持てないと、継続することが嫌になってしまう。だから記録する。毎日成長しているという「実感」を生み、継続することが断然楽しくなるからだ。また、記録することによって、「思いつきの勉強」を防ぎ、計画的に勉強ができる。「今日は数学の気分だから数学問題集を思いっきり解くぞ」というように、場当たり的に勉強することがなくなり、「昨日は数学と理科をやったから、今日は英語と国語をやるぞ」と、やることを考えながら勉強することができる。ただ日々の勉強記録するだけで、継続的に、計画的に、考えながら勉強できるようになる。記録することは、成長し続ける「考える中学生」になるための第一歩なのだ。
Jun 14, 2011
塾生の80%以上が定期テスト5教科合計8割のラインを越えるようになった。学校の授業を真面目に聞き、学校のワークやプリントを丁寧に仕上げ、ある程度の演習量をしっかりとこなせば、何も考えなくても「5教科合計8割」のラインには届く。つまり、5教科8割のラインまでは、何も考えなくても「ガムシャラ」に勉強していれば通用するということだ。しかし、8割を越えてくると、そうはいかなくなる。何も考えなくても、問題さえ解いていれば成績が上がった頃と違って、高得点者に近づけば近づくほど当然得点の限界に近づいているわけで、今までと同じように「ガムシャラ」に勉強してても、効果が出にくくなってくる。特に5教科合計9割以上を取る生徒となると、そこから右肩上がりに伸びていくのは至難の業である。そこからでも更に成長し続けるには、「考える勉強」が必要となる。自分自身の能力と弱点を分析し、そこから計画を立て、実行するという、自分で論理的に考えて行動する力が非常に重要となる。「5教科合計8割」のラインには、点数の壁だけでなく、そのような勉強法そのものの大きな壁が存在するのだ。ただ、「考える勉強」と漠然と言っても分かりにくい。うちの塾が実践している、「考える勉強」の実戦方法について、少し詳しく書いてみようと思ったのだが、また次回に書くことにする。
Jun 11, 2011
「お母さん、ほめてくれた?」定期テストが返却された直後、特に結果が良かった生徒によく尋ねる質問である。嬉しそうな表情で「めちゃめちゃ褒めてくれました」と答える生徒を見ると、「この子は次のテストも大丈夫だな」と安心する。逆に寂しそうな表情で、「何も言われませんでした」「なんか素っ気無い返事だけでした」と答える生徒を見ると、少し気の毒に思うのと同時に、正直に言ってしまうとその子の保護者を少し恨む。「せっかくの伸びる機会を無駄にしたな」って。中学生なんてまだまだ子ども。子どもにとって、親からの褒め言葉が最大の『ヤル気薬』になる。子どもにとって、親が喜んでいる顔は最大の『達成感』に繋がる。不謹慎な動機かもしれないが、お母さんお父さんに褒めてほしくて、あるいはお母さんお父さんの喜ぶ顔が見たくて、一生懸命頑張っているといっても過言ではない。それが子どもというものだ。だから、テストの成績が返って、それが今までよりも良い成績だったとしたら、どうか最大限に褒めてあげて欲しい。少々オーバーリアクション気味でちょうどいい。子どもが「お母さん、何もそこまで喜ばなくても」と少し引いてしまうくらいでも構わない。お母さんだけじゃなく、お父さんも一緒になって喜んであげて欲しい。お寿司を振舞いながら、明るい将来の話をしたって構わないと思う。自分の大好きな家族が、こんなにも喜んでくれている。頑張ったことを、これだけ評価してもらえる。それが、どれだけ子どもの心に響くことか。どれだけ子どものヤル気に繋がることか。親に思いっきり褒められた子どもは、それをキッカケにしっかりと伸びていく。また褒めてもらいたくて、またお母さんお父さんの喜んでいる顔が見たくて、頑張るのである。保護者会でもいつもお願いしている。「叱るのは塾講師の仕事です。心配しなくても、傷に塩を塗り付けるくらいに私が叱りますから、お母さんは思いっきり褒めてあげてください。」力の限りに勉強することが子どもの仕事なら、その結果を力の限りに褒めることが親の仕事だ。
Jun 10, 2011
今日からテストの泉中生を除いて、城北中のテスト結果がすべて判明した。まず50点満点が全部で7枚。1人で2教科満点を取った生徒がいるので、6人の生徒が満点を取ってきたことになる。1回のテストでこれだけ満点が出たのは慧真館始まって以来のこと。うちの中学部の人数を考慮すると、満点が6人というのは恐ろしいほどの快挙だ。続いて5教科合計点。250点満点中9割ラインの225点以上が全体の42.9%。200点~224点(8割以上9割未満)が全体の42.9%。~200点(8割未満)が全体の14.2%という結果に。85%以上の生徒が合計8割ラインを越え、42%以上の生徒が合計9割のラインを越えている。塾生たちは本当によくやってくれた。塾生限定ブログにより詳しい結果と各学年の塾内平均点を載せているので、塾生は合わせて参考にして欲しい。