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ウクライナのブチャ(他の町も)での、ロシア軍による虐殺行為が明るみに出て、世界中に衝撃が走っています。 戦争とはこういうものだ、と解説する人もいますし、ロシアだけではない、アメリカも日本だってやってきたじゃないか・・と問題をはぐらかす人もいます。 確かに太古の昔から、人類は侵略し、残虐行為を繰り返し、しかし勝った側は正義となり、指揮した権力者を英雄視してきた歴史がある。 ただ、このウクライナの現実がそれらと違うのは、今現在、起こっていることで、止めなくちゃいけないし、私達が止めさせることが可能だということでしょう。 今回のウクライナで起こっている残虐非道行為で、一つだけ救いがあるとすれば、SNSや衛星写真の進化で、オンタイムで世界中の人が実際に起こったことを知り、制止させる可能性があり、犯罪人を摘発することも出来る・・ということでしょうか。 欧州では、ドイツやフランスなど、プーチンに対して懐柔的、弱腰姿勢を取って来た国への風当たりが強まっているそうです。 インドもこれまでの曖昧な姿勢から、ロシア・非難の方向へ変更せざるを得なくなった。 中国ですら、外務省の報道官が、ブチャでの民間人殺害について、「その報道や映像は深く憂慮させるものだ」と述べたとか。 国際的な非難がもっと高まれば、ロシアもプーチンも後退せざるを得なくなるかもしれない。そんなかすかな希望が見えて来たような気がしています。甘いかもしれんが・・。 さらに希望を述べれば、このウクライナ侵略を契機に、情報戦が主流になって、武力を笠にした傲慢な侵略がしにくくなるかもしれない、ということでしょうか。 2014年のクレミア侵略の際、世界がもっと声を上げて総非難していたら、ロシアの今回のウクライナ攻撃はなかったかもしれない。 それ以前にもプーチンは残虐非道な行為を繰り返しているわけです。チェチェン侵略や、シリア攻撃で、虐殺が行われている、という情報はあの時だって、私達はわずかながら耳にしていたんですよね。でも、世界レベルの非難はしなかった。 あの時、強固な非難をプーチンに向け、現実をSNSなどで広められていたら、もしかしたら、ウクライナ侵略はなかったかもしれない。 過去の反省を踏まえて、SNSが発達した今こそ、「事実は隠せない」というメッセージを広げ、世界中で制裁を掛け、ロシアの蛮行を今度こそ止めることに繋げられないものか・・と期待するのですけどね。人類の未来の、今は大きな節目だと。私はハラハラして見守っています。
2022.04.08
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あまりにたくさんのことが起こり過ぎて、はるか昔の出来事のような気がしますが・・。 2020東京オリンピック。そのメイン会場である国立競技場見学に行ってきました。 多くの方はご存知ないでしょうし、私も知らなかったのですが、国立競技場はオリンピック・パラリンピック競技大会終了後、この3月末まで原状回復の工事が行われていたんですね。 その間はイベント等にも使用できなかったのですが、工事の休工日、日曜にだけ、内部見学会が開催されていたんです。 その最終日27日(日)に、ギリギリセーフで見学できた、というわけで。しかし、見学するにも大変で、まず、予約しなくちゃならない。人数も見学時間も限られているようで、予約するにもかなり厳格で、幹事さんは大変だったようです。飲食は禁止、滞在は1時間以内で、とも書かれていて、なんとなく窮屈な、あるいは「お役所っぽい?」印象。 当日、しっかりチェックを受け、エレベーターで4階へ。そこからフィールドを見られます。わずかですが、観客席も解放されていて、座って「ああ、観戦するとこんな感じなのね」と実感も出来ます。確かに、木材を多用した曲線美は素晴らしく、広い競技場に、感動もします。トラック中央の芝生は青々として、手入れの良さも覗えます。 ロビーには、表彰台の見本や、実際使うハードルやスタート台やらが置いてあって、「表彰台に上るのも結構、大変なのね」とか、「ハードル、高すぎ、足が届かないじゃん」とか、選手たちの凄さも感じ取れます。 「こんな芝生が使われています」と芝生の見本も展示されていて、「本当だ、あの青々としているのは人工芝じゃないんだ」と驚いたりもします。 しかし、見学+体験できるのはそれだけ。入場料、1000円ですよ「え! これで終わり」「見学できるのはこれだけ」「1000円高すぎだろ」というのが、我々シニア達の共通した感想でありました。 素晴らしいトラックに立ってみたかった。出来れば、ちょこっとだけでも走ってみたかった。IOC貴族たちが使ったという、貴賓席も覗いてみたかった。選手たちの控室もどんなものか、見てみたかった・・。 たくさんの「残念」な思いを引きずりながら、20分も経たないうちに、見る物もやることも無くなってしまって、再びエレベーターで1階に下り、ゾロゾロと引き上げてきたのです。なあんか、残念 せっかく建てた競技場を、途中で作り直したりして、凄まじく無駄金使った競技場を、無観客でしかオリ・パラ開催できなかった競技場を、今後も、維持費で赤字が続くらしい競技場を、もう少し、人々に開放して、愛される場所にすればいいのにね~。 ・・と思いつつ、その日は四谷近辺で花見をして帰路についたのでありました。今年の桜は、どこか弱々しく寂しげなような。桜も、世の中の空気を感じ取るのでしょうか。
2022.03.28
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和歌山県を旅して来ました。 何故、和歌山かと言いますと、少し前のNHK「ブラタモリ」で和歌山を取り上げていたんですね。 「そうだ、京都に行こう」というCMが昔、流れましたが、「そうだ、和歌山に行っていない」と私はその時思いまして・・。 大阪から入って、海沿いをグルっと回って名古屋に出て、帰ってきました。海沿いを一周。 温暖で美しい土地なんです。人々はのんびりゆったりしていて。でも、県の8割を占める山地がリアス式の海岸のギリギリまで迫っている。当然、川も多く、かつて水害も多かったらしい。熊野本宮大社は、とんでもない山奥にあるんですが、熊野川の氾濫で水害に遭い遷座した過去まであるんですね。その時、社殿は奇跡的に流されず、今に継がれているのだとか。 JR紀勢本線に乗ると、席の前のポケットに説明書が入っている。なんだろうと読んでみると「津波の時の逃げ方」なんです。確かに海沿いをぐるっと回るルートは、場所によっては、窓から手を伸ばせば海に届きそうな所を走っている。こんな所で高波や津波が襲ってきたら、どうやって逃げるんだ・・と思いましたもの。 街を歩いていると「ここは海抜〇メートル」の表示や、「避難路→」という表示が目に付きます。 しかし、「避難路→」の先に目をやっても、道なき山が迫っていて、ここをどうやって登って、どこに逃げるんだと途方に暮れてしまう。ともかく少しでも高い所に逃げろ・・ということなんでしょうが、これはお年寄りでなくても、避難は大変だろうと思いました。 山沿いの道をバスで走っていると、麓のわずかな平地に家がぎっしりと建っている。時々、土砂崩れの痕があったりして、土砂災害が起こりやすい地形であることが分かる。 旅行に出る前夜、東北で震度6の地震がありました。東京では、東北での被害や関東での停電がニュースになっていたようですが、和歌山方面では、ホテルのTVで見る限り「これは南海トラフ地震と関連があるか」が最大の関心事のようでした。 京都大学の先生だという方が「南海トラフ地震は必ず起きるんです、それは歴史が証明している。そうなると東日本大震災どころではない、何十万人もの死者が出る」なんぞと解説している。 紀伊半島は、南海トラフに近く、必ず起こると言われている南海トラフ地震の最先端なんですね。そういう場所は地震発生から津波が到達するまでの時間も非常に短いという特性があるのだそうです。 海岸沿いの地層の隆起を見れば、かつてこの地で凄まじい地殻変動が起こっていたことがよくわかります。その地殻変動が今後起こらない保証はどこにもない。 美しい風景と穏やかな気候の中で、人々は常に地震や水害や津波や土砂災害の危険と隣り合わせで暮らしていることを思い知りました。 でも、こういう状態にあるのは、こと和歌山県だけではない。全国津々浦々、日本のどこでもあり得る話で。 感染症に戦争に自然災害・・。なんとまあ、私達は困難に囲まれていることか。でも・・出来ることはある。少しでもうまくかわせるよう知恵を働かすしかありません。
2022.03.21
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毎朝、起きるとすぐ、「モスクワでクーデター」とか「プーチン失脚」のニュース速報が入っているのではないか・・と期待してテレビを点ける日々が続いています。 この愚かしい侵略を、どうしたら一日も早く止めさせられるのか。日本の一庶民の無力さを、つくづく身に染みる毎日です。 本日のロイター通信に、「ウクライナ大統領府の顧問がロシアが攻撃に使用できる資源は5月初めに枯渇する見込みで、それまでに戦争が終結する可能性が高いとの見方を示した。」との記事。 もちろん、ウクライナ側の言い分ですから多分に強気になるわけですが、私もこのロシアの侵略行為(戦争とは言わない、ましてや、軍事特別行動なんて詭弁に過ぎる)は、最終的にウクライナの勝利で終結するのではないか・・と思っています。希望と期待を込めて。 圧倒的な軍事力の差、と言われてきましたが、・その軍事的優位を保っているはずのロシアが、思ったように進めていない。・世界が思っていた程には、ロシア軍の能力は高くはなかった。・ロシア兵士の士気は低く(そりゃあ、なんで僕はこんなことをしているんだ・・って思うと思う)、一方でウクライナ側は、死を賭してでも故国を守ろうと団結している。・世界的非難の的となって、ロシアを支持しても得はないことが鮮明。・反対に、アメリカやヨーロッパ勢が、表立ってはやってくれないけれど、可能な範囲でウクライナを支援している。・情報戦では、圧倒的にウクライナ側が勝っている。・経済制裁で、ロシアの経済がどんどん疲弊していく。・ロシア国民だってこの侵略が愚挙であることを分かり出している。・ロシアの金持ち層にも、得なことはない。・他国に侵入したところで、ロシア軍に地の利はない。・仮にロシアがウクライナを占拠したところで、得るものはない。・世界の経済界だって、経済の混乱は迷惑千万だ。 なによりもかによりも、ロシア側に正義は全くない。以上、素人の拙い分析です。でも、 ベトナムだって、アフガニスタンだって、圧倒的な力を持つアメリカが結局は敗退したじゃないですか。 歴史を振り返るまでも無く、表向きの軍事力だけで、戦いの勝ち負けは決まるわけではないわけです。 もし、プーチンのこの身勝手な侵略がまかり通るとなったら、今後の世界は、混沌・メチャクチャになりますが、ウクライナが勝利してロシアが国力を落とせば、武力で他国を侵略する無意味さを、覇権国は学ぶことになる。 今回の結末は、ウクライナの人々の人生だけでなく、今後の地球の平和の在り方を決めることになるのでしょう。 おそらく、大勢の人がそのことに気付いている。世界の大半が(全部じゃないが)一致団結できれば、なんとか平和を取り戻せるのではないか。 そうあって欲しいし、きっとそうなる・・と信じたいです。
2022.03.16
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以前から思っていたことですけど・・。橋下徹氏、煩い 今もウクライナ情勢に関しても「一人でも多く犠牲にならないように降参するべき。10年20年先にはプーチン政権もなくなるのだから」とほぼ毎日どこかで、持論を喚き散らしています。 そういう意見はあるでしょう。人それぞれ、様々な考え方があり、発信するのは自由です。 ただ、彼が問題なのは、何故だかほとんど毎日各局のワイドショーにコメンテイターとして出演していて、どこでも、相手の話を遮ってご自身の意見を強烈に押し付けることです。 テレビ慣れした敏腕弁護士さんですから、ディベートはお手のもので、あの凄まじい勢いの発信には、なかなか反論できない。 テレビ側も元大阪府知事さんだからか、維新の立役者だからか、彼の発言を遮ることはせず、多めの時間を割いて好きなようにしゃべらせている。 つまり、私達は毎日、毎日、橋下氏の個人的意見を、聞く耳持たず、相反する意見は許しがたいと切り捨てる傲慢な言いようで、聞かされることになっている。勘弁してよ~・・でありますよ。 もう一つ問題は、橋下さんは巧みな方で、注目を浴びるよう、少し人と違った意見を、でも、真剣でいい人にみえるように構築するんですね。必ずしも成功していませんけど。 これは危険なことではないか・・と前々から思っていたわけです。 いろんな意見があっていいんです。 でも、一人の意見をどこでもここでも流せば、世の中は、なんとなく「そうなのかなぁ」という気にもなりかねない。 彼は、あらゆる分野で、持論をまくし立てますからね。ご自身の専門外のことでも「専門家ではないけど」と言い訳しながらかなり過激に強引にアピールする。それで重宝がられているんでしょうけど。 橋下さんのやりかたなんでしょうが、使い方によっては害悪で、そして最近は、その害悪性の方が際立っている・・ような気がします。 テレビ局の関係者は、橋下さんがいると視聴率が上がると信じているのかもしれないけれど、うんざりしている視聴者も多々いるだろうことも、考えた方がいいと思いますよ。 私達が聞きたいのは、その道の専門家の冷静な意見で、強烈な押し付けがましい私的意見ではないわけですから。 ネットの世界では、少しずつ「橋下さん、やり過ぎ」的コメントが増えているような気がしていますし、特に最近、BSの、地味に専門家の話をじっくり聞く・・みたいな報道番組の人気が上がっているようですし。 メディアの人達も、そろそろ、そう言うことに気付こうよ・・と思いますよね。
2022.03.09
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世界中を敵に回してウクライナ侵攻を進めているプーチン大統領。 どう考えても義も理もない愚かな侵略を押し進めて、彼は何を得られると思っているのか日に日に、発言が無茶苦茶になり、目つきが狂気じみて、 この5日間見続けて、私は晩年の豊臣秀吉を思い出していました。 秀吉も韓国侵略を進め出した頃から、様々な局面でおかしくなっていった。巨大な権力が、彼を狂わせてしまったのありましょう。 今のプーチンに重なってしかたない。そんなことを考えていたら、プーチンの精神状態を疑問視する声が、 アメリカの政界から相次いで上がっているとのニュース。 ブッシュ政権時の国務長官だったライス氏が「以前の彼とは違う。不安定に見え、 私が見たことのない人物になってしまっている」と発言。 共和党のマルコ・ルビオ上院議員も「今お伝えできるのは、 プーチン氏は明らかに何かおかしいということです」 「彼がこれまでと同様に、合理的に計算し、決定を下すと考えるのは大きな誤りです。 『古いプーチン』は冷血でしたが、計算ずくの殺人者でした。 『新しいプーチン』はそれよりも、さらに危険なのです」とツィートしたとか。 それなりの情報が入るそれなりの立場の人が、敢えて発言すると言うのは、 なにかきっとあるのでしょう。 しかし、だとしたら、とてつもなく危険ではないか。 頭のおかしな人が、巨大な武力を使って他国を蹂躙し、 その気になれば核爆弾のスィッチを押すことすら出来る・・。 どうしたらいいのでありましょう。このままズルズルとプーチンの思うようにことが進んだとしたら、世界は確実に暗黒への一途です。 時々、評論家ぶって、プーチンサイドに立った意見を述べる人や、軍事力が違い過ぎるのだから、さっさと降参して・・みたいなことを発信する人がいますが、これはもう、絶対許してはいけないことだと、世界が団結していきませんと、民主主義が壊れます。
2022.03.01
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驚愕というか、呆れると言うか、民間人でも宇宙旅行に行き、子供でもパソコンを自由に使うようになった2022年の今でも、たった一人の胸三寸で、他国侵攻と戦争突入が可能だという・・。それに世界が右往左往するだけという現実。 古来、散々愚かな戦争を繰り返してきて、悲惨な歴史を作ってきたのに、人類と言うのは、歴史から何にも学んでいないんですね。ロシアがウクライナにいよいよ侵攻か、と世界は緊張に包まれています。明らかに国際法違反のメチャクチャな論理なのに、軍事力の差や、経済的力関係で、はっきりプーチンに向かって「あんたおかしいよ」と言えない世界ってなんなんでしょうね。しかもロシア内では、メディアがロシアの正当性を報じている。 結局、世界は弱肉強食、強いものの意思がまかり通ってしまう。 ロシアは強かに、時間を掛けて、精鋭の軍人を民間人としてウクライナに住まわせ、独立を支援する、という言い訳でウクライナ侵入のシナリオを組み立てているわけで、プーチンは今「思った以上いシナリオ通りだ」とほくそ笑んでいるに違いないのです。 今後、どうなるか、不安しかないですが、さらに不安なのは、今のウクライナ情勢を、じっと観察しているもう一つの「権力者の意思一つで国が動く」大国があるということ。ここもジワジワと時間をかけて他国の国土を買収し、いつの間にか大勢の自国民を侵入させ、一方で軍隊をどんどん強力化していっている。プーチンの思惑通り、事が運んだとしたら、「なるほど、そうか」といずれ必ず動き出しますよ。 ワイドショーでは、「それでは日本にどういう影響があるか」「小麦粉とガソリン代が上がる恐れが」と心配していましたが、呑気にそんな心配している場合ではないと思いますけどね。
