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2011年2月22日にニュージーランド南島の地震で、大きな被害を受けた都市クライストチャーチに又地震が発生してから5年経ちました。今回は都市直下型の地震ではありませんが、地震の大きさはマグニチュード7.8だそうですから、前回のマグニチュード6.1に較べて、10^(1.5*(7.8-6.1))=355倍も大きな地震です。前回は、直下型で建物の崩壊が酷く、語学留学生の日本人も多く亡くなりましたし、ランドマークとされた大聖堂も崩れ、耐震不安から再建が断念されたのでした。今回は、カイコウラの海岸では津波も観測され、土砂崩れで道路寸断被害も報じられていまして、被害拡大が心配されています。ニュージーランドの南島で11月14日午前0時2分(日本時間13日午後8時2分)頃、マグニチュード7.8地震が発生、震源深さは23kmとアメリカ地質調査所が発表した。BBCによると、震源はクライストチャーチからおよそ95kmの地点。AP通信によると、震源からおよそ200km離れた首都ウェリントンでも強い揺れを感じ、現地では強い余震が続いており、一部地域では地割れや停電などが報告されている。ニュージーランド南島の北東部沿岸では津波の第1波が観測された。防災当局は津波に警戒する必要があるとして、海岸沿いの住民に避難を呼びかけている。また、震源付近では場所によって3m~5mの津波も予測されるとして、高台に避難するよう呼びかけていて、太平洋津波警報センターによると、震源近くの街カイコウラの海岸で最大およそ1m50cmの津波を観測した。
2016.11.14
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TVニュースで見ると、クライストチャーチ市中心街の惨状は凄まじいものがあります。家屋やビルの倒壊、地面の液状化現象等も見られ、未だ余震も続いているらしく、復旧には相当の期間を要する様に思われ、同情を禁じ得ません。街中心に綺麗なせせらぎのAvon川が流れ、広大な緑地公園もあって、イギリス雰囲気のある良い街でしたのに、それを崩壊させるとは自然の摂理は推しはかることが出来ません。ニュージーランド南島クライストチャーチ市で起きた地震で、日本から派遣された緊急援助隊などは25日、日本人多数が被災した語学学校「キングズ・エデュケーション」が入居するCTVビルの倒壊現場で捜索を続け、発見された遺体の身元確認も進めた。日本政府によると、このビルで研修中だった富山市立富山外国語専門学校の学生等、日本人27人の安否が依然確認できていない。現地警察当局は同日、地震による死者は113人、不明者は約200人に上ると発表している。我々、家族が宿泊したBella Vista Motelは規制区域の境界線にあるモーテルですが、少なくとも一部倒壊は免れ得ないと想像しています。上記はインターネットで拾った画像、チェックインカウンターのあるモーテルの玄関ですが、気軽に泊まれるキッチン付きで、アパートとして利用も出来る様でした。2001年1月中旬、結婚式前夜の家族4人ですが、10年前ですから皆若々しいですし、家内も喜んでいた様に思われます。翌日の結婚式に参列頂いた手前後ろ姿のM女史、クライストチャーチ市在住でしたが、阪神大震災、昨年、今年のクライストチャーチの地震と、三回命拾いをしたとのことですから、物的損害は兎に角、無事だった様で何よりと安堵しました。災難に3回も会うのは不幸ですが、その度助かるのは幸運、人生は糾える縄の如しと申しますが、その通りかも知れません。
2011.02.25
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マグニチュード6.3の中型地震ですのに、クライストチャーチ市中心街の惨状は凄まじいものがあります。古いレンガ積みの店舗だけでなく、近代的なビルディングも崩壊しているから、直下型地震は恐ろしい。地震発生直後、疎密波P波に依る縦振動が大きく来襲、又間髪を入れず横波S波に依る横揺れが来て、シナジー(相乗)効果で被害が甚大になったものだと想像しています。普通、教会は地震に強いのですが、クライストチャーチ(Christchurch)市の名前の由来にもなりました、聖堂の尖塔は半分の高さから崩壊してしまっています。ニュージーランド南島のクライストチャーチ市付近で2月22日昼に起きたマグニチュード6.3の地震で、同国のキー首相は死者が少なくとも65人に上ったと述べ、パーカー市長は約100人が建物に閉じ込められている可能性を示した。写真は2001月1月の写真、尖塔の展望台に登ってみましたが、尖塔内は狭く壁が頑丈に見えていましたので、まさか半分の位置で崩れるものとは思っていませんでした。長男夫婦の出会いの地であり、又結婚式の地でもあり、彼らの知人も多いのですが、懇意の方への連絡が取れない様で、未だ現地は混迷のままの状態、良い安否情報がもたらされることを祈って止みません。
