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2010年6月11日(金曜日)04:00AM
昨日は部屋の移動をしました。
窓の外は緑いっぱいで
朝窓
を開けるととてもさわやかな風が入ってきます
数日前父の体調がすこぶる悪い時 (良い時なんてまずあり得ないんですけど)
何か言っていたので聞き取ろうと顔に耳を近づけて何度かきき返すと
「家に連れて帰って・・・はよ家に帰ろ・・・」
と苦しいのですごく険しい顔で繰り返していました。
さすがに今の状態で自宅へ戻るというのは自殺行為で、いろんなお薬によってかろうじて抑えている痛みや苦しみが病院を離れると怒涛のように押し寄せてくる事になると思います。
で、ここには和室の部屋が有ったのを思い出し、幸いにも空き状態だったので部屋をインスペクションして (ホテル巡りでなく病院の部屋巡りをするなんて思いもしなかったけど)
部屋の造りがほんとに自宅の和室の様なというか安ものの旅館の和室の様で全く病院と言う感じがしなかったので、担当ナースに相談してルームチェンジする事になりました
昨日は週1回の入浴デーでもあったので、今は全く動けなくなった父の負担を少しでも減らすために、入浴した後そのまま新しい部屋に戻ると言う予定で
37度と少し微熱が有りましたが、強硬にお風呂に入れる事にして、看護師さんと私の二人で汗だくになって父の体をピカピカにしてやりました。
お風呂から新しい部屋はとても近いのですが、和室なので玄関先で履物を脱ぐようになっていて、そこが病院なのになぜだかバリアフリーでなくて20センチほどの段差が有り、動けない患者の為の入浴ベッドを部屋のベッドに横づけする事が出来ず、部屋の外で看護師4人で父を抱き上げ
『落ちる!落ちる!!何するん!!オブないやん!!』
と叫びまくっている父をあっという間に部屋のベッドに移して、父は生まれたまんまの姿でゼエゼエ言っていましたが、休む暇なく今度はパジャマを着なきゃいけません
おむつをつけてシャツを着てパジャマを着るという動作も患者自体が自分で体を動かす事が出来なくなると、着せる方も着せられる方も大変で父はいつも着替えの時は終始
「やめて痛い!死ぬぅ~~~」
を繰り返します
でも元来きれい好きな父なので、きれいに身支度が整うと
「ありがとう」
と言ってくれ、何とも言えない顔でほほ笑んでくれます。
病院なのにひきd氏のタンスがあります
なんとなく、この散らかりようが我が家とソックシです
で、入浴の後、引越しのごたごたで中々24時間の注射類をつなぐ事が出来ず、そのせいかお風呂のせいかは分からないけど、ものすごく体調が悪くなり24時間の注射3本つないで、更に 「ファンタニル」
と言うモルヒネの点滴をしました。
点滴後30分ほどして少し落ち着いたところで父に
「家帰ってきたよ~」
「ベッド置かなきゃいけないから家具はよけたけどね」
と言うと、部屋をぐっと見回して
「ほんま、ほんまに家帰ってきたん?」
「うん、お父ちゃんの部屋じゃなくて和室の方やけど、家帰ってきたんよ!」
と、部屋の違いを何とかごまかすと
「うれしいなあ~~。家帰ってきたんや。。。」
と、ほんと、部屋代前の1,5倍やけど、この一言で部屋代の高さなんて吹っ飛んじゃいました!
病院だけど和室なので、床は畳です
その後点滴が効いたのか部屋の雰囲気のせいなのか、なんとなく父の痛みは少しましなようで、時折うなり声は上げるものの、ジュースを飲んだり、晩御飯もかぼちゃ一口と餡かけ一口食べ、夜9時まで眠剤の点滴なしで起きて過ごす事が出来ました( こんな生活パターンは2週間ぶりです)
入院してからの父は医師達も色々と工夫はしてくれますが、なk中思うように痛みは取り除けなくて、いつも6時か7時ころにはぐっすり眠れる点滴をして、朝の私の希望する時間まで眠らせているので、夜9時まで多少の痛みと苦しみは有ろうとも、眠らせないで起きているという事がものすごく画期的な事で、私も看護師さんも 「一体どうなっているんやろ?」
と、キツネにつままれたような感じでした。
この事も部屋を移動した効果だとしたら、部屋の雰囲気だけでこうも病人の気持ちや体調が激変するなんて、ちょっとビkックリです!!
でも、まあこれも日々いろいろ模索して下さっているドクターたちのおかげだとは思うのですが、部屋の雰囲気は多分モルヒネ10本分くらいの効果は有ったような気がします
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