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日本史の勉強法について、高校生にアドバイスしてみました。
教材は、山川の教科書「詳説日本史」、同じく山川の「センター試験への道」、Z会「日本史論述のトレーニング」の3点セットです。
日本史をセンターのみで使う場合、難関私学受験に使う場合、国立2次試験で使う場合、それぞれ対策も異なるので、ここでは一応、センター+国立2次を想定します。
他の教科の勉強もあるので、日本史にかけられる時間は年間200~300時間程度でしょうか。(早慶や関関同立のみをねらうなら400時間以上かけられます。)
国立狙いの場合は限られた時間で効率よく勉強しなければなりません。
先ほどの3点セットを徹底的にやりましょう。
まず、山川の教科書のいずれかの章を5回以上読みます。
次に「センターへの道」の該当部分をやります。
そして、それを、教科書に還元します。
教科書にすべてに情報が濃縮されるようなシステムが望ましいのです。したがって、同じ山川の教科書を二冊用意して、一冊に過去問題の出題情報を集約しておくのもよいと思います。
Z会の「日本史論述のトレーニング」は2次試験に役立つのは当然のことですが、日本史をマクロな目で捉えるのにも非常に役に立ちます。歴史の流れを俯瞰的に眺めることも大切なことです。
政治史中心になりがちですが、土地制度、租税制度、貨幣、商品、貿易 など経済をめぐる問題そして思想宗教などの文化面も徹底的にやっておく必要があります。
日本の中世は所有権が重層的な構造を持っていてわかりにくいので、中世が古代と近世といかなる点で根本的に異なっているのか考えてみるといいかもしれません。
山川の教科書も太字のところにのみ目を奪われずに、地の文で歴史の因果関係にかかわる部分は特に力点を置いて学んでほしいと思います。
日本史教育については素人同然のわたしですが、以上述べたことは専門の方にもご同意いただけると思っています。
歴史を学ぶことは、長い人生の中で新しい地平を生む手がかりともなり、時空を越えて知己を求めることも可能にするものだと思います。
日本史を勉強中の高校生のみなさん、がんばってください。