今年度は『慧真館改革元年』とし、生徒の一層の学力向上を目指し、通年教材を難易度の高めのものに一新し、それと同時に授業レベルも上げた。宿題と授業を密に連動させたり、単元テスト制度を取り入れたりもした。また、十分なテスト勉強時間の確保と生徒の自学力を最大限に引き出すため、カンヅメのシステムもガラッと変えた。これらの取り組みが、第1回目の定期テストから早速結果に表れてきている。ただ、これで満足しているわけではない。まだ合計200点にのせていない14.2%の生徒をなんとかしなければならない。塾生全員が定期テストで200点以上取れる学力を付けてこそ、本物の塾だ。これからは、この子たちへの対策を考えていく。
Jun 9, 2011
慧真館を開校して4年目の春(もうすぐ夏だけど)。塾生のレベルがどんどん上がってきているのが肌で感じる。学校の定期テストがあると、8割を越えるのは当たり前、9割を越えて普通という感覚。満点でもそれ程驚かなくなった。合計点数も、450点中8割のラインである200点は越えて当然、9割ラインの225点越えるのも珍しくないようになった。こんなだから、だんだんと私の感覚もマヒしてきているのだが、よく考えたら各教科9割というのは本当は凄いことなのだ。46点や47点という点数も、225点に届かないけれどもそれに近い合計点数も、よくよく考えたら本当は物凄く褒めてやらなければいけないことなのだ。塾が開校したての2008年、生徒が50点満点中40点以上の点数を取ってきた日には、生徒と一緒に大騒ぎして喜んだ。2年目の2009年、5教科合計8割のラインの200点越えを達成した生徒たちには、ご褒美として焼肉や好きなレストランに連れて行った。3年目の2010年、カンヅメシステムを本格的に導入したこの年から満点が出るようになり、200点越えが普通となってきた。そして4年目の今年、普通に9割ラインの225点を越えてくるようになってきており、満点という点数にも驚かなくなってしまった。塾全体のレベルが上がってきているのは喜ばしいこと。しかし、どれくらいレベルが上がろうとも、生徒自身が一生懸命努力していることには変わりはない。指導者である私は、生徒たちのその努力をしっかりと褒めたたえてやらなければいけない。一度、自分自身の中で点数の感覚をリセットしなければいけないと感じた。
Jun 8, 2011
テスト明けの中2生。まだ返却されていない科目があったりして、全ての結果が判明したわけではないが、今の段階でも物凄いことになっている。すでに50点満点が5枚。惜しくも満点を逃した49点や48点となると、もうワンサカあり過ぎる。5教科合計でも、250点満点中241点、240点など、凄まじいほどの高得点のオンパレードだ。このままいくと、中2生の半分以上の生徒が合計9割を超える可能性が高い。いやぁ、ここまで来ると、凄いを通り越して「アッパレ!」の一言に尽きる。今年からカンヅメのシステムを変えた。今まではテスト前の土日だけカンヅメを行い、テスト直前でも通常授業をしていたのだが、今年からはテスト1週間前からは授業を全てなくし、平日も毎日カンヅメを行うシステムにした。もちろん、カンヅメ中はテスト対策の授業など一切なし。つまり、生徒が自分自身の『自学の力』だけで、ここまでの高得点を叩き出したということになる。この塾は、愚直なまでにも勉強の「王道」をひたすら突き進む塾である。普段の授業で基礎学力を伸ばし、自学力を鍛え、一定の『量』をこなしていけば、過保護なテスト対策補習などをやらなくとも学力は上がると提唱し続けている。こんな勉強のど真ん中の道をひたすら進んでいく塾であるからこそ、結果を残さなければいけないとも考えている。結果を残さないと、王道が否定されることになってしまうから。ここまでは素晴らしい結果が出ている。やはり、生徒たちは自分で学べる力をきちんと持っている。こちらが手取り足取り対策をしてやらなくても、生徒自身の自学力を鍛えていけば、時間はかかろうが成績は上がる。私たちの役目は、勉強を教え込むことではない。生徒が持っている自学力を引き出すこと。これに尽きる。
Jun 7, 2011
今日は中1泉中生だけのカンヅメ。中1から慧真館に入った生徒たちばかりなので、勉強の基礎体力はまだまだの部分はあるが、それでも元気に頑張っている。カンヅメにも少しずつ慣れてきた様子で、集中して勉強できる時間も長くなってきた。夕食時の休み時間の様子をうかがうと、何やら「しりとり」をして楽しんでいるようだ。地理の勉強をかねての国名「しりとり」らしい。まだまだ知識がなくて、しりとりはものの数分で終了していたが、休み時間でさえもテスト勉強の話題が中心となっているということは、頭の中は定期テスト勉強のことオンリーの状態なのだろう。それでいい。定期テスト期間は、他のことは忘れてテスト勉強に没頭するくらいがちょうどいい。頑張れ!中1生!!
