株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

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アイフォーン



ソフトバンクモバイルが、11日(金)正午から発売開始する米アップル社の
携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」のことはご存知だろうか。アイ
フォーン3Gは世界22カ国で同日発売されるのだが、日付変更線の関係
から、おそらく日本が世界で始めて発売されることになりそうだ。予約は
一切受け付けず、(契約者1人1台に限定)11日の販売台数は未定。
アイフォーンの販売価格は、新規で2年間使う契約を結んだ場合、記憶
容量8ギガバイトの機種が23040円、16ギガバイトの機種が34560円。
(機種変更の契約者にはプラス7000円程度で販売するらしい)

また、7月11日にソフトバンクモバイルから発売される「iPhone 3G」を購入
しようとする人で、既に行列が出来ている店もあると報じられたのはご存知
だろうか。直営店のソフトバンク表参道には、8日に早くも製品を求める人の
行列ができた始めている。商品数に限りがあるため、事前予約などが
ないことから、当日まで行列は長くなる一方だろう。しかし、アップル社
(というかスティーブ・ジョブス)のマーケティング戦略は美しい。ブランド力が
あることを差し引いて考えたとしても、既にコモディティー化している携帯
電話に最先端のテクノロジーを投入していないにも関わらず、これほど
までに人気を集めるとは。高機能化に固執している国内端末メーカーに
とっては発想の転換を迫られそうだ。とはいえ、つい先日ゲーム業界で、
任天堂のWiiや、DSによって、機能の追及だけが人々の欲望を満たす
わけではなく、全く新しい層を開拓すること、すなわち低機能化と簡略化が
ヒットを生むことが証明されていたわけで、同じイメージなのかもしれない。


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