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さて、歌舞伎塾の一部は、顔を作る過程をみることができる、ということで興味津々だったのですが、こちらは勘三郎さんのお弟子さんのいてうさんと名題になってから間もない澤村國久さん。この歌舞伎塾は、紹介記事によるとこんな趣旨。2010年夏に開催されました、二度目の信州・まつもと大歌舞伎は、「街なか歌舞伎体験」と題し、市民の皆様に「学び」という視点で多く歌舞伎に接していただくという企画を実施し、新たな盛り上がりを創出しました。その「学び」の関連事業として、今度は2011年 年明け早々に「新春まつもと歌舞伎塾」を実施いたします。≪第1部 立役・女形ができるまで≫男性を演じる立役(たちやく)と女性を演じる女形が顔をつくっていく(化粧)の様子を解説付きで、またお囃子による風の音や鳥の鳴き声などを実演で披露します。女形:澤村國久 立役:中村いてう解説:塚田圭一立役は勘三郎さんのお弟子さんのいてうさん。私服はオシャレに決めているいてう(いちょう)さん、勘太郎君によく似てます。女形の方は澤村國久さん。名古屋の平成中村座試演会の時、橋吾さんの又平のおかみさんだった國久さんです。「紀伊国屋!」と声がかかってました。素顔の國久さんは、お淑やかなイメージとは裏腹にサッパリ男前な口調のコメントが面白い♪と、記憶に頼って書いているので聞き間違いについてはご容赦!さ、今日の方が解読が困難、私のメモ!1月29日に観たあと、すぐに書き起こしてしまえばよかった。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。さて、化粧台にむかういてうさんは上半身裸ですが、女形さんの國久さんはこの時点からすでに襦袢を着ていて、その違いが面白いです。化粧の様子が一番後ろの人にも見えるようにと、黒衣(くろご)さんがハンディカメラを構えて、二人の様子をとらえ、舞台の上の方の大きなスクリーンに大きく映し出されます。前の席だと本物のお二人と画面と、どこを見ていいのかヤヤコシー。手早く顔を作りながら、解説を交える二人は個人の差なのか男女の違いか少し塗り方が違います。「びんづけ油はハゼから摂るんです」眉を塗りつぶし、ドンドン白塗りの顔ができてきます。男性がお化粧するところを見るのって珍しい、希少なこと。ダイナミックに刷毛を動かしていて、女性のそれと雰囲気違う♪眉の上や目のふちにホンノリ赤がはいります。下手では鳴りものの講義があって、そちらも気になる。化粧が出来るまでの間にと、サービス満点だけど両方同時に進行してしまうとちょっと困る~。日暮らし、うぐいす、フクロウ、鶏 長さや太さが異なることでさまざまな生き物の鳴き声。普段は御簾の影で観られない楽器を見られて感心することしきり。谷わたりのウグイスの音色には拍手が!(まつもと市民芸術館の屋上です)大太鼓、登場。この時点で國久さんは真っ白。いてうさんはまだ首だけ。山おろし、深山幽谷、風に木戸があおられる音幽霊のヒュードロドロは菜箸のような細くて長いバチを2本で。廂から落ちる滴、たくさんたくさんのバリエーションあり。白塗りが終わったいてうさんが襦袢を着ました。川はバチを1本使い。同じ速度でたたきます。1本でおさえ、1本でだんだん大きくたたくと海。さざ波は細長いバチ2本で端をおさえ、布を巻いたバチで打つ。雪は、布を巻いたバチでユッタリと同じテンポ。いてうさん、茶色地に白で銀杏の形を抜いた手ぬぐい。國久さん、紅さし指で!(ほんとに紅さし指なんだ!と感動)紅をさしています。いてうさんは細い筆で眉を描いてます。青い柄の筆で唇も仕上げます。國久さんは平たい筆で眉を丁寧に描いています。眉が終わったいてうさんは2種類の筆を使い分けて目じりなどを。その間、会場からの質問にも答えてくれます。「小山三さんに後見を教わりました。 小道具を揃えたり、引き抜いたり、扇子が落ちたり ハプニングが起きた場合はいつ渡すかを考えます」「犬の鳴き声などもお弟子さんの仕事。 豚は歌舞伎には出ませんが、犬はうまい人がいます」「若い人(役)ほど月代(さかやき)を青く仕上げます」國久さん、腕におしろい。ニコニコしながら、パタパタはたいている。「(おしろいが付いたりしませんか?という問いに) 襟元につきます」さて、角切銀杏と鶴の柄の着物に着替え終えた二人。団子売りの夫婦と言う設定です。「鬘(カツラ)の下に巻く羽二重は一度しか使えません」鬘のベースになる羽二重、キリリと締めるのはツリ目になって美女に見える効果もあるんだそうで。衣装が重たくて踊りづらい柄は派手ですね。「団子売り」という風俗舞踊ですが、団子売りなので派手なのでしょうか。実際に着ていたらヽ(^。^)ノですね、と笑わせ衣装は中村屋にちなんだ柄。そこから衣装の替え紋の説明も。道成寺の手拭にも替え紋がありますねと。そこですかさず、まつもと市民・芸術館でも限定品の中村屋の家紋が入ったタオルが買えますからお早めにお求めくださいと塚田さんったらお茶目に宣伝を!(*^-^)やっとお支度ができた若夫婦の踊りです。仲睦まじい二人の手踊り、もっと観たかった、短い!2011年1月29日土曜日・まつもと市民・芸術館
February 17, 2011
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1月29日土曜日 松本に行きました。「まつもと新春歌舞伎塾」歌舞伎のお化粧についてのレクチャーと七之助君の「鷺娘」を観るために。串田さんが芸術監督をしているまつもと市民・芸術館そこで行われること、全席自由席で3000円。冬の松本を観たいし、市民サポーターで知り合った人に会えるかもしれないし、ってことで日帰りです。 5分前のアナウンスは、まわりくどい言い方でなく注意事項をキッパリと「してください」と説明し、すでに観客はシーンと静かだし、お行儀の良い松本の皆様です。最近は開演時間になっても、役者が現れるまでおしゃべりザワザワ、アナウンスは携帯などについての注意も遠慮気味で長々、だけどこの間、観たお芝居では4回もブルブル、鳴りましたよ~まつもと市民・芸術館は新しくてキレイだけど、それだけじゃなく、お芝居に臨む心がけも、松本は素敵です。様子がわからず1時間前から行列に加わりましたが、広い広いホール。開場時点では、まだ半分ほどしか埋まりません。普通に入場しても、私ひとりだから、どこの隙間でもはいれたな~。「前のほうにどうぞ」と誘導され、全体が観たいので、少し後ろ目と決めていた私も今後、「鷺娘」を前列で観られることはないかも、と考え直し結局、3列目のセンターで観ることに。同じタイミングで移動した方とそれをきっかけに打ち解けて、楽しく観劇出来ました♪黒い幕が開くと舞台はいつもなら下手、黒御簾のあたりの装飾が中村屋さんの裃の色、猿若柿色に紙吹雪が舞ったような模様。そこに角切銀杏の紋がクッキリ。それを観ただけでワクワク♪緋毛氈が敷かれた床几が置かれ、その後ろには黒い布でくるんだ壇と机。ここに座って立役と女形の化粧をするんでしょう。裏に白い紙を貼った鏡台が置かれただけのシンプルさ。そうそう、黒と白のコントラストにアクセントのようにテイッシュボックスが赤!そこを青い照明がキレイです。司会の塚田さん 満員の会場にお礼と始まりのご挨拶「初の試みです。」「歌舞伎塾、学ぶところはありますが堅苦しい感じがするかもしれませんが、そうでなくユッタリした気分でお楽しみください」七之助君は新春浅草歌舞伎が終わったばかりの疲れも見せずスリムなスーツ姿が決まっていて「一人ではどうしようかと不安です。ま、お弟子さんはいるんですが…」そう言えば、カンザさんも勘太郎君もいない一人のイベントは初めて?「今まで、観たことのない裏側、シークレットを見せる。こんなことを考えるのはどんな人でしょうか」と塚田さんからまつもと市民・芸術館の芸術監督が紹介されました。串田監督颯爽と登場。「おおもとの古の演劇への驚きと憧れ、 同時に今生きている演劇と言う発見」と歌舞伎について語り、 昨年夏のまつもと大歌舞伎の時に、 あたたかく迎えてくれ、 盛り上げてくれた地元の方への お礼を表すためにこの企画を 考えたという話に大きな拍手が…お隣の方が「串田監督が芸術監督になられたおかげで 今までは東京に行かないと観られなかった舞台が 松本で観られるようになったんです。 4月からは朝のテレビ小説にも出演されるんですよ」串田さんの親戚の方のように誇らしげに話してくださった。いいなぁ、松本。串田監督と松本市民は相思相愛です♪ええ、ええ、私だって 監督が出るなら録画してでも観ます!七之助君は串田監督との出会いも語ってくれました。1994年、Bunkamuraシアターコクーンで上演された「スカパン」。3日、多くて4日の稽古。演出家はおらず、親や先輩などから教わりながら勤める歌舞伎の世界そこで育った彼がいつも違う自由劇場の芝居の作り方に接し、とまどったこと。監督は、形からはいる歌舞伎の役の入り方を否定することなくわかるよ、わかるけれど心の膨らみ、魂がこもらないとダメなんだと…。「僕は串田さんから演技を教わった」と懐かしく振り返る七之助君。七之助君は、自分一人の舞台にまつもと市民・芸術館の大きなホールを埋め尽くす大勢のお客さんにいたく感動した様子で珍しく、串田監督のお話も上の空のように視線は客席の間をキョロキョロ。(しているように見えましたヽ(^。^)ノ)「(声をかけたって)怒られる心配はないですから」と客席に向かって「大向うのススメ」を熱心に説く様子が一所懸命でとっても好感が持てました。まつもと大歌舞伎の時は、何か話すように周りから勧められても、「こういうことは兄貴が得意ですが、僕は」と遠慮していたけれど今日ばかりは誰も頼れませんものね。「もともと、大向うも、心のうちの声が出ただけですから」「かけどころがわかるとキレイですが、最初は難しいかも」「たとえば、出た時、引き抜き、綿帽子を取る時などがわかりやすい」「僕もドキドキ恥ずかしいので、声をかける方はもっとかも」「声をかけることでこっちの世界に飛び込んできてください。 ぜひ参加型で。」えー、かけちゃおうかな、松本記念で。これだけ頼まれたらねー。女がすたるじゃない?そして「鷺娘」の解説。「人間なのか、鷺なのか 恋に破れて死んでしまう鷺娘。幻想的な踊りです」と。「衣装で踊りが変わります」などと初めて観る方へ丁寧に。その後、塚田さんから松本の印象をたずねられ「スゴイまちで、芝居を楽しもうというか舞台に慣れているなと思う」「まちぐるみで応援してくれてます」「タクシーの運転手さんが、今日は○時始まりですねとスケジュールを知ってくれていて、役者冥利に尽きます」「浅草もそうなんですが、観に行きますよ、と言う声が張り合いになります」「下手なことはできないな」のお茶目な表情に会場(笑)以前行った城壁に囲まれたまち、アビニョンの街もそうだったと懐かしく話し始め、町中が演劇、というところで歓迎され、レストランに行こうとタクシーに乗ると運転手さんが、もっと美味しい店に案内すると行き先を変えられたこともあるとか…「今日一番のお客さんは、9時からお待ちだそうです」と塚田さん。会場からどよめきが。自由席なので、一番良い席で観たかったんでしょうね。始まるのは14時だから5時間も!その情熱には頭がさがります。そして拍手と共に七之助君達はいったん下がり、床几が片づけられいよいよ、第一部の「化粧」がはじまります。 次へつづく
