キータンのひとりごと~昭和せつなく懐かしく

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2008.04.01
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カテゴリ: ガキの頃


桜-21.jpg

桜、小学校、入学式、校門……そう思い出してくると
時々、校門わきに変なおじさんが来ていたよな。
今ふり帰るに「香具師」というか「テキヤ」だったのだろうな。

それにしても本当にいかがわしいものを売っていた。
うん、五円やら十円やらだったので買いやすかった。
ひとりが買うと、みんなが勢いで買っていたよな。

小遣いをもらっていない私などは家に走って
「十円、十円」と母のまわりでせがんでもらっていた。


こちゅこちゅとこするのだ。
すると、おお、なんと煙が指の先から湧いてくる。

これには驚いたが、家に持って帰って、兄に見せると
中学生になっていた兄は化学反応で云々と平然と言う。
兄も母も興奮をしない。妹だけが喜んで、ふたりで何でも煙りを出したものだ。

「お父さんには見せないほうがいいよ」

母から言われていかがわしいものと知らされた。

そう、針金を組み合わせて、球や花や蝶々をつくるものを売るおじさんもいた。
これは妹に受けたし、母もなかなかと挑戦していたね。

カラー粘土というものもあったね。
粘土に色がついているといううことに驚きを感じたよね。


それにね、色も表面だけで、使っていると、色が消えて粘土色になったね。ああ。

月光仮面のサングラスも駄菓子屋に出回る前に
変なおじさんが売りに来ていたね。

「知り合いの月光仮面から譲って貰った」
おじさんはそう言っていたけれど、十円だったので誰も信用しなかった。

田舎の大分でごまかして販売していたのかもしれない。

ふふふ、先日、校門の前を通ったら
「学校内、学校付近でのチラシ配布・販売をお断りします~○○小学校長」
クールな言葉で書かれていた。

この世の中、面白味がなくなっている。



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Last updated  2008.04.01 07:21:05
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