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2020.11.29
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カテゴリ: 家で見た映画


見どころ十分、十二分の作品だ。
美術館内での銃撃戦が圧巻ではあるが、ストーリー、展開、結末、どれをとっても予想を超える秀逸さに恐れ入った。監督が「ラン・ローラ・ラン」「パフューム ある人殺しの物語」「王様のためのホログラム」のトム・ティクバであれば納得の秀作である。
しかし、あまりに秀作であるがために難解というか、納得しがたい。結末は一縷の救いを残しながらも主人公サリンジャー捜査官の達成感、成功感に乏しい。結果、巨悪に飲み込まれたのか、世界は巨悪に満ちているのか。成功や勝利を求める中に正義はないのか。世界の混乱は…。

この作品を見ても正解はわからない。
渾沌とした現在の世界情勢、何を是とするのか。

主人公サリンジャー捜査官を演じるクライブ・オーウェンは見事だし、相手役のナオミ・ワッツもいい!周りを固めるキャストも素晴らしく、堂々としたキャスト陣だといえよう。
世界を股にかけ暗躍する巨大銀行の秘密裏の取引を暴こうとするインターポールと巨像銀行家とのせめぎあい。張り詰めた緊張感と壮絶な銃撃戦、暗殺の数々。恐ろしい世の中である。

2009年/アメリカ/117分/


脚本:エリック・ウォーレン・シンガー
出演:クライブ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ウルリッヒ・トムセン、ブライアン・F・オバーン

原題:The International(「国際」)

お薦め度
「​ ザ・バンク 堕ちた巨像 ​」★★★★(80%)





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最終更新日  2020.11.29 10:44:38
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