2022.02.24
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二歳児からのマスク着用について、しつこく書きます。後藤厚労大臣が「発育状況等からマスクの着用が無理なく可能と判断される子どもについては、可能な範囲で子どもや保護者の意図に反して無理強いすることのないように留意して、一時的にマスクの着用を推奨する」と「マスク着用を推奨」したそうです。2歳未満児への対応については「マスクの着用を推奨しない」と付け足したらしいですが。 政府としては「推奨」はしました、無理にとは言っていません。あくまでも現場で適宜判断してくださいということです・・と言いたいわけ。これ、完全にアリバイ作り、逃げ口上、役人の作った台本どおりですね。「大臣、こういっておけば、大臣に責任は及びません」と囁かれたに違いない。 しかし、一国の厚労大臣が公に「推奨」したとあれば、公立保育園の運営者は従わざるを得ないでしょう。「なんで、従わないんですか」と怒る保育者だって絶対いる。そういうことを、分かってやっているのか、想像できないのか。 ま、逃げ腰の、卑怯な姿勢としかいいようがない。 この大臣、某報道番組でも「コロナの致死率はインフルエンザの10倍ですよ」だから、規制を緩めるわけにはいかないのだと胸張って主張していました。しかし、「インフルエンザの10倍」というのは、新型コロナの出だしの頃の話で、今のオミクロン株の数値ではないはず。役人はどういう数値を上に上げているのでしょうか 憂いていたら、東京都医師会の川上一恵理事が記者会見で、厚労大臣の推奨の件について「とんでもない」との見解を明快に示してくれたようです。川上医師は小児科医なんですね。「2歳にマスクなんてとんでもないこと。大人を守るために子どもが犠牲になるというのが国の考え方。子どものためにちゃんと声を上げていかないと」と話したそうです。「マスクをすると息苦しさを感じるのは、気道に圧がかかり十分な酸素が取り込めていないから。子どもは運動量も多く、心肺機能への負担が大きい。子どもは簡単に吐いてしまうので、マスクの中で吐いてちっ息する可能性もある」と危険性を指摘し、 厚労大臣という立場からの着用推奨に「マスクをしてない子や保護者、保育園に対して、クレームが寄せられないかということをすごく恐れています」と懸念したそうです。その通りです。 かつ「昨夏デルタが流行していたときには、コロナよりよっぽど乳幼児に影響が大きいRSウイルスが大流行していたのに、マスク着用とは言わなかった。なぜ今、影響の少ないとされるコロナでマスクなのか。個々の発育段階によって、ちゃんとできる子もいればつけられない子もいる。対応に追われてやった気になるくらいなら、一律でしない方がいい」と歯切れいい。 保護者に向けても「小児にとっての発熱はコロナより恐ろしいものがたくさんある。なるべく検査、診察をしてほしい」と訴えたとか。 医師会にはどうかと思うこともありましたが、こういうことは、胸を張って発言していただきたし、メディアも、こういう意見こそ、取り上げるのが役目だろうと思うけど・・。
2022.02.09
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12歳以下の子供にもワクチン接種・・という政策を聞いて、なんと愚かな行為だと、腹を立てていたら、今度は「2歳児以上の子にマスクを」ですって これ、完全に子育てしたことのない老人が考えたことでしょうね。反対意見が多少はあったようで、「2歳児」を曖昧にし、「可能な範囲でマスク着用を推奨」に表現を変えたようですが、それだって、国や知事さんが言い出せば、保育園はマスク着用に力入れるでしょう。そうしないと、何を言われるかわからないですものね。 我が家にも3歳児がいます。ようやく最近、買い物に行く時など、我慢してマスクをするようになりましたけれど、つい最近まで、嫌がって、絶対拒否でした。保育園でマスク着用・・となったら、朝8時から夕方6時まで保育園で生活する我が孫なんぞ、1日10時間もマスクしていることになる。 大人だって、マスクは辛いじゃないですか。駅の階段を不織布マスクで登ると、かなり強烈な呼吸困難になる。よって、近所をウォーキングする際は、ウレタンマスクに代えていますが、そんなマスクを、保育園児にほぼ1日強要するなんて、ほとんど虐待としか思えない。 マスクで感染リスクが少しは低くなる・・ことは認めましょう。でも、今のオミクロン株はマスクしていても50cmの距離で15分話をすると、感染リスクが出て来る、といわれていますから、一日過ごす保育園で、マスクぐらいでなんとかなるわけがない。しかも幼児は、ちゃんとマスクを着けていられない。 鼻水垂らしてもマスクしていたら分からないし、熱があっても具合が悪くても、よく分からない。子供の発育にも、絶対弊害があるような気がします。それに多くの幼児が使っている布マスクに、どれほどの感染予防効果があることか。 今朝の報道番組でも、感染症専門の森内先生が、「幼児にマスクを強要するのは、デメリットは多々あるけれど、メリットが思いつかない」とおっしゃっていました。 つまり、幼児にもマスクを、というのは、政治家達の「対策を講じています」アピールでしかないですね。自分らの保身のために、子供達を犠牲にしないで欲しいです。 とにかく、今の日本は、感染者数だけに慌てふためき、冷静な判断が出来なくなっているのではないか。その上、人々の暮らしの実態を全然、見ておらず、科学的データに基づく判断すら出来ていない。その結果が、幼児にもマスクを・・ですよ。なんとまあ、安易な愚策であることか。賢明な勇断を期待するばかりです。
2022.02.05
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東京都の30日時点の病床使用率が48,5%となり、緊急事態宣言の要請を検討する目安の50%に近づいています。すわ、緊急事態宣言かとメディアは浮足立っていますが、岸田総理は「現時点においては国としては検討していない」と述べたそうです。 まあ、岸田さんとしては、取り敢えずそう言っておいて、メディアや世の中の反応を窺い、批判の少ない方に決めるのでしょうね。「私の責任をもって、総合的に判断した」とかなんとか言って・・。 TVを見ている限り、「軽症者が多いと言っても、高齢者に感染が拡大しだすと、重症者が増える」「感染者が増えれば、確実に重症者の数は増える」「軽症と言っても、決して、そんなに軽くはない」と警鐘をならす発言ばかりで嫌になります。最近は、「いや、入院者の大半は軽症ですし・・」とおっしゃるお医者さんも出て来ていますが、そういう発言の後は必ず、専門家といわれる先生に、打ち消されている。 実際の「入院者」の実態、自宅にいる感染者の実態って、どうなんでしょTVの映像ですが、感染者が救急車で病院に運ばれるシーンで、70代ぐらいと思われるご夫婦が、二人共スタスタ歩いて乗り込んで、フツーに座って、病院に向かっていました。おそらく、PCR検査で陽性になった 高齢者だから入院だ~ という流れだったのでしょうが、テレビ見ながら「そういう患者さんも多いんじゃないの?」とちょっと思ってしまいましたよ。 病院側としては「急変して亡くなったりしたら、あれこれ言われる」から、ベッドが空いているなら、入院を勧めるでしょうし、感染者も万一のことを思えば、「じゃあ、入院しておこう」となるのではないか・・。 目下のオミクロン株の本当の実態を、知りたいものです。なぜか、テレビは、肝心なことに触れない。 ネットのコメントに面白いのを見つけました。 「一人暮らしの息子のバイト先では 1人、風邪の症状になってすぐにほとんどが風邪の症状。しかし誰もコロナではない。誰も病院行かないから」 思わず、笑ってしまった。でも、そういうケース、増えているんでしょうね。そしてこれが、オミクロンの実態じゃないか、って私は思ったりしてますが。
2022.01.31
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5歳から11歳の子どもを対象にしたファイザー製・新型コロナワクチンを、厚労省が特例承認したようです。特例承認とは、国内で未承認の新薬を、手続きを簡略化して認めちゃう、ということ。政府は3月以降、5歳以上の接種を開始する方針だという。 このことについて、日本小児科学会も、「基礎疾患のある子どもの重症化を防ぐことが期待される。健康な子どもでも12歳以上と同様に意義がある」との見解を公表しています。 本当だろうか本気で、「意義がある」と科学的に判断されてのことなんだろうか 「ワクチンさえ打てば」と希望を持って、日本人の8割ほどが接種した新型コロナワクチンは、わずか6か月も経たないうちに効果が無くなっているという。かつ、このワクチンは、オミクロン株には効かない、とも言われています。 事実、オミクロン株が爆発的に広がっている海外では、ワクチン接種者も、非接種者と同様に感染している。 それでもメディアも政府も「三回目の接種を」と三回目接種さえすれば、みたいに強く勧めているんですね。 まあ、「打たないより多少はまし」なのかもしれない。重症化リスクが少しでも低い方がいいよね・・の理屈としては分からないでもない。 ただ、子供に対しては、さすがにどうなんだろう、と思うわけです。ほとんど子供には感染しなかったこれまでのコロナとは違い、オミクロン株は、子供でも感染する。しかし、ほとんど、重症化に至らない、という事実は認識されている。 かつ、ワクチンを接種しても、感染しないわけではない。同居の高齢者への感染を避けられるわけでもない。「重症化を多分、防ぐ」ことしか、保証されていない。 その、未承認の、子供への影響がどの程度のものか、まだ分からないワクチンを国は、重症化しない子供達にもどんどん接種させようとしているわけです。何の意味が、あるのかいね じゃないですか。 私達は、「これでコロナ禍が収まるなら」と進んでワクチンを受けましたが、実際、副反応は強いし、因果関係は認められていない(認めようとしていない)けれども、ワクチン接種後、亡くなった方も、後遺症で苦しんでいる方もいるわけです。 かつ、この新型ワクチンが、本当に将来的に安全かどうか、は残念ながら、立証されてはいない。 かつ、各国の状況を見るに、オミクロン株感染拡大のピークアウトは、わりと近いうちに来そうじゃないですか。 つまり、子供達に接種させる大きなメリットは考えづらい。なんで、国も小児科学会も、敢えて強力に進めようとするんだろ 私は、ワクチン懐疑派ではないですが、それでも、この件は首を傾げてしまいます。 ワクチンの在庫を作らないため、という噂もあります。政権にとって、子供達への接種を進める方が、支持率に繋がる、という目算もあるのでしょう。事実、現政権の支持率は上がっているのだとか。株価は大幅に下がっていますけど。 この新型コロナワクチンで、大儲けした人達もいるわけです。ファイザーの株を真っ先に買い占めたのは、世界有数の金持ち達だ、という声もあります。 いや~な感じがしています。
2022.01.22
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東京メトロが駅構内のゴミ箱を全て、無くすのだそうだ。17日から、というから、もう、無くなっているのだろう。 理由は「過去に不審物とみられるものが見つかるケースが何度もあった」つまりセキュリティーのため・・だと。ま、言い訳ですね。経費節減に決まっている。 公共の場のゴミ箱が、どんどん無くなっています。ほぼ「テロ対策」「不審物があるから」「生活ごみを捨てる人がいる」と言っていますが、本音はいずこも経費節減でありましょう。 高尾山でもゴミ箱は撤去されていて、各自、ゴミは「お持ち帰りください」となっています。山の環境を守るためだそうで、そこは理解できるけれど、だったら、下りた最寄りの駅にでも、ゴミ箱を置いてよ と思う。ゴミ箱がないから、人はその辺にゴミを捨てる。ゴミが散らばり、街が汚れ荒んで来る。ゴミの処理は、行政の使命だし、公共交通機関も、その義務を負うべきではないか。 この調子でゴミ箱を無くして行ったら、日本はとんでもない荒んだ国になりますよ。 コロナ禍のせいもありますが、世の中、どんどん世知辛くなっていきます。環境保全だとレジ袋を売りつけ、デパートでは紙袋にさえ、高額な値を付けている。池袋西武なんて、西武のマーク付けたペラペラの紙袋に、11円もお金を獲る。せこく、こんな所ですら、儲けようとしている。 レストランでは、確実に料理の質が落ちている。旅館やホテルにでも、食材のレベルを落とし、街のクリニックでは、少しでも診察料を取ろうとし、新聞は、ますます広告面ばかりを増やし、ネットニュースは、安易な、ブログ見ただけ記事で埋め、報道番組は、ろくに取材もしない、安上がりな番組を発信する。そして政治家は「熟慮が必要だ」と全て先送りですよ。 どうなるんだ、日本 と憂慮するばかりですが、せめて最低限、ゴミ箱は、必要不可欠として、設置して欲しい。有料化してもいいから、ゴミを捨てやすい社会にして欲しい。でないと、本当に日本は、荒れ果てますよ。街も人の心も。そして、そうなってからでは手遅れなんだけど・・。
2022.01.18
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年末、イタリアの友人に送ったはずの葉書が戻ってきたのです。 宛先の住所の所に『この郵便物は、引き受け停止に伴い名宛国・地域に発送できず、国際交換郵便局から返送しますので、お客様にお返しいたします』と書かれた紙が、ベタッとテープで貼り付けてある。 どういうこっちゃ、と日本郵便のHPで調べてみると、なるほど、イタリアへの航空便は昨年10月15日から「引き受け停止」となっているんですね。イタリアのみならず、イスラエルもアラブ首長国連邦も。貨物便が減便になっているため、送れないのだそうで。船便なら、受け付けてはいるらしい。さらに『ご本人様確認資料をご持参の上、郵便局に郵便料金返還をご請求ください』とあったので、近所の郵便局に出向いたのです。 切手代70円ぽっちでしたが、消印押されて、もう使えないし、ことの真相を聞きたいと思って。 窓口の若いお姉さんとお兄さんが「なんだ、これは」という風に覗き込んで、「そういえば送れなくなってたかもしれない」というんですね。郵便局の人でも、よく分かってない で、ちょっとお待ちください、と言われて、仕方なくベンチで待っていましたら、窓口の奥で、大きなファイルをめくって、頭を寄せ合い調べている。どういう手続きをするか、困っているようでした。 かなり待った後、書類に名前と住所を書かされ、身分証明書を提出させられ、印鑑がなければ、サインをと言われ、ようやく、貼った切手代分の切手をいただきましたよ。 しかし、これどういうこと?薄っぺらい葉書ですよ。しかも、送り先は、遠い島国とか、未開の小国ではない。いくら国際線が減便になっていたとしても、国交封鎖ではないし、「送れません」と突き返すことなんだろうか かつ、そういう事態になっていることは、ニュースにもならず(なったのかもしれない)、話題にもならず、郵便局のスタッフすら知らない 私の場合、季節の挨拶程度の内容だったので、大きな弊害はないですが、しかし、イタリアの友人は、「今年はチヅコから便りが来ない」とがっかりしたに違いない。この事態、困っている人は多いのではないか ともかく、日本がいかに、国際的ではないか・・ということが分かってしまった一件でありました。いいんだろうか、こんなことで。
2022.01.11
