2011年05月31日
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「恋はちぐはぐ」
歌の世界では、男と女の間には暗くて深い川があり、恋が成就するのはなかなか難しいものだという。
その「恋」がどのように進行していくものなのか、女性の心の変化を追ってみた。

彼女の名前はユリ、32歳OL。
学生時代からかなりもててデートの誘いを断るのが大変だったという女性だ。
それが、25歳を越えてから理想が高くなったのか、厳しい目で男を選ぶようになってバリアでも出来たのか、とんと男と縁がなくなってしまい、30歳を越えてしまった。

或る日、会社から管理者向けの講習会へ行くようにと命令されて何となく行った。
しかし、縁は異なもの妙なもので、力を抜いていると男が寄ってくるものだ。
講習会場で隣の席に座った男性から食事に誘われた。


→「どのような男性なのか全く分からないけど、現在は彼氏がいないし、たまには男性と食事したかったから笑顔でOKした」
→「一応ビジネスライクに名刺交換し、アドレスと電話番号を交換した」
→「食事して帰り際に、”次にまた会えますか?”とまたまたタイミングよく誘われた。一瞬戸惑ったが紳士的な態度だったし、このところ暇だったので、まあいいかと軽い気持ちでOKした」
→「金曜日、会社帰りに吉祥寺駅で待ち合わせして、和食やイタリアンなど3回ほど食事をご馳走になった。彼は結構積極的に誘うし、私のことをもっと知りたいというのだが、男の人って本心がどこにあるのかまだまだ分からないので慎重に”はい”と微妙に返事した」
→「会わない日にも毎日のようにメールがきたので、誤解を与えないように絵文字を使わずビジネス文章で返信した」
→「そのうち辛抱が切れたのか、メールだけでなくときどきだが電話も混じるようになってきたが、仕事の話とか世間話で終わった」
→「彼を誠実でいい人だとは思うが、それほど好きなタイプではないし、今のところ私の気持ちとしては恋愛に発展する可能性はほぼありえない」
→「彼は私とどのように付き合いたいのだろうか、と考えてみたがよく分からない。直接聞いてみてもいいがそのうち分かるだろうと忘れていた」
→「恋というほどのときめきは感じないのだが、性格がいいので一緒にいても楽だ」
→「いつも誘うのは彼の方だから、彼の好意は伝わってきた」
→「彼の優しさや気持ちはストレートに嬉しいのだが、私の気持ちがいつか愛へ辿りつくのだろうか、まだ動く気配はまるでない」

→「彼は本心で誘っているのだろう。誘う回数が週1回でなくどんどん増えてきた」
→「彼とのデートはそれなりに楽しのだが、まだ少し冷めて付き合う自分が分かる」
→「でも、会う前は一応ドキドキする」
→「ただし、彼との将来はまだまるで描けない。理想の相手がこれから出てくるかもしれないという気持ちが心の隅にあるのだろうか」
→「夜、吉祥寺の街を歩いているとき彼が手を繋いできた。彼の焦る気持ちが直接伝わってきた」

