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2020.10.25
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カテゴリ: 家で見た映画


気づかなかった。
主演の彼が「テネット」主演のジョン・デビッド・ワシントンとは。
この作品での彼はピッタリ。
黒人らしい、黒人で、育ちの良さがある。
英語の発音、イントネーションについては聴き取れないのでわからないが、映画で描かれていることからすると白人英語と黒人英語を巧みに使いこなすのだろう。もちろん、劇中であった発音の違い”ARE”に関して白人は”アー”と発音するが、黒人は”ア~ゥ”(ゥは小さいル)と発音するというのは聴き取れた。

さて、この作品、主人公となるロン・ストールワースが実体験の潜入捜査について書いた本が原作。1972年の出来事を2014年に出版している。
監督はスパイク・リー。映画「マルコムX」で著名となった敏腕監督。
主演のジョン・デビッド・ワシントンはスター俳優デンゼル・ワシントンの息子で今や「テネット」にて超有名人となってしまった。共演のアダム・ドライバーはスター・ウォーズ・シリーズのカイロ・レン役に抜擢され一躍スターになった俳優。共演のローラ・ハリアーはモデルでもありキュートな黒人女性で「スパイダーマン ホームカミング」に出演とある。「スパイダーマン ホームカミング」を見たけれど気づかなかったなぁ。


アダム・ドライバーはアダム・ドライバーだとみている気もしたが、ジョン・デビッド・ワシントンはまさしくロン・ストールワースであった。あの髪型で完全に黒人初の警察官となっていた。黒人とユダヤ人で一人の人物となる潜入捜査。ハードルとなる関門がいくつもあり、それを乗り越えて、よくぞ潜入できたと思える。それにしても、この結末かぁ…。現実を思い知らされる。

原題はBlacKKKlansman
これについては「​ 米国映画「ブラック・クランズマン」のタイトルの意味 ​」を見てほしい。

横道へそれるが、アメリカがNo.1でアメリカを取り戻せ。と叫ぶ白人至上主義を見ると、アメリカを取り戻すならば、アメリカン・インディアンに返還すべきではないだろうか。要は栄光をもう一度、我が物顔で支配できる白人の世界を取り戻したいというだけのことなんだろう。それでは未来に向いて歩いてはいけない。どこか個人所有の島でも買って、そこに王国を築くしかない。白人は有色人種と区別されるが白人も白という色があるから大きな意味で有色人種であるはず。白だろうと黒だろうと黄だろうと、ましてアカだろうと人類であるならば差別は無用。と思うのだが。

たいへんな意義と見どころのある作品であるけれど、純粋に作品として楽しむには主張がありすぎる。しかし、それも含めての作品である。

2018年/アメリカ/135分/G

監督:スパイク・リー
原作:ロン・ストールワース
脚本:スパイク・リー、チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット
出演:ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、ヤスペル・ペーコネン、コーリー・ホーキンズ、ライアン・エッゴールド、マイケル・ジョセフ・ブシェーミ、ポール・ウォルター・ハウザー、アシュリー・アトキンソン

原題:BlacKKKlansman(「黒人KKKメンバー」)


お薦め度
「​ ブラック・クランズマン ​」★★★★(80%)





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最終更新日  2020.10.25 12:26:39
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