光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

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October 15, 2005
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カテゴリ: 散文詩
遥か いにしえから届く 光
夜空にまたたく星屑は 悠久の時空を 旅して
今ようやく この「時」と 結ばれる

まるで 約束を果たすかのように
正確に 水の惑星へと たどり着く
音のない 闇に浮かぶ 水の惑星は
遠い未来に 何億光年彼方で 生まれた 「今」の光を
一身に 浴びることが できるのだろうか

天空に広がる星屑は 仲良く 手を取り合っているみたい

孤高の潔さで 燦然と 光を投げかけている

闇と光のせめぎあい 生まれ消えてく光 近くて遠いもの…

何億光年彼方に離れていても この手に届く 確かな光
触れ合える距離にいても すれ違いを生み出す 二人の想い

お互いの息遣いが 聞こえるくらいに 近くにいるのに
二人の心は 反比例のグラフを描くように 離れていく
いつしか 星空を見上げる余裕さえ なくなって
些細なわだかまりや 不満ばかりを 天空に ばらまいていた

ため息ひとつ落として
見上げた夜空は 満天の星

無数の星が集い 大いなる螺旋のうねりが 沸き起こり

君と交わした 数限りない 言葉と想いの やりとりは
決して 消えてしまったわけではなく
二人の間を ふわりと飛びたち 天空の星屑となっていた

……ほんの一瞬……そう思えた…

二人ありのままの星屑を 天空に ちりばめていく


言葉のない優しすぎる時間の流れのなかで
二人たたずんで 星屑の語らいに 耳傾ける







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Last updated  October 16, 2005 07:17:12 AM
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