原作の小説を読んで、気になっていた「坂の途中の家」。
ドラマを見ても、やっぱりモヤモヤした。
モラハラって、なんというか、こっちが気付かない内に絡め取られちゃうのよね。
こっちは良かれ、と思って言ってるのに、相手を洗脳してしまっていることもあるのよね。
「自分は何も出来ないし、何も知らないの、わからないの、だからあなたがいう通りにするね」って私は思う、相手は「この人は何にも出来ないし、知らないし、わからないんだから、自分が守ってあげなきゃ」と思う。
このまま一生続けば、実は仲の良い理想の夫婦で行けそうだけどね。
この小説、ドラマで思うのは、この夫、頭良くないし、それを自分でもわかってるけど認めたくないので、妻を成長させたくない感じ。
本当によく出来た男は、というより人間は、自分が知らないことを素直に質問出来るし、それによって知識も世界も広げようとする。相手とより深い会話をして、理解を深められる。
私の知る、某日本一偏差値の高い国立大学卒の人なんですが、もう会話の流れがすごいの。
自分とは畑違いの職業の話を全力で興味を持って聞くし、ちょっとでも疑問があれば、「それって何」「もしこういうことがあったら、どうするの」と的確に聞いて、整理していく。
話してる方も、それで自分の頭を整理出来る感じで、まあ、つくづく頭がいいってこういうことなんだなーと。仕事が出来るのも、当然ですなって思うわー。
こういう人が夫だったら、そりゃ全部が最初から上手くいくわけではないだろうけど、それでも大事件に至ることはなく、子育てはなんとかなるんだろうな〜…きっと子供達も、お利口な良い子に育つんだろうなー。(実際そちらのお宅のお子さんは、親に似て超優秀で、笑顔輝く礼儀正しい良い子達。)
ストーリーでは、俺様なモラハラ夫、ムスコちゃんベッタリの姑、そして萎縮して自分の考えをまとめられないほど疲れ切った妻、泣き止まない赤ちゃん、で事件が起こってしまう。かわいそう。
うちの娘たちは、どちらも「結婚しないと思う、血筋はここで絶やす」と宣言してますが、まあわかんないよね、もし間違って子供産んじゃってこんなふうに夫とその実家に追い詰められることがあったら、私、全力で娘を救い出すし(これは、有難い強い味方の実母の行為)、ついでに全力で相手方を潰すわ。(迷惑な武闘派ババでもある私。)
まあなんというか…そんなことにならないためにも、娘たちに最強の武器を持たせようと、応援してるわけですよ。
ドラマには、最強の武器を持っていてもなお、家庭に悩む女性も出てきますが、彼女は最後に自己解決出来そうな流れになった。うん、まあ、よかったよかった。協力してくれるオババがいれば、もっと心強いのにね。。。
とりあえず、強い味方にも武闘派にもなれるよう、私、全力で頑張れる健康状態を維持しようと思います!
おもちゃの上で寝落ちしたみこたん。
キミのことも、全力で守るよ!
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