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何とか「松の内」にご挨拶できて、ホッ!
お正月、いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、地味ながら色々と動きました。
1月1日は全くの寝正月でしたが、2日は高校の同窓会。
クラス単位の集まりは何回かあったものの、
今回は、卒業以来という学年全体の大規模なもの。
ちょっと緊張しながらの会場入りでしたが、
知っている顔、名札を見て思い出した顔、〇十年振りの再会…等々に、
アッ!という間にエキサイティングな雰囲気に。
男子は、社長になっていたり、支店長だったり、大学教授までいて、
名刺をもらっては 「えーっ、あんたが?!」
の連続。
一方「亡くなった同級生と先生」の名前が読み上げられるという
時間もあり、何度もどよめきが起こりました。
失明した人、車椅子で参加の人もいました。
でも、元気に堂々と生きている姿は胸に残ります。
3日は、静岡浅間神社へ初もうで。
風は冷たいけれど、穏やかな日差し。巫女さんの舞も冴える。
おみくじは「小吉」でした。
どうか、良い年でありますように!
4日は、映画 「ホビット 思いがけない冒険」
観賞。
「ロード・オブ・ザ・リング」の60年前を描いた、
ホビットとドワーフの冒険物語です。
年末に観たのに、あまりに面白くてまた行ってしまった。
3時間もあるのに、全く感じさせない展開です。
3部作なので、続きが楽しみ~!
そして、5日も映画鑑賞。
良い意味で「ホビット」とは対照的な作品 「カミハテ商店」

物語の軸になっているのは「自殺」
高橋恵子さん演じる孤独な女性千代が、上終(カミハテ)という
自殺の名所となってしまった地で、小さな商店を営んでいる。
自殺する人が、最後にその店で牛乳とコッペパンを買うのだが、
その人が、崖から飛び降りるつもりだと知っていても、
千代は、それを止めることはしなかった。
しかし、やがて人の繋がりを感じ始め…、
という「簡単あらすじ」では、
どうにも何にも伝えられないのですが、
「う~ん、あと3日くらい考えさせて欲しい」というのが正直な感想。
チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の招待作品にもなった
「カミハテ商店」の監督は、 静岡市出身の山本起也さん。
上映後には、主演の高橋恵子さん、音楽の谷川賢作さんと共に
舞台挨拶&谷川さんのミニライブがありました。
高橋恵子さんは、23年振りの主演作だそうですが、
ご本人は「そう言われれば…」という程度の認識で、
それよりも、この役どころの難しさを語っていました。
でも「これは高橋さんじゃなければ、ここまで表現できなかった」
と言い切れる程良いお芝居を見せてもらいました。
監督の前作 「ツヒノスミカ」
は、90歳のおばあちゃんを主人公にしての
ドキュメンタリーでしたが、今作にも共通するのは、
「命を全うすること」
についての強い思いでした。
90歳にして現役で働くおばあちゃんと、自ら命を絶つ人たちは、
対照的な様ですが、それを見つめる監督の俯瞰の視点は、
根底に同じものをとらえているのではないかと感じました。
この作品は京都造形芸術大学の学生との共同制作になっていて、
スタッフ、そして俳優として学生が参加しているのですが、
これがまた、ビックリのすばらしい演技力!
存在感が半端ありません。
出演の学生たちも舞台挨拶をしてくれて、豪華ラインナップのショット
音楽を担当した谷川賢作さんは、ラッシュを見て、
「この作品ではピアノを封印しよう」と思ったそうで、
南米の楽器を使った、印象深いテーマ曲となりました。
これが、作品の方向をグッと決めていて、
「音楽の力ってすごいなぁ…」と改めて感じました。
「カミハテ商店」は、 静岡シネ・ギャラリー
で、1月18日まで公開。