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気がつけばいつの間にやら3月・・・
思い起こせば昨年の今頃は渡バリ1週間前で
ウキウキと旅支度の真っ最中でした
ほんと人生って、どこでどうなるやら・・・
やりたい事はやりたい時にやっとかないとですね~
では早速、前回の 「高齢者の入院生活とせん妄症」
の続きです
手術後2日目の夜。。。
父は幻覚らしきもの見ていたり、異常なハイテンション状態で性格が180度変わってしまったような感じになっていて、ものすごく気になりながらも翌日は私も仕事なので、かなり後ろ髪をひかれつつ後は看護師さんにくれぐれもよろしくと、お願いして帰宅しました。
でも、その夜は結局は私も父の様子が気になってあまり眠れないまま朝を迎え、なんか変な胸騒ぎを覚え出勤前の朝8時頃父の病室を覗いてみる事にしたのですが・・・。
でも覗いてびっくり父がベッドごといなくなっているのです???
一瞬病室変わったのかと思ったけど、荷物はそのままあったので
とりあえずナースステーションで聞いてみようと、ナースステーション覗いてまたまたビックリ
何と父がベッドことナースステーションに運び込まれていて、
しかもうちのかわいいパパちゃんベッドにぐるぐる巻きに縛り付けられていたのです
私の声を聞いてそこにいた看護師さんたち大慌てで
「あーー!、娘さん来たからほどきましょうね」
と、居合わせた5~6人の看護師さんがワラワラと父に駆け寄りますが
「○○○(私の名前)こんなとこにはおられへん!連れて帰ってくれ」
と、父は大声で怒鳴り看護師さんたちを寄せ付けないよう、縛られた体で激しく抵抗しています。
「これは一体どうなっているんですか」
と、何がなんやらな私も少し声を荒げながらナースステーションに飛び込み、父のそばに行って
「ちょっと静かにしておとなしくせえへんかったらずっとベッドに縛りつけられたままになるで」
と、父に負けない大声で父を叱りつけると、父はピタッとおとなしくなり無事抑制は解除されたのですが・・・
私も何とも可哀そうな姿でベッドに縛り付けられていた事には納得できず看護責任者に説明を求めました。
父が落ち着きを取り戻したので、一旦病室に戻ってから受けた病院側の説明はこうでした。
「ご高齢で入院や手術をされますと、せん妄症と言って、皆さんこのような症状になられる事が多いんですよ!」
なるほど、抑制の経緯はわかりましたが、やはり釈然としないので
「事情はよくわかりましたが、今の父の状態はせん妄症ではなくて、まるで薬物中毒患者のようではないですか?
昨日から父の異常さは尋常ではなかったですよね」
父は本来の病気の急激な進行で既にせん妄症を患っていて、今もその治療中ですし、今回の入院にあたっても、最も心配だったのはこのせん妄症には違いなかったのですが・・・。
病院側はあくまで入院と手術による老人性のせん妄症だと同じ説明を何度も繰り返しますが、私はどうも納得できないので手術後から感じていた違和感を一応言わせて頂く事に。
「そもそも、父は精神科の治療を受けていてほとんどせん妄症も改善されていたのですが、手術後、まだ麻酔が残っているのでは?と、思えるような状態の時から、昼寝ると夜眠れなくなるので・・と、眠ろうとする父を何度も揺り起こし、夜になって神経が逆立って眠れないとなると、薬を飲ませ、挙句にそれも効かないとなると抑制してベッドに縛り付ける!病院側の事情が分からない訳ではないですけど、父の異常な行動は寝たい時に寝かせてくれなかった事と眠剤の多用と抑制されてプライドを傷つけられた事からくるストレスも原因だと思うんですけど」
まあ、私の意見と病院側の見解は平行線のまま、私があくまで納得しないので
病院としてはどうしても夜は看護師が手薄になるので、夜泊って付き添ってほしいと言われました。
私も病院側のこの申し出は仕方がないかと一応夜付き添う事に了解しましたが、
よくよく考えると、我が家にはが居るので、職場と自宅と夜の病院での付き添いとなると私の方が先に参ってしまうと、
父の治療は24時間体制なのか確認してみました。
幸いにも父はまだ絶食中だけど22時ころには本日の点滴は終了しますとの事だったので
「だったら、夜治療が終わってから父を連れて帰ります。もちろん治療は継続して頂かなければいけないので、明日の朝早くには連れもどってきますので、自宅に連れて帰らせて下さい!」
と、無理を承知で看護師さんにお願いしてみました。
看護師さんは 「えそれはちょっと・・・」
と、困惑している様子でしたが
「夜中じゅう治療は何もしなくて、ただ寝ているだけだったら病院も自宅も同じでしょ?反対に自宅の方が父もきっと安心すると思うんで今のような状態も自宅に帰るとある程度改善されると思うんですけど・・」
と、結構強気な私
看護師さんも、私の必死さに同情してくれたのか、一応主治医に聞いてみますねと病室を出て行きました。
結局主治医もとても父の事を心配して下さり・・と言うか私の
「先生はご存じないでしょうけど、父は本当に死の淵から死に物狂いで、ここまで回復したんです。それが不幸にも腸に穴があいて、それも幸いにも先生方のお陰で助けて頂いたのに、本来の病気とは関係のない頭が変になってしまったのではあまりにもかわいそうやし、心と頭がおかしい状態で病気だけ治しても意味がないと思うんですぅ~~」
と言う、お涙ちょうだいな私の話に根負けして外泊を許可してくれました
で、話が長くなってしまったけど結論は
自宅に戻った父は薬を服用する必要もなく朝まで死んだように眠り
たったの一晩で見事に元の状態に戻り
朝には、目出度くお腹が痛くて満足に歩けない状態になったのです
ほんと、ヨロヨロと満足に歩けない状態の父を支えながら、うれしくて涙が出そうになりました
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