・・旅のあとさき・・

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2025.02.17
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カテゴリ: 女性が生きる
県下有数の進学校である公立の浦和高校で 

少し怖い 校歌指導が伝統のようであったという話らしい
またその年度にもよるらしい
浦和高校の校歌指導について埼玉県の教育長が 調査と報告を指示 ​ ←リンク 朝日新聞
浦和高校の校歌指導・・新入生を追い込む伝統に疑問の声  ←リンク 弁護士ドットコムニュース

旧制中学や旧制高校では 伝統のようにあった話らしいが
それによって鬱になり中退をしたという元生徒の訴えが県の耳にも入り(というか見過ごしてきた?)
そうだね 今どきはパワハラになるかも という話になってきたということか


なんでもハラスメントだと 叫ぶ気はないが
びっくりした
私なら入学式直後にこういうことがあれば もう行けないな
私も夫も随分前 この話よりよっぽど前に公立高校で学んだが それぞれの母校ではこんなふうな校歌指導なんてなかったと思う
まさか浦和高校でこんな伝統があったなんて聞いたことも無かった

戦前の旧制の官立浦和高校が師範学校と合わさって 埼玉大学になっている
(旧学制は 国民学校 旧制中学 旧制高校 旧制の高等教育機関(師範学校など) 帝国大学)
旧制浦和高校のOBには 社会で成功され一線に立ってこられた方も多いことだろう

旧制高校と言えば 父が戦前の東北の旧制高校卒で ちょうど戦中だったこともあって
疎開を兼ねて家族と離れ 寮生活をしていたという何度も聞いた話で
晩年 歩けなくなるまで その当時の同窓のみなと会うために 寮歌祭とやらに毎年行って

亡くなって お棺の中の姿もはかま姿だった

厳しかった戦中の青春時代の思い出だったのだろう

そのノスタルジアを持つ男性が 
特に埼玉の伝統ある進学校はほぼ別学だそうだが


と思っていたり 今だって同じと信じているのも理解はできる
でも
今も県立高校に別学の多い埼玉県で
そうやってせっかく中学校まで公立の今どきの中学校で 感じてきた時代感
あえて言うなら ジェンダー平等や 多様性の空気感ではなく 
旧制高校的な 超進学校で将来有望な男子は こうありたまえという空気を保持している
もしかしたら 中には進学校としてこの高校をとらえてはいても ジェンダー的に迷いのある少年たちもいるかもしれないのに 
入学直後のスパルタ指導はショックと言ってもいいかもしれない
まぁ聞いていたよ きついけどうまく乗り切ろうと割り切れる生徒はいいけれど・・・
やはりショックを受ける生徒もいるという気づきが ようやく時代的に理解されてきたのだから
そういう軟弱な精神は切り捨てと言うのは おかしいのではないか
いろいろなタイプの人間が 一方向へ流されず 才能を伸ばしていけるのも大切だと思う

それでも 社会は厳しいのだから それくらいは・・ということなのか
社会は厳しい とはどういうことなのか
大企業戦士や裏金議員 忖度官僚などは どの位置にいてどう生きてきたのだろうか

男子たるこの浦和高校生徒よ 気合を持って 日本を背負っていけ 的な思いを守りたいのだなと感じる
(女性からすると 女なんか出る幕じゃねえ的な教育に見えるんだけど)

ハラスメントだいわれたら そうじゃないんだ 純粋に青春を・・・・と 大変残念な思いをする方もあるだろうけれど
もう もう
時代は変わるのです


新しい概念が根付き始めているのです

戦前と今が同じ概念で回っていないように





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最終更新日  2025.02.17 16:22:16


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