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2007.10.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類


 職場は愛知にあるトヨタグループの会社らしいのでもう通院はできなくなる。次回のリハが一緒にできる最後となった

 若いので回復も私よりずっと早かったし、職場復帰のこともあったからきっと早くに去っていくんだろうなとは思っていたけれど、正直かなりショック


 入院中は彼はよく6階のデイルームの窓から外を見ていた。そして私も暇さえあればその場所から家族に電話をしたり(もちろん貸し出しの医療用のPHS)、地上を行き交うごちゃごちゃした風景を眺めた。

 通勤時刻の混雑した車の列やそれを脇から抜かす原付などは見ていて冷やりとする光景だった。
 暑い中ガードマンが車が誘導する、思い荷物を持って早足で過ぎる人々。

 地上はなんて忙しく怖いところなんだ。私はこの世界に戻って生活できるようになるんだろうか?
 そんなことを考えながら見ていた。そして半分意地になって体力低下を防ぐために病棟内をうろついた(車椅子じゃほとんど意味はなかったかもしれないけど)。

 私は以前は全く牽いて歩けなかった重りが今は6kgをつけて牽ける。そこそこ膝も曲がるので自転車の負荷も少しづつ上げられてきた。
 目標だったスクワットも軽~くならできる。うれしいわ。
 ただ、体力がないもので「疲れたー、しんどい...」の連発である。

 リハの先生にもたまに誉めてもらうけど、つい他の若い子と比較してまだまだ...なんて思うの。

 「人と比べるんじゃないんですよ。自分を見て、自分のメニューをしていくんです。」そう注意される。

 私は自分に悲観もしていないし、できる子たちをうらやんだりもしていない。
 皆が少しづつできるようになっていくことは心からうれしいし、つい声高に一緒にはしゃいでしまう。


 リハビリはそれぞれのリハビリ計画も違えば、 最終目標 も違う。

 自力で起き上がる訓練の人がいる。クレーンで身体を吊って起立の状態のバランスの訓練の人もある。
 大事故から無事蘇生して3ヶ月たった今からやっとリハビリが始められるという女の子もいる。

 ここは日常からかけ離れている。

 日常に戻りかけ、社会への復帰が見えてきた私はリハビリをしながら「疲れた」というのを口にするのはもうやめよう。

 どうしようもなく自分が情けなくて心ざわめいて仕方なかった。

 秋の空気を感じながら久しぶりに泣いたよ。

DSCF0996_320.jpg

 こんなだから、秋が来る前に私はさっさと怪我を治さなくちゃいけないと思っていたんだけどな







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最終更新日  2007.10.29 17:19:35
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