マイライフ・マイシネマアルカディア

マイライフ・マイシネマアルカディア

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

紫陽花@ 「サクリファイス」 自転車競技については、よく知らないので…
りぃー子 @ Re:【注目の女優】 野呂佳代(08/07) こんにちは。 私は最近彼女が好きになりま…
キメジマ @ Re[1]:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) みみみさんへ はじめまして、こんにちは!…
キメジマ @ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、こんにちは! コメントあり…
みみみ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、検索から来ました。原作が…
2024.09.12
XML
テーマ: 読書(8464)
カテゴリ: 読書



とてもいい。
同じ時代を生きてきたからかとても良くわかる内容。
F1が人気だった頃、アイルトン・セナは僕も好きだった。音速の貴公子。あぶなげないドライビング・テクニックだったのにゴールデン・ウィークのF1レースでクラッシュ!還らぬ人となった。セナがサーキットで死ぬなんて考えられない、それほどの素晴らしいドライバーだった。そのセナも登場する鈴鹿サーキット。僕自身のその頃の思い出も想起される。

高校生の淡い恋心。目の前に立ちはだかる大学受験。
阪神淡路大震災は東京では体感・実感することはなかったけれど、東日本大震災の影響で揺れに揺れた大都会東京で体験したことで、地震の恐ろしさは実感できた。その震災の出来事も書かれている。

映画「ブルーピリオド」を見ていたので画家を目指し東京藝術大学を受験することがとてつもなく大変なことが分かっていたのでより親身に感じながら読んだ。

読み終えて、書店員さんが解説を書いていることに驚き、その文章のみごとさに感心した。そして、このコーシローと呼ばれた犬が現実に存在し、高校で飼われていたことを知った。その事実を基に時代をずらして描かれていることを知った。
その時々の時代性、トピックを織り込み反映して30年に及ぶ時代の変遷を描いた素敵な小説である。



犬がいた季節 (双葉文庫) [ 伊吹有喜 ]





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.09.12 23:14:04
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

プロフィール

キメジマ

キメジマ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: