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2012年09月13日
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カテゴリ: お仕立て日記

前回お話させていただいた小紋です。

DSCN9030.JPG

DSCN9027.JPGDSCN9031.JPG

ひとつの反物の柄が、たて向きに分かれているような場合

(一番分かりやすいものなら「半分は黒、半分は白」みたいなきもの)

一般的には「追い裁ち」で仕立てます。(私の学校では「おっかけ」と呼んでました)

DSCN9904.JPG

こんな感じの反物です(ピンボケごめんなさい)

DSCN9903.JPGDSCN9901.JPGDSCN9906.JPG

「片寄り模様」「片寄せ模様」と呼ぶんですね

でもこれ以外にも色んな組み合わせがあります。

DSCN9908.JPGDSCN9909.JPGDSCN9907.JPG

同じ反物でも、柄あわせ次第でかなり雰囲気が変わりますよね。

今回お仕立ての小紋は「片寄り」とまでは呼ばないものでした。

修行時代から、「こういう柄ゆきのは“おっかけ”にすること」と言われてきたので

基本的にはそうさせてもらっています。

ただ、縞以外に描いてある飛び柄などを考えて

この方がいい、と思えばオクミなどは一部“おっかけ”じゃなく仕立てるようにもなりました。

じ~~っときもの姿見て

 『アラッ もしかしてあそこ、おっかけになってないんじゃないの!?』

なんて思うイジワルな人(私でしたね)もそうそういないと思いますし。

柄あわせは、ケースバイケースだと思います。

身幅もおひとりおひとり違いますし、その方ごとに考えるべきですよね。

何にしましても、事前にしっかりお客様のご希望を確認させていただく。

これが一番大切ですね。

*参考資料

   東洋図書 「改訂 裁縫要義」 奈良女子大学 被服構成研究会

   文唱堂 「和裁ハンドブック」 社団法人 日本和裁士会

   三進  「新版 和服裁縫」 社団法人 日本和裁士会

「和裁ハンドブック」は資格試験の勉強で、アンダーラインだらけになってます。

「和服縫製」は久し振りに仕立てるものがある時など上巻・下巻ともよく使わせてもらって

おります。買った時は「高い~!」だったけど、もう“モト”とれたかなあ。






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最終更新日  2012年09月13日 16時01分23秒
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Re:続・白地点描小紋(09/13)  
祇園で和服  さん
あかねさんの作り手の思いや心意気を拝見するに至ってより
着物への思い入れが嬉しく・・愛しさも倍増します。

大切に着させて頂きたいと思います。

沢山の行程での作り手全ての重いが形になっている着物は
大量生産の洋服とは違って・・気が?心が?入ってる気がします。 (2012年09月13日 22時48分32秒)

Re:続・白地点描小紋(09/13)  
tanahana さん
こういう着物、お仕立ての時本当に悩みます。
普通に追いかけにしようか、または細く見えそうなのはどの仕立て方かしら・・・?とか。
結局冒険できなくて追いかけにしてしまいます。
仕立て変えの時は相談させてくださいね。 (2012年09月14日 08時14分15秒)

祇園で和服さま  
あかね3728  さん
たくさんの人間の技や想いが集まって出来ているきもの。
その工程のひとつである「お仕立て」に携わる身として、
これからも精進してゆきたいです。
きものを愛するお気持ち、和服さんのブログを拝見していてとても伝わってきます。

母の友人が少し前に亡くなり「もう誰も着ないから」と御主人がきもの買取り業者にお願いされたところ、“二束三文”同然だったそうです。「かなり良いものもあったハズやのに、家族が判らないと思って」と母は嘆いておりました。

叔母様のお話をうかがってそんな事を思い出しました。
おきもの、大切にしてくれる方のもとに届くのが一番ですよね。 (2012年09月15日 12時59分31秒)

tanahanaさま  
あかね3728  さん
仕立てのこと良く分かってる店員さんがいらっしゃるなら
(昔はそれで当たり前だったのですが)
呉服屋さんで色々相談にのってもらうのがきっとベストですよね。
目先の利益よりお客様の事考えて長いお付き合いが出来る呉服屋さんで。

「ちょっと冒険」も良いかも?
“単に基本が分かってないひと”と“基本あっての冒険のひと”ははたから見ても判りますよね。

もちろんお役にたてるなら喜んで♪ (2012年09月15日 13時17分19秒)

Re:続・白地点描小紋(09/13)  
hirochof  さん
柄ってほんとにケースバイケースですよね。
基本は追いかけで仕立てますが、反物の汚れ・傷・やけが上手く隠れない時なんかは掛衿とかおくみは逆にすることもありますよね。

自分の着物は「脇を濃い色にした方が、細く見えるんちゃうかな?」とか私も考えてしまいます。(無駄な努力か?)

教科書ね!高いと思ってましたが、完全に元とってますよ! (2012年09月16日 22時14分30秒)

Re:続・白地点描小紋(09/13)  
やまんばや  さん
裁ち方で着物の表情がずいぶん変わるものですね~。
頭の悩ませ所、腕の見せ所という感じでしょうか。

参考資料…十分にモトをとっているでしょう(^_-)☆
一冊目の出版元が奈良女子大というのが面白い。
昔は和裁を学校で教えていたから、教員必帯だったのかな。
(2012年09月17日 11時44分50秒)

hirochofさま  
あかね3728  さん
そうですよね、身頃はわりとすぐ決まるのですが
衿とおくみは悩む時あります。“汚れ”もそうですが、
「上前身頃のこの辺りにおくみが付くなら
ミミ付けじゃなく裁ち目付けにした方がいい感じじゃなかろうか?」とかね。

私が追い裁ちとか以前に竪縞のきもの好きなのは、たぶん体形カバーに淡い期待を抱いてるからなんですね(笑)。

教科書、同じものでしょうか。すんごく詳しく書いてあったり
かと思えば「前述に同じ」と突き放されたり(笑)。
とにかく買って良かったと思います! (2012年09月18日 21時01分27秒)

やまんばやさま  
あかね3728  さん
長い付き合いの呉服屋さんなどは、「(柄合わせ)まかせるから!」なので責任重大。そういう時はやはり直接お客さんとお話したくなります。

「裁縫要義」のルーツとなる本は昭和2年に発行されたらしいです。
花嫁修業(死語?)の女学生の教科書だったのかも知れないですね。(何となくNHK「カーネーション」のはじめの辺り思い出しました。ヒロインは和裁あんまり好きじゃなかったかもですが ) (2012年09月18日 21時20分38秒)

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