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 最近、ネットニュースでやたら目に付くのが、芸能人の女性達が、インスタグラムで家のインテリアや、食卓の様子や、クリスマスの時にはクリスマスツリーを紹介している、という記事。 ご丁寧にフォロワーの「プロみたい」「素晴らしいです」「美味しそう」等々の賞賛コメントも必ずつけて。 いつもの・・と思いつつ、そんなに素敵なツリーなのそんなにプロ並みの料理なのとつい覗いてしまう私。 で、結局「なあんだ、この程度」と時間を損した気分になるんですけどね。 しかし、この風潮はどういうことなんでしょう。芸能人が競って、いかに「素敵な日常生活を送ってます」をアピールし、それをインスタグラムを覗いただけの記者がそのまま記事にする。これ、儲かる仕組みになっているんでしょうね、知らんけど。 ま、それはそれ。真似するわけではないですが、令和4年最初のブログは、私もお節料理のご紹介を。 埼玉県の蒲生の駅そばに「ジラソウ」という洋食屋さんがあって、(ジラソウとは、ポルトガル語でひまわりのこと)これはそのオーナー、中山シェフの渾身のお節なんです。(写真が下手で、イマイチ美味しそうにみえないが・・) 毎年、予約の30セット程を、徹夜で作るらしい。受け取りに行くと、「完全に疲労困憊」という顔をしてました。 全28種類の、彼なりに工夫した、他とは一味も二味も違う料理が詰め込まれています。(写真にはないですが、これに蒸しアワビのガーリックバター焼きが加わります) 例えば、ごまめは「キャラメルごまめ」。カリッとしたゴマメに、キャラメルの品のいい味が絡まっています。 例えば「豚肉のやわらか煮オレンジ風味」。口当たりよく煮込まれた豚肉に、オリジナルのソースを掛けていただきます。 例えば「栗くりクリームきんとん」。きんとんというより、マロングラッセの風合い。 ・干し椎茸の旨煮フライ・フォアグラプリン あんずジャム添え・黒豆のバニラ風味・牡蠣のスモーク・・などなどなど。紹介していくと長くなるので、この辺にしておきますが、一品一品が、実に味わい深く、ワインと凄く合って、その点、子供達には大人の味過ぎてしまいますが、今年も我が家は完食です。 お節料理を、イクラの一粒、松前漬け(生ハム入り)の人参一切れまで余さずきれいに食べる家庭なんて、我が家ぐらいじゃないかしらん。 中山シェフは、ホーチミンとリオデジャネイロ時代に料理人として働いてくれた腕のいいシェフなんです。当時から研究熱心で、いつも繊細で丁寧な料理を提供してくれ、お招きするお客様は、彼の料理が目的で、いらしていたようなもの。今は地元に戻って、近所で評判のレストランをやっています。本当は、いくらでも繊細で新しいメニューを作れる人ですが、地元に馴染みやすいようにか、ハンバーグやオムレツ等の定番料理をメインにしています。それでもカニクリームコロッケのカリッとした味わいなどから、奥の深さが分かるはずです。 遠いんで、滅多に行けなくて、残念で仕方ないんですけど。その評判のレストランも、このコロナ禍で、経営は大変厳しいそうです。 我が家の近所も、いいお店が次々と閉店していますが、「ジラソウ」はなんとか持ちこたえて、彼の極上の味を、私達に届け続けて欲しいと祈るばかりです。 お近くにお寄りの節は、どうぞ皆さん、レストラン「ジラソウ」にお立ち寄りを。https://girassol.gorp.jp/
2022.01.04
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数日前、NHK-BSの「ふれあい街歩き」を見ていたのです。ミラノ編で、やっぱり、イタリアはいいなぁ・・なんてしみじみしながら。・・と3歳の孫が「みんなマスクしてなくて、いけないねぇ」と突然言い出して。 その番組、2017年制作で、あの頃は世界中の誰もがマスクを着用しなくちゃならなくなるなんて、想像もしなかった。 しかし、人生の大半を「マスク着用すべし」という空気の中で生きてきた三歳児には、奇妙な光景だったのでありましょう・・。その現実に愕然としてしまう。 ほんと、あの頃私達は自由に生きていた・・。 当たり前の日常なんて、あっという間に奪われてしまうんですね。恐ろしいことです。 ところで、すでに懐かしい響きすらする『アベノマスク』。なんと8000万枚も残っているそうですね。その保管費用に、無駄に何億円も費やしているとか。 人口1億2000万人の日本で、一世帯2枚の配布でしたよね。我が家なんて二世帯住宅だから、大人子ども総勢6人で2枚しか届かなかった。 そんな国で、どうして8000万枚も余るのよどういう計算をしていったい何枚、生産したのか・・理解できない。 このマスク、当初、466億円掛かると言う話でのけぞったものですが、それを「総額で260億円を見込んでおり、そのうちマスク調達として、184億円、配送費などは76億円」と菅官房長官が慌てて言い直したものでした。 厚労省が出したマスク供給企業の募集文書には、マスクの必要枚数は1,4億枚(全世帯配布分と小中学校配布分の合計)と書かれ、1枚200円ぐらいだろうと見込まれていたようです。 だとすると菅さんの説明とは一応合致することになりますが、だったらどうして8000万枚も余っちゃう事態になってしまったわけ そもそも、大量生産したら、あの程度のマスク、1枚200円も掛かるわけがない。 かつ、あの頃国会でどこに発注したか質問され、3社、約90億9000万円分の発注先しか公表されなかった。他のマスクはどこに発注したのか このアベノマスク。怪しいことだらけなんですよね。 誰かが、しこたま儲けたに違いない・・とフツーなら疑う。今や、飽きっぽい国民は、気にもしていないみたいですが、その辺のからくりを、文春辺りが得意なところで、探って欲しいものです。 そのアベノマスクも遠い昔に思える位、今や、お洒落なマスクが出回って。品薄になる心配なんて、誰もしないし、マスクしていると気楽~、なんて空気にすらなっている。日本の強さは、こういうところにある、ともいえるし日本人って、かなりマスク好きなのかもしれません。 ふっとこのまま、私達は「withマスク」生活を身に付けちゃうのだろうかと心配にもなってくる。私は、3歳の孫に「これが本当の日常なんだよ」とマスクなしの生活を示してあげたいですけどね。
2021.12.30
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腹立たしい話です。国会議員に支給される月額100万円の文書通信交通滞在費。今国会での見直しは見送られることとなったのだと。 そうなるんだろうなぁ・・と予感していましたが、やっぱり。おかしな話でじゃないですか。どの政党も、日割り支給に改める法改正には合意していたはず。どうして出来ないのよ 野党が主張していた文通費の使途明確化、つまり、世間では常識である「ちゃんと領収書を付けましょう」ということが「難しい」とかグニョグニョ言って、結果、調整つかない 現状維持、未改革、先送りにするのだと。年を越せば、メディアも世論もなにせ、飽きっぽいからこの話題にはあまり触れなくなる。そのあたりでうやむやにしちゃおう・・という議員先生方全員の思惑が、あまりにあからさま。 我々庶民は、大根1本買うにも、税金を取られ、取られ過ぎのお金を返してもらおうとすれば、数百円単位の領収書を集め、面倒な手続きを経て、やっとわずかなお金を受け取っているのに、国会議員センセイ方は、「どうぞご自由に」と毎月100万円もらって、「ぼくらは当然」「だって天下の国会議員だもん」と澄ましている。 かつ、その矛盾を解消する法改正には「全会一致」の慣例があるんだそうな。なんと、多数決で法律というのは作られていくのだろうに、国会議員の“待遇”に関わることは「全会一致」で採決することが慣例だという。呆れ返ってものもいえない。 今回、文書交通費の矛盾を指摘した、言い出しっぺは、維新から比例で復活当選した小野泰輔議員なんですね。当人的には「ここで目立とう」という計算があったのかもしれないけれど、少なくとも、人として「健全」な感性です。新鮮な新人の感覚だからこそ「おかしい」ことに気づいたのでしょうけど、この感性を持ち続けて欲しいです。小野さんって、2020年の都知事選に出馬しているんですよね。私は、期待して一票を投じたんですが、世間もメディアも注目どころか、相手にすらしなかった。 もし彼が都知事になっていたら・・東京都は悪くならないような気がしますけどネ。 ともかく、国会議員先生方は澄ました顔して自分達の都合のいいようやっている。国民は、もっと怒るべきだと思うし、厳しい目で見るべきです。「先生」「先生」と持ち上げているから、こういうことになっていく。 自民党側はいろんな言い訳を付けるわけです。「使途の公開をするにあたっては、まず『何に使ってよいのか』の定義付けをする必要がある。他にも領収書の公開方法など、詳細を詰めるにはかなりの時間がかかる。そんなに簡単にできるものではない」 とかね。でも、それは常識だし、国民は皆、やっているわけです。騙されてはいけない。残念ながら、一庶民の私なんぞが怒っても、太刀打ちできないわけで。せめてメディアなり、コメンテイターとして意見を言える立場の人は、うやむやにされないように、しっかり主張していって欲しいものです。たまには、役に立つことしなさいよ・・と思いますけどね。
2021.12.21
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我が家のダイニングテーブルは、40年近くも前、ブラッセル在住の際に購入したイギリス製でして、少々高かったんですが一目ぼれ状態で買ってしまった・・というもの。 丸いテーブルの両側を引っ張ると、中から中板が出て来て、7人ぐらいは座れる楕円形のテーブルになります。そういう仕掛けがあるので、足は太くて、かなりの重量がある。それを、引っ越しの度に運んで、ずっと愛用してきたわけです。 長い間にうっかり薬缶を乗せた後が白くなったりと、随分傷んだので、15年ぐらい前に塗り直しに出したんです。地方の家具屋さんでしたが、割とすんなり契約出来て、運送も全部やってくれた。 でも、正直なところ、出来上がりはイマイチ気に入らなかったんです。なんとなく、ニスをべったり塗った・・という表面で。それでも、シミとかが無くなって、歓迎はしていたんですよね。ところがここ数年、その表面がポツポツ剥がれてきた。刃物で突いたみたいに、あちこち剥がれてきて、ホームセンターで応急処置のクレヨンみたいなのを買って来て塗ってみたのですが、余計汚くなってしまった・・。 はて、どうしようか。調べてみたら、その家具屋さんは潰れたのかもうない。どこか塗り直してくれるところはないかと、さんざんネットで調べたんですが、出てくるのは「外装塗装」メインのような会社ばかりで、もうひとつ、「お願いしよう」という気持ちにならない。テカテカに塗られても困りますし。 いっそのこと、新しく購入しようかとも考えたんですが、何十年、愛用して来たテーブルには愛着もあり、大体、本体はしっかりしているのを、捨てるのは忍びない。表面さえ、きれいに塗り直せばいいだけですから。 で、ふと、近所にシンプルでセンスのいい木工を制作している工房があるのを思い出したのです。商売気がないみたいで、商品もあんまり増えないし、かなりの値段が付いている。そこのオジサンに聞いてみたんです。「テーブルの天板の塗り直しなんて、やってませんか」と。 「うちじゃあ、やらないよ」と素っ気ない返事だったのですが、ちょっと待ってよ、と古い名刺ファイルを出してきて「どこだったかなぁ」と一生懸命思い出してくれて「ああ、ここだったら、腕はいい。でも、トラックがないから運んでくれないし、高いかもね」ということでした。 電話しましたよ。その「精巧塗装所」さんに。どうやら社長は、マイスターの資格もあって、指導もされているようでした。割とお歳のようで、メールは苦手なのか返事はくださらないし、愛想がないというか、「面倒だけれど、やってあげてもいいよ」的雰囲気で、かつ、「うちは手がないから引き取りにいけないよ、そちらでなんとか考えて」ということでした。 私としては、やっと見つけた「きっとちゃんとやってくれるだろう職人さん」なので、重い家具専門の宅配便を探し、なんとか送りましたよ。 そうして待つこと10日。その間、食事はソファの前の小テーブルでと、不便な日々に耐え、テーブルは無事、戻って来たのでした。 そして、その仕上がりは素晴らしかった撮影の腕が悪くて、写真では、分かりづらいですが、木目が美しく映え、新品のようにきれいな表面になっていたのです。 嬉しかったですね。我が家の小さな孫達も一目見て「あ、きれい」と大喜び。子どもの目でも、その仕上がりの良さは明白だったわけです。 かくして我が家のダイニングテーブルは蘇り、あと50年は使えそうです。日本の職人技は、まだまだ健在です。 ただ、「精巧塗装所」さんを紹介してくれたオジサンに言わせると、今は、どんどん商売が立ちいかなくなって、閉ざす店も多いし、そうでなくても、どんどん郊外に移転していっている、とのこと。 こと家具の塗装だけではないですよね。あらゆる分野でその現象は進んでいるのでしょう。しかし、それはあまりに残念なことではありますまいか。守れ日本の職人技術途絶えたら、お終いなのですから。・・と改めて思った次第で。
2021.12.13
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愛子さまが成人皇族となられ、ローブデコルテ姿を披露されました。お生まれになった頃から私達は見ていますからね、りっぱに成人されて・・と多くの人々がほっこりしたのでは。今回、ティアラが話題になりました。「コロナ禍であることを踏まえ、黒田清子さんからお借りになって」と。 世論は「天皇の娘であるのに、新調されないなんて、お気の毒に」と一挙に愛子さま、お可哀そう、愛子さまは質素を大事にされる方なんだ・・と同情や敬愛の空気に沸いたのでした。 そこがとても不思議でした。ティアラは女性の皇族が結婚されると、国に返却されるのですよね。女性皇族が使うティアラは、宮廷費から出されるので、返還されれば国の所有となるはずで。 英国王室もそうですが、ティアラのような高価なものは、「受け継ぐ」もので、実際、香淳皇后が着用したティアラはその後、上皇さまが結婚した際につくり替えられて上皇后さまへ、さらに陛下が結婚した93年には皇后雅子さまへと引き継がれているそうです。 雅子さまが使われていた皇太子妃のティアラは、紀子さまが現在は、使っていらっしゃるそうですし。 そういうシステムであるべきだし、そういうシステムの中で、どうして愛子さまのティアラだけ「清子さまからお借りして」となるのか清子さんも、結婚される時に返還されたのではないのか 清子さんのティアラ(つまり今回愛子さまが着けられたティアラ)は、天皇家の私的活動に使われる「内廷費」で購入されたものなのだとか。即ち、天皇家の私物で、今現在も清子さまの所有物なんだそうです。 なるほど、「お借りして」という表現になるわけです。・・とようやく納得。 しかし、ややこしいことで。女性皇族のティアラは、当時の首相だった伊藤博文の提言で、明治19年から使われるようになったそうです。つまり、日本のティアラの歴史はたかだか百数十年。 所有権とか、受け継ぐ法則諸々は、いまでも試行錯誤なんでしょうね。でも、国民としては、成り上がり芸能人のようにすぐ新しい物に飛び付いて、金額を誇るようなことではなく、今回のように「受け継いでいく」という日本のよき文化の流れに沿って欲しいような気がします。ところで今回、愛子さまに合うように直された清子さん所蔵のティアラは、今後、愛子さま所有になるんでしょうかそれとも清子さんに、お返しになるんでしょうかミーハーとしては興味深いところで・・。
2021.12.07
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視聴した番組の内容をそのまま記事にする安易な記事が増えていますが、気になった27日のデイリースポーツの記事。 タイトルが『感染症専門家が警鐘 コロナ感染「2カ月後にはヨーロッパに近い状況に」』土曜の日本テレビ「ウェークアップ」で、新型コロナウイルス感染が急増しているドイツ、韓国と日本の状況を比較して、長崎大学大学院教授・森内浩幸氏が「ヨーロッパとの違いはワクチン接種の開始時期が遅かったからで、日本も2カ月後にはヨーロッパに近い状況になるということはいえると思います」と警鐘を鳴らした・・とかなりセンセーショナルな内容なんですね。 当然のように、この記事にコメントが続々と付き、その大半が「専門家という人達は、いい加減な予想ばかり」「分かってもいないのに、煽る目的のでたらめな見解を言う」などと、感情的な批難の反応が大多数。 この番組、たまたま見てまして、森内先生は、「日本はヨーロッパよりワクチン接種が遅れているため、2か月先には抗体の量が、ヨーロッパ並みに減るということは言える」ということを言っていて、ヨーロッパ並みに感染者数が増える、とは言っていない。 この先生は、TVに出て来る「専門家」の中では極めて論理的で、あくまでも医学者の立場で、データや論文で分かった範囲の見解を述べ、分からないことは、分からないとはっきり言う。番組の司会者の誘導にのって、感染増大を煽るようなことは、まず、ない方なんですね。 そういいう意味では信頼できる方ですが、スポーツ紙の記者の手に掛かると、「感染者数がヨーロッパ並みになる」と煽ったタイトルになり、タイトルしか見ない人達が、ワーッと怒りのコメントを書く。 こういうパターンが、いまや定番になっているんじゃないですかね。 政治家や有名人のちょっとした一言を、記者が、都合のいいように解釈して、それを記事にして流す。「完全な嘘」ではないけれど「その理解は曲解だろう」ぐらいなことは平気でやらかす。かつ、見出しは記事の内容とは違おうが気にせず、より大袈裟に、読者が「えっ」と気になるセンセーショナルなものにする。で、人々はタイトルをチラと見ただけで、脊髄反射的に「けしからん」「とんでもない」と反応し、四方八方に拡散させる。あっという間にそれが世間の空気になる・・という。 このデイリーの記者さんは、まだ悪意で書いているわけではない分、罪は軽いのかもしれないけれど、あまりに無責任だし、こんな安易な記事の発信で、ジャーナリストを名乗るなよとは思いますよね。記事にするなら、森内先生に直接取材して、話を聞いてからにするべきでしょうに。 ネットの発展で、記者さんに課せられるノルマの記事量が増えているのじゃないですかね。あるいは、アルバイトに書かせる記事が増えている・・。だからテレビを見ただけ、インスタグラムを見ただけの記事が横行することになっている。 芸能人の、さして美味しそうでもないお弁当公開やらそれがどうした的・日常生活公開のブログやインスタグラムを紹介するだけのしょうもない記事が最近やたら多いのも、そういうことなんでしょう。 これ確実に知的レベルの衰退ですよね。ほんと、世の中、大丈夫なのかぁ・・でありますよ。
