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数研の赤チャートというと、チャートシリーズの最高峰で、字も小さくとても難しいという印象を持っている人が多いと思います。
しかし、新版はそうでもなく、見かけのスタイルはそう変わりませんが、問題選択などでは、難問が減り学習しやすくなった印象があります。
私の塾ともご縁がある、某有名私立高校数学教師水野先生のサイト
~高校生・大学受験生とその指導者のための『数学参考書情報』ピンポイントサイト~
http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/88.html
によると、
「前時代の遺物のような旧課程版とはまるで別モノ。むしろ旧課程版の「青」に近い。重要事項の講義部分も充実している。例題数はさすがに多いが、体系立てて収録してあるし、突飛な出題や解説は非常に少なくなった。別の本で典型題を網羅したあと、得意分野をより深く学んだり、辞書的に使ったりするとよいだろう。個人で買うかどうかはともかくとして、塾などには1冊置いて欲しい本だ。」
「ただ、この本の「日本でいちばん高いレベルの総合参考書」という立場を考えるなら、それがこの難易度というのは少々寂しい感じもする。昔「赤」で学んでいた人が今のを見たら、おそらく詐欺だと思うだろう。今の「赤」は赤で良いが、総合参考書以外の枠組みでは、もう少し「毒々しい」本があってもよい気もする。」
ということです。
大阪のある公立トップ高の1年も今年はこの赤チャートを採用しています。
ただ、参考書代を気にしないのであれば、赤チャートのように基礎から難関入試レベルまでを一冊に凝縮したものではなく、やはり易しめで自学自習のしやすい参考書を与えるべきだと思います。青チャートどころか黄チャートでも十分です。東京書籍のニューアクションシリーズなら青でいいと思います。
黄チャートにしても。ニューアクションベータ(青)にしても、このレベルができるまでに相当時間がかかるはずです。センターだけならこれでおつりがきます。
2次で数学の必要な場合は、そのレベルに応じて、
理系数学の良問プラチカ(河合出版)
文系数学の良問プラチカ(河合出版)
「こだわって」シリーズ(河合出版)
入試頻出これだけ70・数学難問集100(数研出版)
1対1対応シリーズ(東京出版)
など、優れた演習書があるのでそれを併用すればいいのです。
難しすぎる参考書は、時間がかかって進めません。能率が悪くなり、自信も失います。
はっきり言って、有害です。
学校で与えられている場合も、理解できる基本例題の習得を徹底してください。そのレベルがわかれば次のステップも見えてくるでしょう。
赤チャート全部やろうなどとは、よほど数学が好きで得意な人以外は考えないことです。