2011.02.23
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この写真は、2001年1月にニュージーランドのフッカー谷を散策した時のもので、最高峰のクック山も正面に見えています。クック山国立公園で散歩を楽しむ為に訪れましたが、公園センターは宿泊設備もあるため観光客が一杯でした。公園案内所で聞くと4つ程の散歩コースがあると言われ、多少の登りがあるグレンコーコースを探している内に迷って平坦なケアポイントコースを取ってしまいました。ケアポイントコースは4時間程掛かりますが、1時間歩いて帰って来ることにしました。1月中旬は真夏で、コースの木々が小さく藪程度なので日陰を探すのに大変だったのです。この時に家内が被っていた帽子で、その後高尾山など日本の低山トレッキングでもお伴していたものです。先週の日曜日に、団地内の樹木剪定作業がありましたので、帽子を探したのですが、私のものは古くなったのか全て捨ててしまってありません。唯一残っていましたのが、この帽子でした。帽子としては珍しく100%綿でカナダ製と表示されていますので、ニュージーランドに行く前、長男の勤めているICI石井スポーツ店で、家族割引で購入したものなのでしょう。色褪せて古いのですが、汚れていないので捨てられなかった様です。段々少なくなる家内の形見の一つとして、暫し大事に使わせて頂こうかと思っています。
2011.01.19
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今朝、NHKのBS1でニュージーランドのフィヨルドランド国立公園が紹介され、ミルフォード・トラックとミルフォード・サウンドの様子が放映されていました。此処は、家内との最後の海外旅行となった場所で、2001年1月と9年半以上も前のことでもあり、懐かしさに思わず見入ってしまいました。宿泊地のテアナウでは曇天でしたが、ミルフォード・サウンドに到着した時は、生憎の雨天でした。しかし、ミルフォード・サウンドは雨の多い地域なので仕方がありません。雨天ですので、あまり遠望は利かず、雄大なフィオルドの全貌を楽しむことは出来ませんでしたが、これもあるがままの自然なのだと思われました。そうこうしているうちに、ミルフォード・サウンド観光の白眉の一つであるステアリング滝(Stirring Falls)に近づきましたので、防水コートを着て屋上デッキに出て、水しぶきを浴びることにしました。滝壺に最接近した時の画像、赤い防水コートを着ているのが家内です。この赤い防水コートは小さい頃から仲良しだった従姉に形見分けとして貰って頂きましたので、今頃山歩き等で使って頂いているものと思っています。独り暮らしをしていると、思い出だけが沁み通る感がして寂しいものがあります!
2010.09.27
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ニュージーランドのテカポ湖の湖畔に、1935年に開拓民により建てられた「善き羊飼いの教会」という名の小さく質素な教会があります。又、テカポ湖は、氷河の溶けた水が流れ込むこともあり、美しいトルコ石色の湖水を持っていることで知られています。此処の教会の祭壇は特徴的で、小さな十字架の掲げられた祭壇の後ろは、ガラス窓になっており、十字架の背景にして、美しい湖水と、遠くに雪を頂く美しいサザンアルプス山群を同時に見ることが出来る仕組みになっているのです。普通、教会祭壇の後ろにはステンドガラスがあり、幻想的な光線で厳かな雰囲気を醸し出すのですが、如何にも手作りの教会と言った感じがします。私と家内が訪れましたのは、2001年1月中旬の夕暮れ時で、教会も閉まる直前でしたが、管理人の方が「どうぞ入り下さい」と快く中に招き入れてくれました。遅い時間だった所為か、観光客は殆どおらず、ゆっくりと暮れていく夕陽の中で、清冷な湖水と美しいサザンアルプス山群を堪能することが出来ました。9年以上前のことですが、残念ながら家内との最後となってしまった海外旅行時の、良き思い出として鮮明に記憶されています!
