klassische Musik~聴いたクラシック音楽について~
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仕事が終わってから久し振りのコンサートに。名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ 第28回定期演奏会。大学の客員教授をやっているヤン・ヴァン デル ローストも来て、自ら自作を指揮というのにも興味を惹かれた。もちろん一番の興味はベルキス。曲目は以下の通り。第1部指揮:竹内雅一ジュビローソ/P.スパーク Jubiloso/P. Sparkラ・ヴァルス/M.ラヴェル(編曲:高木登古) La Valse/M. Ravel(arr. by T. Takagi)ハーコン善王のサガ/P.スパーク The Saga of Haakon the Good/P. Sparke指揮:ヤン・ヴァン デル ローストダンス・オブ・イノセンス/J.ヴァン デル ロースト Dances of Innocence/J. Van der Roost第2部ポンテ・ロマーノ/J.ヴァン デル ロースト Ponte Romano/J. Van der Roostロメオとジュリエット/S.プロコフィエフ(編曲:J. デ メイ) Romeo and Juliet/S. Prokofiev(arr. by J. de Meij)シバの女王ベルキス/O.レスピーギ(編曲:木村吉宏) Belkis, Regina di Saba/O. Respighi(arr. by Y. Kimura)芸術文化センターに着いたのは開演15分ほど前だったけど、ロビーで関係者数人と談笑しているヤン・ヴァン デル ローストに遭遇。周りには全くお客さんがいなかったせいもあるけど、今からもうすぐ出番だという人が、まだ普段着のままうろうろしていたので少しビックリした。逆に言うと、自身の出番はまだ後の方なのでリラックスしてホールを堪能していたのかも。でも出くわすと分かっていたら作品集のCDでも持ってきてサインをお願いしたんだけど。それにしても世界的な作曲家がラフ過ぎた印象。CDとか販売コーナーはなし。CDもいろいろ出しているバンドだから、販売コーナーもあっても良かったような。お客の入りは1階は6割ほど、2階は大体埋まっていたように思う。DVDでも出す予定なので学内資料用なのか、カメラ何台かで撮影も行っていた。部員の人数も多いこともあって、1曲ごとに代わる代わるメンバー交代。最後のアンコールでは80人くらいが一斉に演奏したけど。なかなか低音というか響きが特徴的。バンドの特性からロメオとジュリエットやベルキスは確かに合うように思った。ホルンがなかなか支えていた。ラ・ヴァルスの吹奏楽版は面白い感じ。でも原曲の雰囲気はそのまま。ハーコン善王のサガはさすがにスパークの曲という感じ。スパークらしい盛り上がりのある響き。途中で舞台袖から3人が出てきて、掛け声を掛けていた。戦いに意気込むような曲でもあるからかも。休憩は15分。さすがに今回はヴァン デル ローストとは出くわさず。ロメオとジュリエットはプロコフィエフのをそのままではなく、自身がアレンジして組み直したらしい。印象的なフレーズは使いつつも構成は変わった感じになっていた。この曲でチェロ奏者が4人加わってサックスの隣に。吹奏楽とチェロの取り合わせは初めて観た。メインのベルキス。当初のプログラムではロメオとジュリエットと順番が逆になっていたけど、ベルキスを最後に持っていった。この時のお客さんの集中力はたいしたもの。今までのコンサートで一番静かに聴き臨んでいた。ツバを飲み込む音でも響くのではと懸念するくらい静かに拝聴。楽章間も咳をするお客さんもほとんどいなかった。これだけマナーのいいお客さんも素晴らしい。いつもこういう感じだといいんだけど。出だしのフルートソロも秀逸。各ソロも非常にバランスが良かった。最終楽章はトランペットが2人舞台袖に行って吹いたり。遠くから聞こえる演出か。最後の方は2階席からも3人のトランペット奏者が演奏。これがスタンダードなのかヴァン デル ローストの狙った効果なのか気になるところ。本来の楽譜がそうなっているのか、聴き比べてみたい。うちのオーディオシステムでそれほどの奥行きなど解像度が明確に分かるかどうかは聴いてみないと分からないけど。同様に機会があれば、他の楽団の同曲も聴いてみたい。ベルキスは終わってからは拍手はあったけどブラボーはなし。自分でも言いそうになったけど、雰囲気的にみんなじっくり聴いていたので、そういうこと自体も場を荒らすようで憚られた。今回の公演に関してDVDあるいはCDが出れば、是非買いたいところ。ベルキスの最後の方はホントに鳥肌が立った。もう少しで泣いたかも。とても感慨深い。これまでずっと全曲通しで上手いところの演奏を聴きたいと思っていたので、その想いは達成。またもや聴く側ではなく吹く側に回りたいと思えてきた。わりと吹奏楽のコンサートでコントラファゴット(バスクラ?)ような超低音楽器をよく観る。今日も何回か出番があった。振動するような音色。なかなか特徴的。吹奏楽の大曲には出番が多いのだろうか。最後の方にはヴァン デル ロースト自ら挨拶。日本語と英語で。また来年、と言っていた。アンコールは竹内雅一と各1曲。ここで部員全員?が舞台に上がった。フルートやトランペットの何人かは右の方で立ったまま演奏。ホールの特性か、管楽器は若干響き過ぎるようにも思えた。反響板を少し減らしたりできれば尚良かったかも。
2009.09.29