February 16, 2011
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高速バス、帰りは4列シートではあるけど前後とのスペースが広めのプランを選択。土曜日の夜遅くの東京行きのためか、空席が目立つ。一列にひとり、の間隔で座っているので快適。休憩地の案内も画像と併せ、わかりやすく時間もきちんとしていてイイ感じ。エスパは大型スーパー、しかも1階にはお土産売り場アリ。イートインのパン屋さんもあるから早めに着いたらコーヒー飲んで待っていればいいんだから安心。寒かろうが、雪が降ろうが、ノープロブレム!(※追記 以来 京王バスで往復が定番。 アルピコ交通と共同運航とのこと。 エスパは2024年現在、アルピコプラザ。~1996年 イトーヨーカドー松本店~2011年 エスパ~2017年 アリオ松本店 以降アルピコプラザ)そうそう。バスに乗る前に大好きな新ばし飴の「まめ板」にまた会えたのもカンゲキ!本で読んだ松本のお正月のあめ市。今回松本を訪れた時期にちょうどあめ市の歴史の展示をしていたというのにその時計博物館に寄れないことが心残りだった(/_;)あめ市は、謙信が塩を送ってくれたことが由来の塩市から始まったらしい。当時、松本は武田領だったそうなので松本に塩が到着した1月11日にあめ市が行われるようになったんだって。日帰りだから、無理だなってあきらめていた。ところが!エスパへ行く前に通った洋食屋さんの前で飛び上がりたくなるポスター発見!このポスターを書いた人は、絶対イイ人だ!ってピピッとくるでしょ。(⌒∇⌒)飴だけ買ってもいいと書いてあるポスターを見過ごす手はない!というわけで、思いがけず、飴市の縁起物「福飴」と餅米と水飴とピーナッツで作った香ばしい「まめ板」を連れて帰った。(この飴は「まつもと大歌舞伎」の時に、まつもと市民芸術館で売っていて試食でその美味しさを知った)「ポン・ヌフ」という名前のこのお店。中に入ったらお客さんがまだいなかったので飴市の話をうかがったりしたけれど落ちついた雰囲気のお店、あーん、いい匂い。お店の人も、お店と同じように素敵。「今度来た時には絶対ここで食べたい!」迷わないかな~とつぶやいたら、「大丈夫。JTBの前だからわかるよ」って。(※2024年現在、SMBC証券のような気がします。 10年以上経てば変わってもおかしくない)松本で、今回もたびたび、道をたずねたけれど松本の人は男も女も老いも若きもとても親切に教えてくれるので恐縮するくらい。ちゃんと私が理解できたかどうか、最後まで責任もって教えてくれる。聞かれたから答える、で終わらずに、ちゃんとたどり着けるかを真剣に気にかけてくれて、この人はわかってないな、と判断するといっしょに来てくれたりするんだよ。ホントに松本って好き!「ポン・ヌフ」忘れないようにと、繰り返したお店の名前。あれ、まつもと市民芸術館の並びの美味しいパン屋さんも「ポン・ヌフ」じゃなかったかな。スゴイ偶然。今度来た時は、名前の由来を聞いてみようっと。
February 10, 2011
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1月29日のつづき。松本でウレシイのは行きたいところがコンパクトにまとまっているところ。まつもと市民・芸術館に来たなら、通りをはさんだお向かいの美術館にも足を伸ばしたい。とはいえ、今回は七之助君の歌舞伎塾がメイン。しかも、日帰り。ユックリ展示を見る時間がないので、外側からだけでもザッと夏との違いを感じたくて立ち寄ったに過ぎないけどね。この美術館はドット柄で有名な草間彌生さんなど松本にゆかりのアーティストの作品が収められている。入口付近の植え込み。ミツマタって紙の材料じゃなかったっけ?初めて見た!歌舞伎塾が終わった。松本の知り合いに会ったら少しおしゃべりできる時間、と思って、バスの時間を遅めにしたのだけど、出発までがあわただしくて、メールや手紙で知らせる暇がなかったから、結局誰とも約束できず。一人で過ごすには時間が余ったので、ふたたび美術館へ。ミュージアムショップにはカードスタンド、アロマキャンドルキレイナ物がたくさんあったよ。帰りは「タウンスニーカー」と言う市内を巡るバスで駅まで。美術館の方に教わったので、せっかくだから1時間に2本の「草間彌生」号に乗った。忘れる前に書かなくちゃ!2月17日記
February 9, 2011
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松本城を離れ、まつもと市民・芸術館へ。キレイなブルーのバスが交差点に停まってました。ボディには「松本チンチン電車」と書いてあります。あれ、バスなのに「松本チンチン電車」なのはなぜ?と思ったら要するにラッピングバス。昭和39年3月末に廃止となった路面電車・松本電鉄浅間線そのカラーを再現し、2010年の3月下旬から、松本市内を走っているのだそう。お、ここは夏に来た時に花子さんと一緒にソフトクリームを食べたケーキ屋さんじゃないですか?お砂糖で作った松本城!ワオ!一人では、ソフトクリームを食べるのは気が引けてシュークリームを買いました。どのお店もショーウィンドウがオシャレで歩いているのが楽しくなる「まち」松本。私はキャリーバッグをひっぱって走り抜けます。立ち止まりたくなる衝動を振り払いながら…そうして、なつかしい、なつかしい まつもと市民・芸術館に到着!新春歌舞伎塾七之助君の「鷺娘」いてうさんと澤村國久さんが顔を作るところが観られます。 今日は小ホールでは、大森南朋さんが出演される葛河思潮社 第一回公演『浮標』が上演されます。こちらも完売。お隣のレストランにも歌舞伎塾のポスター。さっきパンを買ったパン屋さんにも置いてあったチラシ。浅草の歌舞伎みたいに「まち」ぐるみで応援してくれているのがいいでしょ(*^^)vさて、開演の1時間前に開場。席でずっと待っているのはもったいないから外へ。暖かいからコートも着ないで。さっき、マサムラで買ったベビーシュークリームを食べよ!まつもと市民・芸術館の周りに座れる場所があるはず。まつもと市民・芸術館の玄関前、お水が凍ってた。まつもと市民・芸術館は建物の周囲に沿ってせせらぎのような水路が巡っています。ピカピカ新しいまつもと市民・芸術館の周りにこんな古~い灯籠。昔の市民会館の頃は深志公園という公園だったそうでその名残。楽屋口の前を過ぎ、建物に沿ってグルッと回ると神社がありました。深志神社、天神様を祀ってあります。おみくじを結んである奥。社務所のうしろに背の高い薄緑の建物、そこがまつもと市民・芸術館です。江戸時代前期寛文12(1672)年に建立され改修が重ねられた、深志神社に現存する最古の建物。元は拝殿で、優美な姿はそのままに瓦から銅版に葺き替えられ、今は神楽殿となっています。江戸時代に描かれた紫式部の絵馬。ここは絵馬殿。絵馬殿の外からもガラス越しに絵馬が何点か見られるようになっています。ラッキー!と思ったり、日にさらされて傷まないかと心配になったり。ベンチに座ってベビーシュークリーム食べました。すっごく美味しいのに、110円。ちょっと小ぶりなだけでクリームたっぷりなのによ。この安さも良心的で松本がまた好きになる。2011年1月29日土曜日忘れる前に書かなくちゃ!2月17日記
February 8, 2011
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まつもと大歌舞伎の時にお邪魔した松本。ホテルはお城のそばでした。なので、今回も短い滞在時間のなかここだけは訪れたかったのでした。けれど、イメージした雪を冠った国宝松本城、静寂の中に佇む姿ではなく、大勢の観光客が…その理由は「氷彫フェスティバル」じゃんけん大会があったり、庭園開放があったりでここもユックリ観たかったけれど、サーッと通り過ぎただけ。温暖化などの関係で氷の彫刻の展示はめっきり減ってしまい、貴重なイベントだそうですよ。☆氷彫デモンストレーションは10時半と14時半の2回。写真はチーム札幌方。写真の許可を取ろうとしたら、快諾。氷像がよく写るようにと、脇によけようとするところを一緒に撮りたいのだと説明したら、照れながらも協力してくださいました。「ドリルを持ってください」とお願いしてシャッターを切ったら居合わせた素人の男性カメラマンが大挙して押し寄せてビックリ。恥ずかしくてポーズを頼めなかったけれど、今がチャンス!と集まってきたのでしたヾ(@^▽^@)ノここは夏に滞在した時に のわけちゃんと寄った懐かしいコンビニ。さ、まつもと市民・芸術館に向かうぞ!早足で街を抜けて行きます。目指すは「歌舞伎塾」の行われる会場。忘れる前に書かなくちゃ!2月17日記
February 7, 2011