2010.06.17
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今日で68才となりました。よく人生は旅と言われますが、独り暮らしとなってみますとその思いが強く感じられる様になりました。松尾芭蕉は次の様に記述していますし、月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯を浮かべ馬の口とらえて老いをむかふる者は、日々旅にして、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。若山牧水は次の様に詠んでいます。幾山河 越え去り行かば 寂しさの 果てなん国ぞ 今日も旅行くしかし、独居して生活するのも、人生と言う旅の一編であることに変わりはありません。菊を采(と)る東籬(とうり)の下(もと)悠然として南山を見る山気 日夕に佳く飛鳥 相い与(とも)に還る此の中に真意有り弁ぜんと欲して已(すで)に言を忘する (陶淵明)結局は、与えられた人生を辛いことを乗り越えて一生懸命に生き抜くことに意義を見出す、と言うことになるのでしょうか?そう言った意味では、家内の人生は満足出来る完結を迎えましたことになりましょう!この写真は、2001年1月ニュージーランドでの長男結婚式前夜のスナップ、私も60才未満、長男も30才未満で、皆トレッキングシューズで山歩きする程、元気な頃でした。老いも健康不安も感じない、人生旅の一つのハイライトだったのかも知れません。
2010.01.15
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この冬は厳冬となり、日本海地方では記録的な豪雪で家の倒壊も起き、又屋根の雪下ろし等で多数の死者が出て、遂に自衛隊も出動して除雪作業が行われている様で、この地方に住まわれている方々にはお見舞い申し上げなければなりません。一方関東地方では、日本海地方で豪雪を降らせた後の乾いた寒風が吹き荒び、湿度が20%とカラカラの寒い日が続いています。風邪も引きやすい状況なのでしょうが、雪が無いことは本当に有り難いことと思っています。こんな日々には暖かい春の日を思いやるのが良いのでしょうが、現実にはなかなかそう上手くは気持ちが切り換えられません。そこで、南半球のニュージーランドでは今が真夏で暑いのだろうと、パソコンに収蔵されているニュージーランド訪問時の写真を思い出しながら見ていました。クィーンズタウンの南40kmにあるキングストンから、観光用の蒸気機関車「キングストン・フライア」が運行、片道14kmで終点のフェアライトに到着し、此処には町もないのでそのまま折り返し運転となります。日本は只今小寒の寒中、この後大寒を経て漸く立春となりますが、未だ3週間ほど経過しなればなりません。この画像では見物客は皆半袖で快適に見え、こんな季節を心待ちにしてしまいます。
2006.01.08
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「世界の車窓」では此処1週間ニュージーランド南島の観光蒸気機関車「キングストン・フライヤー」を連続放映しています。昨日は終点の駅フェアライトに着き、トライアングル・ハッチバックで機関車がキングストンへの戻る為、客車を逆連結する場面が鳥瞰映像で放映されていましたが、初めて見る光景で面白いものでした。フェアライト駅は草原の中にポツンとある無人駅で、駅前には何も無い寂しいものです。観光列車が来ない時には、無人の廃屋としか見えないと思いますが、その方が乗客にとってはノスタルジーを誘うのかも知れません。この蒸気機関車は1927年製造の歴史的な物だそうですが、手入れが行き届いていますのでピカピカに黒光りしていて新品の様に見えます。全線距離が14kmしかなく途中駅も無い小さな路線ですので、今週一杯で楽しい「キングストン・フライヤー」編は終わる様に思います。 キングストン・フライヤーの案内はこちらです。
2005.03.03
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テレビ朝日夜11時過ぎに放映される僅か5分の長寿番組「世界の車窓」(富士通提供)では、今月に入ってニュージーランド南島の鉄道紹介となっています。昨日2月24日は南島観光拠点となっているクィーンズタウン町中の紹介でした。ワカティプ湖畔に広がる小さな町は、各種スポーツ(バンジー等怖いものが多いのですが・・)を楽しむ為にやって来た若者達で賑わっている様子でした。天気が良ければ、クィーンズタウン町中から見る湖水、岩山、快晴の青空、湖畔の緑が織りなす景色は絶品です。この写真は4年前にクィーンズタウンで泊まったモーテルの屋外テラスから、早朝ワカティプ湖畔に向かって撮影したものですが、坂の途中にあったモーテルですので町の中心街が見えないのが残念です。本日から「世界の車窓」では、観光用の小さな蒸気機関車鉄道「キングストン・フライヤー(Kingston Flyer)」の紹介とのことですので、数日の間でしょうが、楽しんで見てみようかと思っています。クィーンズタウン、及び近郊の写真はこちらに収蔵してあります。「世界の車窓」は僅か5分の番組ですし、CMを除くと実質3分位しかありませんので、気を付けないと油断して見逃してしまいそうです。 キングストン・フライヤーの案内はこちらです。