Jun 5, 2011
夏期講習の概要の大枠がほぼ決定した。今年の夏期講習は『量』で攻める。中3独自クラスの20日間4710分をはじめ、中3共通クラスでは20日間4215分、中2生でも受験生並の20日間3335分、中1生は3科目で2145分と、圧倒的な授業時間の『量』を確保することにした。ちなみに去年の夏期講習では、中3独自クラスが20日間で3920分、中3共通クラスで3200分、中2生も3200分、中1生は3科目で1920分だったので、去年と比較しても中学部の全てのクラスで授業時間が増えることになる。中3独自クラスの4710分とは、時間に換算すると78時間30分になる。中3共通クラスでも70時間15分。小田原近辺の高校受験塾でも、これだけの講習時間数を確保する塾はほとんどないだろう。理由は簡単。時間を多くすると、その分講習費がバカ高くなるからだ。だから、やりたくてもできない。うちの塾は、それが生徒の学力を上げると思ったらなんでもやる。もちろんだからといってバカ高い料金に設定したりはしない。例え中3生の1時間当たりの講習料が、マクドナルドの高校生アルバイトの時給より安くなろうとも。まずは『量』をこなすこと。他の受験生よりも1分1秒でもたくさん勉強し、1問でも2問でも多くの問題を解く夏にすること。時間の「量」、問題数の「量」は言い換えれば努力の「量」。まずはその「量」で凌駕すること。これが今年の夏のテーマだ。
Jun 4, 2011
まずは「量」を求める。そして「量」だけではどうにもならなくなってきたら、今度は「質」を求める。これが逆であってはいけない。「量」より先に「質」を追い求めるということは、「楽して成果を上げたい」ということと同じことであり、それはすなわち「手抜き」を追い求めることである。こと勉強や仕事になると、「楽々成績アップ!」や「短時間で収入が倍に!」といった謳い文句が持て囃される風潮にある。ネットでも本屋でも、そのようなある種の詐欺まがいの情報で溢れかえっている。スポーツや音楽では、「短時間のトレーニングであなたもオリンピック選手に!」「短時間の練習でプロのピアニストに!」という謳い文句など、聞いたことも見たこともない。そして、そんなことがあり得ないのは誰もが知っている。人は、勉強や仕事のように面倒くさいこととなると、「量」より先に「質」を求めたがる。努力をすっ飛ばし、成果だけを追い求めるという、なんとも理不尽な行動に出る。だからこそ、「質」ではなくまず「量」を求めることができる人が、結果的に成果を収めることができるのだと思う。そもそも、勉強においては、一定のラインまでは「量>質」の法則が成り立つ。そして、最初にも書いたが、量だけではどうにもならないようなところまできて、初めて「量<質」という式になるが、中学生くらいでここまでくるような生徒というのは、ほんの一握りだけだ。だから、うちの塾はまず生徒に圧倒的な「量」を求めている。時間、問題演習量、反復の量のどれにつけても、まずは「量」を求めている。小手先の質ばかりを追い求める前に、量をこなせる人、すなわちしっかりと努力を重ねていける人であって欲しいと思う。
Jun 3, 2011
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