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1月29日土曜日、10時13分。松本に到着。夏と同じ東急インのまえ。 夏に「松本」の地に初めて降り立った記念(オーゲサな!((o(>▽<)o))に撮った写真はこちら。帰りのバスが出発する「エスパ」を意識しながら通り過ぎる。 おお、なつかしの「松本駅」前。夏は大きな勘三郎さんの義民傳のポスターが迎えてくれたっけ。 お、コレコレ。松本だわ!足下も素敵。 松本手まり。江戸時代から松本に伝わる工芸品。白い部分を残すのが松本の手まりの特徴なんだとか。今日はまつもと市民・芸術館で行われる「歌舞伎塾」が目的。観光などユックリする暇はないけれど、お城にだけは行きたい。シンとした冬の佇まいを一目。通り過ぎる道のあちこちに気になるものがいっぱい。今度はユックリ歩いて、詳しく知りたいと思うところいっぱい。時計があるところが「時計博物館」ちょうど「松本飴市の歴史展示」だったので寄りたかった。初めて、松本を訪れる前に「まち」のことを知りたいと読んだ本にこどもの頃、飴市が楽しみだったと書かれていたので…けれど、歌舞伎塾の前に寄って、まつもと市民・芸術館に間に合わなくなっては困る!方向音痴のわが身を良く知る故に泣く泣くあきらめた。千歳橋を渡ると縄手。がま侍が入口にいるこの通りはのぞくのが楽しくなるようなお店が軒を並べています。ここも懐かし…三角の屋根の交番は改築前は、「白線流し」のロケに使われたそう。「大手」おお。もうすぐお城に着くぞ!忘れる前に書かなくちゃ!2月17日記
February 5, 2011
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節分。会社でも話題だったので、恵方巻を買って帰ろうかと思ったら食事の支度はできているとメールが。「恵方巻の話題でいっぱいだから、さては」と帰ったら豚バラとゆで卵の煮物などの節分と関係ないメニュー。苦心のほどがみえる作品だったので恵方巻のことはヒトコトも口に出さずに、ありがたく美味しくいただきました!美味っ!1月29日土曜日。松本へ。高速バス、名古屋、大阪、松本と何度も乗ったのでけっこう詳しくなりました。今回の松本日帰りは、行きは昨年夏「平成中村座まつもと大歌舞伎」の時に利用した格安のバス会社。帰りはちょっと高くなるけれど、ユッタリシートの別の会社。集合場所の「新宿西口 スバルビル前」。名古屋の時もそうだったのに、わかりにくかった覚えあり。なので、早めに行って今後のためにもきちんと覚えなくちゃ。最初は西口に出ても、たくさんのビルで見つけられず「スバルビルはどこですか?」とたずねながらドキドキだったけどさすがの方向音痴の私もなんとなく見おぼえのある風景。スバルビル!はい。見つかりました。1階にはJTBが入っているからJTBの看板も目印になります。7時出発。まだあたりは暗いけど、土曜の朝なのでスキー客などで大賑わい。スバルビルの並びには、変わったデザインが気になるコクーンタワーが見えます。スバルビル前の路線バスのバス停。ドンドンいろんな会社の高速バスが発着してます。何台も連なるので、集合場所「スバルビル」がピンポイントでなくてこの通りの前の方になるか、後ろの方になるか、ちゃんと注意してないと乗り遅れちゃうから気をつけて!早めに到着して、自分の予約した会社のスタッフ(蛍光色のジャンパー着用が多い)を探して、受付を済ませてくださいね。下の写真の緑のジャンパーを着た人もそうです。写真の右に赤く見えるのがJTBの看板。この日は、スバルビル前を先頭にたくさん並んだバスの横の歩道を「これ、ちがう」「これもちがう」とドンドン進んでいって最終的にはコクーンタワーの前でやっと自分の乗るバス発見。繰り返しますが、「スバルビル」の正面に自分の乗るバスが停まるとは限らないから時間が近づいたら自主的にバスを探しに歩いてね。ずーっと、目の前に着くのを待っているのはNGですぞ!8時7分。1時間くらい走ると山、山でワクワクがはじまる♪窓から見える諏訪湖。9時47分頃。周りをグル―っと走る。大きい!忘れる前に書かなくちゃ!2月17日記
February 3, 2011
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お日さまが昇るより早く家を出て新宿へ高速バスで松本まで。バスの中はもちろん爆睡。歌舞伎塾が始まるまでのひととき冬の松本城が観たくて足をのばしたそして懐かしい、懐かしいまつもと市民・芸術館へ。串田監督のご挨拶というサプライズあり監督のファンなので松本へ来て良かった!とカンゲキ。夏以来の松本は「まち」「ひと」がこのうえなく素敵。詳しくはのちほど♪断捨離がきっかけでマイブームが「ハウスキーピング」。ブログがおろそかになってます。備忘録:1月31日 記
January 29, 2011
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design++dalu++7月8日。観に行くことはできなかったけれどまつもと大歌舞伎、千穐楽でした。市民キャストの女性は3交代と前にも書きましたがその日、出番でなかった女性達、「千穐楽の舞台に一緒に出演したい」串田監督に直訴したら「聞き届けてもらえたんです」と感動的な話も聞けました。そうです、私の知り合った彼女も出られたの。人と人とつながることがステキだとたくさん具現してくれたまつもと大歌舞伎ありがとう、さようなら まつもと大歌舞伎まつもと大歌舞伎実行委員会の皆さまホントにお世話になりました。レセプションで市長さんが2年後の開催を約束してくれましたから、またお会い出来ましたら、どんなにうれしいことでしょう。 お客様に見える場所で、活動する大勢の市民サポーター。潤滑な運営は公演が始まるずっと以前から準備してくださった方達あってこそ。松本の市民活動の懐の深さに感動し、感謝しております。そして、松本市民でない私を温かく受け入れてくださった皆様、芸術を愛し、人を愛するこの美しいまちの皆様への想いで今、胸がいっぱいです。 市民芸術館の前にはたくさんの平成中村座の幟がはためいています。一揆のムシロばたは哀しい象徴ですが、中村座の旗は松本の皆さんに幸せを届けてくれる旗だな、と感じました。日本から佐倉や松本の宗吾や捨吉達につながる農業従事者が、世界のどこかの国の人に指導をして、作物ができて暮らしていけるように力を尽くし、その人たちがたとえば、天候不順や害虫などにあきらめそうになった時、「百姓の春夏秋冬」とラップをくちずさんで「春風駘蕩」の日が来るまであきらめない心も受け継いでくれたらなんて考えると嬉しくなります。まつもと大歌舞伎 平成中村座 佐倉義民傳 の皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 市民サポーターの一人よりききみみやの まつもと大歌舞伎日記はおしまい。長いこと、読んでくださってありがとうございました。
July 16, 2010
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design++dalu++まつもと大歌舞伎の長い長い日記も終盤。7月4日。市民サポーターのお仕事を全うしたために松本城にいながら、ヒトメも観られなかったお城イベント「にぎわい座」これは串田監督たちがチケットを取れなかった人にも楽しんでもらいたいと松本城で無料で行われたイベント郵便局からお城まで、人力車のパレード。到着してからは、特設会場で勘三郎さん達のご挨拶と「佐倉義民傳」の中の農民のラップを披露したそうです。そうです、って書いているのは観てないから。観劇のために松本に来ていた友人が撮って写真。「お仕事お疲れ様! 代わりにちゃんと観てきましたよ」と、撮ってくれたあなたの優しさに涙が出ました。一緒にお手伝いをしていた仲間にも見せてあげられます。ありがとう! 観られなくてもしかたないとあきらめていたけれどその分、心にしみました。(一説によると45000人の)人の波にもまれながらこんな笑顔の写真が撮れるあなたは才能あるカメラマンだわ。最後の写真は、群衆の中に仕込まれた((^O^)/)農民からの「直訴状」ニコニコ受け取る笹野さん。帽子がオシャレ、で「渡し守甚兵衛」というより「バクマツ」(*^^)vありがとう! 松本の宝物、ふえました
July 15, 2010
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design++dalu++7月5日、「佐倉義民傳」観劇後駅までのバスはたくさん来るはず。…が来ない!!ま、しかたない、東横インの前からバスに乗るから早めに着いて、せっかくの松本だからお蕎麦食べて帰ろう!「佐倉義民傳」のチケットの半券でサービスのあるお蕎麦屋さん。なかなか、ナイス!と思ったらお蕎麦屋さんはみつからず、半券使用もあきらめ、挙句の果てに、集合場所は東横インでなく東急イン。えー。どこ~?地図を持ってはいても読めない女は、出張で大阪から来た方に駅まで案内していただき、「ほら、あそこが東急インです。」はー。お蕎麦食べる時間がない。でも新宿まで何も食べられなきゃ、死ぬ!佐倉の民はひもじかったんだね。ひもじいってつらいね。コクーンの時、ひもじさ体感で何も食べないで観てたらおなかが鳴って恥ずかしかったっけね。ごめんね。私は東急ストアで何か買わせてね。お蕎麦はあきらめ、おいなりさんを買って帰ろうとしたらあのケーキが美味しいお店が出店していた。わーい。半券のサービスがつかえる。石垣サブレ、3枚組いただきました。それだけじゃ悪いので、お土産にも買いました。そして、乗り込むバス。乗り換えがあったり、15分遅れてきても平気で乗りこんでくるカップルがあったり最後の試練かもしれん。宗吾様が守ってくれた命がつながってんだからもっとちゃんと生きなさいよ!とお説教のひとつもしたくなる。でも、乗り換えのおかげで諏訪湖も観られたし、ボーっと帰ってくるには少人数しか乗らないバスでちょうど良かったかも。それに、何といっても新宿⇔松本、2000円の破格。年配の運転手さん、丁寧な良い仕事ぶり。良い背中を見せるのも大人の役目だね。「変えなきゃよ 俺らの十年後 ゆりかごのこの子の二十年後 宗吾の試行錯誤と俺らの百年後 つながってんだぞ 道一本に千年後」
July 14, 2010