2005.02.25
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ニュージーランド南島テアナウ湖の対岸にある洞窟で、神秘的な光粒星の様な土蛍を見ましたのは2001年1月のことでした。昼頃クイーンズタウンからテアナウに着きましたので、その日の宿を湖畔にあるフィヨルドランド・トラベル・ビジター・センターに行って紹介して貰い、ついでと言っては語弊がありますが予備知識もありませんでしたので、この土蛍洞窟観光ツアーに申し込みました。往復2時間半だとのことでした。夕刻、桟橋から観光船に乗り約50分で対岸の洞窟前の案内所に着き、ガイドの簡単な説明を受けた後、斑に分けられて小型のボートに乗って、洞窟の中へ入って行きます。洞窟の中には滔々とした清流が音を立てて流れていますのでボートで行くしか無いのです。直ぐに小さな青白い光数点が現れましたが、蛍と異なり点滅しない光は電飾では無いかと疑ったのですが、奥へ行くに従ってその数は多くなり、暗闇の洞窟内は無数の青白い光で満たされ、まるで夜空の満天の星の様になりましたのには吃驚し感激しました。オーストラリアとニュージーランドの一部にしか生息していないと言われる、Glow Worms(土ボタル)は、洞窟内などの暗い所で 餌になる虫を寄せる為に発光し、成虫では雌だけが雄を引きよせる為に発光し、幼虫は空腹の方が 発光が強くなるとの説明でした。ガイドが懐中電灯で照らしてくれた実際の姿は、まるで大きな蚊か痩せたコオロギの様な虫で再度吃驚させられました。ニュージーランドの原住民マオリ族がこの洞窟を「光の洞窟」と言う名を付けましたが、そのマオリ族がこの地を去って以来、洞窟は忘れ去れました。1948年、ある探検家が偶然にも土蛍の生息する洞窟を再発見したとのことです。ニュージーランド北島のロトルア近くのワイトモ洞窟はテアナウより数段規模が大きいと聞いていますし、オーストラリアのブルーマウンテン国立公園にも土蛍洞窟があると聞いていますので、又見たいものだと思います。将に百聞は一見に如かずの代表的な例で、感動ものです!
2004.02.27
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ニュージランド南島を訪問しましたのは、3年前の今頃でした。南半球は真夏の時期でしたので、天気の良い昼間は半袖で過ごせる程暑かったのでしたが、南緯の緯度が高い精でしょうか夜は防寒着が必要な程冷え込むのには吃驚しました。その頃は、世界を震撼させた同時多発テロも無く、世界各地の観光地を求めて多くの観光客が旅行を計画した旅行ブームのただ中にありました。私自身は自衛隊派遣は国連の旗の下で実施されるべきだと考えており、アメリカの要請での派遣となってしまった結果は残念で仕方がありませんが、先遣隊派遣と言う現実に直面しますと、自衛隊は任務を無事に遂行しての全員無事帰還を祈って止みません。生活が一向に好転しない米英の占領統治から、イラク現地の反米感情が異常に高いので、派遣期間が思惑通りの1年で収まるか否かが気に掛かります。此処までテロ対決の名の下に一国平和主義で戦争を仕掛けたブッシュ大統領、今年の米国大統領選で彼が再選されないことが平和到来の一番の早道かなとも思っています。兎に角、一刻も早くイラク復興支援が成功して、平和が到来しての旅行ブーム再来が経済復興にも大きな役割が果たせる様に願っています。ニュージランド南島訪問での2001年1月16日から1月18日迄の写真紀行です。途中、クック山国立公園内を平地トレッキングしました。思ったコースから外れてしまったのは残念でした。
2004.01.17
