何か物事がその人に触れたとき、その人が自動的に頭の中で引き起こす思考を自動思考といいます。
それはさらに奥底の中核思考(その人の行動・思考の源泉ともいえる核となる自己イメージ)の派生。
そして、多くの場合頭の中で浮かんだ思考=自分、現実と思いこんでいます。
思考や考えはあくまで思考、考えに過ぎず、自分そのものでもなければ、現実そのものでもないのに、なぜか自分そのもの、現実そのものだと思いこんでしまう。
私の場合、自動思考のパターンとして存在するひとつが「早くしたい思考」。
何か事が起きたとき、何かを思いついた時、その時即座に対応しないと気が済まない、という傾向があります。
行動が速い、考えを即座に行動にあらわすという長所がある反面、相手のことを考えずに矢継ぎ早に要求をしていしまう、とりあえず自分の言い分を全部言ってしまおう的なふるまいをしてしまうことがあります。
逆に、「自分はのろまだ」という自動思考を喚起する方もいます。
仕事にしても、プライベートにしても処理スピードが遅い、という自己イメージです。
しかし、冷静になって「自分はのろまだ、という根拠は?」と問うてみると、実は根拠がなかったりします。「自分はのろまだ」というのはあくまで思考に過ぎず、事実でもなければ、自分そのものではなく、その時、たまたま相対的に自分のほうが処理が遅かったかもしれないけれど、比べる対象が違えば、基準も異なる。
こうした自動思考に気づくためには、自分の思考パターンがどうなっているのか、気づいたたびに紙に書き出すこと。そして、書いた紙を読み直し、他に解釈の仕方がないか?尊敬するあの人だったらどう考えるか、最高に気分の良い状態の自分だったらどう判断するか、など他の選択肢を探ってみる。
そうすると、思考は単なる思考に過ぎないなあ、それによって自分を枠決めしているなあ、とに気づくことができます。
すると、スッと解放される感覚があるのです。
この辺の段取りはまたいずれ整理して、ステップを踏んで記述しようと思っています。
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