ポイ活女子のけっぱれな日々

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2019.07.07
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カテゴリ: 読書

ノースライト/横山秀夫
『64』などの警察小説が有名な
横山秀夫さんの久しぶりの長編小説です。

今回は、建築士の青瀬が主人公の作品です。
建築の仕事らしく、建築や芸術の思想や
人の「家」に対する思いなど
とても考えさせる部分があります。
事件そのものは、そんなに大きなものではなく
(何をもって大きいというかは難しいですが)
青瀬が建てた家の依頼人の失踪の謎を解く

その失踪した依頼人が残した1脚の椅子。
その椅子は「タウト」という建築家の椅子。
その椅子から失踪した依頼人を追い、
青瀬自身の内面と向き合っていくことになります。
その「タウト」の椅子が置かれている『日向邸』の写真です。



この作品は、ミステリーというより
人間ドラマ
として楽しめました。
また、バブル期崩壊時の窮地に立たされた者の生き様は
現在の厳しい社会状況の中で考えさせられるものでもあります。
そして、このタイトルでもある『ノースライト』。

そこには、
誰かを想う。
人の温かさや強さが表れていると思いました。
救いのある作品で、
あたたかな気持ちで明日を迎えられる。

そんな時期に本を読む手が進む作品でした。





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最終更新日  2019.07.08 00:31:01
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