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カテゴリ: 日常・雑感
「近江富士」三上山への登山<プロローグ>はこちら
「近江富士」三上山への登山<前編>はこちら
「近江富士」三上山への登山<中編>はこちら

とびとびになっています、三上山編。
今回で、区切りをつけたいと思います、と思ったら、つきませんでした(^^;
あと1回だけ、すみません…。

ところで、今日は、車のぞろ目ナンバー「1111」を朝見ました。
帰りに、「777・」のぞろ目。

最近再読した本に、 『ゲマトリア数秘術』(久保有政著) という本があります。

この本、だいぶ前に読んだ時は、数字の羅列みたいで、あまり理解できず、うーん…、という感じでした。

でも、今読んだら、数字の神秘的な作用に、俄然おもしろみを感じました。


人知で、ここまでできるだろうか、というほどの数の神秘です。

少し帯の言葉などを引用してみますと、
「聖書に隠された数の暗号」
「聖書は数字で書かれていた」
「反キリスト=666、十字架=777、イエス=888」

「なぜ天地創造は7日間なのか?
反キリストの数666の本当の意味とは?
欧米で13が忌み嫌われる本当の理由とは?
原典のヘブル語とギリシア語のアルファベットを数字に変換した時、そこに浮かび上がるもうひとつのメッセージ。
『聖書』の中にちりばめられた数字には、すべて隠された意味があった!!
ユダヤ教神秘主義カバラの叡知ゲマトリアが解き明かす知られざる『聖書』の暗号を本邦初公開!!」


つまりは、今日見た「777」は、まさに「十字架」のギリシア語ゲマトリアになるそうです。
最近、「芒」などの漢字破字法で、イエス・キリストの十字架上での死と復活
などを見ていただけに、シンクロ現象だと感じました。

十字架の「777」の前後に、反キリスト(666)と、イエス(888)がくるというのが、またおもしろいというか、すごいなと感じました。

ゲマトリア数秘術

と…。こんなことを書いていたら、終わらないので、いい加減、本題へ入りましょう。



★「三井寺」と「三上山」と「三輪山」★

前回、三上山の伝説についてみました。
百足(むかで)を退治した俵藤太に贈られた「鐘」。

この鐘を「三井寺」へ贈ったのですが、その「三井寺」と「三上山」の「三」の一致が気になりました。

そして、ともに秀麗なピラミッド形をしている「三上山」と「三輪山」のことを思ったとき、「三」の意味するものが、見えました。

●「三上山」・「三輪山」・「三井寺」

すなわち「三」を音に返して、

「三」=「ミ」=「巳」

「巳」とはこれ「蛇」です。

つまりは、今あげた場所は、すべて、「蛇」に関する伝承があるということです。

三輪山の神は、一言でいえば、大物主の神であり、その正体は 「蛇神」 です。

そして、三上山の山頂は、 「龍王様」 と呼ばれていて、龍(=蛇)の神様がおはすようです。
辺り一帯は、龍神一族が住んでいたと思われますので、「龍=蛇」との関わりは深いようです。
百足退治の伝承は、百足に困った神(=龍・蛇)が、「大蛇」の姿をして、俵藤太の目の前に現れています。

では、せっかくなので、「三井寺」と「三輪山」の蛇に関する伝承を見てみます。


★三井の霊泉と九頭龍神★

三井寺は 「三井の霊泉と九頭龍神」 の伝承があります。
以下、三井寺のHPより引用してみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
金堂の近くには天智・天武・持統の三帝が産湯に用いたという三井の霊泉があります。
古来より閼伽水として金堂の弥勒さまにお供えされてきました。

古記には、この泉に九頭一身の 龍神 が住んでおり、年に十日、夜丑の刻に姿を現わし、金の御器によって水花を金堂弥勒に供えるので、その日は泉のそばに参ると「罰あり、とがあり」といわれ、何人も近づくことが禁じられていたという話が伝わっています。
http://www.shiga-miidera.or.jp/index.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


★三輪山の蛇神と箸墓古墳★

三輪山の祭神「大物主の神」は「蛇神」であるといわれています。
これまた、引用になりますが、以下見てみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三輪山の神、オオモノヌシノ神と神婚した姫神(倭迹迹日百襲姫神・やまとととひももそひめのかみ)。
その長い不思議な名前でも有名。
オオモノヌシ神との神婚は箸墓伝説でも有名です。

