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2010年09月06日
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カテゴリ: 映画
9月11日に封切られる妻夫木聡&深津絵里主演の話題作『 悪人
一足お先に試写会で見てきました。

【あらすじ】
若い女性保険外交員の殺人事件。
ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、
捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。
しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、
警察の目から逃れるように転々とする。


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映画のキャッチコピーの

なぜ、殺したのか。

なぜ、愛したのか。

ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。

誰が本当の”悪人”なのか。


このキャッチフレーズ、本当に良く内容を表してます。

一時の感情で、人を殺してしまった祐一。
その祐一の自首の機会を奪い、逃避行を望んだ光代。
自己中心的で、出会い系サイトでの出会いを単にSEXだけのものと割り切って楽しんでいる佳乃。
苦労を知らず、いいとこのボンボンで、事件のきっかけを作った増尾。
さらには、殺人犯の祖母を追いかけ回すマスコミ達。

ある意味、みんな悪人です。

殺された佳乃の父親、佳男(柄本明)が話す言葉



その人の幸せな様子を思うだけで、
自分までうれしくなってくるような人は。

今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
自分は失うものがないち思い込んで、
それで強くなった気になっとう。
だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって、
失ったり、欲しがったりする人間を、
馬鹿にした目で眺めとう。

そうじゃないとよ。
それじゃ人間は駄目とよ。


映画の中で発せられるシーン、
映画を見ている全ての人間に対する重大なメッセージだと思うんです。


江本明、宮崎美子、樹木希林といった脇役達が本当に素晴らしく
主人公二人が徐々に追い詰められていく姿と相まって
緊迫する運びとなっています。
そういう緊迫感のある流れの中で、
バスの運転手さんが祐一の祖母(樹木希林)に発する一言が、光ってました☆☆


会話が九州弁だということも、よりリアルさを演出しており
描かれる一つ一つのシーンが、すごく心に迫ってきて、
ハラハラしたり、苦しくなったり、切なくなったりと
一時もスクリーンから目を離すことができませんでした。

そして、ラストシーンに光代がタクシーの中でつぶやく言葉、
この言葉の重さが見終わった後も心に残っています。





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最終更新日  2010年09月06日 12時04分50秒


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