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2010.05.17
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テーマ: 闘病日記(4009)
カテゴリ: 闘病記

 父の在宅ターミナルケアへの移行の話し合いは私としてはまず主治医に話を通したかったのですが
忙しい主治医の都合で緩和ケアチームとの話し合いが先行してしまい、肝心の主治医との話し合いは在宅ターミナルケアが決まってからとなってしまい、主治医にとっては寝耳に水の形で 「お父さんの事は最後まで血液内科で責任を持って診させて頂くつもりだったのに」 と、言われてしまいましたびっくり
そしてその言葉に引き続き、父の最後を在宅で看取るという事はかなり大変で、何よりも先ず、抗がん治療を中断した時点で病気の勢いがぐっと増す事になり父の命の火は1カ月も持たないだろうと言われました。またいろいろな感染症や輸血などこまめに観察して行けなくなると、ひょっとしたら何日も生きて行かれないかもしれないという事も言われましたしょんぼり

ここまで言われると、私のかたい決心も一瞬揺らぎましたが

たとえば、このまま引き続き父に抗がん治療を施して一体どのくらい延命出来て、尚且つ父の身体的苦痛が和らぐのかとの質問してみると

主治医の答えは、治療がうまくいって1カ月の寿命が2カ月に延びるくらいで、身体的苦痛に関してはほぼ変わらないだろうとの返事で・・・
ただ目一杯の治療が出来ることと、突発的な事態に対応できるので一応寿命通りの人生を全うできるし、病院だと最期の瞬間にもし私が仕事中だったりした場合は、私が最後の瞬間に間に合うぐらいには父の命を持たせることはできる!とも言われたけど・・・

そりゃあ、私としても
父の旅立ちの時には抱きしめて不安がることなく安らかに旅立たせてやりたいけど、私の見送りが必要か必要でないかは父が自分で決めるだろうし、父の死に目に逢えないぐらいで泣くような薄っぺらな看病はしていないつもりだし、病気発症以来約1年、私たち親子は本当に濃密な時間を共有してきたと思うし、1日の殆んどを父と過ごせる事が出来ているので、最期の瞬間に立ち会えなくてもきっと後悔はしないと思うし、最期の瞬間に間に合わない覚悟なんて昨年の病気発症以来しっかりと覚悟はできているので

それなら、たとえ自宅に戻ったその日に感染症で亡くなろうとも、このまま病院で無意味に死を待つより、自宅に戻って、少しでも楽しい時間を過ごせる可能性に賭けてみようと、改めて在宅でのターミナルケアを希望する事を主治医に伝えました。

それでも主治医はまだ本当にそれでいいのかと言ってくれましたが

私たち親子の希望はやはり自宅でかわいいにゃん子2匹との楽しい生活で、病院での無機質な2カ月より、結果としてより短い人生となってしまったとしても自宅で愛する家族 (私と猫2匹ねウィンク に囲まれての楽しい時間を過ごす事の選択をしました。

もちろん楽しい時間ばかりでなく、激痛や再度内臓に穴が開いたり、脳梗塞や大量下血などの危険性も十分覚悟の上で、在宅ターミナルケアに向けて動き出そうと思います!!

んで、本日は手始めに介護ベッドの搬入が終了致しました






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最終更新日  2010.05.17 15:00:49
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