2021.11.29
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ボジョレー・ヌーボー解禁なりましたね~・・とはしゃいでいるのは、どうやら日本だけみたいで。 ボジョレーワイン委員会の統計を見ると、日本への輸出量が全体の46%、アメリカが18%、カナダ10%と続き、爆買い・ご本家中国なんて、いまだ2%という数値だそうで。 いかに、日本人がお人よしに「ボジョレー商戦」に乗せられているかってのが分かります。 ボジョレーヌーボーなんて、さほど美味しくもない安酒で、それを高い航空運賃付きで、ありがたがって買うなんて・・と私も常日頃思ってはいるのですが、毎年、どんどん年は取っていき、いつ飲めなくなるか分からない。無事、今年も新酒が出来たよ、というお祝いだし・・と結局、なんだかだと買ってしまっているわけです。 今年も、3本セットで安く買える、という言葉に惹かれて、買ってしまいました。お祭りだしぃ・・。 今年は霜の害があったりと、出来はよくないながら、「それでも、ぎりぎりよく出来た」そうですが、「控えめな味わい」なんだそうです。 なんじゃ、その、控えめな味ってのは・・ですけど。 飲んでみた感想としては、「甘ったるくはないけれど、確かに寂しく物足りない感じ」でしょうか。ワインはいずれもそうですが、今回は特に栓を開けて、少しおいた方が味は丸くなるようです。 届いた三本のヌーボーは「すぐに味が落ちるから」という言い訳で、3日間連続で、3本共開けてしまい、2021年の我が家のヌーボー祭りは終了と相成った次第。 まあでも、今年も健康でボジョレーヌーボーを飲めました・・というだけでも、メデタシメデタシです。
2021.11.22
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ニュースのネタがなかったからでしょうか、日曜は、眞子さん、小室さんがNYに出発した、到着したの大騒ぎ。 もう、そっとしておいてあげればいいのに。出発したら、飛行機が落ちない限り目的地に到着するに決まっているし。 出発前日、眞子さんが一人、秋篠宮邸を訪れた時、ワイドジーンズだったと話題になりましたが、ここでも小室さんが子供っぽいセーターとTシャツで・・とあれこれ言われていましたね。12時間近くも狭い飛行機の中で過ごすのだから、ラフなかっこでいいし、世界のセレブはそうしているじゃないの・・とお二人は思っているのでは こういう場合、「あれこれ必ず言われるのだから、せめてジャケットぐらい着ておこう」と思うのが大人の判断なのだけれど、お二人はもしかして、敢えてああしたのかもと思いましたね。「私達は私達の人生を行くのだから」という決意表明というような。 とかく、世間は服装には煩いもので。 無免許運転して事故起こして、議会にも顔を出していなかった木下都議。ようやく現れて謝罪会見をしましたが、その時の服装が、胸の大きく空いたえんじ色のワンピースと灰色がかったブルーのジャケットで、ご丁寧に指には二つの大きなリング嵌めて、腕にはシャネルだと噂の派手な腕時計。世の中の人って、ほんと、よく見るんですね。 だものだから、世間はまた、大ブーイング。謝罪するのに、真っ赤なワンピースだなんてと。 人であれば、うっかりスピード違反もするし、コツンとぶつけてしまうこともある。でも、免停中に運転し(しかも何度も)、事故起こして逃げたりしちゃあ、しかも政治家がやっては許されることではない。木下議員に、同情の余地はないですが、あのワンピース、思うに、隠れていた4か月で、大分お太りになって、入る手持ちの服が無かったのでは ほらあれ、前で重ねて着る式で、体のサイズの変化に対応できそうじゃないですか。マスコミの目があるから買いに行くわけにもいかないですし。だとすると、そこはちょっと気の毒な気もします。 たくさんのカメラの前に立つ、となった時、その後ろには大勢の国民の目もある、と意識する時、人は「ここが勝負」とどんなかっこうで出るか、相当に考えると思うんですね。 で、考えすぎて、失敗する。小室さんは余裕を見せたくて、あのセーターにしたのではないか「僕らはもう、自由な一般人だ。何が悪い」というような。 木下都議は指輪と時計で、自らを奮い立たせようとしたのでは「頑張れ、私 ここで辞任すると言ってはいけない」と。 あくまでも想像ですけどね。 ま、ここで学ぶことは「世間の目にさらされる時は、ひたすら地味に、控えめに、嘘でも恐縮一途で」でしょうかね。その方が、叩かれる度合いが少なくなる。 ま、記者会見の場なんて、未来永劫なさそうですけど。
2021.11.16
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衆院選が終わって、岸田政権初の追加経済対策が検討されているのだとか。際立つのが「18歳以下の子どもに1人10万円を支給」の案。コロナ禍での困窮者への支援や経済対策が目的でしょうに、どうして唐突に、高所得者の子供も含めた18歳以下全員に10万円と大抵の人が、違和感を感じるわけです。 これまでこの手の給付がそうだったように、「18歳以下に10万円」に掛かる2兆円といわれる税金の大半が、貯金に回されるか、焼肉を食べに行くか、うやむやに使われそう。高額私立校に気楽に通わせる家庭や、ブランド子供服をガンガン買い与えられる家庭に10万円で、授業料も支払えないで退学になりそうな大学生には渡らない。・・ってことでしょ。限りある予算であれば、もっと必要かつ有効な使い道があるだろう・・アベノマスクに続く無駄遣いになるとフツーなら思うわけです。 ところが、ほぼこれ決まりなんだそうです。国会で議論もされていないのに、ほぼ決まりで通る不可解さ。 これ、公明党が選挙公約に挙げていたものなんですよね。「未来応援給付」とか歯の浮くような言葉を使って。 選挙用の甘ったるい公約だと、いい加減に聞いていたら、すぐにも実現させてしまうらしいこの国のいい加減さ。自民党って、そんなにも公明党に何も言えないんでしょうかね。 地方選挙で自民党新人候補者の応援に行っていた知人の話。創価学会のオバサマ達が選挙事務所にドドドと乗り込んで来るんですって。そして我が物顔で仕切って、応援に行った彼女達の出る幕も無かったとか。でも、結果は見事に当選。「自民党は、毒まんじゅうを食べてしまったんですよ、こうやって選挙で勝たせてくれる以上、公明党を切れない」そんなことを語っていました。 この18歳以下云々の政策は、どう贔屓目にみても自民党の公明党への選挙支援・返礼の姿勢でありましょう。 しかし、政党間の貸し借りで、私達の税金を好き放題使われたら、たまったものではない。 世の中、問題山積ですよ。財務事務次官の論文ではないけれど、税金は本当に必要なところに必要な分を使ってもらわないと。国民は見てますよ。与党と政府が、どう動くのか。 賢明な判断を期待したいところです。
2021.11.06
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衆院選の結果が出ましたね。蓋を開ければ、自民・安定多数キープ、維新・躍進、立憲共産党大幅減数、というメディアの期待に添わない結果でありました。国民は、案外、まともな判断をする・・そんな印象でしょうか。 一方で、小室圭さんが、NYの弁護士試験に合格しなかったそうで。 眞子さん、小室さんの11分間の会見をたまたまPC開けていたもので、しっかり見てしまったのですが、「あれあれ、これは大変だ、またネットで大騒動になる」と思った通り、国民の理解どころか、大反発を呼んでしまったわけです。あれは、失敗でした。もう少し、穏やかにできなかったものか。 小室さんの母親さんと元婚約者さんとの金銭問題、というのが大きく話題になりましたが、表向きはともかく、国民が一番モヤモヤとしていたことは、むしろ「なんで小室さんは、ホイホイとNYの大学に留学でき、全額免除の奨学金も得られ、生活費の援助も受けられちゃうの」ということだったのだと思うのです。 ただそれは「小室さんが優秀だから」と主張されれば、「はあ、そうなんでしょうが・・」と黙るしかない。私達、小室さんがいかに優秀なのかどうか、知りませんしね。ただ、モヤモヤする。 例えばですよ、内親王が「私が結婚を決めたお相手はとてもりっぱな方で、アメリカに留学して弁護士になることを目指しています。応援してさしあげたいのですが、皇族としてそれは出来ません。先生、どんな方法があるのか、アドバイスいただけますでしょうか」と一言、実力者に問合せすれば、それを知った周囲は大慌てで動きますよね。 ・・とそんな想像もしてしまう。だって、どう考えたってフツーならそんな簡単にアメリカに留学なんて出来ませんから。 しかも、特待生扱いで。そのモヤモヤが溜まっている中でのあの会見は、当然、火に油を注ぐような結果となったわけです。 そして今回の司法試験不合格。「ちょっと、いい気味」と世間が感じたとしても、それは止むを得ないことでしょう。 当の小室さんとしては、辛いでしょうね。世界中の人に「不合格」だったことが喧伝されたようなものですから。 ただ、私は小室さん・眞子さんカップルには、「不合格」の結果はむしろいい風になるのではないかと考えます。少なくとも「彼らだけいい思いをして」という世間の風当たりを「おいおい、大丈夫か、お二人は」と和らげることにはなった。少しだけでしょうが。 小室さんは、ここで大いに頑張って二月の再試験で是非とも合格していただきたいもの。世間の空気は「頑張ったんでしょう、よくやった」とガラリと変わるのではないですかね。 若い二人です、挫折、大いに結構。未来に向けてガンバレです。
2021.11.01
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買い物に行こうと、玄関口に立ったら、3歳になったばかりの孫に、「マシュク、忘れないでね」と言われてしまいました。 大丈夫、ちゃんと持って行くから、と答えたら、「マシュクしてないとお店の人が、困るから」ですって。夏に長瀞に行った時は、お子さんも出来ればマスクを・・とバスの運転手さんに言われて、でも、ガンと聞き入れなかった子が、いつの間にか、どこで覚えて来たんでしょ・・とびっくり。 「偉いねぇ。ちゃんと知っているんだね」と褒めたら、「だって、もうシャンサイ(3歳)だから」と。 「そうか、もう三歳なんだから、ウンチもちゃんとトイレで出来るようにならないとね」と言うと、悲しそうにうなだれて、「だって、まだ、シャンサイだもの」ですって。 しかし、三歳の子が「マスクをしなくちゃ」と真っ先に思う世の中って、やっぱりどう考えても異常です。 異常だけれど、なんだか生活に密着してしまった気配がある。 急激に感染者数が減少している今も「マスク着用で」とメディアはうるさく目を光らすし、メディアに言われなくたって、日本人の我々は、マスクなしで出歩こうなんて、思いもしなくなっていますよね。 一億総マスク生活を異様と思うよりも、マスクをしていないと、すでに落ち着かなくなる体質になっているのではないか・・。 化粧しなくても出歩けたり、ほうれい線が見えない分、若く見えたりもするし。冬に向かって、防寒の効果もあるし・・ってんで、マスクのメリットもないわけじゃないし。 TVで、感染症の先生が「マスクは、パンツと同じと考えてください。パンツを穿くのを忘れないように、マスクも忘れずに」なんて言ってましたが、もしかすると、この先ずっと、私達はマスクしたままの社会でいるのかもしれない・・と最近、心配になってきています。 やはり、どこかで「これは異常事態なんだ」と意識していないと。マスクなしの生活が再び戻ることを祈るばかりで。
2021.10.25
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小室圭さんが秋篠宮邸へご挨拶に行った、と大騒動です。どうやら報道陣は小室さんのマンション前で早朝から待機していたようで、「小室さんが、現れました」と興奮気味でレポートしていましたね。家を出たのは7:47分だそうです。 それが、どうした・・って印象だが。 で、お昼には秋篠宮邸の出口でまた大勢が待ち構え、ワイドショーは実況中継をすべく、いまかいまかと時間つぶし。 一体、テレビ局の連中は、小室さんを追いかけることで、なにを視聴者に届けようと考えているんでしょ。 何時間も、一青年が出て来るのを待ち構えて、報道陣も空しくならないんでしょうかね。ご苦労なこっちゃ、ですよ。 お二人は26日に記者会見すると言っているのだから、それで十分。結婚前のお二人が会おうが、何をしようがどうせ、お忙しいのでしょうから、ほっとけばいいのです。ところで、昨日、小室さんのマンションに、美容師さんが出向いたようだ・・とニュースになってました。今朝、きれいに髪をカットした姿で現れたので、ああ、お家でカットしてもらったのね、と万人が理解したわけですが、そういう美容師さんのこと、どこから漏れたんでしょうね。 美容院の人が、知らせたんでしょうか小室さんの友人関係から漏れたんでしょうか小室さん、宮内庁の人から「カットして来て下さい」とクギ刺されたんでしょうね。実に垢抜けた感じになって、きっと腕のいい美容師さんなんでしょう。それ相応のルートで、依頼が行ったのでは まあ、それだって、一青年のプライベート。ほっとけばいいことです。この騒動、当分続くのでしょうかねぇ。テレビにとって、貴重な視聴率稼ぎのネタなんでしょうね。でも・・世の中、もっと報道すべきことは山ほどあるでしょ。なんかねぇ・・です。
2021.10.18
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岸田政権が誕生して、世の中は一挙に選挙モードになってきた印象です。衆議院議員の任期が迫っていたのだから、選挙突入は自明のことなのに、想定より1週間前倒しになったと、メディアも野党も大騒ぎ。準備しておけよ・・じゃありませんか。 政権がスタートしたばかりですでに政権批判の記事が多いのも、新政権の支持率が低いと、メディアがやたら嬉しそうなのも、あちこちの党首が、景気よくばら撒き政策を公約するのも、全て選挙シフトに入っている、ということなんでしょうね。 財務省の事務次官氏が文芸春秋に「日本の財政はばら撒いている余裕は全くないんだ」という話を寄稿していて、まあ、そうなんだろうな、とは思いました。 コロナ禍になって二言目には「補償しろ」と大合唱ですが、それも大事だけれど、正直、どれだけのお金が飛んでったのよ・・と怖くなります。その分は必ず、税金という形で我々のところに降りかかってくるわけですから。 さて。衆院選の行方はどうなるのか新政権になった勢いで、自民党大敗はないでしょうが、立憲と共産党が協力してどれくらい票を伸ばせるのかなにしろ、彼らにはメディアが付いてますからね。この先、自民党側にスキャンダルでも出て来れば、どうなるか分からない。 税金を使わない、国民が歓迎する政策をここで、エイと出せば、与党有利になるのにねぇ・・と思うわけですよ。 そんなのあるのか・・あるんです。レジ袋有料化を撤廃する。 そもそも何でレジ袋を有料化にしたかというと、総務省曰く「有料化をきっかけに(レジ袋以外のものも含めて)使い捨てプラスチックに頼った国民のライフスタイル変革を促していくことである」なのだと。 つまり国民はどうも、プラスチックの環境汚染に対して意識が低い。レジ袋を有料化にしたところで、環境保全効果は低いが、頭の悪い国民に不便を強いて、少しは覚醒させようじゃないか・・って政策なわけで。随分と国民を小ばかにした話なんですよね。 言っちゃあ何だが、永田町界隈の、日常の買い物なんかしていない連中より、一般庶民の我々の方がよほど、環境問題を考え、頭を悩ませていますぜ。 レジ袋有料化に伴い、デパートでは紙袋までお金を取るようになり、でも、世の中のプラスチック容器が減る様子は全くなく、我々は薄汚れたエコバッグに、肉も魚もお弁当も新品の下着もいっしょくたに突っ込み、家に戻れば、わざわざ別途購入した袋をゴミ箱用に何度も使い直す・・プラスチックは減らず、国民はストレスを溜め込み、生活はぐんと不衛生かつ不便になっただけ。 自民党の環境大臣が決めたことを覆すのは、やりにくいでしょうが、「環境保護と利便性とのバランスを考え、より効果的な政策に移行するため」とか言って、レジ袋有料化を止めれば、少なくとも9割の国民から拍手喝采、歓迎され、票の行方にも大きく影響すると思うけどね。私が総理なら、やってみるけど・・と思いつつ、昨日も有料のレジ袋に苛立ちを募らせ、ストレスをため込んだのでありました。