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美しいトルコ石色の湖面が幻想的に見えるテカポ湖はニュージランド南島観光のハイライトの一つです。湖畔に建っている良き羊飼い教会は夕刻のミサに合わせた時間に開き、観光客も入ることが出来ます。祭壇には小さな十字架があるだけで、その後ろは透明ガラスになっていますので、美しいトルコ石色の湖面と冠雪したサザンアルプスの山々がよく見え、ステンドグラス以上の美しさとなっています。この写真は、良き羊飼い教会の下から、テカポ湖を多分午後5時頃撮影したものです。早朝に撮影したテカポ湖をご覧下さい!訪問しましたのは2001年1月のことでした。テカポ湖は乾燥した平坦な高原にありますので、常に好天に恵まれていますし、アクセスも良いので湖畔には宿泊施設、レストランが林立していますので観光客が多いことでも知られています。夜には湖畔南にある丘陵地帯で天体観測ツアーなどもありますので、一日中観光客が途絶えることはありません。実際に自分で見た訳ではありませんので定かでは無いのですが、近頃、この幻想的なトルコ石色の湖面が前程美しく無くなってしまっているとの情報があります。トルコ石色の湖水は、氷河が地表を削り取った細粒・粉末が水に混在して、溶け出した氷河が形作るものだとのことですので、地球温暖化の影響でテカポ湖に氷河から注ぎ込む水量が減ってしまったのかも知れません。素晴らしい景観は絶妙のバランスで成り立っているのです。テカポ湖は本当に小さな湖ですので、一寸したバランスの変化を急激に受け易いのでしょう。この現象が季節的で一過性のものか、ずっと長く続く変遷の問題かは分かりませんが残念な情報です。
2004.01.12
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ニュージーランド南島クイーンズタウンでの楽しみは色々用意されていますが、ワカティプ湖を蒸気船で遊覧しながらウォルター・ピーク牧場まで渡るのも楽しみの一つです。綺麗な湖水と周りを囲む山々を見ながらの、湖クルーズです。クイーンズタウンの山々には殆ど樹木が無く、禿山でおかしな感じです。雨の多いミルフォードからそれ程離れていませんが降雨量が少ないのかも知れません。大きなワカティプ湖のほぼ対岸中央にウォルター・ピーク牧場はあります。牧羊犬による羊追いや羊の毛狩りショーが用意されていますし、売店では質の良い羊毛製品が販売されています。中でも柔らかいメリノ・ウールはニュージーランドの特産品です。 2001年1月訪問した時は、前日までの悪天候から一転素晴らしい快晴となり、湖上クルーズは快適の一語でした。蒸気船の中にはピアノも用意されていて、往きはピアノ演奏を楽しみ、帰りは世界各国の歌を観光客で唄う様なショーもあります。牧場では、ショー見学や散策をしながら、アフタヌーン・ティーが自家製ケーキと共に用意されていてゆっくりとしたティー・タイムは好評でした。是非、行ってみて快適な午後をお過ごし下さい!
2003.06.06
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ニュージーランド南島の観光メッカは何と行って南端に近いフィヨルドランドで、中でもミルフォードサウンドで、ノルウェーに劣らないフィヨルド風景を満喫することが出来ます。中でも最北端にあるミルフォードサウンドはアクセスも良いので多くの観光客が訪れます。外海湾の入口から入江の長さは16kmもあり、垂直に切り立った絶壁に囲まれ、その高さは1200mに達する所があるとされています。又、フィヨルド特有の地形で、その壁は海中深く落ち込み、深さが400mに達する場所があるそうです。その中でも入り江に張り出して見えているマイターピークは1692mあり、海から突き出している山としては世界一高いものだそうです。2001年1月に訪問した時は生憎の雨模様の天気でした。遊覧船に乗る頃から雨が強くなり、美しい遠望が楽しめませんでした。此処は雨量の多い場所なので仕方がありません。霧に煙るミルフォードサウンドも又一興と思うことにしました。ミルフォードサウンドは通常非常に静かな入江ですので、大量に降る雨が、比重の重い海水と交わらずに水面から下10cm程の淡水層を作ることで知られています。多分水を掻き回す役目をする大きな河川がサウンドに流れ込んでいませんので、この静かな入江でそうした現象が出来るのでしょう。ノルウェーのフィヨルドでは、こんな現象は起きないと思います。
2003.06.04
