「Holy Stone ドローン」を約1週間ほど前に購入した。すぐに飛ばさなかったのは、必要な電池が手元になかったからとドローンを飛ばす時間がなかなか取れなかったからだ。
このドローンはスマホを使用して飛ばすということも可能なのだが、今回はスマホなしで、付属のコントローラだけで飛ばしてみた。
付属してきた2つの電池をとりあえず、充電することから初めた。充電用のコードは電池それぞれについてきているので、同時に充電が可能だ。パソコンのUSB端子などに接続することで充電ができる。ちょっと戸惑ってしまったのは、電池に充電用の充電端子があるのだが、それを探し出すのに苦労した。ドローンをなるべく軽くということもあって、電池もできる限り軽くするために充電端子が小型になっているからである。
ドローンの飛ばし方に関しては、ドローンが入っている箱の裏側に簡単に説明書(英文)がついているのと、別に小冊子で説明書(日本語)が用意されている。
どちらの説明書もスマホを利用して飛ばすときのやり方に関しては説明がされていない。スマホ用にはアプリが用意されており、そのアプリのダウンロードサイトに、スマホアプリの説明書きがあると思うのだが、まだ確認していない。
まず、部屋の中で飛ばしてみた。コントロールのやり方になれていないこともあり、なかなかうまく飛ばすことができない。ホバリングができると書いてあるのだが、部屋の中で操作しているのに、ドローンが部屋の中をウロウロしてしまい、結果として壁などにぶつかってしまう。幸いなことに、ドローンの筐体は軽いので、少々壁にぶつかったくらいでは壊れない。
しかし、部屋の中ではすぐに壁にぶつかってしまい、うまく操作の練習ができないと考えて、外の広場を探して練習することにした。家の近くの公園で練習しようと思ったのだが、人が多くて、飛ばせない。仕方がないので、ドローンを話しの中の木にぶつける危険性はあるが、近くの林の中で飛ばしてみることにした。
林の中にあるベンチの周りに少し広まったところがあったので、そこで飛ばすことにした。家の部屋よりは格段に広いので、まずまず安心して飛ばすことができる。
風のない日だったので、今度はけっこう余裕を持ってドローンを飛ばすことができた。前後、左右、上下、と簡単に動かすことができるし、ホバリングも可能だ。
しかし、それでも思ったとおりには動かせない。ホバリングをしていても、結局動いてしまう。
20分ほど飛ばしていて、やっと気がついたのだが、思ったとおり飛ばせないのは、林の中を流れている風の影響だった。見た目には風はないように思えるのだが、林の中で結構な強さで空気が流れており、しかも高度によって空気の流れが異なる。それが目には見えない。そのため、ドローンが風に流されていると気づかず、自分の思ったとおり動いてくれていないと感じたようだ。
ドローンの説明をよく読んでみると、室内用となっており、屋外ではうまく使えないようである。それは、ドローンがかるすぎて風に流されてしまい、コントロールが上手く効かないということも理由の一つだと考えられる。それでも宣伝にはポケット中に入れられて便利などというのがあるので、室外での仕様も考えているはずだ。
林の中でドローンを飛ばしていて、何度となく木にぶつけたが、それだけで壊れるということはなかった。結構柔軟性が高く、木にぶち当たって壊れるということはそれほど発生しないようである。むしろ、近くに人がいて、ぶつかってしまうほうが危ないような気がした。
この手の小型ドローンは、風のない日を選んで、結構広いところで、いくら上手く操作してもそれほどきちんとはコントロール出来ないということを考慮して遊ぶのが良いように感じた。
私の購入した「Holy Stone ドローン」は9000円程度の価格のものである。もし、風に影響を受けないようなドローンを使ってみたいと思うなら、価格は少なくても10万円以上するものを選択するのが良いのではないだろうか。そのかわり、飛行中に落下させたりすると、機体が完全に壊れて、すぐに10万円がパーになる可能性も覚悟する必要があるが。
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