2021.10.10
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埼玉県が、エスカレーターの歩行禁止条例を成立させたのだとか。 ・利用者の義務(第5条) 立ち止まった状態でエスカレーターを利用しなければならない。 ・管理者の義務(第6条) 利用者に対し、立ち止まった状態でエスカレーターを利用すべきことを 周知しなければならない。 条例なので罰則規定はないですが、大野知事自ら、チラシを配って歩行禁止をアピールしたそうです。 正直、「ちょっと、ちょっと」という事案だと思いましたね。あの『レジ袋有料化』と同類の「使用者の利便性も実態の多様性も一切無視したきれいごと」としか思えない。 エスカレーターが出来て以来、私達は「片側は急いでいる人のために空けておきましょう」という価値観でやってきたわけです。すっかり身に付いてしまって、二人並んで、という意識がない。 かつ、ほぼ全部のエスカレーターが、2人並ぶには狭く設計されていて、友人や家族でも、きゅうくつで並びにくい。赤の他人と並んで乗る・・のは、皆さん、凄く嫌だと感じるはず。せいぜい、並んで乗るのは熱々の恋人か、小さな子供とぐらいでしょう。 そういう現実の下で、「エスカレーターは立ち止まって」なんて行政に命令されたら、確実に一人立ちとなって、効率悪く、行列が出来てイライラが募るに決まっている。 そもそも、エスカレーターの事故というのは、そんなに多発しているのか と調べてみると、歩行中につまずいたり転倒したりした事故は平成30年からの2年間で全国で1550件(日本エレベーター協会調べ)。 つまり1年でその半分の775件。「エスカレーターをめぐる事故は全国で相次いでいて」と解説がありましたが、全国の交通事故数が30万9000件数(2020年)と比べると、そんなに深刻な事態なのか、疑問です。 私はせっかちなんで、ほぼエスカレーターは右側(関東なんで)を歩いて昇る派なんですね。もちろん十分気を付けているし、前の人が荷物を持っていたりで、空いている幅が狭い時は、後ろで待機して無理して横を通らないし、走ることもない。これまでエスカレーターに乗っていて、事故が起きたことも、危険な目に遭ったこともないし、危ない、と感じたことすらない。何十年と乗って来て・・ですよ。 そういう人が大半なんじゃないですかね。エスカレーターに乗る時、人には様々な事情があるし、状況だって様々。急いでいる場合もあるし、性分もある。ほぼ誰も乗っていないエスカレーターを運動と効率を兼ねてゆっくり昇ったところで、何の問題があるのか一律に「立ち止まって」と決めつけるのは、あまりに僭越ではないでしょうかね。 「エスカレーターの事故が起こっています、皆さん、十分気を付けてお乗りください」と注意喚起すればいいだけのことではないか。 なんか、ちょっとクレームが来ると(そういうことがあったからの条例なんでしょうから)、すぐ規制に動く最近の風潮はお互いを生きにくくするだけだと思いますけど。 埼玉県の動きが全国に広がらないことを願うばかりです。
2021.10.02
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小室圭さんがNYから帰国して、メディアは大騒ぎだ。Yahooを開けたら、ニュースの9割が小室さん関係になっていて、ドン引きしてしまった。 日本の総理を決める自民党の総裁選が目前に迫り、緊急事態宣言が、ようやく解かれるかもしれなくて、中国の巨大不動産会社が倒産し、北朝鮮はミサイルを発射し、台風が近づいている時に、小室さん一色『小室さん、成田に到着』と着陸するJAL機がTVの画面に大写しになった時には、呆れてひっくり返りそうになってしまった・・。 何なの、日本はじゃないですか。 どこのスポーツ紙だったか、記事の最後に、「日本国民は当分小室さんに目が離せない」とまとめていましたが、食いついているのは、メディアだけでしょ・・と思ってしまう。 もう少し、放っておいてあげればいいのに。犯罪者ではない、一般の一青年でありましょうに。 まあ、メディアも、総裁選にはすでに飽きちゃったし、ミサイルも中国問題も、一般庶民の興味をひかないし。ロン毛・ポニーテールになって大きく変貌した小室さんは、かっこうの話題なんでしょう。 もし、小室さんが演出効果で、狙ったとしたら、それは、もう、見事でしかない。 小室さんのロン毛に「コロナ禍で理髪店にも行けず、お金もないんでしょう」と同情するコメンテイターもいましたが、おそらくそれは、間違いですね。 後ろを良く見ると一部刈り込んであって、ちゃんとしたプロの手を経ているのが分かる。印象が大きく変貌したのは、眉毛の形が変わったからで、眉もちゃんと整えて貰った形跡がある。どうやら「今流行りの並行眉」というものらしく、そうすると、彫りが深く見えるんですって。 つまり、小室さんは強い意思を持って、あれをやっている。木村太郎氏が「NYのエリートの流行です」と解説していましたが、批難轟々の中で大学を卒業し、大手法律事務所に就職も決まり、「どうだ、俺はお前らザコとは違う」と眉と髪型で主張しているのじゃないか。彼なりの意地の見せどころで。 ここまで来たら、もう、いいんじゃないですかね。眞子さんと、どうぞお幸せに、と言ってあげても。確かに、NYの大学にスイと奨学金授与で入学出来たいきさつとか、私も不審に思うことはありますが、法学部も出ていない青年が、3年間、ともかく勉学に励んで、NYの弁護士資格を得るまでになった。そこは立派です。ようやく30になる青年が、逆風が吹き荒れる中、とりあえず頑張りましたよ。母親さんの元婚約者との金銭問題も、赤の他人がヤイノヤイノ大騒ぎすることではないし。 私はそれより、「並行眉は、彫りが深く見える」に注目しましたね。やってみようかしらん・・と。当分、マスクが外せない世の中ならば、効果はあるかも、です。
2021.09.28
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私は「本当に」を連発するコメンテイターは信用しないし、やたら「しっかりと」を口にする政治家も信用できないし、「議論が必要」は政治家の逃げだと考えているし、「国民的人気」というメディアの枕詞は怪しい、と思っています。 総裁選が盛り上がっていて、菅総理にはお気の毒だったけれど、これで政権交代は起こらないとほっとしています。あの民主党政権時代の再来だけは、御免被りますからね。 4人の候補者の政策を興味深く聞いていますが、気になるのは報道する側の、「さりげない世論誘導」作戦でしょうか。どうやら、ほぼ全部のメディアが河野太郎さん推しらしい。 河野さんには「国民的人気」の石破氏、進次郎氏が付いていて・・となにかというと、二人の映像を流したがる。 石破・小泉のお二人、国民的人気でしたっけすっかり記憶の彼方ですが、1年前の総裁選の時も「国民的人気の石破候補」ということで、メディアは総出で石破さんヨイショをしていましたっけ。結果は、党員票だって、そんなに集まらなかった。 小泉進次郎氏だって、メディアでは人気なのかもしれませんが、一般国民から見れば、レジ袋有料化を決めて得意になっている大臣、でしかない。あの方は「レジ袋有料化でプラスチックゴミが減るとは思っていない」が「これは、環境問題への意識を高めるため」だと我々をバカにした発言をして、国民全部に不便を押し付けた張本人ですよ。その人が、どうして「国民的人気」であり得るんでしょう。 でも、メディアは「国民的人気」だと言い張る。河野さんも「世論調査では圧倒的・総理に相応しい候補」だと。なんですか、この空気だけで相応しいかどうか、決めようとする姿勢は世論調査ってマッチポンプのところがある。メディアがたきつけ、誘導されて数字になる・・という。 昨日のTBS『ひるおび』でも、4候補を取り上げていましたが、いつも同じ「政治評論家」に、河野氏有利を語らせ、小泉さん、石破さんが河野さんを推す電話をかけまくる映像を流し、「国民的人気のお二人から電話が来たら、そりゃあ、喜んじゃいますよね」とか言っていた。 こういうやり方って、不公平じゃないですか。我々、大半の国民は投票権がないですが、影響力あるTVが、例えワイドショーでも、こういう姿勢ってのはどういう裏があるんだろう・・と疑ってしまう。 もう一つ感じるのは「なんとなくある女性候補蔑視」でしょうか。「女性の時代」とか言いながら、本音では「女に総理大臣が勤まるわけがない」と信じている報道側の姿勢が伝わってくるような気がしています。 「高市さんは安倍さんがバックにいるから推薦者が集まっただけ」「野田さんはどっちみち、泡沫候補」という理屈をつけていますが失礼な話で。どちらも大臣経験のあるベテラン国会議員であるわけで、河野さん、岸田さんと比べて、引けを取る立場ではない。かつ、実際政策を聞いていれば、男性陣よりよほどブレずに、勉強している。 以前、小池百合子さんが立候補した時は、政策のあやふやさに、「こりゃ、ダメだ」と思いましたが、方向性は違っても、高市・野田二人の信念は、しっかりしてますよ。 ここで思い切って女性総理を誕生させてみたら日本の世界へのイメージも、大きく開けると思いますけどね。ま、そんな胆力も度胸も、日本を牛耳るオジサマ達にはないでしょうけどね。
2021.09.22
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9.11のアメリカ同時多発テロ事件から、20年だそうです。20年なんて、あっという間に過ぎてしまうものだと、多くの人が感慨深かったのではないでしょうか。 20年前のあの日、私はベトナムのホーチミンにいて、休暇で日本に帰国するタイミングでして、真夜中の便に乗るため、(ホーチミンから日本へ向かうANAもJALも、真夜中出発でしたから)部屋でスーツケースに荷物を詰めていたのでした。 TVでは国際ニュースが始まって、NYの貿易センタービルから凄まじい黒煙が出ていて、一体、何事が起ったのかと見ていたら、画面に飛行機が現れ、なんと隣のビルに直撃した・・世界はどうなってしまったのだと、身が竦みましたね。 それでも予定通り空港に行って、全世界で飛行機は飛ぶのだろうか、とロビーの空気もピリピリしていて、飛行機に乗れたあとも、ライフルを抱えたテロが、今にも現れるのじゃないか、としばらくは身構えていましたっけ。 あれから20年が経過して、アメリカはアフガニスタンから逃げるように撤退。追放したはずのタリバンが、再びイスラム原理主義の施政を敷こうとしています。 なんとも空しく、アメリカの占拠は結局無駄だった、という判断になるのでしょうが、少なくともこの間で女性達が教育を受けられた、強い女性達が育って来た、とそこは評価していいのではないか。彼女達が、今後、イスラムの男達の固い頭を、変えていければ・・。そこに期待したいですね、厳しいですが。 それにしても、他国を武力で侵略する空虚さを、アメリカは改めて身に染みたのではないか。 旗印に「正義」があったとしても、他国への侵入は、お金を無駄にし、命を無駄にし、憎しみを産むだけなんですね。日本も過去の戦争で、ほんと、愚かなことをしましたが、他国に押し入って、価値観を変えようなんて、考えないことです。 と20年後の9.11に、しみじみ確信した次第。あの国とかこの国とかの施政者も、そう考えてくれればいいですけど。
2021.09.14
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急転直下、菅総理が退任を表明しました。政治の世界は一瞬先は闇というけれど、それをまざまざと見せられたこの数日でしたね。菅さんには「お疲れ様でした」と心からお伝えしたいです。退任、正確に言うと総裁選不出馬宣言の理由として、「コロナ対策に専念(当人は専任といっていたけど)したい」を挙げたことに、左派系の人達は「そんなのおかしい、無責任だ」と批判していますが、そりゃあ、「万策尽きた」とは立場上、言えるわけがない。「任期満了までコロナ対策は責任もってやります」という意思表示だと、どうして好意的に取れないんですかね。 この1年、菅さんへの風当たりはもの凄く強かった。何をやっても「後手後手」だと非難され、都がやるべき懸案でも「政府はなにやっているんだ」と非難され、ワクチン接種だって、かなりのスピードで進んでいるのに、「遅い」「トラブルばかりだ」と言われ、感染が拡大すると、「オリンピックを強行したからだ」と非難され、二階さんに呼ばれて、ちょこっと宴会に顔出したら、国民への裏切りだと総攻撃され、挙句の果て、「目が死んでいる」「国民に寄り添っていない」「発信力がない」「原稿を棒読みだ」「質問から逃げている」と言いたい放題言われ、よくぞ耐えて来られたな、と気の毒でした。 確かに、長いコロナ禍で、国民としては国はもっと鮮やかに対処してよと苛々をぶつけたくなるのは当然なのだけれど、法律の縛りがある中、誰がやっても、こんなものだったと思いますよ。菅さん達は、一生懸命、それなりに頑張られた。 オリンピック開催だって、開催したら確実に感染拡大が起こるだろうと私も心配していましたが、国のリーダーであるならば、そう簡単に中止にするわけにはいかないのは、常識として分かる。「止める方が楽なのに」ときっと思いつつ、マスコミ・世論総攻撃の中、よく踏ん張って開催にこぎつけ、そこそこ無事に終わらせたと思います。 今になっていろいろな人が言い出していますが、菅政権の1年で、ケータイ料金を値下げさせ、デジタル庁を作り、原発の処理水廃棄を決断し、学術会議にメスを入れ、不妊治療を保険適用にし・・等々成し得たことは多々ある。 もちろん、もどかしい印象はありました。なんで、こんなところで間違えるかな、というのもあった。でも、客観的に分析すれば決して、「無能内閣」ではなかったはず。 では何故、こういうことになったのか偏に、朝から晩まで政権批判をし、菅さんを無能・非人間扱いしたメディアがあった。そして、それにホイホイと乗せられた多くの大衆がいた、ということです。 メディアは、菅さんを引きずりおろしたかったのでしょう。一説に、電波オークション導入を阻止したかった、というのが聞こえてきます。ともかく、日本のテレビ界はいまだに「反自民」「反保守」で、「立憲びいき」ですもんね。さらに菅さんの場合、叩き上げ、サラブレッドでない、というのがあった。世襲を批判するわりに、血筋だの名門などが大好きなのが、メディアです。 そして、大衆と言うのは、ペラペラしゃべって派手なパフォーマンスが得意な人に、だまされ、期待するものなんですね。反対に地味で口下手だけれど、コツコツ地道に仕事をする人を、「華がない」と見くびる傾向がある。都知事選の時がそうでした。ヒットラーは、演説が非常に上手だったと言われています。大衆は彼の演説に熱狂し、あの愚かな展開へと突き進んだわけです。「発信力」なんてのには、よほど注意した方がいい。 しかし、菅氏撤退は残念ですが、菅さんの政治生命を考えたら、賢明な選択だったのじゃないかとも思います。このまま総裁選衆院選と進んで玉砕したら、もう二度と立ち上がれなくなってしまう可能性もありましたから。 ゆっくり休まれて、再起を期待したいところです。
2021.09.05