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7月5日 夕方。さよなら、まつもと大歌舞伎。「佐倉義民傳」を観終わって、階段を降りた時この市民芸術館にもサヨナラなんだなってやけに感傷的に。このたくさんのカラフルな「のぼり」スポンサーの名前が入っているんだけど市民サポーターの名前も全員入っている。この「のぼり」と記念写真を撮りたいなと近くにいらした女性にお願いしたら私の立っている位置で察したらしく「市民サポーターさんですか?」どうして分かったのかしら?不思議に思ったら、市民キャストさんでした。だから、のぼりと撮りたい気持ちにすぐ気づいたのね。のぼりと撮っていただいて、そして今度は彼女の写真も撮らせていただきました。「市民キャストと市民サポーターは接点なかったですね」「そういえば、そうですね」なんて…女性の市民キャストは男性より多かったため3交代で出演するそうで、彼女はこの日非番だったことなどとりとめもなくもっと時間があったら、ユックリお聞きしたいところ。最後に市民キャストさんとご縁が出来るなんて、ね~。またまた、まつもと大歌舞伎が好きになるでしょ。ブログに写真載せてもいいですよって、ありがとうございます♪写真に載せたのは、彼女一人ですけれど松本でたくさんの素敵な女性に会えました。あ、もちろん素敵な男性にもね。おかげ様で2010年の夏休みは最高でした♪市民芸術館、市民美術館、お城、博物館。スタンプラリーの4か所、制覇!用事も全て済んだので、市民芸術館を後に。写真の右側が市民芸術館の駐輪場。左手、上部の黒く見えるのが美術館。奥に見える山が美ヶ原で、クッキリ見えている日が晴れだと「お松の方」から教わりました。ちょっぴり松本通になれて、嬉しいです。
July 12, 2010
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7月5日。ホントは、市民サポート。お手伝いに来た松本。毎日、違った種類のお手伝いができるように手配していただいたおかげで、緊張しつつも、充実した時間を過ごせた4日間。市民芸術館とホテルの往復。最終日の今日は一度も迷わなかった。お城のそばのホテルと市民芸術館。なんて近いんだ!とビックリ。ちゃんと通勤できるようになったら、お別れ。平成中村座では半纏を着たお茶子さんが生き生きとお客様を案内しているから、憧れだった裏方さんのお仕事。もちろん「させていただく」ってなもので素人だけど、誠意を込めてプロに近づけるようにと意識し、努力した数日間(それが発揮できていたといいんだけど)同じように、まつもと大歌舞伎では出演者にも市民が。「佐倉義民傳」では歌舞伎のお弟子さんと若手の俳優が演じた佐倉の農民の役を松本では市民も加えて大勢の農民が出演する趣向。市民キャストにも知り合いが出来たとなるとやっぱりヒトメ観てから東京に帰りたい!希望した通り、3階自由席が手に入った。一度しか見られないなら、全体が観たいからね。市民キャスト全員と、それを見守る松本のお客様まで全部が見渡せる後ろから。橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操のワーク」受講者仲間と仲良く並んで観られて、それも嬉しかったです。お芝居は大好きだけど、その感動を分かち合えたらさらに、愛しい時間になります。浅草の「仮名手本忠臣蔵」以来の平成中村座ファンです。その時は、浅草の前には長野でも平成中村座があったらしい、と、遠くの出来事だったのにね。それが今、市民サポーター。フシギナ フシギナ キガシマスサイタマノラッパー達のラップも軽快にハジマリ、ハジマリ~プロのラッパーですか?と尋ねた時「俳優です!」とニコニコしながらもキッパリ言ってた駒木根さんと水澤さん。後ろまで、きっちり聞こえてますよ~。楽しいシーンにも反応がいい、松本のお客様。市民キャストのお知り合いが温かい目で観ているせいもあるね。長野まで来てくれてありがとう中村座、の歓迎の意味もね。3回目なので、どのセリフもよく覚えていて、ああ、最後なんだと噛みしめながら大事に聞いた。捨吉役の橋吾さん。ひたむきな姿が橋吾さん自身と重なる。「なりきり歌舞伎体操のワーク」のフリートークの時間に瞳を輝かせながらいろいろ話してくれるのですが、「もっともっと勉強したい」歌舞伎への姿勢とか成駒屋の旦那、若旦那、中村屋の旦那への尊敬の念が橋吾さんの話から伝わってくるので、体操教室の参加者はみんな橋吾さんを応援したくなるんです。そして その捨吉と夫婦役、お半の京蔵さんの魅力を知ることが出来たのも平成中村座「佐倉義民傳」の収穫。お似合いのカップルなので、次の平成中村座でも共演していただきたい。「拝啓、まつもと大歌舞伎 市民キャストの皆さま素晴らしい まつもと大歌舞伎でした頭の中で 「走れ!宗吾」がグルグルしてます。時代を超えて苦しんでいる人々が今も地球上にたくさんいますが平成中村座の「佐倉義民傳」のメッセージが届くようにと心から思います。市民キャストの皆さまの入ったバージョンを3階の自由席から拝見しました。コクーンでも感動しましたが、市民キャストがはいって一層力強い舞台を観ることができて、涙が止まりませんでした。田植えのシーンもお稽古の甲斐あって、そこに一面広がる水田が見えましたし、心の揺れも、いちばん後ろの私達のところまで届いてきましたよ。力なく膝をつくシーン、振り上げた握り拳を下す先のない悔しさ、無念さに切なくなりました。市民キャストの真摯な姿にはお百姓さん達の命や祈り、熱く、強いものを感じました。お稽古は大変だったでしょうが、その甲斐あって、他では観られない魂を感じる舞台だと思いました。東京からの役者さんと松本のキャスト、伝統音楽とエレキギター、附け、ラップ、相反すると思えるものの見事な融合があり、佐倉義民傳は新しい命を得たように思います。お芝居の最後のほうで、舞台から何人か市民キャストの方が上手と下手に降りてきて通路に立った時、舞台の上の観客(佐倉宗吾の舞台を観る明治時代の観客)と会場の観客が一つにつながったのが見えました。笹野さんのお得意な「トリハー」、でしたよ。串田さんの初期のアイデアでは、前列のお客様に農民の衣装を着てもらって一体感を演出、というのも、どこかで読みましたが、それよりも5日に観た舞台、市民キャストを含め役者さん達の想いが、最前列から後ろの席までサーっと染めていく様子には言葉にしがたい感動に震えました。子役ちゃんも大活躍で、泣けるシーンはたくさんありますが今回、泣けたのは、一揆を決意したり、宗吾処刑の際の群衆のシーンコクーンの時よりも大勢の農民たちがふつうのお芝居ではあり得ない時間差で集まってきたところ。ずーっと後から一人、袖から舞台にたどりついたりする姿が実際、悩み苦しんだ人を表している気がしました。同じ情報を聞いても、すぐ立ち上がる人、逡巡する人、理由もわからず、右往左往する人、反応は、さまざまなはずだから。それが十把一絡げでない、群衆といっても一人と一人と一人がたくさん集まって出来た人の、命の、かたまりなんだってことその数の分だけの悲しみや喜びがあること。それが胸にささった。松本での「佐倉義民傳」を観られて良かったです。ありがとうございました」
July 11, 2010
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5日。昼の部を観て帰ろうと当日券を買うための整理券配布に並び、実際のチケット購入時刻11時半までの間親切だったホテルに別れを告げ、お城の近くのお蕎麦屋さん「吉邦」へ向かった。松本へ行ったらここだけは絶対行く!と切望していたお蕎麦屋さん。しかも、想定外だったけど、まつもと大歌舞伎のチケットの半券があれば、サービスを受けられるってお楽しみつき。お城にもホテルからも近いはずなのに見つからず、笠智衆さんのようなナイスなおじいちゃまに案内していただき発見するも定休日。店主こだわりの美味しいお蕎麦、そして奥さんが書くコラム。今は松本と佐倉の義民について書かれた内容と知ったので、読みたかったんだ。残念!お店の地図、記事、何枚も用意してきたのに(/_;)ガッカリして重たい足取り、でも路地に何気に咲くラベンダー。いいなぁ、松本。元気出るわ。排水溝の蓋もオサレ~。日本銀行と日本の旗、なんて写真を撮って面白がっていたけれど自転車はなし、荷物は重たし、となれば、歩くのもつらい…更に今日は今まで一番快晴!アチチ…お腹がいっぱいになれば元気になるかも、とレトロなお店でランチを食べようと思ったけれど12時開店、じゃチケット販売時間に間に合いませぬ。せめても、と通り抜けのように松本城をグルッと眺めて白鳥の毛づくろいを見、(ここはお気に入りの場所みたい。羽根がいっぱい草にからまってた)暑さと重さに耐えきれず、でも、予算の関係でバスに乗り、とりあえず駅行きのバスに乗っちゃったけど、途中で降りて、駅と逆に曲がれば市民芸術館にすぐ!なんて機転もきくようになって、ちょっとウレシ。そうそう。タウンスニーカーって100円で乗れるバス。窓の景色を眺めながら、バスに乗るのもいいな~って感じ。町の名前の呼び方がわかるから、まちと仲良くなれる気がする。市民芸術館の入り口で「松ぼっくりさん」にまた会った。相当ご縁がある。「今日、観ますから、頑張ってね」と見送る後ろ姿。市民芸術館のロビー。今日はお客さんなので、ゆっくり眺める。この人力車で、4日に勘三郎さん達、お城まで900メートルの登城行列したんだね。4万以上の見物客がいたそう。2年前の「お練り」よりグッと歩く距離が縮まったのは、前回、押されて転んだ人がいたからだって。安全第一!ってことです。ここは市民サポータの事務局詰め所。「お世話になりました」とのぞいても、もぬけの空。八面六臂の活躍ぶり。市民サポーターをまとめてくださった皆さんはユックリお茶飲む暇もなく、働いているのです。無人と知っても、やはり最敬礼。白骨温泉の温泉粥。市民芸術館の広いロビーには「佐倉義民傳」の展示物、そして、ここもユッタリ広い廊下にはたくさんのお店が並んでます。その一つが白骨温泉を紹介するコーナー。各温泉のパンフが揃っていて、お粥の試食もできます。私はサポータで勤務中だから、横目で見るだけ、試食できなかったけど、気になっていた…今日はお客さんだから、堂々とサービスを受けちゃおう!このお粥も、野沢菜の炒め菜も白骨温泉の各旅館の女将さん達のお手製だそうで、とっても美味しかった!気づくと市民キャストがまわりに何人も。「あまり食べすぎると(飢えている)百姓の気持ちになれない」とか言いながら腹ごしらえしている^_^;そうだよね。仕事を早退して駆けつけたり、遠くから通ったり、食事をする暇ない人、いるかもね。白骨温泉の宣伝に一役買っているし、一石二鳥だよね。私はもう制服脱いじゃっているから傍目には全然わからないけれど心の中で、「佐倉義民傳」の裏方一同、同じ釜の飯っていいな~と感動。市民キャストにも、温泉にも、松本LOVEの連帯感を感じながらお米の甘さと人情の温かさを感じるお粥に舌鼓。写真を撮りたいからとお願いしたら、サービス精神旺盛、ポーズも取ってくれてありがとう!今度、松本に来る時は温泉にも行きたいな~♪ごちそうさまでした!