→「彼の不安そうな顔、キスしたら私の心が変わると信じているいるのかも」
→「彼の気持ちは十分に分かっているし、ここで嫌だと断ればこの関係が壊れる。それに断る積極的な理由もないし、最近キスをしてないのでちょっぴりしたい期待もある。キスが初めてというわけでもないのでとりあえず頷いて受け入れた」
→「唇が重なったとき、ちょっぴり興奮した自分に驚いた。この気持ちって何?と複雑な感情にドギマギした。キスにはこんな魔力があったのか、それとも彼の魅力なのか分からなかったがいい感じだった」
→「そして、彼が力いっぱいハグしてきたとき、彼の気持ちが胸の震えとともに直にはっきりと伝わってきた」
→「彼となら毎日こんな風に安定した優しい気持ちで過ごせそうだから一緒になってもいいかなと軽く思った」
→「デートの度に暗がりへ誘いキスをする彼。そして、何となくセックスの話をするようになった彼。以前、友人たちとガールズトークをしたとき、男たちはキスの次にどのようにセックスへ誘うのかみんなで報告し合ったことを思い出した」
→「でも、彼がセックスしたいと焦るのは今までとはちょっと違う感じがする。たぶん私の気持ちがグラグラしてまだつかめてないからだと思う」
→「”好きだからセックスするのは当たり前”と単純に女心を決め付けて進めてほしくない。男はセックスすると態度が変わることなんて百も承知だから」
→「まだ私の気持ちが揺れているので、セックスしたらきっと好きになると思っているのかもしれない。それとも男として単純にセックスしたいのか?私もまだ彼の男心を理解できてなので考えてしまう」
→「だからその場では、”あなたを好きだけどセックスはまだ早いよ”と彼に伝えた」
→「さらに続けて、”もう少し待っててね”、と彼の様子を伺いながら言った」
→「彼は残念そうに、”待つよ”、と優しく返事した」
→「その後、私は彼の優しさやおおらかな性格が大好きなので、デートのときは私の方から恋人のように腕を組んで歩いた。私の気持ちも少し動き出したのかもしれない」
→「付き合って2ヶ月が過ぎた頃、私に心境の変化があった。このままダラダラと結論を先延ばしするのはよそうと思ったのだ。真剣に付き合うためにはセックスから逃げていてはダメだと決心した。そして、彼にそのまま話し、最後に”今度の誕生日にホテルへ行ってもいいよ”と伝えた」
→「彼は、大喜びした」
→「次のデートでのセックスを何となくOKしたのだが、少し気が重かった」
→「1週間後の金曜日、食事して軽く飲んでから彼が宿泊予約した吉祥寺の第1ホテルへ行った」
→「いよいよ勝負の日だとは分かっていたが、気持ちはまだ少し割り切れていない。私って30歳を越えてから、”結婚を決めてからセックスするタイプ”の保守的な女になったのかもしれないと思った」
→「彼の後にシャワーを浴びた。昔のことを思い出しながら体を洗っていたが、久しぶりのことなのでドキドキが収まらない。下着を着けず裸の上にバスタオルを巻いて彼の待つダブルベッドに入った。キスする前に彼は”好きだよ”と言ってくれたので私も素直に”嬉しい”と返事した。彼の気持ちに嘘はないと女のカンが働いた。これはセックスしたいから言ったのではないと確信した」
→「それから週に1回のデートでは最後に必ずホテルでセックスした。最近は予約の要らないラブホになったけど、豪華でかえって面白かった」
→「私は彼の気持ちが手に取るように分かるようになり、わがままを言い出した。そんな自分がいやな女に思えたけど」
→「彼の気持ちを弄んで振り回してしまう自分がいる。返事が気に入らないと意味なくつっかかることが増えた」
→「彼は私の中途半端な気持ちを理解しているのだろうか。わがままを言う私に困惑しながらも”ハイハイ”とがんばっている」
→「半年経った頃、友達から偶然年下のイケメンを紹介された。彼とは違いヒトメボレしそうだ」
→「彼はいい人だが、恋に堕ちたという感じがしない。今でも心の中でずっとそう思っていた」
→「彼と別れたら私の毎日はどうなるかと想像してみた。イケメン君とのお洒落な出会いにかなりときめいたので、しばらく彼に黙ったまま二股をかけた」
→「彼から週末の泊まりデートの誘いがあったときに初めて断ってしまった。新しい男性への忠誠心なのか意地悪な女だと思った」
→「そのとき、彼は”なぜ?”と理由を聞いてきたが、”実家に呼ばれている”と適当にごまかした」
→「その後、彼からの電話は無視することが増えた。折り返すこともしなかったし、メールで”忙しい”と返信した」
→「優しい彼は、何かを察したのか、遠慮して電話もメールもしなくなった。私は、彼の苦しい気持ちを考えることもせず、なぜかほっとしたのだ」

<続く>





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最終更新日  2011年05月31日 23時28分51秒
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