三輪山の神と結婚したとはいえ、夫のオオモノヌシ神は夜に姫のもとに通ってくるだけ。
共に生活しているわけではありませんでした。
まして、夫の顔をみたこともなかったのです。
そこで、姫はある時、オオモノヌシ神に、是非顔を見てみたいと強く頼みました。
すると、オオモノヌシ神は、朝になったら箸箱に入っているので、見てみなさい。
しかし、見ても決して驚いてはいけません。と告げました。

翌朝、目覚めた姫神は、箸箱の中を見ると小さな蛇がいたのです。
驚き叫び声をあげると、蛇はたちまち若者の姿に変わり、恥をかかされたと怒り、大空に飛び上がり、三輪山へと去っていってしまいました。

驚いたことに後悔した、ヤマトトトヒモモソ姫神は、箸で自分の陰部を突いて自殺したのです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~yusake/kamisama33.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三輪山と箸墓古墳も密接なつながりがありそうです。

以前、箸墓古墳に行った時は、畏怖の念さえ起こさせるぞくぞくっとする圧倒的な雰囲気を感じました。
ここは卑弥呼の墓ではないのか、とも言われていますが、なかなか興味深い場所です。
「箸墓古墳」についても見ていきたいところですが、今回は本題ではないので、我慢します…。
重要な場所であることは、間違いありません。


★三輪山と三上山★

ここで、三輪山について簡単に見てみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【三輪山】(奈良県桜井市)
高さ467メートル 、周囲16キロメートル、南は初瀬川(はせがわ)、北は巻向川(まきむくがわ)の2つの川によって区切られ、その面積はおよそ350ヘクタールとなっています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「三上山」は、高さ 「432メートル」 でした。
三輪山の 「467メートル」 に近いといえば、近いですね。
山の形も、三輪山のほうがなだらかな感じはしますが、ともに美しい円錐形の山です。

同じく、山自体が「神体山」として信仰の対象とされてきました。
さらに同じく、「蛇神(龍神)」が関わっているという事も共通します。

さらに山のあちこちに、磐座(いわさか)といって、信仰の対象にもなっている巨石が多数存在しているということも共通しています。

似ています…。

「三輪」とは「巳輪」であり、「蛇の輪」となり、三輪山自体が、よくとぐろを巻いた蛇にたとえられたりします。
昔から、三輪山では大物主の神のことを、地元の人などは「みぃさん」と言う、と何かの本で読んだ記憶があります。

「みぃ」さんとは「巳」さんのことでしょう。
巳=蛇に繋がります。

今回は、「三」にまつわる共通点をあげてみました。
もっと深くみていくと何か繋がりが出てくるのかもしれません。


★「三」は生命の樹の思想に通じている★

ただ、「三」というのは、日本では、かなり根本的な数字として、それとなく使われている節がありますので、重要な数字だと感じます。

もっと言ってしまえば、日本は「生命の樹」の思想が深く組み込まれているということです。
「生命の樹」の思想とは、生命の樹を「三本柱」で表わした象徴図形のことです。
ユダヤ教の神秘主義にカバラ(カッバーラ)という教義があり、その奥義は、「生命の樹(三本柱)」の象徴図形になります。
その思想が、日本の中枢にはある可能性がある、ということです。

どうも、日本の風習などをみていくと、この生命の樹の「三」を感じさせる風習がそこかしこに散らばっています。

そもそも「古事記」の冒頭に出てくる原初の神が、 「造化三神」 で「三神」です。これはキリストの「三位一体」とも通じるものがあります。

なぜ、門松は、 「三本の竹」 から成っているのか。(それを玄関の左右に置きます。)
なぜ、お正月にそなえる 「鏡餅」 は、二段の餅とその上にみかんを載せるのか(あわせると 三段 )?
結婚式などでの儀式 「三々九度」 は、なぜ夫婦がひとつの杯で 「三度ずつ」 「三つ組の杯」 で、飲み合うのか。
なぜ、 「万歳三唱」 なのか?
なぜ、 「三途の川」 なのか?
なぜ死に装束では、 「三角」 頭巾を頭につけるのか?
なぜ 「三回忌」 が重要視されるのか?

そのほか、 「三拍子」、「三羽烏」、「日本三景」 などなど… 「三」 にまつわる言葉も多いですし、みていくと 「三」 というのは、日本ではかなり重要な数字として、使われています。

ちょっと、話がそれましたが、そういう意味でも、「三上山」「三輪山」「三井寺」の「三」は、なかなかおもしろい、という気はしています。

機会を改めて、「三」についても見ていくと面白そうです。


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今回、登山編の最後が、書けなかったので、次回「エピローグ編」で、本当に、区切りをつけたいと思います。(^^;







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Last updated  August 21, 2005 11:31:30 AM
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