July 10, 2010
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「まつもと大歌舞伎」番外編になっちゃうね。最初、花子さんと見て気になっていた神社。4日の朝、「登城行列」へ向かう途中に「茅の輪くぐり」と言うのよと「お松の方」が教えてくれました。その時は言わば、出勤途中だったので寄るのは無理だったから後でユックリ観たいなと思ったけれど、それから時間がなくて。5日、美術館からホテルへ帰る途中、ちょこっと寄って神社の名前だけでも確認しておいて、帰宅後調べようと写真に撮りました。夏越の祓(なごしのはらえ) 6月30日。一年の上半期の最後の日。 夏越の祓。水無月の祓(みなづきのはらえ)とも。 「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延というなり」 と唱えながらこの輪を、 先ず左足から踏み入れ、 8の字を描くように3度くぐる。四柱(よはしら)神社天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神を祭神とし、4柱の神を祀ることから四柱神社というんだそうな。最後はアマテラスでしょうけど、後はダレ?よく「しはしらじんじゃ」と間違えて呼ばれる。願いごと結びの神として全国各地から信仰が篤い。私は時間があまりなかったせいもあり、不器用なせいもあり、説明の通りにまわれない。しかたないので「まつもと大歌舞伎」無事に全公演できますように!と気合を入れて、ユックリ1週、という妥協案で(/_;)ビューン! ホテルで借りてる力車こと自転車に乗るのも最後。やっと道を覚えた!今日は帰りも迷わない。っていうか、今までは、夜だったので暗くて迷ったのかもね。四柱神社について写真多数のサイト見っけ!
July 9, 2010
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5日、朝。8時半開始。まつもと大歌舞伎の当日券販売の整理券の配布開始時間に、市民芸術館に並ぶことにしました。シアターコクーンで『佐倉義民傳』は観たので、松本ではお手伝いに専念するつもりでした。なので チケットは一枚も持っていない。でも、松本でしかできない歌舞伎を!と串田監督が目指したものやっぱり観て行きたいな!松本では、一般市民有志がコクーンでの出演者に加わり、(市民キャストは演技の基礎、ラップの練習の外に経験者の方から田植えを教わったり、役作りも真剣です。コクーンでは3つかなかった米俵も10俵登場するそうで、米俵作りにも参加)農民役として登場します。松本の市民芸術館の大きなホールだからこそ、松本だからこそ、実現できる、文字通り「まつもと大歌舞伎」市民キャストのお知り合いも出来たしね。「お松の方」のお子さんだもの、観たいな~。串田監督は、何気に市民芸術館の廊下をお客様に混ざって歩いていたり、気づかれて写真や握手を求められても気さくに応じてくれます。最初にお見かけした平成中村座の名古屋城では「法界坊」の演出家の人だ!と黙って見てました。その後、「上海バンスキング」での役者ぶりを観て、バンスキングで共演、盟友である吉田日出子さんの書いた本を読んで、自由劇場時代の串田さんを知り、「素敵な人なんだ!」と想いは募り、そして、今度の「義民傳」です。歌舞伎座で観た「義民傳」も素晴らしく心に残るものでしたけど、2010年の私達に強く訴える松本での「義民傳」を作ってくれてありがとう!ホテルから市民芸術館の道。今日は一度も間違わず近!既に30人くらいは並んでいたかしら?すぐそばに、橋吾さんの「なりきり歌舞伎体操のワーク」でお見かけした方が並んでいて。ご縁ですね、今日の昼の部をご覧になって帰るそう。整理券を無事ゲットし、市民芸術館と通りをはさんだ松本市美術館へ。『美術館で歌舞伎に出逢う』を観なくちゃね。あら、方向音痴の私でも間違えない、近距離。近づくと、松本市美術館のプレートに、かぼちゃの絵。このタッチは!そして、一歩足を踏み入れると 水玉のお花!草間彌生さんの作品。巨大モニュメント「幻の華」。草間さんは松本ゆかりの芸術家だったのね。うちの母より年上なのに、この斬新さ、ダイナミックさ。わー。ここもユックリ観たいな!光の射す中庭もイイ感じ。左側、反射してわかりづらいかも、せせらぎがあるんだよ。でも、ホテルへ戻ってチェックアウトして、もう一度、11時半までにここへ戻るには無理。串田明緒さんの写真展を観た。平成中村座の役者さん達のパワーを感じる写真の数々。白塗りをして、支度をする勘太郎君を鏡ごしに撮った写真、息遣いまで感じるような色っぽい写真、いいな~。コクーンの「佐倉義民傳」の写真ももう、飾ってあった。農民たちの姿、捨吉の橋吾さんが中心に映っていた。あの大きな瞳、強い意思に満ちて、ほとばしる想い、瞬間が切り取られた写真。モデル経験のある彼女は、被写体になる人が、撮ってほしいなと思うショットを撮るコツがわかるのかもしれないね。串田夫人、小顔で長身で女性の私から見てもウットリ。初日、もぎり係の私達が、お客様を見送るために並んでいたらわざわざ、「お疲れ様」と声をかけに来てくれました。和服姿を見たのは初めてだけど、美しい奥さまにねぎらっていただけてサポーター冥利に尽きます。二階の廊下には、お城でのイベント時に飾られたパネルが展示されてました。(松本市民が描いてくださったそう)草間さんと歌舞伎役者のコラボっていかがですか?今度、松本に来たら、ジックリ、ユックリ、タップリ過ごしたい松本市美術館。大人400円で9時から5時まで美術三昧。
July 8, 2010
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ホントはシャワーを浴びて、昼間の汗を流して小ざっぱりと…と思ったけれど、市民サポーターは制服の半纏着用、写真やサインは一切厳禁、との条件での参加。あきらめて、そのまま、レセプションの会場へ。そうそう、これは関係者一同、無事に開催されたことを喜びあうパーティ。ということで、会場へのエレベータにサポーター数人で乗りこんだ。と、いったん足を入れようとして、思わず一歩下がる。下から、上がってきたエレベータに先に乗っていたのはおお。橋之助さん!今回の「佐倉義民傳」農民のヒーロー。宗吾様はもちろんだけど橋之助さんもね。橋之助さんの役はこの舞台のために串田監督が作った人物。橋之助さんが演じたことで、作品に厚みを与えている大事な役どころ。いえ、それ以前に「天保遊侠録」の小吉や「忠臣蔵」の平右衛門で大好きな橋之助さん。もっといろいろあるけど…「なりきり歌舞伎体操のワーク」へ行くと、いつも橋吾さんが師匠のことをほめているのでますます好きになってしまう橋之助さんがいらしたものだから、緊張して心臓バクバク。馴れ馴れしいのもいけないし、知らん顔も失礼だし!「ご一緒してもよろしいでしょうか」と声をかけ、サポーター一同、ドキドキ!そして、「お疲れさまでした!」万感の想いを込めて!広い会場、たくさんのご馳走。乾杯直前にお化粧直す暇もなく駆けつけた夜の部の担当サポーター達。私は、まつもと大歌舞伎へのきっかけを作ってくれたmagendaさんと並んでテーブルへ。コクーンで会って以来、一緒に行動できるのでウレシ。松本へ来るまでは、magendaさんだけが唯一の知り合い、頼みの綱!サポーターの仕事の割り振り、友人同士はわざと別にするそうです。おしゃべりに夢中でお客様そっちのけ、とか気をつけていても難しいんでしょうね。magendaさんとは一度も同じ担当にはならず、すれ違いざまに挨拶するくらい。確かに一人でいたせいで、仕事を通して毎日いろんな方に良くしていただいて松本が大好きになったので、結果としては正解ね。とは言え、明日は松本を離れる、という晩に一緒にいられるのはなにより。既にそこしか開いている場所がなかったので、会場のど真ん中のテーブルに着き、乾杯の音頭ギリギリに飲み物を調達してどうにか「カンパーイ!」に間に合って、ヤレヤレ!出演者の皆さんの姿を遠目で見ながらサポーターの皆さんとグラスを合わせます。「義民傳」と言えばラップ!のあの方の姿が近くに見えました。日本一チョンマゲの似合うラッパー。「佐倉義民傳」を観た大人たち、ラップ嫌い、ラップ無関心の人達にどれだけ強烈な影響を与えたか!私だけでなくラップへの認識変わったという意見をたくさん聞きました。ま、佐倉義民傳だけ特例って言う方もいらっしゃるでしょうが。出来ることなら!市民キャストになって一緒に「百姓の春夏秋冬」と歌いたかったよ!と思いながら舞台を観てましたよ!駒木根さん。義民電のラップに感動して、その後主演作の映画も拝見しましたもの。SR サイタマノラッパー /駒木根隆介,みひろ,水澤紳吾,入江悠(監督、脚本)パンフレット 佐倉義民傳 2010渋谷・コクーン歌舞伎笹野高史さんは挨拶の時にラップを交えて「松本サイコー!」なんて大盛り上げに盛り上げちゃうもんだから、その後の亀蔵さんが言いにくそうで困ってました^_^;順番がまわってきて、しかめっ面で登場した亀蔵さん、「やりにくいに決まってるんだろう!」で開場大爆笑でした。照れ臭そうに手短な挨拶で終わるところを、アンコールの拍手に押され、挨拶の延長をしてくれました。傍から見ていても、やりにくそうで、亀蔵さん気の毒、気を悪くしていないかしらと心配になったけど、笹野さんの著書によると、芸能界に友人の少ない笹野さんにとって、亀蔵さんは中村座の中で一番心を許せる親友なんですって。この淡路屋さん(笹野さんは歌舞伎の時は、出身地の淡路島からこの屋号で呼ばれます)は、まつもと大歌舞伎のロビーに並んだお店でご自分のオリジナルTシャツを売ってました。収益金を宮崎へ送るためのチャリティーだったのですが、ツィッターでは呼びかけていたものの、売り場にはヒトコトもナシ。目立つように宣伝してほしいという意見もあったよう。平成中村座が主体の「佐倉義民傳」、地元のお店の賛同のもと開催されたまつもと大歌舞伎であることを考えると笹野さんが派手に宣伝しなかった気持ちがわかる気がします。よく江戸っ子と間違われるそうですが、粋!なお方です!♥若い裏方さんもたくさん出席されていたので良い舞台を作ってくださってありがとう!って言いたかったけどお名前も役割もわからないので、心の中でね、「ありがとう!」楽しいパーティもいつしかお開きの時間に。そろそろと、出口に向かおうとしたところ、心づくしの昼食をご馳走してくださった「お松の方」のお子さんの顔が。(以下、松ぼっくりさんにします)「お世話になった市民キャストの方よ。」とmagendaさんに松ぼっくりさんを紹介しようとすると、なにやら様子がヘン。なんと二人は前からお知り合い。magendaさんに市民サポーターを勧めたのは松ぼっくりさん。そのmagendaさんがきっかけで松本まで来た私。そして、松ぼっくりさんのお宅でお世話になる、ってこの偶然はなんでしょう、ドラマみたい!三人で話していると、松ぼっくりさんの顔を見つけて爽やかそうな男性が近づいてきました。私とmagendaさんにも名刺を下さったので、良く見ると「松本猛」、いわさきちひろさんの息子さん。いわさきちひろさんの赤ちゃんの絵、多くは息子さんがモデルだったのですよね。目の前の人がそうなんだ、と絵を思い出しながら松ぼっくりさんやmagendaさんと笑いながら話す様子をながめ、ああ、ここは松本なんだな~って、ご縁がご縁を呼んでるようにまつもとLOVEが募ります駅までmagendaさんを見送った後フワフワ軽い足取りでホテルまで帰ります
July 7, 2010
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7月4日、お昼販売のお仕事でお世話になった「お松の方」がお宅に招いてくれました。サポートの仕事で疲れたところへ嬉しいお誘い。お茶を飲んで退散しようとしたら、お食事まで用意してくださいました。ホテル暮らしでは栄養が偏るから、と美味しい炊き込みご飯をご馳走してくださって感激。実は、見知らぬ土地での連日のサポートは楽しいながらも体の方は広い市民芸術館を歩き回り、けっこう疲れがたまっていた?そこへ、急に晴れた今日、外での仕事でパワーがだいぶ目減りしたんでしょうね。ドンドン、お皿を並べてくださるので、ご自分の食べる時間がなくなるのでは、と心配なくらい。冷たいゼリーで生き返り、満足していたところ、ご自分がお好きだからと珈琲まで。お酒は弱いけど、珈琲は大好き!の私なのでググッと来ちゃったのでございます。お料理お上手で皆、美味しかった!穏やかな笑顔が魅力の「お松の方」は、素晴らしい女主人で、ますますリスペクト!私もこんなふうに喜ばせるおもてなしができる人になりたい!風の通る縁側に、汗をかいた半纏をひろげて干して…更に嬉しいことには、市民キャストをされている「お松の方」のお子さんが、2008年のまつもと大歌舞伎の写真を見せてくださいました。「夏祭浪花鑑」貴重なアルバムをめくりながら、朝からの不思議なご縁を夢のように感じていました。「にぎわい座」のイベントの中身は、勘三郎さん達出演者の皆さんがそれぞれ、ご挨拶の後、義民傳の「百姓の春夏秋冬」のラップ披露だったとか。聴きたかったけれど、無事終了で良かった!などと、すっかりサポーター気質、板につき♪「お松の方」様と市民芸術館へ向かいます。私はコレが最後のサポーターのお勤めです。どうしようかな、と思ったけど「アネサン」がかぶせてくれた帽子みたいにかぶれる手ぬぐいを脱ぐのがもったいなくて引き続き、かぶったまま「会場係」を務めました。開始時間前から並んでいるお客様の中で、「和服で来場された方に先着30名限定」で「紫陽花柄のうちわをプレゼント」いう企画があり大好評でした♪皆さん 「ありがとう」って良い笑顔を見せてくださって。なんとも美味しい役でした。その後は、入り口でアンケート用紙、ラップの歌詞、チケットの半券でいろんなサービスを受けられる市内のお店の一覧表の入ったビニール袋をお客様に配ります。何十枚も腕にぶら下げると意外と重い。「明日は筋肉痛だね~」なんて言いながらもニコニコ笑顔で、ね。これからはじまる期待を胸に並ぶお客様を見ているのはいいもんです。杖の方、車いすの方も大勢ありがとうございます。「平成中村座 佐倉義民傳」は期待に応えますからね~♪最後のお仕事はアンケート回収です。回収ボックスに書いたアンケートをいれていただくのが仕事。まだ書いていないお客様にはその場で感想を書く為の机を用意してあるので、特にお願いしなくていいわけですけど…アンケート書いてくださる方意外と少ない。感動はしていても文章にするのは面倒くさいとか書き慣れないとか、いろいろ理由はわかる気がするからそれも仕方がないかな、とも思うけど…俳優さん達が楽しみにしているって聞いたし、市民キャストの方は、ここでの感想が全てかなと思ったら「お願いします」って声に出して言わなくちゃ、と思いました。以心伝心で、他のサポーターさんもそう感じたようで、恥ずかしいけど、もうちょっと大きな声でお願いしました。頭を下げたら、和服の女性が机に向かってくれました。一人が机に向かって書いているのを見たら、ドンドン人がふえ並びきれないくらい、たくさんの方が書いてくださった。あらかじめ、書いてくださった方は、涙ぐんで無言で、渡す手に力を込めて、さし出してくれます。ありがとう、観てくださってありがとうありがとう、書いてくださってありがとうまつもと大歌舞伎の市民サポーターの実行委員会の方は、松本で行われるサイトウキネンオーケストラと兼務の方が多いそうです。長年ボランティアをされている方がほとんどで、その経験が生かされているのでチームワーク良く、潤滑に運営されています。受け皿がしっかりしているので、私のような全くの素人がサポーターを志望してもお手伝いさせていただけるのです。でも、もう終りなんだな。半纏着るのも。そんなセンチメンタルな気持ちでお仕事を終わるや否や、レセプションがあるので、会場へ!と促され…開始時間が早まったそうです♪いそげー
July 6, 2010
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7月4日雨天中止、ドキドキしながら迎えた朝曇天ですが、行列中止の知らせはナシ!市民芸術館に集合。大雨で中止でなければ、かえってこの天気の方がいいみたい。2年前は炎天下の「お練り」でタイヘンだったそうです。今日は昨年に比べたら短い距離ですが、登城行列と言うパレードをするので、無事に行われるようにサポートのお仕事があります。勘三郎さん達の乗る人力車担当、なんてワクワクのお仕事も。さて、私のお仕事は、といえば、お城の敷地内にある博物館でのグッズ販売!そばにいられるから人力車の随行のほうがいいなー。もしくはイベント会場内の案内とか。うらやましい気持ちはしまっておいて(^-^;歩いてお城に向かいます。お城のそばのホテルから自転車で市民芸術館に通勤し、徒歩でお城まで歩く!えーーー。直行、直帰がいいな、と思ったのだけどここがターニングポイントだったの。自分に与えられた係で良かったんです(*^^)v市民芸術館の前で上品な方にお会いし、半纏同士の気軽さでご挨拶したら、その後、私の忘れものを届けてくださったのがその方で、更にその方も同じ販売スタッフでした。松本でお会いしたのでニックネームは「お松の方」とでもお呼びしようかな。「お松の方」はご親切に、お城までの道々、松本の観光ガイドもしてくださいました。観光はせず、サポーターに専念!と決めて来たつもりでしたが美しい松本の町を案内していただけて、なんとありがたかったことか。昨日見かけた丸い注連縄は、「茅の輪くぐり」というのよと神社の前を通った時に教えていただきました。(最終日、余裕があったらチェックしようっと)山車のことを松本では「舞台」と呼ぶことなど、今はネットでなんでも調べられるけれど、ワタシにだけ!語りかけてくださる声のなんと優しいこと。深志神社の法被を着た可愛い男の子とパパに遭遇。「カッコイイね」って声かけたら照れてました。名前教えてと頼んだら、小さい声で「リュウ」って答えてくれました。さて、お城に着いて、グッズを販売する場所をみたら設置されたテントはなんとお城の入り口から、「にぎわい座」の行われる会場のちょうど真ん中。えー。絶好のロケーション?貧乏くじかと思ったら、大当たり?そうです!博物館 内!と勝手に勘違いしましたが博物館 前!だったのでした。((o(>▽<)o))行列がやってくるまで、オフィシャルグッズ販売にいそしみます。お隣の、「まつもと大歌舞伎」オフィシャル飲料、ペットボトル入りのお水販売の方共々、意外と暑い、テントの中で大奮闘!雨よけにも日よけにもなるから手ぬぐいをドンドン売りましょうとお水売り場とグッズ売り場の売り子さん協力して、全員あねさんかぶりをして、呼び込みをしました。「達人のアネサン」が、不器用な私にも、中村座の手ぬぐい、かぶせてくれました。他の売り子さんにも手ぬぐいのかぶり方の指導をしてくださった「アネサン」は器用にその人に合った形にアレンジしちゃいます。さて、お城の人達もゾクゾクと並び始めて、いよいよ勘三郎さんお出ましか!お神輿や舞台(山車)に先導されて、人力車がもうすぐ到着。ちょうど、そのころ、お店がにぎわいだして、接客、お釣りの計算にテントの中のみんなは大忙し。そんな中、神輿、到着!なんと上に乗って扇をヒラヒラかざしている男の子達、真ん中はさっきのリュウちゃんではありませんか!カワイ、いえ、凛々しいですよ。お隣の「お松の方」達と喜びあう。ちょっとお客様がひいて、テントの外は涼しいね!なんて言いつつも寒さにも苦しんだろう佐倉義民傳のお百姓さん達、このテントのように防水、防寒の家があれば、いくらか しのげただろうな~なんて…さて、「あのー。まだ勘三郎さん達、着かないんでしょうか?」と山車を引っ張っている人たちが休憩しているところで聞いたら「とっくにお城に入りましたよ」ウソー。ヒトメも見てないΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン人力車、8台も通ったはずなのに!通り過ぎたのに気づかないくらいサポーターのお仕事を全うしちゃうくらい楽しい、楽しい 市民サポーターのお仕事でした(c)深志神社
July 6, 2010
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7月3日あっという間に市民サポーター2日目が終わりました。初日には、歌舞伎座で見おぼえのある方も何人かお見かけしました。そして、今日は同じホテル(お城のそばのハミルトン イン)に土日のお休みを利用して 仲良しの野分姫さんがやってきました。「名古屋の平成中村座のご縁だから、出会ってから1年経ってないんですよ」と彼女。ホントだ!なんて、濃い(!!)10か月だったんでしょ。法界坊を並んで観ながら、意気投合したけれど、それから実際に並んで観たことは…あれ?一度しかないかな。ドラえもんガールズ集合となった12月の歌舞伎座の幕見だけ?(おやつが偶然全員どら焼きだった! 4人で幕見で「道成寺」観ました。 中村屋と染高麗ファンの私達です)1回だけなんて、信じられないくらい歌舞伎を通して楽しい時間を共有しましたね、ホントお世話になりました、ありがとう!花子さんと3人で過ごす松本の夜。めったにない機会なので時間が飛ぶように…花子さんのお知り合いお手製のケーキやお菓子、染丸からのおみやげなどのお菓子、ごちそうさま!疲れた時には甘いものが一番だものね。お心遣いに感謝です。窓の外は雨が激しくて、明日のイベントが気になります。「大丈夫。勘三郎さんは晴れ男だから」力強い花子さんの言葉にうなづきながら、それぞれの部屋に戻りました。 まつもと大歌舞伎 市民芸術館 ききみみやフォトギャラリー 市民サポーターのユニフォーム 長半纏 裏には自分の名入りの千社札の携帯ストラップ市民芸術館は、託児もできます。ユックリ観られます。松本在住の和紙人形作家伊藤叡香さんが「平成中村座信州まつもと大歌舞伎」の為に制作。紙館・島勇さんのブースで展示されてます。この凛々しさ、美しさ。全て紙。迫力アリ!そして、このブース、男性も女性も和服が似合ってただでさえ、目移りしちゃう可愛い小物のお店をいっそうグレードアップさせてます(⌒∇⌒)特に女性の方は背が高いのに優美に着こなし、女優さんのようにお綺麗で目を引きました。Tシャツ、和柄小物、湯のみ、ちょうちん等を扱う「松本忍者」のお二人。疑問だった名前の由来(なぜ、忍者なんだろうね、とみんなで???)聞いたところ、答が「カッコ良さそうだから!」素直!o(*^▽^*)o~♪良く見ると「直訴状」が見えます。松本忍者、サイコー!(ちなみにこの写真は休憩中に撮ったもの。念のため)市民芸術館のロビーに飾られた人力車。晴れたら、7月4日(日)11時から、本町通りを出発点にお城まで勘三郎さん達が人力車に乗って「登城行列」と銘打ったパレード。晴れますように!
