キータンのひとりごと~昭和せつなく懐かしく

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2008.04.09
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カテゴリ: ガキの頃


ぼん゛ん.jpg


「ぼんぼん」と聞いて、夏のお菓子と答える人はいかほどいるだろうか。

うん、昔の子供たちにとっては桜の終わりが夏の始まりだった。
五月の声を聞くと、駄菓子屋の店先に「ぼんぼん」との暖簾旗が揺れる。」

昔の夏を代表するおかじだが、これまた不潔の代表で、
アイスキャンデーと紙芝居の水飴とともに、親たちから禁止されていたものだ。
禁止されると、より食べたくなるのが子供である。

ふふふ、親たちも隠れて食べていたはずである。

「ぼんぼん」どんな食べ物だって?

色は白、黄、赤とあったね。
ミルク、オレンジ、イチゴということだけれど変な添加物でつくったものらしい。

でもね、それはそれでおいしいかったよ。

ゴム袋の先端はおっぱいのような感じでね、
先端を口先で切って吸うんだ。すると冷たい液体を飲むことができるんだ。

青い空、入道雲、うん夏休みだったね。
白い下着、草履、半ズボン、麦藁帽子、陽射しは、今よりきつかったね。

そうだね、普通の家庭には冷蔵庫などなかったからね。
五円の「ぼんぼん」は涼しいひとときなんだよ。

ああ、幸せだよな。

本当に思ったよね。


「ぼんぼん」……食べてるとねどんどん融けてくるんだ。
融けてね、注意しないとゴムがやぶけてね
これが下着に付くと色がなかなか落ちなかったね。ああ。

「ああ、シャツに付いちゃった」
「アレエッ、口の中が真っ黄色だよ」


「ぼんぼん」……これほど幸せを覚えさせてくれた食べ物はない。
うん、吸い口、なるほどお母さんのおっぱいに似ているんだ。

うん、私は何でもおいしいく思えるたちなんだがね。
お母さんのおっぱいか~あ。ああ。

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Last updated  2008.04.09 16:39:42
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