ひっそりとした時間

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らる935

らる935

2005年03月11日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
得意先とのやりとりは電話やファックス、

手書きの請求書を発行することもほとんどなくなりました。
それでも郵便物はなくなりません。
いなかなので近くにポストはなく、郵便を投函するのは特定人物の役割になってしまいました。

その特定のひとりなので、よく地元の郵便局(本局)まで行きます。
自宅を通り越していかなければならないので、残業になったときには少しうっとおしいと感じていました。

先日、午後5時過ぎになってから郵便物を何気なくカウンター(出入り口近くにある)にまとめて置きました。
自分が帰りに忘れるのを防ぐための処置。



「あれ?郵便あるね。持っていってあげよか?」

とやさしい一言。

「いいんですか?」

「いいよ、ちょっと放り込むだけだから」

まわりはびっくり。
今までそんなこと言ってくれたことあったっけ??

「ありがとうございます。お願いします」

わたし、満面の笑み。同じく特定人物のもうひとりもニヤニヤ。
ま、今日だけかな?

ところが翌日も。

「今日もあるね。持って行くよ。」


副所長が帰ったあと、

「Wさん(副所長)は基本的にらるさんには甘いんだよね」

「たしかにそれは言える」

そんな~~ 特別扱いってことですか?
そうは思えないけど。



「ええ?本当ですか?」と別の声。

「そう。実はびっくりするくらい似てる。」

ちょっと待った!会社にお世話になって10年、そんなこと初めて聞いたよ。
まぁ、奥さんが会社に来ることもなければ、家族ぐるみで付き合っている人はいないから無理もないか。

それにしてもそういうのってありですか~?
どうでしょう?
配偶者に似た感じの人に対して、普通やさしく接するものですか?
似ているといっても別人だし、環境だって違うし、なにより会社ですよ。


今日も8時半ごろ、
「持っていくよ」
といって、定型の封書1通を副所長は持って帰路につきました。

「こんな幸運がいつまで続くか見もの」

ともうひとりの特定人物は言っています。果たして… 


***

明日は寒の戻りがくるそうです。
春だ~!とは言っていられないかしら。
油断禁物です。








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最終更新日  2005年03月12日 01時23分39秒
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