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ある小学校の教師が世界を変えようとアジアで2番目に貧しいと言われるカンボジア に出かけました。物乞いの子ども、ごみの山の上で暮らす家族、ごみ拾いをするため に学校に行けないスラム街に住む子どもたち。。。たくさんの現実を目の当たりにし ました。
悲しげな顔をする物乞いの子どもに自分が食べていたジャムパンを半分にちぎって渡しました。不安気に手渡されたパンのにおいをかいでいる子どもに残ったパンを食べて見せました。子どもはにっこりと嬉しそうに笑うと安心してパンを口の中に入れました。
ひどいにおいのするごみ山を歩いているとキラキラしたおじさんに会いました。真っくろに汚れた服を着ているのにキラキラとしているおじさんは、「ここでお金を貯めて自分の店を持つのが夢なんだ。」と話してくれました。
世界の不幸せを探しに行った小学校教師は、たくさんの幸せを見つけました。国やお金の貧しさは違ってもいつも人は苦しみや悲しみ、喜びや楽しさの中に生きていて、それは誰も同じなのだということに気づきました。「世界にはもうたくさんの幸せが落ちている。あとは、その幸せをみんなで見つけていくだけなんだ。」世界を変えなくちゃいけないとしかめ面をしていた教師は、しかめ面をやめて、みんなで一緒に幸せになれる方法を想像し始めました。
昨年の8月、カンボジアのスラム街に暮らす15人のクメールダンスの踊り子を日本に呼んで日本でイベントをして回るジャパンツアーを開催しました。たくさんの日本人とカンボジア人が参加して、たくさんの感動と喜びの渦を作り出すことが出来ました。カンボジアへ帰ってスラム街に行くと、学校に行けずにいた男の子が真っ白いシャツに紺色のズボンの制服を着て、赤いリュックを背負って、「行ってくるね。」と学校に向かって行きました。去年のジャパンツアーのイベントの収益で学校に行けるようになったその子の後ろ姿を見て、教師はこれでいいのだと再確認しました。
カンボジアにはまだまだサポートを必要としている人たちがいます。日本にもまだまだ喜びを感じ足りていない人たちがいます。そんなみなさんに幸せを届けに、今年もジャパンツアー第2弾をやっていきます。ぜひみなさん、子どもたちの、大人たちの、世界の笑顔作りにご協力をお願いします。