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こまま1023

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2007.04.28
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カテゴリ: 読書
『虹の家のアリス』 加納朋子・著 <81>


サラリーマンから探偵となった仁木と助手である安梨沙。
事務所には不思議な依頼がもちこまれる。
『不思議の国のアリス』にまつわる逸話をからめながら、
育児サークルへの嫌がらせ、猫好き掲示板での猫事件、
そして、息子の恋人につきまとうストーカー事件など、
6つの事件を解いていくふたり。

『虹の家のアリス』の『虹』は二人の子をもつサークル。
のちに『おやつ』と名を変える。

『虹』は2児、『おやつ』は3時のおやつ・・3児。
こういうユーモアが面白い。


さて、この本の中で残しておきたい言葉は・・・。

「ほんの少しの勇気があれば何でも解決するのい、
 みんな一歩を踏み出せずにいるんですよ。
 ほんの少し、背中を押してあげればいいんです」

うん、その通りだなぁ。


「人間ってどうして相手に幻想を押し付けずにはいられないんでしょうね?
 美佐子さんは最初から最後まで、ずっと同じ美佐子さんだったのに」
「蕗子さんは私に理想の娘像をみていたのよ。
 私は、あの人の幻想でることが嫌になったの」

まったくなければ人生が味気ないことはなはだしいし、
といってそれだけではとうてい生きてはいけない。
そしてときには、幻想を持つ人も、持たれる人をも苦しめる・・。

自分が変わったわけではないのに、
最初にもたれた印象をずっと持ち続けられているって苦痛かも。




この加納さんの著書は、少し童話のような児童文学のような
香りがします。
ほのぼのミステリーっていう分野?かな。






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Last updated  2007.04.28 20:39:29
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