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総裁選を前に、自民党がすったもんだしているようです。メディアも、アフガンのことなど終わったかのように、政局分析に、かまびすしい。BSの各国ニュースを見る限り、世界はいまもアフガン情勢に大注視なのにね。 でも、確かに政局というのは、面白いものなんですね。岸田さんが二階幹事長降板を、総裁選立候補の政策に掲げて、「なるほど、これはいい点を突いた戦略だ」と見ていたら、案の定、岸田株が一気に上がり、すると、菅さんが、すかさず二階さんに引導を渡し、なんと二階さんは受けたという。おうおう、菅さんもやるじゃない、しかし、この裏にはきっと何か、あるわよね、と面白がっていたら、突然、「9月に解散」のニュース。ええ~ そんなこと、やるのかいね と不思議に思っていたら、翌朝、菅さんが「こんなコロナ禍の状況でできるわけがない」ときっぱり否定。その通りなんだけれど、じゃあ、昨夜からの報道は何なの じゃないですか。 今日になってTV朝日のモーニングショーでは、菅総理はすっかりその気になったのだけれど、小泉さんが、「それはいけない」と止めに入り、安倍前総理も「総裁選はやるべき」と電話して諫めた・・と詳細に解説していました。すっかり「暴挙に出た菅さんを皆が抑えた」という見解。 YAHOOに上げられた新聞記事でも、『菅さん首相は8月31日、二階俊博幹事長と東京都内の衆院議員宿舎でひそかに会談。自民党関係者によると、首相が9月中旬に解散に踏み切る可能性を示唆したところ、二階氏は「首相の判断ですから」と話したという。衆院選は「10月5日公示、17日投開票」との情報が駆け巡った。だが、一夜にして首相の「延命解散」には待ったが掛かった。(中略) 関係者によると、安倍晋三前首相は8月31日夜、「総裁選はやるべだ」と首相に電話で伝えたという。小泉進次郎環境相も「解散をして総裁選を先送りすれば、首相も自民党も終わる」と直接首相に進言したという』・・とありました。 ねぇ、誰がペラペラそういうことを記者に漏らしているの菅さんの側近 記者が扉に耳を当てて盗み聞きしているわけ安倍さんと菅さんの個人的だろう電話での会話を、一体、誰が聞いて、そこら中にいいふらしているわけ どういう世界なんでしょうね。 ま、しかし、9月に解散というのは、いかにも悪手で、そんなことをやらかしたら、菅さんの評判はさらにガタオチで、自民党候補は総倒れ、報道通り事実であれば、殿、ご乱心 の範疇でしょう。 でも仮に、メディアと一部の反・菅派の人たちが、あることないこと、言いふらしたとしたら・・これは怖い話です。十分に菅さんの足を引っ張ることに貢献しましたからね。 メディアが碌に確かめもせず、平気でいい加減な情報を流すのは、すでに日常になっているので、TVも記事も信用できませんが、だからこそ、本当のところ・・を知りたいですよね。 それにしても菅さんは、「持っていない」というか、運がないというのか、この1年、やることなすこと、悪い結果にしか、ならなかった。 Gotoを始めたら、途端に感染拡大して、「安心安全」と言い続けたオリンピックの直前に、感染爆発が始まってしまって、せっかくワクチン接種がかなりのスピードで進んだのに、デルタ株なんかが出て来て制御できなくて、何か言うと、大事なところで言い間違いをしてしまうし、おひざ元の横浜市長選では、今のこの最中に「コロナの専門家!」を名乗る対抗馬が出て来てしまうし。 昨年秋の、就任直後、支持率が高かったあの時期に、解散しておけば・・としみじみ後悔しているのではないか 菅さんとしては、誰が総理でも抑えられなかったろうコロナのせいで、わずか1年で総理の座を下ろされるなんて、とんでもない・・との気持ちが強いのでしょうけれど、ここまで来てしまったら、もう、腹を据えて、開き直るしかないのではないか。 菅さんが自信を無くし、世間の動きに右往左往し出したのは、昨年暮れのGoto政策を撤回した頃からで、結果、全てが裏目裏目に出るようになった気がします。 人間、信念を見失ったらダメなんですよ。 ワタシなんぞが、アドバイスできることではないですが、世間の空気や世論調査に狼狽えず、小手先の人気取りで、打開しようなどとも考えず、「私は口下手です、器用でもありませんし、目力ももない。でも・・」と堂々とご自身の信じる政治の在り方、国のあり方を表明し、これでどうだと示してみては 案外、それで道が開けるかも・・と外野から思うわけですが。
2021.09.02
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分科会の尾身会長が、IOCバッハ会長再来日について、「挨拶ならリモートで出来る、あの方は銀ブラまでしたんでしょ・・」と怒りの会見をした、とメディアが大喜びで報道していましたっけ。 国民感情としては、そうでしょう。でも、バッハ会長が一人、再度日本に来ようが、感染拡大にはつながらない。我々庶民が感情的に「けしからん」「許せん」と怒るならともかく、コロナ対策の科学的判断の頂点であるべき人が言っちゃあ、まずいんじゃないか。 政府との間に、何かしらの軋轢があるとしても、分科会は、あくまでも「科学データに基づいた判断」で発言してもらいたいもの。 少し前、知事さん達が「ロックダウンを」と声を揃えていましたっけ。でも「ロックダウン」と言いながら、具体的に何をどうするか、という提示は何もなかった。具体的なイメージがそもそもないのでしょう。このレベルのロックダウンをすれば、経済的損失がどれほどになり、でも、それを何日続ければ、感染はこれだけ抑えられる・・という数字やグラフを出せる人も、一人もいなかった。 つまり、言うだけ。「私は言いましたよ、感染対策への危機感をガンと出しましたよ」という政治家としてのアリバイ発言でしかなかった。政治家はそんなもの、と言ってしまえば、それっきりですが、仮にも地域の行政の責任者であるならば、パフォーマンスでなく、現実的な策に頭を使うべきです。 おそらく誰がやっても、抑えられなかったろうコロナ対策の全てが今や「菅総理が悪い」と決めつけられて、少々、気の毒な感じがします。冷静に判断すれば、ワクチン接種はかなりのスピードで進んでいるし、オリンピックも、まあ、取り敢えず無事、終了させた。この感染爆発と言われている最中ですら、アメリカやイギリス、フランスよりは日本の感染拡大は、まだ、抑えられている状況ですし。でも、そういう数字的な判断は、メディアも国民感情もしてくれないわけです。「目に力がない」「棒読みだ」「発言に心がこもっていない」と怒りの矛先は、非常にあいまいで感情的な当人の印象論ですものね。 メディアも、ワイドショーなんか、さかんにグラフや表を示して、「専門家」とされる医者なんかを呼んで、いかにも科学的に分析している風を装っていますが、自分達が持って行きたい方向に都合がいい数字だけ並べ、都合が悪いものには、触れないし、センセーショナルな方向へ、持って行こう、行こうとしてますよね。 感染者数が「同じ曜日の過去最大になった」と大騒ぎし、1週間前より減ると「重症者数が過去最大に」といい出し、「安心できる状況では全くない」と医者に言わせて、ほらどうよと得意になっている。 なんだか、一億総・非科学的になっていませんかね。それは日本が「科学教育」に力を入れてこなかったせいでもあるし、世の中の判断というのは、科学や数字や法律だけで決められないことが多いのも確かではありますが、こと、ウィルス対策というのは、科学的データに基づいて、判断しなくちゃ、誤るのではないか。 人ってのは、疲れて来ると、冷静な判断が衰退するものですが、まずは、専門家、分科会の先生方に、改めて、ポピュリズムや、ご自身の政治的立場や、売名に走らない、冷静なデータに基づく判断をしていただきたい・・と思うばかりですよ。
2021.08.27
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コロナに感染中の千葉県柏市の30代の妊婦が、当人は軽症だったものの、腹部のはりや出血等、早産の兆候が起こり、管内の医療機関に受け入れを依頼したが、いずれも「受け入れられない」との回答で、妊婦さんは自宅で出産。残念ながら新生児は死亡したというニュース。この件に関してどこの記事も、「コロナ患者の病床不足で、結果、自宅出産せざるを得ず、男児死亡」という感じの書きっぷりなんですね。コメント見ても「医療崩壊だ」「国が悪い」「菅総理のせいだ」とヒステリックになっていますが、現実は少し違うのではないか。 いろいろ記事を突き合わせてみる限りでは、どうみても早産の兆候です。つまり、産婆さんか、産科の医師が対応すべき案件だったわけです。 当然、ずっと受診していた産科医があったはずですが、そこからはきっと断られた。保健所が、あちこちあたってくれたようですが、どこも受け入れてくれなかった。その当たった所は、どういう医院だったのか 当然、産科関連でありましょう。 結局、自宅出産になったということですが、一人で出産したのか誰か産婆さんか産科医が立ち会ってくれたのか そこの情報が、どの記事にもないんですね。記者さん達は、そこすら調べていない。 コロナに感染していた妊婦さんは妊娠8か月だったそうです。8か月なら、早産でも死産のリスクは低い。ちゃんとした医師が処置してくれれば、十分助かる命だったはず。 「新型コロナウイルスに感染した妊婦の出産は、 感染対策のために帝王切開や赤ちゃんの隔離などの処置が必要で、 対応できる病院が限られているために、入院調整が困難なケースがみられている。」 とある記事にありました。 確かに、そういう現実はあるのでしょう。 でも、ことは早産の処置です。コロナで重症化して、ECMOを使うというような、 特別な知識や特殊技能を必要とする医療行為ではない。 かつ、医療従事者は、コロナ対応関係者であってもなくても、 皆さん、早期にワクチン接種したんですよね。 だったら医療用マスクや防御服などで感染対策さえできれば、十分、対応できた案件ではなかったか。 どの記事を読んでも、これ以上の詳細が分からないので、 私は間違っているかもしれません。 普通の産科医は、コロナ感染者の出産に立ち会ってはいけない、 なんていう法律があるのかもしれない。 しかし、それでもどうにも腑におちない、 手を差し伸べる医者はいなかったんでしょうか。少々、人間不信です。
2021.08.19
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女子ソフトボール代表投手・後藤希友さんが表敬訪問した際、名古屋市の河村市長が彼女の金メダルを手にし、「いやぁ重てえなぁ」と言いながら、突然マスクを外してガブリとメダルにかじりついた・・という事件。事件とはいえないけれど、ほぼ事件並みの扱いになった行為。その後、ネットでもテレビでも大問題となり、「人としてあり得ない」とまで罵られ、河村市長は謝罪、金メダルを交換するまでに至ったようです。 いつから始まったのか、メダルを獲得した選手がメダルを噛むシーンが、もてはやされるようになりましたよね。 正直、アスリートが勝ち獲ったメダルを噛んでカメラの前でポーズをとることですら、「何やってるんだか」的感想しかなく、いい印象を持てないんですが、河村市長の場合は、いい年したオッサンが、ハンバーグにでも噛みつくみたいにガブッとえげつなく、唖然とするくらい絵にならないものでした。 百歩譲って、アイドルのかわいい女の子が「わぁ、私、一度やってみたかったんですぅ」とか甘い声を出して、人さまのメダルをかわいい口で軽くカチッと噛んだと言うなら、周囲もメディアもネットも皆、喜んじゃったのかもしれませんが、オッサンがそれをやると、醜悪でしかなかった。 なんで齧りついちゃったんでしょ。 メディアのカメラがある中でのこと。おそらく河村さん的には「これで話題になろう」と計算したのではないか。知事リコール騒動で、なにかと評判を落としていましたから、ここで話題になって、露出を増やし名誉挽回「市長もメダルに感激」なんて見出しになることを期待したのではないか。 この件、最大の落ち度は、一番肝心な「そういうことをオッサンがやると汚らしいだけ」ってことに、まったく気づかなかった、ということでありましょう。 ウケるはずが、批難の嵐になってしまった。昨年秋、就任早々で、まだ支持率も期待も高かった菅総理がネットテレビかなにかに出演し「ガースーです」と嬉しそうに自己紹介した。ご当人は、これはウケるだろうし、好感度アップに繋がる・・と計算したのでしょうが、逆に世間からシラけられ、評判はガタ落ちになってしまったわけです。あの件と同等の、オッサンのやりがちな失敗だったわけです。 独断ですが、オッサンは「ウケよう」なんて野心を持ってはいけないのです。同時に、調子に乗ってはしゃいではいけない。ほぼ九割九分、失敗します。何故なら、オッサンは絵にならないし、はしゃぐ姿は痛いだけ。彼らが考えつく「ウケ狙い」はほぼ、誰もがお見通しで「そういう低次元のことをやらないでよ」と密かに願っていたりするからです。 じゃあ、オッサン世代はどうすればいいか。淡々と己が成すべきことを、実直にやるだけ・・なんですね。 ・・と他人事のように言ってますが、オバサンないしバーサマも同様なんですね。社会はオバサマには、やや優しいですから、批難轟々とはなりませんが、その分、冷ややか~な視線を浴びることになる。 私達は河村市長の失敗から、改めて学ばなくてはいけません。いい年して、はしゃいではいけない。若い層や世間にウケようなんて思ってもいけない。存在自体が、すでに「きれい」ではないことを自覚しなくちゃいけない。 年を積むということは、なにかと大変で哀しいのだと、痛感する昨今であるのです。
2021.08.13
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コロナの感染が「桁違いに拡大している」、それはデルタ株の感染力のせいだと、今見た、東京都の記者会見で都知事と専門家の先生が語っていました。飲食店以外のところでも広がっていることから、より一層のステイホームとワクチン接種をお願いしたい・・ということらしい。 さすがの小池さんもお得意のフリップを掲げることも無く、つまり、最早打つ手なし、ということなんでしょう。 政府の方も、軽症の感染者は自宅療養という方針に変えると発表し、野党・メディア、医師会どころか、与党の先生方や分科会からも総攻撃です。 尾身先生まで「この件は聞いていない」と言い出し、政府の中はどうなっているのでありましょう。 おそらく、政治家先生方は、選挙用の「正義の人アピール」でしょうし、医師会は「世論の批難を受けない」対策でしょうし、尾身先生は、誰かかなんらかの組織によって、背後から煽られているのじゃないですかね。なんだか、最近の発言には、違和感が多い。私から言わせてもらえば「メディアに向かって思わせぶりなことを言う前に、直接、総理や大臣に談判しなよ、分科会のトップなんだから」でありますよ。それっくらい腹が座ってなくて、コロナに打ち勝てますか。 インドで変異種が猛威を振るい出したのは2月頃で、どうも感染力がやたら強いらしいことはその頃から分かっていたはず。素人の私ですら、なんとかここで水際対策を強化しないと・・と本気で心配したものでしたが、それが今頃になって「デルタ株の感染力がぁ・・」とコロナ対策中枢の人間が言うことですかね。もっと以前に対処しなかった、政府も行政も医師会も情けない。 このままだと医療崩壊が・・とまた、大騒ぎですが、近所のクリニックは暇そうですよ。来院の患者は激減しているし、せっかく張り切ったワクチン接種は、ワクチンが届かなくって、なんにも出来ない状態。薬の処方をしてもらいに行くと、「この検査しておきましょう」「ここも診ておきましょう」とやたら最近、診察されるんですね。診療報酬を少しでも増やしたいのじゃないかと疑ってます。そんな開業医の先生方が、国民のために立ち上がり、協力し合ってくれれば、医療現場も軽く、崩壊の危機を避けられるでしょうに。 そもそも昨年末ぐらいからですよね。菅総理が自信を無くし、世間の顔色を窺いながら政策を動かし出したのは。自信がないからフラフラと頼りなげで曖昧で、言葉にも目線にも強さがない。やることなすこと、後手に回る。周囲に優秀なスタッフもいないんでしょう。 一方でメディアは、ここぞとばかり、言いたい放題ですし。 感染者数増大で危機だというより、今の日本の空気の方が、よほど危険です。 この閉塞状態をなんとか乗り切らないと。それにはどうしたらいいのか中国の武漢で療養施設を建ててしまったように、コロナ用大規模療養施設を何棟も作って、感染者にどんどん入所してもらう。それなら、医者や看護師さん達もまとめて診られるし、「自宅で急変して孤独死」問題もなくなり、政府や行政への批難も収まる。「国がしっかり診ます」とぶてば、政府への信頼も取り戻せるかも。お金は掛かりますが、このまま国ごと沈むより、いいわけで。また、自衛隊に頑張っていただくのも一手でしょう。そして、ピークが過ぎたころに、感染者数発表を止める。 少なくとも、清々しい気分にはなるのじゃないですかね。
2021.08.05
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新型コロナの感染者数が、激増しているのだと言う。東京都の感染者も28日、過去最高の3177人を記録したのだとか。 緊急事態宣言下で増大しているのだから、飲食店のお酒提供禁止や、営業時間短縮の政策が、功をなしていない、ということになります。 とにかくメディアと医師会は「大変だ~、大変だ~」と言いたいわけで、感染者数だけに注視していますが、しかし、28日の全国でのコロナによる死者数は8人なんですよね。 重症者数、死者数の推移を見ても、重症者数は若干増加の傾向で、28日現在全国で522人ですが、死者数は、5月ころから比べても確実に減っている。年間130万人が亡くなる日本で(1日平均3560人)、8人ですよ。 ロックダウンを止め、行動の規制緩和をしたイギリスで、目下、感染者数は激増しています。でも、死者数をみると、ずっと「0」が続いている。 ワクチン効果なのか、最早確実に「罹ったら亡くなる死病」ではなくなっている傾向になっているわけです。もちろん現場のお医者さまや、感染症の専門家は「重症化したら大変な病気」「このままだと医療崩壊」と心配しているのでしょうけれど、俯瞰してみると、「フェーズが変わってきている」というのでしょうか、コロナに対する向かい方を、見直す段階に来ているのではないか 実際、シンガポールでは「流行り風邪」扱いにすることに決めたそうですし。 ウォーキングをしていて、西武線の「特急・秩父号」を見ることが多いんです。窓が広くて、座席がお洒落で、秩父って、そう特別メジャーな観光地ではないですが、「こんなのに乗って行ってみたいな」とつい思ってしまう。 その秩父号、ずっとガラガラが続いていたんですね。上りも下りも。ところがこの緊急事態宣言下で、感染者数が激増しているといわれる最近、人がいっぱいなんですよ。ほぼ満席。夏休みが始まって、秩父方面に旅行する人が増えているのでしょう。旅館の空きをみても「どこが業界の衰退なのよ」と思うぐらい、満室だらけ。 スーパーも人で溢れているし、若者はマスク顎にずらして、仲間とつるんでいる。無観客にしたところで、オリンピックが始まれば人々は、どこからか湧いてきてますしね。 これを「気の緩み」だと怒る人もいますが、1年半以上コロナと関わって来て、人々は、コロナとどう接して行けばいいのか、感覚的に分かってきているのではないですかね。政府や自治体やメディアの姿勢とは、裏腹に。 東京近県3県も、緊急事態宣言の要請をするそうです。しかし、それによって、これ以上なにを規制するつもりなのか イギリス、シンガポールを見習え、とまでは言わないけれど、抜本的に、対コロナ姿勢を見直すべき時期ではないか。例えば、ワクチン義務化とか、国挙げて治療薬開発に力を注ぐとか。 ともかく、今のままではいけない。そこだけは、確かなような気がするのですが。