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ニュージーランド南島の南部に位置するクィーンズタウンはニュージーランド屈指の観光地です。昔ゴールドラッシュに沸いた時代に採掘者が、この地の景観の美しさに「女王が住むにふさわしい町」と称えたことに由来すると言われています。現在では、美しい町並みに加え、ワカティプ湖周辺の乗馬体験、バンジージャンプ体験など自然に親しみ、且つスリルを満喫するアクティビティの宝庫としても知られています。又フィヨルドのメッカであるミルフォード観光の拠点として便利な町なのでいつも観光客で溢れています。2001年1月に訪問した時は、ミルフォード観光にはテアナウが良いと思い、クイーンズタウンは行き帰りに一泊ずつしました。この写真は帰りのもので坂上のモーテルに泊まった時、部屋のテラスからワカティプ湖を撮影しました。朝霧が濃くボブズ・ヒルも隠れて見えませんがキウイを見に行くことにしました。キウイ&バードライフ・パークは、町の背後にある800mの丘ボブス・ヒルの麓、スカイライン・ゴンドラの発着場の近くにあります。泊まった宿からおよそ5分程で行くことが出来ました。キウイは、ニュージーランドの名高い飛べない鳥の一つ。長いクチバシとずんぐりしたスタイルが特徴です。但し、夜行性なのでこの公園でも暗室の様な小屋で飼育されていましたので、5分程暗さに目を慣らしてからで無いと見えません。暗い中でゴソゴソと動く姿は判別出来ますが、色・形などを明確に見ることは不可能でした。
2003.05.31
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世界各地で昔の蒸気機関車が復権して、観光用に運行される様になりました。営業的には石炭のエネルギーの10%しか動力に変換されないこと、硫黄酸化物を含む排煙の多いことから成立しないのですが、近年のアンティーク趣味から“力強い動力車”を楽しもうと廃線を利用したりして、観光客及び写真家等の要望に沿った運行が行われる様になりました。ニュージーランド南島で偶然出会った観光用蒸気機関車サービスもそうしたものでした。ニュージーランド南島の美しい町クィーンズタウンからワカティプ湖に沿って南40kmに程行きますと小さな町キングストンに着きます。キングストンから、観光用の蒸気機関車「キングストン・フライア」が走っています。片道14kmで終点のフェアライトに到着しますが、此処には町もありません。草原にポツンと駅舎があるだけです。見学に行く所も無いので、暫く休憩してからそのまま折り返し運転となる様です。2001年1月テアナウからクィーンズタウンに戻る途中に、道路沿いの草原に人だかりがしていました。偶然「キングストン・フライア」の蒸気機関車の到着時刻だった様でしたので、駐車して待っていると観光用の列車がやって来ました。
2002.12.06
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昨日、知人から4年ぶり、多分8回目のニュージーランド旅行に行こうと思うのだが、チケットが手に入らないとのメールがありました。テロ攻撃警戒で米国は入国管理が厳しく、東南アジアはイスラム原理主義の影響があるとなると、安全と思われるオセアニアに観光客が集中するのでしょうか?特にニュージーランドは、日本に似た豊かな自然で、熊も蛇もいない安全なトレッキングも可能ですし、鯨も見られる海洋風景、氷河によって作られたフィヨルド観光も出来るとあっては人気沸騰しても当然なのかも知れません。まして、これからは春、花々の咲き乱れる美しいガーデニング大国となれば、尚更です。ちなみに、JALのHPに入って1月の航空券を探索すると安価な航空券は売り切れなのか、ありません。日本からは日本航空、エア・ニュージランドの直行便、Qantasでのオーストラリア経由でしか、通常ニュージランドに入れませんので観光客受け入れ能力が少ないのも大きな要因の様ですが、兎に角、大ブームで今から計画する人はToo late!だと・・。
2002.11.15
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オーストラリアは旅行したと言うにはおこがましく、単に行ったことがあると言う程度の経験しかありません。行き帰りはシドニー経由でパースには4日程滞在したのですが、目的が学会発表、宿泊地が市中心部から離れたカジノ付きのリゾートホテルだったので好きに市内散歩が出来なかったのです。しかし、そのホテルから見るパース市街は絵はがきの様に綺麗でした。最終日には、招待があって近くのワイナリーに出掛けたのですがその場所も何処であったのか覚えていないのです。帰途はシドニーに一泊したのですが、知人の一人の航空路変更手続きを手伝っていましたら、観光時間も無くなりました。又、他の一人が夕方までつき合ってくれとのことで市内モノレールで巡回し、水族館を見学していたら暗くなってしまいました。知人と別れた後、オペラハウスの見える対岸のレストランで夕食を一人で取りながら、その場所を認識したに過ぎません。
2002.11.03
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