キータンのひとりごと~昭和せつなく懐かしく

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2008.02.27
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カテゴリ: ガキの頃


写真-1.jpg

春は近いといっても、まだまだ寒い日は続いている。
最近、学校の校庭や公園に子供の姿を見かけない。
みんな、風邪などに注意をして、家で遊んでいるのだろうか。

昔の子供にとって、冷たい風などを気にしなかった。
冬空の下、みんなで走った。
みんなで押しくらまんじゅうをした。
とにかくみんなで身体を動かせて温かくした。

遊び疲れると、今度は、風をよけて「ひなたぼっこ」だ。

陽向の指す南の方向から西へと次第に動いていく。

この「ひなたぼっこ」という幸せを、今の子供は知っていないのだろうな。

そう、「ひなたぼっこ」している時の子供は静かだった。
持ってきたお菓子を食べたり、本を読んだりした。

うん、お話もよくしたね。どんな話だって?
そうだね。とにかくたわいもない話だったね。

ふふふふ、「ひなたぼっこ」をする場所もいろいろあったね。
縁側、縁台などは最高級な場所かもしれないね。
そうそう、土管というかコンクリート官に寝転んでの「ひなたぼっこ」も良かったね。

一番気持ちの良かったのは、「わら小積み」の傍での「ひなたぼっこ」だ。
わらが温まっていてね、わらに潜るようにしてお日様を浴びる。


そして……夕暮れ、わらから出て家路をたどる。
ふふふ、身体がやけにかゆかったね。
しかしね、なんともいえないゆったりとした気持ちになっていたね。

そうだよな。今の子供達はゆたかになったけれど
大切な素晴らしいものを失っているのかもしれないな。


自動販売機の陰に隠れて「ひなたぼっこ」をしてみた。
高層マンションのため、約五分の「ひなたぼっこ」だったよ。ああ。






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Last updated  2008.02.27 22:50:04
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