2021.07.29
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東京2020オリパラは、ケチの付きっぱなし、存在自体が貧乏神になっている・・と思っていたら、開会式を明日に控え、開閉会式のショーディレクター担当の小林氏という方が、解任になってしまった。 過去にホロコーストをネタにしたコントをやったことが問題視されたのだという。 同じく、開会式の音楽の担当だった小山田圭吾氏が、つい先日、過去に、障碍者をいじめ、それを雑誌で得意そうに語っていた・・ということが問題視され、ご当人辞退となり、はて、彼が担当していた部分の数分の音楽をどうするのか・・という由々しき事態になったその直後に。 小林氏については、ユダヤ人の人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議の声明文を出し、それが解任の決定打となったようです。 サイモン・ウィーゼンタール・センターが、抗議することは当然でしょう。ただ、小林氏がそのコントをやったのは、98年なんだという。20年以上も前に、うっかり愚かなコントをやってしまった、その事実が開会式目前に、日本どころか、世界を巻き込む大騒動になる、という恐ろしさ。 誰がどういう目的で、動画を探し出し、「ほら、これこれ」と世間に拡散し、騒動の火付けをしたのか 小山田氏がいじめをしたのは、中学か高校時代で、その雑誌に掲載された「いじめ自慢」の記事も10年も前のものだという。昔のことだから、もう、いいじゃない、というつもりは全くないですが、どういう人が、昔の雑誌の記事を探し出してきて、「ほらほら、この人はね~」と騒動の火を点けるんだろう・・とそっちの方も、恐ろしい気がしますよね。 その前に、渡辺直美さんの容姿を蔑視した、と辞任に至った佐々木宏氏騒動も、企画を持ち寄ってのブレインストーミングの場での発言じゃないですか。ご当人が耳にすれば「まあ、失礼ね」ぐらいは思われるかもしれないけれど、当時、女芸人さん3人が子豚のかっこうをして出演するCMが毎日流れていたくらいですから(感じのいいCMでしたが)、国挙げて、「けしからん」「女性蔑視だ」と弾劾するほどのことだったのかいまだに、訳がわかりません。 さらにさかのぼれば森喜朗氏の「女性蔑視発言」。あれだって、森さんご自身はいまだに「僕の発言の何がいけないんだ」「むしろ、褒めたつもりなのに」と内心は思っていらっしゃるのではないですかね。立場を考えれば、用心深い発言ではなかったけれど、多分に言葉の一部が切り取られ、大袈裟に解釈され、恣意的に拡散され騒がれた傾向がある。 もっと見回せば、あのエンブレムの騒動はなんだったのか開会式演出担当だったはずの野村萬斎さんが辞めたいきさつは、なんなのかあのヘンテコなボランティアのユニフォーム、あのヘンテコなメダル授与スタッフのユニフォーム、あのヘンテコな「暑さ除けのかぶる傘」などなどは一体、誰がどうやって選んだのか訳の分からないことが多すぎる。 というより、メディアが口を閉ざして表には出してこない、なにか、背後でドロドロとした悪意が蠢いている・・。 そうとしか、思えないですよね。
2021.07.22
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東京都のコロナ感染者数が1000人を超えた、第五波に入り出している・・と相変わらずメディアはかまびすしい。 しかし、二十代三十代の割合が増えている、ということは、感染しても、軽い風邪程度で済む人が大半だ、ということではないの感染者全体の症状は、一時と変わってきているのではないか 実際、NHKの重症者数のグラフを見ても、5月半ばから確実に減少傾向で、7月14日の重症者数は全国で412人だ。 一億2000万人もいる中で、412人 人の命は大事だ。重症者は後になって増えて行く。最近は、急激に重症化する傾向がある。変異株がこれからどう、広がっていくか分からない・・等々の意見や不安があるとしても、全国的に、会食禁止、飲酒禁止、外出自粛、旅行自粛、無観客、と経済を止め、商売を疲弊させ、交流を制限し、ストレスで一億総ギクシャク状態にすることに明るい見通しがあるのだろうか・・と最近は疑問です。 人と会っても、なるべく会話をするな。外での食事は二人以下にしろ。飲食店ではアルコールを出すな。 これって、異常でしょう。感染を抑えるための1週間、2週間の規制なら、まだ分かるとしても、それが、何か月も続いているというのは、やはり根本的なところが間違っているのではないか。 もう少し、人間らしい生活を取り戻せないものでしょうかね。 アルコールが原因で感染するわけではない。いつも顔を突き合わせている家族で外食したところで、その時、親がちょっとお酒飲んだとしても、感染するわけではない。 会食でマスクを外すことが問題、大声でしゃべることが問題、長い時間、一緒にいることが問題・・と決まりごとのようにTVで解説してますけど、そう言っている番組で、アクリル板が間にあっても、出演者はマスクなしで、ガンガンしゃべり、笑い合って、クラスター起こしてないでしょ。アクリル板があったところで、飛沫は防げないのに。 おそらく日本人は、感染者ゼロぐらいまでやらないと、安心出来ない性分なんでしょうが、この1年半見てきて、それは無理だと分かったわけです。 いくら抑えても外から新たに入って来るし、おそらく、このまま当分、このウィルスは消滅しないでしょう。 だったら、せめて、もう少し人間らしい生活を取り戻す。一律に、これダメ、あれダメ、ああしろこうしろではなくて、工夫次第で、かなり生活の自由度は得られると思うのだけれど。そういう提案をするのが、メディアの役割じゃないですかね。
2021.07.15
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緊急事態宣言が、また発令されることになり、東京都においては、オリ・パラは無観客開催に決まったそうです。東京都が無観客にするなら、千葉や神奈川も同様になるのでしょう。 オリンピックのようお祭り騒ぎをすれば、必ずその後、感染拡大が起こる、と私はずっと心配してきましたが、いざ、「無観客」と決まると、なんともやるせない気持ちになる。 2020オリ・パラ誘致はなんだったんでしょうね。散々、お金ばら撒いて、「お・も・て・な・し」だのと大はしゃぎして、日本開催と決まった時には、天下を取ったみたいに大喜びしてましたけど、国立競技場は作り直すわ、ロゴは盗作騒ぎで再募集、その他諸々ケチの付きっぱなしで、挙句の果てに、コロナで延期。そして開催2週間前に無観客決定。どれだけ無駄なお金を、どぶに捨てたことか。 日本にとってオリンピックは貧乏神でしたね。あとは、せめて無事に閉会式までたどり着いて欲しいところですが、このケチが付いた分、コロナで大モメに揉めた分、分かったこともありました。それが、収穫といえば、収穫かもしれない。 つまり「オリンピックは、平和の祭典だの、スポーツによる希望だの感動だの、勇気をもらうだの、与えるだの・・の鼻に付くきれいごとで厚化粧した、一部の特権階級の、利権がらみの娯楽」だったということが、白日の下にさらされた、ようやく我々庶民にも見えて来た・・ということ。 かつて、ローマ帝国で、貴族たちがコロッセオで、猛獣と奴隷を戦わせて、面白がった、それと同じことが延々と続いていたわけです。庶民は、わずかなおこぼれで歓喜し興奮し、税金と言う名のツケを、そのあとドッと押し付けられることに気付かなかった。 それと同じことが、2021年の今日まで繰り返されてきたわけですよ。「開催させてもらえる」と無邪気に喜んで、日程はアメリカのTV局の都合のまま、猛暑の真夏に決められ、人気種目は、欧米の人達が見やすい時間に設定され、オリンピック関係者という名の、特別扱いの人達のために、国挙げてご接待し、ご奉仕し、なんと、日本の観客は入れないけれど、その人達は、「観客」じゃないので、別枠なんだという。 どこまで、甘く見られているんでしょ、開催国って。 この後、オリパラで掛かった費用は、税金と言う名で、ドーンと我々の生活に襲い掛かってくるわけですよ。どうします 私達。 ま、それが分かっただけでも、一歩前進かもしれない。高すぎる勉強代ですけどね。
2021.07.09
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小池都知事が「過度の疲れ」で公務を休み、入院されました。メディアも世論も「そりゃあ、激務だもの、お疲れもでる」「ゆっくり休養して欲しい」「ペットロスもあって、お辛いだろう」と、小池さん擁護で、なんと朝日の世論調査では、小池都知事指示が56%と出たのだと。 お疲れだろうとは分かる。ストレスも多々でしょう。でも、大丈夫、私ならやれる と都知事に名乗りを上げたわけで。しかも、難しい病気になったわけでもなく、「疲労」でしょ。過労をいうなら、コロナ対策の医療現場の方々は、もっとボロボロに疲れ切っている。愛犬が亡くなったら、愛犬家は辛いでしょうが、しかし、それはそれ。公務に支障をきたしていいわけがない。 これが安倍さんや菅さんだったら、どうなのか疲労ぐらいで入院するなんて、責任放棄。指揮官として失格、さっさと辞任しろ・・と大合唱になっていたと思う。 ある小池さんに近い地方議員さんが「これは小池さんの戦略。きっと週末辺りで、休養期間延長を発表して、投票日まで出てこないつもりだよ」とfacebookで発言していましたが、実際、そうなっていますよね。 そういう風に見る目もある中、しかし「小池さん、お気の毒」「ゆっくり休んで」空気は圧倒的で、批判的な目は「人としてどうなの」と一蹴されている・・。 なんで、世間はこんなにも小池さんに、優しいんでしょメディアとしては、政権批判する大事な駒だから・・という説はあります。そういう一面はあるのでしょう。 小池さんの都政を振り返って、みようじゃないですか。豊洲移転で大騒ぎして「安全より安心」と2年も無駄に開場を遅らせた。その間、どれだけの無駄な税金を使ったか。「築地を守る」と宣言しながら、いまだ一向に、その気配はない。都政のブラックボックスを暴くとか言って、老体の石原前知事達を批難し、百条委員会に引きずり出しながら、結局、なんにも出てこなかった。でも、この件もいつの間にか、なかったようになっている。都政の長でありながら、いきなり「希望の党」を立ち上げて、国政に乗り出した。希望の党が一気に凋落してしまい、今は無かったことにして、知らん顔ですが、あの時、小池氏は都政を投げ出して、国政に乗り出す気、満々だったはず。 コロナ禍になり、それは誰が指揮をしても、収束は難しかったとは思いますが、しかし、小池さんが純粋に感染対策を優先したわけではなく、かなり政局的に行動してきたことは、見えているわけですよ。 そんなこんながあるのに、メディアも世論も、批判はしないし、小池さんに優しい。 華があるから、なんでしょうか 確かにそれはある。華があるより、誠実で有能な方が知事でいて欲しいと、私は思うんですが、人は、見栄えを重視するんですよね。豪胆な雰囲気が好かれているんでしょうか世の中、実務家っぽい人は、なかなか人気に繋がらない。ある女性は「小池さんお洒落で素敵だから」という評価をしていました。確かに、土井たか子さんより、大分、センスはいい。時々、上目遣いで「ウフフ」と笑う、あの顔がオジサマ達のハートをくすぐるのかもしれない。 あれこれ考え、結局思うのは、なにかやってくれそう・・という雰囲気があるからではないか。今回だって、オリパラ中止を言い出せるのは、小池さんしかいないと期待する向きは多かった。田中真紀子さんフィーバー、サッチーフィーバーがそうでしたよね。「なにかやってくれそう」という空気だけで、人は熱狂した。 しかしね、小池さん、なにかやるかもしれないけれど、少なくとも我々のためには、やってくれませんよ。それは、これまでのことを振り返るだけで、一目瞭然でしょうにねぇ。ま、一日も早く回復されて、まずは難問だらけの都政に、心血を注いでいただきたいものです。
2021.06.29
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オリンピック競技会場での酒類販売が禁止となったようです。スキスキの観客席で、しかも天井が開いていたりと換気もすこぶるいい状態で、ビール飲みながら観戦する人いたとしても、感染リスクが急増するとは思えない。 声援で大声上げるのは、コーラ飲みながらでも一緒だろうし、競技会場で一升瓶抱えて深酒するとも思えない。そんなムキになって阻止することか・・と思うわけですが、世間の風を見て、禁止となってしまいました。 丸川大臣の「ステークホルダーの存在がどうしてもある」発言が失敗でしたね。おいおい、国民よりスポンサーの意向が大事なのかよ・・と捉えられる。 オリンピック中止の叫びは無視され、じゃあ、無観客に、という意見も無視され、開会式には「関係者」と言う名目で1万人もの招待者を入れるという。なんだか、IOC貴族をご接待することが最優先、みたいな目下の組織委員会や政府の態度に苛々していた国民とメディアが、ワーッと反感を持ったのも、当然だと思うけれど、これ、結局は国民が自分の首を絞めたことにならないか これからまた、感染者数が増え出した時に「オリンピックも酒類禁止になりましたから」という理由を振りかざして、また、レストランや居酒屋でのお酒提供自粛になったら、不利益を被るのは、我々国民となるではないか。 ここは、ちょっと失敗だったのではないか、と思いましたね。庶民の作戦としては「競技会場の酒類提供は認める」「でも、それなら4人あるいは6人で飲食してもいいよね」と言う方向へ持って行く・・という方が、正解だったのではないか ともかく。あと1か月後に迫ったオリンピックは、このまま決行でありましょう。 お祭り騒ぎには、感染リスクは高まる。オリ・パラは「絆」だの「希望」だの「平和の祭典」だのと美辞麗句を並べようと、世界最大のお祭り、どんちゃん騒ぎであることは否めない。そのあと、感染者数減少には絶対ならないわけです。せめて最小限の感染拡大で終わるといいけど。また、秋から不自由な生活を再開したくないですものね。しかしこれは神のみぞ知る・・でありましょうか。
2021.06.23
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コロナワクチン、2回目接種、無事終わりました。 巷間言われている通り、2回目の副反応はきつく、打った当日と翌日丸一日、体全体の痛みと発熱で臥せっておりましたが、2日めの夜になって、潮が引くように平常体温に戻り、そこからは元気 に過ごしております。 これで、あと2週間経てば、対コロナ抗体完備の体になるのでしょうかそうすると、マスクなしに友人と会って、お酒を飲み交わしたりできるんでしょうか しかし、世の中は、まだまだ緊急事態宣言下で、20日で解除後も、飲食店は、時間短縮、お酒の提供も自粛を迫られるらしい。 この「飲食店のお酒提供自粛」というのが、最大のネックですよね。飲食店側だって辛いでしょうが、客側だってかなり厳しい。これまでは、夫と、あるいは家族と、ちょこっとレストランへ行くこともありましたが、外食して、お酒飲めないなんて、あり得ないですもんね。よって、お酒の提供自粛になってからは、一度も、外食してませんです。哀し過ぎる。 フレンチやイタリアン食べながら、ワイン無しなんて、考えられないでしょ。欧米なら、暴動が起こるのじゃないか。お刺身いただきながら、お酒飲めないなんて、絶対耐えられないでしょ。 確かに、狭い居酒屋で大勢がワイワイ飲んで騒いだら、感染リスクは高くなる、ということは分かる。でも、夫婦が、あるいは家族が、つまり家で毎日、顔突き合わせているメンバーが、感染対策をしっかりやったレストランに行って、その時に、料理と共にワインをちょっと飲もうが、飲むまいが、感染リスクは変わらないでしょ。お酒がウィルスを運ぶわけじゃない。 あるいは、一日働いて、くたびれ果てて、ようやく開いているラーメン屋さんに一人入って、餃子にビールを付けた所で、感染リスクが変わるとも思えない。 こういうのって、すでに文化でしょう。一律に、「お酒提供自粛」にしちゃうのは、あまりに乱暴です。 菅総理って、お酒飲まないんですよね。小池都知事も、そう飲む方ではないらしい。 そういう方達って、食事に際にお酒が必要不可欠な人種のことが分からない。日本の不幸は、このタイミングで、お酒好きでない人達がトップにいて、権限を握っている、ということではないか。ワクチン接種した人には、お酒を提供していい、とか、そういう柔軟性を入れれば、ワクチン接種はもっと進むのではないかま、仮にそうすると、必ず、「差別に繋がる」と言い出す人がいるんでしょうが。 ともかく、このコロナ禍は、まだまだ当分続くのだし、飲食店のためにも、日本中の酒好きのためにも、もう少し、頭を捻ってよ、と思いますけどね。
