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前回お話させていただいた小紋です。



ひとつの反物の柄が、たて向きに分かれているような場合
(一番分かりやすいものなら「半分は黒、半分は白」みたいなきもの)
一般的には「追い裁ち」で仕立てます。(私の学校では「おっかけ」と呼んでました)

こんな感じの反物です(ピンボケごめんなさい)



「片寄り模様」「片寄せ模様」と呼ぶんですね
でもこれ以外にも色んな組み合わせがあります。



同じ反物でも、柄あわせ次第でかなり雰囲気が変わりますよね。
今回お仕立ての小紋は「片寄り」とまでは呼ばないものでした。
修行時代から、「こういう柄ゆきのは“おっかけ”にすること」と言われてきたので
基本的にはそうさせてもらっています。
ただ、縞以外に描いてある飛び柄などを考えて
この方がいい、と思えばオクミなどは一部“おっかけ”じゃなく仕立てるようにもなりました。
じ~~っときもの姿見て
『アラッ もしかしてあそこ、おっかけになってないんじゃないの!?』
なんて思うイジワルな人(私でしたね)もそうそういないと思いますし。
柄あわせは、ケースバイケースだと思います。
身幅もおひとりおひとり違いますし、その方ごとに考えるべきですよね。
何にしましても、事前にしっかりお客様のご希望を確認させていただく。
これが一番大切ですね。
*参考資料
東洋図書 「改訂 裁縫要義」 奈良女子大学 被服構成研究会
文唱堂 「和裁ハンドブック」 社団法人 日本和裁士会
三進 「新版 和服裁縫」 社団法人 日本和裁士会
「和裁ハンドブック」は資格試験の勉強で、アンダーラインだらけになってます。
「和服縫製」は久し振りに仕立てるものがある時など上巻・下巻ともよく使わせてもらって
おります。買った時は「高い~!」だったけど、もう“モト”とれたかなあ。