おいしいものが食べたくて・・・

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2007.11.09
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カテゴリ: 長男の病気
病院に着くと、息子は個室に横になっていましたが、まだ吐き気があるらしく

吐き気止めをうってもらっているのに、辛そうでかわいそうに思いました。
主治医の説明がありました。
息子の病名は脳腫瘍で種類が胚細胞腫で、それも混合型であると言われました。
色々な種類が入り混じっているといわれました。
そして、まず最初にしなければいけないことは、腫瘍があるために、脳の髄液が
流れなくなってしまっているため頭痛がしているので、滞る髄液を外へだす
手術を緊急に行うといわれました。

下の子を実家に預けて、病院へ向かう車の中で涙がとまらなかったのを思い出します。
とにかく、子供の前では泣けないので、あの当時は車の中が私の泣く場所でした。
でも、落ち着くまでは、普通に歩いていても、買い物してても、涙が勝手にわいてきて
たらたらたらたら流れ出るのが不思議でした。
こんなに泣いてもまだ涙はでてくるのね。
涙はかれないのねって感じでした。
手術はうまくいって、息子の頭には穴があけられ、そこから髄液が外へ流れ
袋にためられるという装置が枕元に設置されました。
その頃、日に何度か説明室というところに、主治医に呼ばれるのですが、毎回
恐ろしいことを聞かされて、生き地獄のようでした。
血液検査の結果、腫瘍は悪性であると聞かされました。

なんらかで散らばって、脊髄に流れて脊髄に転移する恐れもあるので慎重にしないと
いけないといわれました。
悪性度は中間群。、5年生存率は50%~70%と言われました。
身内にガンの人がいない私は、ガン=死という公式が頭の中に浮かび上がり
その上、生存率だとか、転移とか、聞きなれない言葉を次から次へとあびせられ

でも私の性格は、人目を気にするプライドの高いところがあるから、人前では
すごくしゃんとしていなくては・・・という気持ちがありました。
私がしっかりしてないと、息子は不安に思うだろう。だから、私は絶対息子の前では
普段の私でいようと思いました。
病院が近かったので、夜に病院に泊まって早朝に義父が交代してくれて、下の二人を
学校、幼稚園に送り出し、また病院へ戻るといった生活を数日送りました。
家へ帰ると、息子の真新しい詰襟の制服がハンガーにつるされていました。
数日後に控えた入学式に着ていくために、袖をみあげしようと片方だけやってもう
片方を次の日に・・・とつってあったものでした。
それを見るともう倒れるように泣き崩れました。
息子の部屋で、もうあの子はこの部屋に戻ってはこれないのだろうかと暗い暗い
気持ちに落ちて泣いてばかりいました。
手術の日が決まり、とりあえず手術前の検査の準備も整いはじめていました。





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Last updated  2007.11.09 09:39:14
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