明日から日本国ではゴールデンウイークなんて事で最高で9連休できるなんて言って盛り上がっている。
サラリーマンにとっては楽しみなのだろうけど人・人・人で込み合うし
料金は高いしワタクシの様なジジイはそんな人ごみの中に突入は出来ないので
ワタクシはその前に26日から昨日まで1泊で壱岐まで出かけて来た。
国が交付する「特定有人国境離島地域社会維持推進交付金」というなんとも難し交付金で
島を旅すれば旅費は割引されるし島で使えるクーポン券を1泊につき5000円分も貰える。
全国旅行支援も併用して使えるので旅費は安くなるし別に2000円のクーポンももらえる。
坊主丸儲けな旅行だ。
壱岐までは博多港からジェットフォイルに乗る。
海の上を時速80キロくらいで進むので1時間5分くらいで着く。
早いし揺れないし結構快適だ。
港に到着すると予約していたレンタカー業者が待っていてその場で車を借りられる。
安物のレンタカーだからいつもの様に、ぼろ車だろうと思っていたら
なんと、新車のホンダのNボックスだ。まだ300キロしか走っていない
軽には乗る機会がないし新車だしなんとなくテンションがあがる。
離島に来たら、まず最初に灯台に向かう。
海豚鼻灯台 漢字で書くとあまり格好が良くない
「イルカ鼻灯台」の方がなんとなくしっくり来る。
のんびりと車を走らせイルカ鼻に向かう
駐車場なんてない、道路のそばに少し空き地のようなものがあるので
そこに車を止めてこれから先は徒歩で灯台まで向かう
草むらに木が生えているだけの道なき道をのんびりと歩く。周りには誰もいない。
観光地でもないので案内板も何もない。
のんびりと10分くらい歩くと急に視界が広がって海と灯台が見える。
良い感じだ!
貸切の海と灯台 少し風が強いが寒くはない。しばし時を忘れて寝転んでみる。
灯台を堪能した後は4月の中旬から11月頃までがシーズンのうに丼を食べに行く。
田舎の食堂の うにがたっぷりと乗ったうに丼はかなり旨かった。
港で貰った5000円のクーポンで支払ってもまだクーポンは残っている。
腹もいっぱいになったので玄武岩が侵食されて出来た猿岩を見に行く。
半島の先に横を見いた大きな猿に似た岩が鎮座している。
なかなか良い景色だ。
すぐ近くには2月に対馬に行った時と同じような
第二次世界大戦の時に造られた砲台後がある。
ほとんど人がいないのでゆっくりと見物す事が出来て良い。
夜は宿の近くの地元民が集う居酒屋で気合を入れて飲んで食って
壱岐の夜はふけていく。
次の日は辰の島まで遊覧船に乗って砂岩や泥岩が波で浸食された岸壁を見に行く予約をしていたが
昨日少し気合を入れて飲みすぎたのでやや体調不良だ。
船にはもともと強くないので途中のドラックストアーで酔い止めの薬を買って飲む。
遊覧船は地元の漁師たちがやっているようで船はあまり大きくない。
乗船客も少ないので2階のデッキで風に吹かれながら座っていると船酔いもせずに楽しめた。
侵食された岩は見ていても飽きないし海の色もすごくきれいだ。
壱岐は神の島と言われていて数多くの神社がある。
神も仏も信じないけど
猿田彦にあやかり猿が200体以上祭られている男嶽神社に行ってみる。
途中結構な山道を登りたどり着いたけど老体には堪える。
ここまで来たら近くにはらほげ地蔵があるというのでついでに見に行く。
特に何も感じはしないけど何時もの様に五拾に縁がありますように50円玉を投げ込んでおく。
夕方の帰りの船では爆睡して記憶がない。
飲みすぎたけど楽しかった壱岐の旅だった。
ゴールデンウイークは家の中でおとなしく過ごす予定だ。