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2009年9月14日(月)
抗がん治療開始よりちょうど1週間、父は急激な弱り方で
有る意味抗がん治療の効果が出ていたと言う事かもしれませんが、
父の体調はものすごく悪く一人でベッドから起き上がる事は勿論、
歩く事も困難な状態で、ほぼ寝たきり状態になっていました。
その上、抗がん治療の副作用で免疫力が低下した事により高熱が続いていて
感染症を防ぐために抗生剤の投与と輸血をしたけど、効いているのかいないのか…。
免疫力低下による感染症での副作用は顕著ですが、
治療効果は全く目に見えないのがもどかしいです。
勿論そんなに早くに治療効果が出ない事など百も承知ですが
期待していた下痢症状も全く変わりなく
ほんとに、自力で起き上がる事が出来なくて、それでも
高熱でつらい身体を頻繁に起こしては簡易トイレに座る父が可哀そうで
この頃の父の写真も有りますがちょっと切なくてここに載せる事は出来ませんでした。
2009年9月28日(月曜日)
抗がん治療開始より3週間
少し元気を取り戻した父は、お散歩を嫌がらずに付き合ってくれるようにはなりましたが
抗がん治療以前は自力で歩けていたけど、この頃には車いすに座るのが精一杯でそれもそんなに長い時間座っている事は出来なくなっていました。
相も変わらず、この頃は主治医から何の説明もなかったので
この当時の私は、父の一連の症状が抗がん治療の副作用で
毎日続いた高熱も、免疫力の低下からいろんな菌に次々と感染していたからだと言う事も知らず
また、父の副作用の治療にどのような処置や処方をしたのかも聞いていませんでした。
まあ、この頃は私自身もほとんど寝たきり状態になってしまった父の世話を焼く事に必死で、いろんな事を知りたいだとか、治療に関して疑問を抱いている余裕もありませんでした。
ほんとに何としてももう一度父を生きて自宅に連れ帰るんだ!と言うような思いだけで、毎日を必死な思いで過ごしていたように思います。
で、父の抗がん治療ですが、副作用で免疫力が落ちた時期と
その後、その倦怠期を抜け出して治療効果が見えてきた時の状態が
目を見張るようで、抗がん治療と言うのは、本当にすごいなあ~と、ちょっと感動したりもしました。
でも、本当の意味で何よりすごかったのは父の頑張りで
精も根も尽きたような状態でも、自分に甘えることなく
気分が悪くてどうしようもなかったはずなのに
必ず誰かの手を借りて起こしてもらっては、トイレで座り、
力ない手で歯ブラシを握りしめ、食後(おもゆ程度)の歯磨きに消毒もきっちりこなし
ものすごく生きて行く事に執念を燃やして頑張ってくれていました。
本当にこんな状態にあっても、親の親たる由縁を体を張って示してくれる素晴らしい父でした。
そんな頑張る父を目の当たりにした鬼のような娘は(笑)
更に頑張るんだとはっぱをかけて、更なる頑張りを強要していたのですから
今思うと、もうちょっとだけ優しくしてあげても良かったかななどと思ったりもしています。
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