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2020.10.18
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カテゴリ: 家で見た映画



記憶だけを新しい人体に移し替える、そんなドラマ。
余命半年の老人が、老体を捨てて新しい肉体に移り代われるとしたら、迷っても新しい肉体に移るのではないか。そして、これはその移転先肉体が人工のものでなく、生きていた人間のものであることから起こる悲劇。

この不可思議な難問を移送された老人の思考で考える。そして導き出した結論。

展開、見どころ、クライマックスは申し分のないドラマであった。しかし、見終わってみると、精神的、あるいは伝達式による記憶の送出受領はこの作品を生み出したけれど、物質的に記憶媒体=脳を移植できれば、記憶そのものも移され、新しい肉体(移植先肉体)に順応すれば、新しい命として生きながらえるのではないだろうか。そんな恐怖を考えてしまった。

この物語の結末はありうべく結末として描かれるけれど、これは現世に生きる人間が安心できる結末である。であるからして、何か新しい展開や新しい展望を描いてはいない。もし、これではない結末であるならば、その人生はどうなっていくのであろうか。

2015年/アメリカ/117分/G


脚本:アレックス・パストール、デビッド・パストール
出演:ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、ナタリー・マルティネス、ミシェル・ドッカリー、ビクター・ガーバー、デレク・ルーク

原題:Self/Less(「自身/無」)

お薦め度
「​ セルフレス 覚醒した記憶 ​」★★★☆(70%)





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最終更新日  2020.10.18 12:49:58
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