2021.06.16
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パラグアイの日系の友人が、コロナ感染で亡くなった、という知らせを受けました。 私より少し年長なので、高齢者といえば高齢者ですが、子どもの頃、移民として入植し、逞しく生きて来られた方で、頑健そのもの、週2回はゴルフし、日系社会の重鎮として活躍されていて、まず、病気には無縁な方でしたから、ショックでした。 今、パラグアイでは、コロナが猛威を振るっているようです。2,3日前の数字ですが、一日の感染者数は、2833人、8153人検査した上での数値ですから凄まじい陽性率です。これまでの感染者数は37万人を超え、死者数はとうとう1万人を超えてしまった。 日本の合計感染者数が6月8日現在で約76万6000人、死者数が13758人で、一見すると、日本と大差ないじゃないか、と考えそうですが、パラグアイは、国土は日本の1,1倍ありながら、人口は700万人ちょっと。1億2000万人の日本の人口の17分の1ですからね。桁が違う。 日系の友人の話では、すでに60歳以上の接種が始まってはいるものの、アストラゼネカ、インドのコバクシン、ロシアのスプニク、中国のシノバクがちょこちょこと到着し、それを接種する、という状況で、彼女も1回目は接種したけれど、2度目が着くのか、受けられるのか、心配しているそうです。パラグアイは台湾と国交を結んでいる数少ない国の一つで、中国ワクチンをなかなか入れて貰えない、そういう事情もあるのかもしれません。 待ちきれない、若い人とかお金持ちはアメリカに行って接種しているとか。 小国なので、目立ちませんし、日本の我々は、遠く南米までなかなか目を向けませんが、パラグアイに限らず、厳しい状況下にある国は、まだまだ多いのだと思います。 日頃、ワイドショー情報に翻弄されている我々ですが、世界と比べれば、恵まれていて、文句タラタラではありますが、日本はすでに国民全員が受けられるだけのワクチンを入手済みで、後手後手といわれながらも、一応、着々と進んでいる、そのありがた味は、もう少し客観的に評価すべきか、と思いましたね。
2021.06.09
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「プラスチック資源循環促進法」が4日の参院本会議で、全会一致で可決、成立したそうです。 ポイントとしては、家庭から出る食品トレーやおもちゃなどを市区町村が一括回収するよう要請。 使い捨てスプーンやストローを多く提供する事業者には、有料化を含めた削減策を義務付ける。 2022年4月の施行を目指す・・のだそうで。 行政がプラスチックごみを一括回収、という点は納得しますし、すでに大抵の市町村でやっているだろ、と思うものの、レジ袋有料化もそうだけれど、どうしてチマチマと端っこのところから、やるのかなぁ・・という印象。 小泉大臣以下、これを決めた人達は、日常の買い物をあまりしてないのじゃないのかなぁ・・としみじみ思いますね。プラスチックゴミ最大のものはペットボトルでしょ。今や、家や職場で飲む時ですら、ペットボトルです。お茶は急須で入れて飲む方が美味しいし、コーヒーは、紙コップで飲めばいい。飲んだ容器は、すぐ回収するようにすればいい。 レジ袋やストローやスプーンよりも、かさ張るゴミは、無駄なトレイですよ。インゲンやトマトまでトレイに入れて売っているけど、そんなの、量り売りにするか、袋に入れれば、よっぽど場所を取らずにゴミを減らせるだろうに。 卵も、紙の容器を義務化すればいいのですよ。パラグアイでは、日系の方々の尽力で、新鮮な卵が生で食べられるのだけれど、大成功し、シェアトップのその卵は、新聞紙で作られた紙の容器入りですよ。 デパートの鮮魚売り場では、油紙っぽい紙の袋に魚を入れてくれる所がありますが、どこも、そうすればいいのです。 刺身やしゃぶしゃぶ用の肉は、きれいに並べないと売れない、というなら、紙のお皿を使えばいいでしょうし。野菜売り場も、量り売り形式にすれば、随分と無駄な容器が省略できる。 紙のストローなんて、使えない代物を推進する前に、工夫すべき分野も方策もいくらでもあると思うが。 海洋汚染を防ぐなら、まずは勝手に捨てさせない制度作りでしょう。ゴミ箱をどんどん無くしながら、ポイ捨てが多いと嘆く矛盾。ゴミの分別回収も、工夫一つで、有益に出来る。 何故、そういうところから取り掛からないんでしょ何か、政治家に対して強い業界と弱い業界があって、政治家との親密度の差と、利権の存在が、この表向きは気高く美しい、地球温暖化対策の裏に、見え隠れしているようでならない。ペットボトル削減について、どこからも声が出ないのは、飲料業界の強い圧力があるからではないか。 私達も、素直に「ゴミを減らしましょう」と従う前に、もっとシビアに、政策と現実を見るべきでしょう。気が付くと、庶民の生活ばかりが不便で不経済になっている。もう少し怒ってもいいように思いますけどね。
2021.06.04
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何故だか分からないのですが、目下、コメントへの返信が出来なくなっています。書き込みは出来るのですが、認証番号をかき込むとエラーになってしまう。何度やっても、エラーになるんですが、番号、間違えてはいないんですよね。ということで、せっかくコメントを下さった方にお返事できずに申し訳ありませんが、トラブル解消するまで、ご容赦ください。
2021.05.25
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先週末、池袋の西武行って、呆れてしまった。 着物売り場と貴金属売り場、グッチやヴィトンやプラダは休業。でも、婦人服売り場のアルマーニやマックスマーラーは営業。靴売り場のバーバリーは休業で、となりのジミー・チューは営業。 一方で食品売り場は、大賑わい。人気のケーキ屋さんには若者が列を作っている。 日頃から客が少ない、高級品売り場は、何の法則性も無く閉めて、一方で、押し合いへし合いのデパ地下は、フツーに営業。 これ、小池都知事が怖い顔して「高級ブランド品は、生活必要品じゃないですよね」と脅したからなんでしょうが、感染対策という視点で客観的に見たら、全く、意味もないし、効果もない。 今や、飲食店でお酒を出せなくなって、客足は桁違いに落ちたのでしょうね。確かに、居酒屋でワイワイ騒ぐリスクを無くす、という点では意味がありますが、老夫婦が、ゆったりしたレストランに行って、静かに食事をする。その際にワインを飲んだところで、感染リスクがかわるとは、全く思えない。小料理屋の隅で、あるいは蕎麦屋のカウンターで、一人静かに晩酌したところで、感染リスクは高まらないでしょう。 映画館が駄目で、劇場はOKというのも、理屈が通らないし。 誰の判断なのか、面倒だからなのか、非常に雑な規制が行われていて、それをメディアは何故か批難しないから、全て、お店と国民に理不尽な負担が押し付けられている。まあ、高級ブランド品、買わないから個人的には影響ないですけど、でも、映画館と外食については(お酒飲めないから)大影響で。 腹立たしく思っていたら、社会学者の古市憲寿氏が、ツイッターで、緊急事態宣言で映画館が営業できないことや、百貨店でもラグジュアリーブランドが営業できないことに「堂々と権力を利用して営業妨害をする。もはや狂気」と発信したとの記事がありました。 「なぜ劇場はよくて映画館はダメなのか。なぜ百貨店でデザイナーズブランドはよくてラグジュアリーブランドはダメなのか」と切り出し「そんなの都知事も、都議会議員も、感染症の専門家も、東京都の担当者も、絶対に説明できないでしょ」と投稿したとか。 古市氏って、コロナ禍が始まった頃は、無責任な発言していたんですが、ここにきて、かなり鋭く、矛盾点をついてくれている。 彼に限らず、もう少し、科学的な判断を発信してくれる人が増えてくれればいいのだけれど。 当たり障りのない、きれいごとばかりを発信しているようじゃ、的確な感染対策は、出来ないわけですよ。今こそ、情緒脳というのか、文系脳社会からの脱皮の必要性を、痛感しますね。 でないと、日本はどんどんおかしくなりますよ。
2021.05.25
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どうも、IOC幹部や、政府や、開催委員会の方々は分かっていないらしいけれど、あるいは気付かないふりをしているのかもしれないけれど、オリパラで海外から何万人もの人がやってきて、日本でお祭り騒ぎをすることで、感染が爆発的に広がるのではないか・・ということを、多くの日本人が心配しているわけです。 インドで爆発的に感染が広がったのは、なんたらという宗教行事が敢行された後だし。札幌で急激に広がったのも、テストマラソン大会を開催した後だし。それが原因だという明確な立証はないですが、お祭り騒ぎの後に広がることは世界で繰り返されているので知っている。 かつ、日本の水際対策がザル状態だということも、漏れて来る情報で、知っている。 これだけ日々、外出を自粛し、マスクをし、外食を諦め、人と会うことも諦め、それでも、抑え込むことが出来ないでいる現実の中で、いくら「安心安全な大会を目指す」と言われたって、全く信用できないのは当然でありましょう。 一方で、IOC幹部にとっては、開催イコールメリットなわけで。開催すれば、自分達は特権扱いで活躍できるし、お金は入って来るし、その後、日本で感染爆発して、医療崩壊が起ころうが、人がまた、苦しい生活を強いられようが、「日本の対策が不十分だったことは残念だ」というだけですむ。知ったこっちゃない、というのが本音でしょう。自分も家族も、安全圏にいるわけですから。 これだけ立場が違う中で、IOCに絶対的な権限があり、日本は何もできない、日本政府すら何も言えない・・って、おかし過ぎません オリパラ誘致をしたかったのは、景気の起爆剤になることを期待したからでしょう。建設業、観光業、広告界、メディア、あらゆる業界がとりあえず、オリパラ開催までは景気が良くなる・・という算段があった。 それが、国立競技場建設のやり直し、エンブレム募集のやり直し、会場設置の予想以上の経費超過、暑さ対策、そして、延期によって掛かった経費の上積みなどが、加算され、さらにコロナ対策で、もっと多額の経費が上積みされることになる。ワクチンをIOCが提供する、といっても、検査や対策や、選手やコーチ以外のスタッフのワクチン接種は、きっと日本がやるのだと思います。 これで無観客でやることになり、チケット収入が消え、それでもって、終了後、感染者数激増となったら・・日本は、このお祭り騒ぎにどれほどのお金を使うことになるのか。 これ、ほとんど我々の税金ですからね。IOCの幹部の懐を潤すために、日本の庶民は、これから長いこと、重税に苦しむことになる。 「絆」だの「感動」だのの、役にも立たない、空虚で甘い言葉を、責任者は発するな 国民を舐めるな でありますよね。 しかし、いざ、オリパラを開催してしまえば、政府やIOCの思惑通り、我々一般大衆は、拍手喝さいし、「勇気をもらった」とか言って浮かれるのでしょうか。そんな愚かじゃない、と思いたいけど、結構、愚かなんですよね。
2021.05.22
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久しぶりに新宿の高島屋に行ったのですが、アクセサリー売り場はショーケースに布切れ被せて自粛、でも同じ階の靴売り場はフツーにやってましたっけ。なあんか、変な感じ。意味あるのか と。 緊急事態宣言延長を受けて、小池都知事は「デパートも引き続き閉店を」と要請しましたが、デパート側は「生活必需品」の解釈を広め、美術品、アクセサリー、ゴルフ用品売り場などは閉めるものの、洋服売り場、日用品売り場は、再開することにしたようです。 「都知事の顔を潰すわけにはいかないけれど、こっちも、そうお人よしでは、やってられない」って感じなんでしょうね。 大体、混み合っている食品売り場は、営業OKで、閑散としている上の売り場は営業自粛、という理屈が意味不明だし、 美術館・博物館・映画館は営業自粛で、イベントや遊園地や劇場や、政治資金パーティはOKというのも、全く、科学的説明がつかない。 高島屋のすぐそばの、ゴルフ用品専門のヴィクトリアは、フツーに営業中。デパートの「ゴルフ用品」売り場の方が、よほど、閑散としているのにそっちは営業中止のままで、この手のお店は、閉めないんですね。 4月末の緊急事態宣言が始まる直前に、我が家の洗濯機が突然壊れ、もし量販店が閉めることになったら、困る・・と慌てて買いに走ったのでしたが、その量販店、営業停止はしなかった。時短だけで。「生活必需品です」の解釈をしたんでしょう。 渋谷のBunkamuraからメールが来て、ル・シネマの映画上映を14日から再開する、と。生真面目に、都の要請に従っていたこの映画館ですら、もう、営業自粛はしないみたいです。 1年以上、コロナと戦って来て、我々庶民も、闘い方は分かってきている。そんな中での納得いかない要請には、人は従わなくなるものです。 さて、そうなると、今後、行政要請はどうなるのか 方法としては、科学的に納得できる、細かい、個別の指導をしていくしか、ないと思うんですね。 これからは「デパートは感染リスクは低いが、人はその後、食事をしたりおしゃべりしたりするから、営業停止」なんて、無茶苦茶な理屈は通りませんよ。 そして速やかにワクチン接種を進める。いまだ、一日のワクチン接種数は20万を割ってますしね。ワクチン、届いているらしいのに、どうして でありましょう。 どこで何がモタついているのか、分からないですが、もう、いい加減、本気で頭を使って欲しいものです。
2021.05.13
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もしも・・の話だが。日本で新型コロナのワクチンが開発・生産されていたら、今頃は、日本在住者全部がワクチン接種し終わって、マスクなしでの生活を取り戻し、世界に向けて誇れ感謝され、大儲けできていたかもしれない。 オリンピック開催も、歓迎出来ただろう。 もしも、日本の保健所や入管の管理システムが機能していたら、感染者の見逃し防止や、濃厚接触者の割り出しを、もっと、精緻にスムーズに進められていたかもしれないし、変異種の侵入も抑え込めたかもしれない。 もしも、日本の政治家と官僚が、もう少し科学的分析力と判断力を持っていたら、今回のコロナ禍を、もっと科学的に抑えられていたはずだと思う。 もしも、TVの番組制作者やコメンテイターが、しっかりした科学的知識と考察力を持っていたら、今のような、感情的に煽るばかりの浅くて薄いコロナ報道にはなっていなかったはず。 日本の教育が、科学に力を入れてこなかった、その弊害が今、はっきり表れているのではないですかね。 理系に進まない限り、大学受験に物理も化学も生物も必要なかったり、高校の授業でも、科学系は選択制になっていたり、社会に出ると、文系の人の方が重用される世の中であったり、大学院に進んでも、学位を取っても、逆に就職に不利になるような社会になっていたり、いつの間にか、そういう日本になっている。 他国で出来たワクチン開発が、日本では出遅れているのも、地味な科学分野の研究に、国が投資してこなかったせいだろうし。 全て、「今更遅い」でありますが、潜在的能力では負けないと思うのに、なんとなく、体たらくな国になっている感が否めないのは残念至極ですよね。 塩野義製薬が開発中のワクチンの、実用化の見通しがたってきたそうです。変異株に対応したワクチンも開発中だとか。さらに、治療薬も実用化に向け、開発を進めている、とのこと。 もしかして、ですが、まだまだ、日本はやれるのかもしれない。 今度こそ目指せ、科学大国日本 でありましょうかね。
2021.05.11
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