July 6, 2010
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7月3日、市民サポーターとしては2日目です。仕事に出かける花子さんと一緒に自転車で出勤。お城をまわって行くことに。明日は「登城行列」と銘打ったパレードのお手伝いでお城に詰めるのでお城の様子を見ておいたほうがいい、との花子さんの心遣いです。前の晩、疲れていても早めに起きて、身支度テキパキ、一日の行動をさらって、効率よく運ぶように計画をきちんと、かつ臨機応変にも対応できる柔軟さを持ち合わせた彼女に今更ながら感心することしきり・・・えー。ってことは、全く逆の私にガッカリしちゃいましたか?ご勘弁!。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。ホテルを出て、角を曲がってスイスイ!あら、お城に到着。この近さは感動です。早起きして、お城を見ながらジョギング、気持ち良さそう!早起き出来たらね((o(>▽<)o))絵ハガキ、新聞、書籍に掲載されたもの、上手に撮れている写真があるのは十分知っているはず。それでも、思わずカメラを向けたくなる魅力がお城にはあります。池には水連がたくさん花をつけていました。黄色の花が多かったかな。写真で撮ると小さくしか見えないな~。携帯電話のカメラの限界。お城の中には入らず、外から様子を確認。 敷地内に併設された博物館に入って、松本の義民のコーナーだけチェック。時間がもっとあったら、全部まわって観たかったな。佐倉の宗吾様のようにお百姓さんのために戦ってくれた松本の義民の多田加助さん。写真と記事でわかりやすくまとめてあり、担当の方の熱意が伝わってくる。センスもね。カエルがたくさんの商店街や輪になった注連縄の神社を横目にしつつ、市民芸術館へ。※夏越しの祓の茅の輪くぐりだと この後に教わりました本日、昼の部は筋書売りが担当。会場内に、数冊抱えて売りに歩き、手にお札をはさんで呼びかける姿は、平成中村座でおなじみ。もちろん、未経験なので恥ずかしいけど、半纏着てるし、中村座だし、面白がって経験しちゃえ!と思いましたが、実際にはカウンターでの販売が持ち場。ホッとしたり、ガッカリしたり…たくさんのお客様がいらっしゃいます。広々ユッタリのゴージャスな市民芸術館ですが、上手(かみて)のC扉まではけっこうな距離がある。杖の方が多いので、動く歩道にしてあげたい。もしくは、動くベンチ?腰かけたまま、奥まで運んでさしあげたい。そして、夜の部は桟敷席の係。初めて、市民芸術館の舞台と客席を見た。トレビアン! って急にフランス語になるのもヘンだけど ((o(>▽<)o))素晴らしいホールリーダーさんが仕事の要領を教えてくれます。段取りを説明する時は、簡潔に注意点なども交え、より質の高い仕事ができるようにとキッパリと。その後、「笑顔で臨みましょう」と、自らニッコリ見本を。「困ったことがあったら聞いてね、大丈夫よ!」と慣れないサポーターを励ましてくれ、心強いかぎり。ホールは前の方が桟敷席といって、座イスで仕切られた平場に座って観ます。チケットの席番が間違いないか、確認。(椅子席の1番と桟敷席の1番をまちがえたりするから)その後、靴を入れるためのビニール袋を手渡します。お客様は靴を自分の席までお持ちになって、観劇です。お客様が無事に席に着かれたら、私達は休憩時間。休憩室ではおにぎり2個とお茶のサービスが。野沢菜のおにぎりが特に嬉しかった!1幕目の終わりより少し前に、外の廊下からそっと舞台袖に控えます。靴は抜いで、物音をたてないように。トイレに立つお客様が間違えて舞台の方に入ってしまわないように、誘導するために、幕間(まくあい)の前から準備です。客席から観ているのと緊張感が違いすぎ。役者さん達の姿は見えませんが、ちょうど緊迫するシーン。コクーンで見ているので会話だけでなく、音でもどのシーンかわかる。前回、担当したサポーターの方から聞いた時、ピンとこなかった「逃げ出したくなるよ」の意味を実感。2幕目の終わりにも、しばらく前からドアの前で待機。関係者の出入りが激しくなったので、邪魔にならないよう、リーダーの指示のもと、移動したのは黒御簾(くろみす)の内側。ここは下手(しもて)側だから、いつもだったら黒いスダレの外から、中で演奏している人が見える、と遠目に見ているところ。舞台の演技に合わせる音楽ですから、ここからは舞台が良く見える。と、言っても私達はその一番端で、見えちゃうことはあっても観に行っちゃダメな立場なので、演奏者の間からチラチラッと垣間見えるだけですけどね。それでも、カーテンコール、喜ぶお客様と笑顔の役者さん達の感動のうねりを舞台裏から感じられたことは歌舞伎好き、中村座好きとしては至福のひととき♪
July 6, 2010
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ホテルで借りた力車(自転車)に乗って一路、市民芸術館へ。「まつもと大歌舞伎 佐倉義民傳」が上演される劇場です。そして、今日から私の職場、でもある(*^-^)v芸術館前はたくさんの幟。風にはためいて水面に映る様は一緒に心も動きます。広い意味で言えばだけど「この人は今日から同僚」と思えば、警備の方にも、元気よく「おはようございます!」と声かけちゃう。教えていただいた駐輪場(芸術館より、お向かいの美術館寄り、ちょっと距離があるのだ。^_^;)まで力車を停めに行く。山がキレイ。巨大ポスターの宗吾様。芸術館、白くて広くて明るい。東京の劇場でこんな大きなところあったかしら。受付で自分のID入り名札をもらう。名札は首から下げるフォルダーに入っていてそれぞれ、裏側に今日の役割がポストイットで貼ってある。長半纏の市民サポーター。上演時は、入口で出迎え、帰りはありがとうございましたと見送る。これは、出店しているお店の方、和紙の宗吾様人形。素晴らしい出来ばえに見たひとは皆、感嘆の声。「写真を撮らせてください!」と大人気。唯一、市民サポーターの顔見知り、グアパさんは今日はグッズ売り場の売り子さん。このお店はオフィシャル中村座グッズ店。今回、特に目を引いたのは、オシャレな柄の手ぬぐい。これは新橋飴さんの「まめ板」 材料は米粉、水飴、大麦、落花生。たくさん試食をいただきました。あとひく、うまさ!私もお土産に買いました♪お客様が会場の中でお芝居を見ている間がサポーターのオヤスミ時間。休憩室でおにぎりとお茶をいただいたり、出店しているお店をのぞいたり。初仕事、チケットの「もぎり」のお仕事でした。扉の前でもぎったり、関係者以外入ってはいけないドアの管理。ベテランサポーターさんとご一緒なので仕事自体は不安もなくいつもは訪れる側の劇場でお客様をお迎えする新鮮な気分を味わい、楽しかったと思いつつ、よく歩いたので筋肉痛かな?ちょっとヨロヨロ帰ろうとすると、どこかで見たような男性の姿が…松本を知りたいと読んでいた「城下町今昔 わが<まち>松本」の著者の池田六之助さん。池田さんは、まつもと大歌舞伎の名誉顧問でもあるのです。本のページを開くたび、まだ見ぬ松本に想いを馳せていたここ数日憧れの方にお会いできて、ラッキー!すっかり元気になっちゃいました!初日を観た花子さん達とビールで乾杯!ああ、まつもと大歌舞伎バンザイ!楽しくおしゃべりしながら花子さんとホテルへ向かった。少々、道に迷いつつ、ホテル着。お隣の部屋なので、ツインでもいいんじゃないの?割安だし、と正直思ったりもしたのだけど、実際、サポーターの一日を終えたら、「早く横になりたい!」と切実に思ったので、別室は正解でしたわ、花子さん。長かったような短かったような松本での一日が終わった!
