株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

頭を柔らかく・・・



【頭を柔らかく】

何十年もして、一般的な使っている言葉の意味を知ることなどもあるように、実は株式の世界でも、何十年やっても間違ったものが正しいと思ってやり続けてしまえば、それはどんなベテランでもなかなか儲からないというのが世の常です。かつて日本は高度経済成長という不動神話がありました。つまり、土地でも株でも持ち続けていればなんでも儲かる、儲かったという時代です。私はその時代を知りません。株式というマーケットに入ったときは、既にこのバブルというものがはじけ、マーケットが下へ向かって進んでいた時代です。誰もが土地を買うのはバカらしい、株式は損をするものだ、と言っていた時代です。

したがって、30年から40年も前から株をやっている人は、きまって株をなかなか売らないクセがついていることもしばしばです。それは持っていれば必ず上がった時代のなごり。少々展開的にまずい動きがあっても、辛抱強く持っていれば損はなく、遅かれ早かれ必ず買値まで戻る、さらに上げていくという概念が出来てしまっているからです。

特に日本の場合には殆どの投資家は頭に柔軟性が乏しく、硬化した年齢から株式を始めるため、自分が始めた初期の概念に固まっている人が多いと言われます。株式投資や市場の勉強を若いうちからするべきだ、学校で世の中の仕組みを勉強するときに、株式投資に触れてもいいと私が思うのはそのためです。したがって、自分が考える常識が正しいものと思い込むのは間違いであると考え、柔軟に対応することを常に頭に置く必要があります。

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