アンチエイジングの鬼

アンチエイジングの鬼

PR

Profile

korrida

korrida

Free Space

ブックマーク

私のフェイスブックです。
鬼のフェイスブック

私のインスタグラムです。
鬼のインスタ

私のツイッターです。短文が苦手でほとんどつぶやきません(笑)
鬼のツイッター

私の施術院です(現在ご新規の受付はしておりません)
ナチュラルカイロプラクティック

Archives

2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

2013年09月19日
XML
みなさん、こんにちは。

台風がすごかったですね。
各地で被害も出ているようで、心よりお見舞い申し上げます。
そしてその後、かなり秋らしい空気がやってきました。

さて、春に築35年ほどの古いマンションに引っ越して、化学物質フリーにリフォームしたお話を以前書いたと思います。
接着剤も使わず、無肥料無農薬のササニシキを炊いて練った米糊を使い(これがすごく頑強につくんですよ)、壁はクロスではなく土壁の漆喰にしてもらいました。

そのせいか部屋の中の空気がすごく良くて、うちに来ると体が楽だと患者さんにも大好評!
湿気も適度に吸ってくれるのでこの猛暑でもそこまで暑くは感じず、エアコンをつけた日も10日もないくらいですみました。

ところが、8月の中頃、非常にショックなお知らせがポストに入っておりました。

マンション全体で、室内に害虫を駆除する薬剤を噴霧したり、固形の殺虫剤を置いたり、下水に殺虫剤を流すと書いてありました。
ガガガガガガビーン!\(~o~)/です。
古いマンションだから、毎年夏にやる恒例の作業となっているそうです。

一応部屋ごとに業者が訪れて、やってほしくない人は拒否は出来ると言うことなのでほっとしましたが、50室ある部屋の8割くらいの方がなんらかの薬剤はやるそうなので、それだけの数の人がやると、環境中への影響も相当なものになるだろうなと思いました。

ものすごく悩んだんですが・・・・・
一応業者に聞いて使われる薬剤名を聞き、その性質と問題点、人体への影響などを調べて資料を作りました。
そしてまずは管理人さんに持って行って説明すると、すごくいい人で真摯に話を聞いて下さり、その資料をマンションの理事長に見せてくれました。

そして理事長と直接お話しすることが出来て、私としてはみなさんが薬剤を自分の部屋に散布されるのは自由だけど、そのメリットとデメリットを両方知った上で判断してもらいたい、そのための判断材料の1つに、作った資料をポスティングさせてほしいと話しました。
また殺虫剤ではないけど、人体に無害なアロマなどを使用した虫への忌避剤もあることを説明しました。

そして理事の方同士で話し合った結果、今回はもう決まったことなので散布はするし、ポスティングも前例がないからやめてほしい、でも来年以降やるべきかは、また別途協議すると約束してくれました。
私としてはせっかく時間をかけた資料を、ポスティングくらいはしたかったんですが、ここは理事長の顔を立てて、泣く泣くやめました。


噴霧タイプの殺虫剤は、合成ピレスロイド系殺虫剤でした。
特に発達中の子供が被ばくすると神経系に悪影響があると言われ、免疫系にも影響を及ぼします。
発がん性、そして内分泌系への影響もあり環境ホルモンの疑いもあります。

排水溝に流されたのは有機リン系農薬です。
有機リン系には精神が侵される慢性中毒があり、うつや記憶力、知力の低下、記憶障害や子どもの多動障害などの症状を引き起こす可能性があるそうです。


室内常時設置タイプの殺虫剤はヒドラメチルノン(アミジノヒドラゾン系)でした。
有機フッ素化合物の一種で、昆虫のミトコンドリアにおける電子伝達系に作用し、エネルギー代謝を阻害することで効果が生じます。
哺乳類には比較的安全ですが、青酸カリの1/130の毒性で、持続性、残存性が長いという問題点があります。
最近では、一部抵抗性を持つゴキブリも出現してるそうです。


でも1歩だけ前進がありました。
先日の理事会で、本当に約束通り議題に上げてくれたようで、来年以降もやるかどうか再検討することが決まったそうです。\(~o~)/


riji

とりあえずよかった!って思います。
日本は狭いから、集合住宅でのこういう件をはじめ、一軒家でもお隣が近いので影響あるようで、近くでシロアリの駆除をやられたのがきっかけで化学物質過敏症になった方もいらっしゃいます。
農業地域や松林のある地域でも、田畑への農薬や、無人ヘリからの農薬散布などで体調不良になる方もいらっしゃいます。

過剰に発生する虫でお困りの方もいるだろうし、それはそれで原因究明して知恵を絞って解決していかなくてはいけません。
でも、虫が出たらとにかく殺虫剤、菌が出たらとにかく殺菌剤、草が生えたら除草剤って・・・・

有機リン化合物はダニ防止に新しい畳にも使われているそうです。
畳を変えたとたん、体調不良が出る方もいるそうです。


そして「新幹線に乗れない」という本によると、かなりの電車の車両や飛行機にも殺虫剤や殺菌剤が撒かれているそうです!