July 5, 2010
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お手伝いは4日まであした、自転車に乗って町を走り、予定を済ませたら松本を去ります。ありがとう松本つぶやくには自転車はちょうどいい早さだねさようなら松本走ると涙が風に飛ばされて笑って帰れるかな
July 4, 2010
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ついに到着!ここが松本市民芸術館!大きくてキレイな建物。そこに風にはためく中村座の幟(のぼり)ワクワク度マックス! 私の任務はなあに?半纏に着替えたら市民サポーターの受付へ行ってきます!
July 2, 2010
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「佐倉義民傳」を上演し、市民サポーターの拠り所でもある市民芸術館へ向かいます。、両脇の個性的なお店の構えにいちいち、立ち止まりたくなるくらい松本のまちは旅人に魅力的なまちです。風を切って行く途中、「ここは絶対美味しいよね」と、第6感が働いて、花子さんと二人、自転車を止めました。美味しそうなケーキ屋さん。後で聞いたら松本で誰もが知ってるお店でした(^O^)特に人気なのは「石垣サブレ」と「ベビーシュー」マサムラ・天守石垣サブレ(12枚入)※夏季のみクール便でのお届けサロンのような優雅な店内、トイレも広々ゴージャス(^O^)/味は上品なのに、東京の高級店にありがちなお高くとまった感じじゃなくお店の女の子も気取りがなくて可愛いかったよオススメ!時間があったらケーキと紅茶を優雅に味わいたいところですがソフトクリーム(300円。文句なし!の美味しさ)だけで我慢していざ、市民芸術館へ!2010.07.02 16:04:03 追記 ダンチューの表紙を飾ったベビーシューですベビーと言ってもスタンダードなサイズよりちょっと小ぶりくらいギッシリ詰まった上品な味のクリームがほんとオイシー!当日に渡せる人にしかお土産に出来ないそれだけが残念な大好きなシュークリーム
July 2, 2010
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「古ばやし(こばやし)」で美味しいおそばで腹ごしらえした後ホテルにチェックイン。楽天トラベルで探した格安のお宿。「ハミルトン イン 松本」松本城に近いホテルです。インターネット予約は4000円で泊まれますビジネスホテルでシンプルだけどサービスが良いという評判が決めてだったかな。夏休み前、早割サービスで超お得!連泊なので宿泊に予算をかけられない今回のような場合には大助かり。利用客のレビューどおり、フロントの対応が良かったです。荷物を置いたら、「佐倉義民傳」を上演している「市民芸術館」へ赤い可愛い自転車に乗って出かけます(力車と書いてリキシャと読む)お花も人も町が素敵です!2010.07.02 14:26:48
July 2, 2010
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自分でわさびをおろして食べました!テレビでは見たことあっても自分ではしたことがなかったのでカンゲキ!お仕事で松本に来ていた花子さんとご一緒したので、松本在住の花子さんのお友達に勧められ、老舗のお蕎麦屋さんへ佇まいからして趣があって久しぶりに食べた信州のお蕎麦はもちろん!!美味しかった。ガラス越しに蕎麦を打っているところが見えて、オノボリさんの私はいちいち感動!花子さんは熱心にお仕事の打ち合わせ。私は黙って松本に着いた感慨に浸ってる。どんなことが待っているんでしょ。明日が楽しみ! お蕎麦屋さんの写真がよく撮れてるブログ発見、そうなの、ここです生そば こばやし|伝統を守り続ける、百有余年の伝統ある老舗|松本市大手松本は建物に趣あって好きだな~! 2010.07.02 13:46:10
July 2, 2010
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ここにも佐倉義民傳のポスター東急インの前で乗ってきたバスにお別れ!新宿⇒松本 2000円は格安です。トイレはないけど、休憩時間に入ればいいし、夏休み前で空いていたのでユッタリ快適!2010.07.02 13:10:13
July 2, 2010
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大雨をくぐり抜けたら、スッキリお天気の松本に着きました。松本駅には、おお勘三郎さん扮する義民傳の主人公 佐倉宗吾様の特大ポスター もうすぐ到着!2010.07.02 13:33:38
July 2, 2010
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恵みの雨? と思いたい(*^-^) 松本に向かうバスバラバラと窓を打ち付ける雨ワイパー見て、先日のテレビ放送を思い出す。(※映画にもあるようです。)幸せのきずな /グレッグ・キニア 【字幕・吹替え】【洋画】間欠式(まばたき)ワイパーの仕組みは発明好きのお父さんとそのお父さんを大好きな子どもたちが長い年月かけて開発して特許をとったんだって。すっごくいい話だったので、知りたい人は 今度会った時に「ワイパー!」って言ってね、教えてあげるヾ(@^▽^@)ノ2010.07.02 12:58:41
July 2, 2010
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出発直後ラベンダーのかおりのアイマスクして睡眠不足解消じわーっと温かくて良い香りに包まれて気分がほぐれる【送料無料】めぐりズム蒸気でホットアイマスクと気づけば、お江戸は遥か彼方。 双葉だって!降りずに寝る! めざせ!まつもと大歌舞伎!2010.07.02 11:56:42
July 2, 2010
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待ちに待ったお荷物到着!市民サポーターの運営マニュアルと半纏。封筒を開け、中にあるビニール袋をひっぱりだした時そこに角切銀杏(の中村屋の紋)が見えて、泣きそうになった。想像もしなかったけど、その家紋を見たら胸がいっぱいになったの、マジで。わー、ほんとにお手伝いの一員になったんだ!わー、ほんとに松本へ行くんだ!まつもと大歌舞伎(おおかぶき)と読みます。大地震が(おおじしん)で、(だいじしん)と読まないのと一緒。そして角切銀杏は(かくぎり)でなくて(すみきりいちょう)だよ。何度も平成中村座の小屋で見かけた家紋。看板や提灯、何度も見あげた中村屋のシンボルマーク。「つながってんだぞ」!!!前へ進め!使命を果たせ!宗吾のようにひた走らなくちゃ!
July 1, 2010
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designed by *ま~ぶる*頭の中でグルグルまわっているはっ、走れ宗吾ひた走れ!思い知れ宗吾思い知れ!はっ、走れ宗吾ひた走れ!思い知れ宗吾思い知れ!(中略)変えなきゃよ!俺らの「10年後」!ゆりかごのこの子の「20年後」!宗吾の試行錯誤と、俺らの「100年後」!「つながってんだぞ」!!!シアターコクーンの舞台の上で捨吉達が熱唱していたラップ。「つながってんだぞ」!!!歌舞伎座千穐楽の前の雨の真夜中。徹夜で当日券を求める人をねぎらって現れた勘三郎さん。貴重品全部、投げ出したまま取るものもとりあえず勘三郎さんのもとへと駆け寄った人達は佐倉の貧しい民のようだった。まさかね!ありがとうね、とひとり、ひとりに丁寧に握手をしたり、一緒に写真を撮らせてくれた。ただのポーズだけじゃない証拠には全員にその機会をくれたこと。勘三郎さんが宗吾様に見えた。(正確には仁左衛門さんもご一緒でしたが(*^-^))「佐倉義民傳」はこのあと、松本へ移る。春先、松本での上演が決まった時に「まつもと大歌舞伎に来ませんか?」と長野在住の人が声をかけてくれ、その時は心弾んだのだけど予算的にも松本までは行けないわ。しかたないな~。もし社交辞令でなく待っていて下さったら悪いな~と長野の彼女に連絡を取ったら3回、コクーンで観るから、まつもと大歌舞伎の義民傳のチケットは取ってないんです。お手伝いだけ、という返事。なんと!市民サポーターが「まつもと大歌舞伎」の運営に携わるんですって。しかも「松本市民」限定じゃない。チケットを買えない貧しい民(私)は、信州で宗吾様のために働いてこようっと。今年の夏休みは松本行きに決めた!夏休みの初めに松本に行っちゃうと、後は9月まで他のみんなが休みを取っている間も、ただ、ただ働くだけになるから日程的にはちょっと不服だけど、そうも言ってられない。松本までつながってんだぞ!行くっきゃない!
June 30, 2010
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designed by *ま~ぶる*当日券の列に並んでいました。さすが千穐楽、8時半の時点で既に三人。野分姫と染丸、チケット取れて良かったね。楽に並ぶと言ったらドラえもんガールズのもうひとりも心配して様子を見に来たりして、歌舞伎座があった時みたい。更に、野分姫が、私がなりきり歌舞伎体操のワークで会って以来再会したかった人を見つけてくれたり、歌舞伎座で与三郎がご縁でお知り合いになった人に再会したり始まる前からにぎやか!さて、お仕事のためにみんなを見送ったあと、開演時間と同時にコクーンの前を立ち去ろうとしたとき和服姿の奥さまがコクーンの係の人となにやら話しているのが見えた。あら、どこかで見たことがある方…あ!勘三郎さんの奥さま!招待した方や大切なお客様にご挨拶を終え、千穐楽の舞台が始まったので安心してお帰りになるところ?義民傳も大入り満員、夫に弟に息子、中村屋と成駒屋にとってかけがえのない奥さまなのに、千穐楽ご覧にならないのね。観たいだろうし、勘三郎さんもホントは観せたいんじゃないかな。夫の大きな仕事を裏から支えている。表には出てこないけれど、仕事に打ち込める環境を作る人がいればこそ、でしょ。彼女がいなければ、夫は成し遂げられただろうか、それは宗吾の妻にも感じたこと。宗吾の女房おさんがカッコイイ!と思った義民傳だけど宗吾@勘三郎さんの好江奥様は、役者の妻の鏡かな。大好きな芝翫さんにもつながっている中村屋の女房殿。ただ、ただウットリながめて見送りました。千穐楽。いつもに増して熱演の後のカーテンコール。義民傳のラップを作ったいとうせいこう氏みずから舞台にあがり、串田さんや観客も含めて大合唱だったそうです。つむぎさんやさっちほっ小僧さんも千穐楽にいらしてたそう、お二人や、野分姫達の席のそばには、義民傳の脚本の鈴木氏、勘太郎君、亀鶴さん、勝村政信さん、鶴松君がいたそうで、みんな、どっちを向いていいか困っただろうな!まつもと大歌舞伎へとつながっている 佐倉義民傳
June 30, 2010
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