キータンのひとりごと~昭和せつなく懐かしく

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キータン.

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2008.03.03
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カテゴリ: 学生の頃
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話したくない趣味、それは当時の生活スタイルに原因があった。

私の学生時代、ほとんどの学生はほとんど「間借り」をしていた。
今の学生のような高級マンションやアパートではない。
昭和四十年代の松山にはマンションなどなかった。
学生用のアパートなどなかった。

そう、長屋のようなアパートはあったけれどね。
建物の真ん中を板の廊下が通っていてね。
左右にひと部屋ずつが並んでいる。


風呂は松山だ。道後温泉に入ってもいいし、銭湯があったね。
靴などは玄関の靴箱に入れていたね。

うん、民間の間借りなのに、男性専用、女性専用と別れていたね。
女性専用がなくて、女子大生は苦労していたようだね。

うん、そんな間借りの部屋の構造なんだ。
そうそう、普通の家の二階なども間借りしていたね。
松山の人は学生を大切にすると、安い家賃で間借りをする家が多かった。
私も普通の家の二階を借りていた。

裏から入って、階段を上ると、二部屋があって、そのひと部屋を借りていた。
鍵などなかったね。ふすまの少し頑丈そうな扉が入り口だ。
普通の家の普通の部屋を間借りをしていた。


賄いがついていない。間借りの家の多い地域には学生相手の食堂があった。
棚からおかずをとって、ご飯と味噌汁をもらって食べる。

食べ終わると、ぶら下がったノートに日にちと名前を書いとく。
そして、月の終わりに、おばちゃんからまとめて請求がある。
そんなのんびりとした松山だったね。


そんなただの和風の鴨居のある部屋を間借りしていたということがひとつ、
食事つきでなかったから、食堂の他に喫茶店でも食事をしたということがふたつ、
そして、今は見る機会が少なくなったということがみっつ、

これだけみっつのヒントがあれば「話したくない趣味」はわかるはず……ふふふ。

離したくないな。しかし、離さなければ終わらない。
その答は明日のココロだあーーーーーあっ。







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Last updated  2008.03.03 20:57:09 コメント(16) | コメントを書く
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