電車の中とは!盲点でした。
都会に暮らしていても、こうしてさまざまな農薬に知らず知らず接しているのですね。

今や薬剤もかなりパワーアップもしていますし、除草剤をいくらまいても枯れないように遺伝子を組み替えられている大豆まで出現する始末です。
それどころか、作物自体に殺虫成分を発生させる遺伝子を組み替えた大豆やとうもろこしなども出来ています。

daizu

↑これ白井和弘さんのツイッターに掲載されていた画像です。
右は除草剤のラウ●ドアップをかけた通常の大豆だそうです。根まで枯れるんですって。
遺伝子組み換え大豆は、これをかけても枯れないように遺伝子を組み替えられています。
それが同じ大豆なわけないと思いませんか?


しかも現在日本における大豆の自給率は4%くらいで、96%を輸入に頼っています。
そして輸入大豆の7割はアメリカからの輸入で、その80%以上は遺伝子組換え大豆です。
てことは、今日本に出回っている大豆食品原料のほとんどが遺伝子組み換え大豆由来だってことなんです。
多く使われているのが表示義務のない油と家畜の飼料、お醤油、添加物、乳化剤などです。
豆腐や納豆など表示義務がある食品には(遺伝子組み換えでない)と書ける原料を使う会社が多いです。

高級チョコレートに入っている乳化剤の大豆レシチンにも、遺伝子組み換え大豆由来のものが使われていると聞いたら驚く人もいるでしょうね。
名だたる有名な企業にぜひ聞いてみてください。
なぜか?それは表示義務がないからです。

レシチンは大豆油の搾りカスから作るのですが、大豆油に表示義務がないので、大豆油自体がほとんど遺伝子組みかえ大豆由来になっているので、遺伝子組み換え不分別(分けていない)のものが主流になるんです。
そしてレシチンにも遺伝子組み換えの表示義務がないので、わざわざそういうところにコストをかけないわけです。

私のオーガニックコスメにも大豆由来のレシチンとトコフェロール(天然ビタミンE)を使用していますが、必死で遺伝子組み換えでない大豆由来のものを探して使用しています。
だからよく知っているのですが、今現在日本国内で生産されているトコフェロールはすでに遺伝子組み換え大豆に席巻されてしまっています。
もうすぐ遺伝子組み換えでない天然のトコフェロールは国内では生産量ゼロになるそうです。
もう無理なんですって、遺伝子組み換え大豆が多すぎて。


私のコスメでは欧州で生産されている遺伝子組み換えでないトコフェロールやレシチンを探して使用していますが、確かに少ないですしコストも高くなります。


秋冬にRAWオーガニックチョコレートも出しているんですが、そこにはレシチン自体使わないんですよ。
レシチンなくても、丁寧に手作業で作れば、カカオ自体の乳化作用でなめらかなチョコレートは出来ます。
大量生産出来ないから本当の贅沢ですけどね。
で、コスメは肌のバリアをゆるめる合成界面活性剤ではなく、遺伝子組み換えでないレシチンで作るっていう変人ですが(^_^;)


今日もこの記事を書くのに明●製菓の方と話しましたけど、大量生産のチョコレートに必要なレシチンを遺伝子組み換えでないものにすることは、現状では難しいと言われました。
コストを考えると不分別のものを使用するしかないと。

高級チョコレートのゴ●ィバにも電話しました。
ゴ●ィバは明●のチョコレートとは値段が全然違います。
さすがにコストがとは言わないと思いましたが、こういう回答でした。


「弊社のチョコレートは現在、ベルギー産とアメリカ産とドイツ産のものがありますが、このうちベルギー産のチョコレートだけが遺伝子組み換えでない大豆由来の乳化剤です。
アメリカ産とドイツ産のものは、遺伝子組み換え不分別になります。」



ゴ●ィバはアメリカで食品の遺伝子組み換え使用を表示するという州の案が出た時に反対していた企業だったので予想はしていましたが、やっぱりね。
高級でも高級じゃなくても関係ないんですね。
しかも別に原料がオーガニックなわけでもないのに高額なんだよなー

だけど明●製菓の担当者はすごくいい人でね。
「私も個人的には環境中に組み替えられた遺伝子が広がることや、農薬の量が増えること自体は問題だと思っています」
「多くの消費者のみなさんが望めば、コストがかかってもそうでない原料を選ぶようになると思います。ご意見は上のものにちゃんと伝えておきます」って言ってくれました。


環境中に放出したものは、いつか必ず自分に還ります。
アンチエイジングのためにも、グリーンビューティーでいこう!!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年09月21日 13時12分51秒
コメント(0) | コメントを書く
[アンチエイジングの敵] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: