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るりほぎ @ 狼煙 見えました~またよろしゅうに♪ ところで…
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カテゴリ: うた・唄・歌







        あなたにはじめて出会った時 心に哀しみを覚えたのは

        あなたの仕草の中に光る詩を 僕が見つけてしまったから

        その頃では僕のこの世のつれなさを 少しはわかってたつもりだから

        その小さな光る詩のともしびが いつの日に途絶えてしまうのかと



           この世はつらく 愛する者にはつらく

           いつも 人の道は 押し流され

           無理して道を 合わせようなんて

           いつも いつも 出来ぬもの




        二十歳と3つの年月の内に あなたがはぐくんだ光る詩は

        今にも消えそうに息づいて 僕の胸を傷つけた

        もしもあなたが僕と一緒に このしばしの人生を

        歩むことが出来るとすれば 守ってやれるかと夢を見た



           この世はつらく 愛する者にはつらく

           いつも 人の道は ままならぬ

           無理して道を そろえようなんて

           いつも いつも 出来ぬもの






        今日あなたがあいつの所へ 嫁いでいくのを僕は今

        胸をなでおろし見守れると 心の底に光が見える

        たとえ道は離れていこうとも たとえたよりさえ途絶えようと

        あなたはあなたのともしびを 僕は僕の人生を



           この世はつらく 愛する者にはつらく

           いつも 人の道は 押し流され

           無理して道を 合わせようなんて

           いつも いつも 出来ぬもの




           無理して道を 合わせることはない

           あなたもひとり 生きてるよね

           この世はつらく 愛する者にはつらく

           それでも 人の道は 流れてく


           この世はつらく 愛する者にはつらく

           それでも 人の道は 流れてく





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これでおしまい。

♪恋の唄シリーズ♪の3曲目。

そして、わたしがかつて作った曲の中で唯一の『ラブ・ソング』だと思っています。



この唄のベクトルは、特定の人物に向かっています。

23歳のある夏の日、わたしと親友とその人は、楽しい音楽の時間を与えられました。

わたしには、ほとんど初対面のその人でした。

場所はわたしの部屋。

6畳一間のアパートの2階の西端の部屋でした。

3人ともに、フォークソングやニューミュージックが好きでした。

お互いにギターを鳴らしながらその時の流行り歌や、それぞれの思い入れのある歌などを歌ったり、冗談を言い合ったりして、楽しい時を過しました。

のどかな休日のひと時でした。

わたしには、まるで天から与えれれたホリディー:神聖なる一日のように感じられました。

しかしそんな一日も過ぎ、それぞれはそれぞれに戻り、わたしはその時、受験勉強に集中しなければなりませんでした。

受験勉強の最中、数日後の9月のある夜に…。

突然インスピレーションを受けたわたしは、ギターを抱えペンを握っていました

その夜を徹して一気に書下ろしたのがこの唄です。

流れ出るままに書き落とした唄です。

わたしはすぐにそれを紙に書き写し、その人へ送りました

経緯についての短い文章を添えて。

・・・・・

どうしてだか、その時にこの愛は終わりを告げていたようです。

何のあとくされもない、わたしの幻想界にひっそりと咲いた一輪の花でした。

その後、その人と会う機会はありましたが、親しい異性の友人のままに今日まで来ています。

この唄を作ることで、特に3番を書くことで、わたしはこの愛を幻想界に封印したのでしょう。

それはわたしをある成長段階へと導いてくれました。

そんな愛もあってもいいと思いませんか?



心理学者で錬金術の研究者でもあったユングに『妖婦=運命の女性:femme fatale』という言い草があります。

ある若者との対話の中で、これを『シバの女王』と言い換えて次のように言及しています。


「しかし、もし、あなたが生身のシバの女王に会うようなことがあったら、結婚するのは用心しなさい。シバの女王は秘術的な愛のためだけのもので、結婚生活のためのものでは決してないのです。もしあなたが彼女と結婚するとしたら、両者とも破壊され、あなたの魂は崩壊してしまうでしょう」

「・・・さらにいえば、相互理解のためにすべてを捧げるといった結婚は、個々の人格の発展のために有害です。それは最も低級な最大公約数への転落なのであり、大衆の集合的な愚かさのようなものなのです。・・・」

(以上、『ヘルメティック・サークル』ミゲール・セラノ著より)


そして、その若者に謎を仄めかしながら煙に巻くのです

ユングは錬金術に言う『聖なる結婚』のことを念頭に置いていたのであり、個人の個性化過程の完成のことを第一に考えていたのでしょう。

複数の女性との交わりを必要としたユングの言いそうなことでもあります。

まあ、わたしはこの時、上記のような唄作りによって、無意識にユングの言う危機から脱したのかも知れません。

しかし、その2年後に、わたしは本当の意味での『運命の女性』に出会うことになるのでした。

が、その話はここでは関係ありません。



この唄を作って以降、わたしに唄のインスピレーションが降りることは少なくなって、結局わたしの唄作りの第1期は終わりを告げたようです。

わたしは、唄作りという幻想界から足を洗って、現実の要請へと身を躍らせて行ったようです。

少なくとも「唄作り・唄歌い」という道をわたしは選びませんでした。

わたしには、現実の社会生活が待ち受けていたのです。

という訳で、歌われなかった♪昔の唄シリーズ♪は、この唄で終わりを告げるのです


涙の夕暮れ
~ 夕暮れ時、西へ ~



そして、30年ほどの年月を置いて、今わたしは昔の唄たちを蘇らせようとしています

再び息を吹き込もうとしています。

歌われなかった唄たちに罪滅ぼしをするかのようにブログに挙げて来ました。

そして今夜がその試みの最後の夜です。

これで一通りの供養が終わりました

一区切りです。

さて、これからどうしようかと考えます。

やはり唄は歌ってやる必要があるようです。

昨年、企画倒れになったプライベート・コンサートをやはり披くことになるのでしょうか

一晩寝て、そしてまた時を置いて、真剣に考えて見ようと思います。

わたしを助けてくれた、この唄たちの魂のことを、真剣に考えようと思っています。

9月15日から、正確には昨年の秋頃から♪昔の唄シリーズ♪を綴ってきました。

長い間お付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。

ここで、一応のピリオドを打ちます

乾杯です^^^^)



今夜もまた、長々と勝手なお喋りをしてしまいました。

ここまで読んでいただいて、どうもありがとうございます。

では明日も、充実した喜ばしき一日でありますよう







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Last updated  2006/11/14 12:54:30 AM
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